◇1枚の紙、表裏に めい、姉あて--京都国立博物館・宮川室長
坂本龍馬の生き方を学び、その教訓を現代に生かすことを目指して活動する「現代龍馬学会」の研究発表会が28日、高知市浦戸の国民宿舎桂浜荘であった。会員ら8人が龍馬と土佐勤王党の関わり、龍馬の手紙などのテーマで研究成果を発表し、龍馬ファンら約120人が聴き入った。
京都国立博物館の宮川禎一・考古室長は「慶応元年九月九日、龍馬は手紙をどう書いたのか?」と題し、1865年9月9日に龍馬が姉・乙女とめい・春猪にあてた手紙に見つけた新発見について紹介した。
宮川室長は「この手紙は1枚の紙の表と裏に文字を書き、それをはがして2枚にしたもの」と指摘。その根拠として、巻物に張られた上下2段の手紙の紙の長さが同じであること、手紙の染みの位置が左右対称にあることなどを挙げた。
また「龍馬は、現在我々が読んでいる順番通りに手紙を書いていない」という持論を展開。手紙上段の書き出し部分に不自然な余白があることから「龍馬が最初に書いたのは手紙下段の冒頭と推測できる。その次に書いたのは、文章の流れから手紙上段の途中部分からと考えられる」と話すと、会場から驚きの声が上がった。
宮川室長は「なぜ龍馬が紙を2枚にはがして上下に張ったのかは分からないが、文章の書く順番などをたどると、新たな龍馬の一面が見えてきて興味深い」と話した。
5/29 毎日新聞
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京都国立博物館の宮川禎一・考古室長は「慶応元年九月九日、龍馬は手紙をどう書いたのか?」と題し、1865年9月9日に龍馬が姉・乙女とめい・春猪にあてた手紙に見つけた新発見について紹介した。
宮川室長は「この手紙は1枚の紙の表と裏に文字を書き、それをはがして2枚にしたもの」と指摘。その根拠として、巻物に張られた上下2段の手紙の紙の長さが同じであること、手紙の染みの位置が左右対称にあることなどを挙げた。
また「龍馬は、現在我々が読んでいる順番通りに手紙を書いていない」という持論を展開。手紙上段の書き出し部分に不自然な余白があることから「龍馬が最初に書いたのは手紙下段の冒頭と推測できる。その次に書いたのは、文章の流れから手紙上段の途中部分からと考えられる」と話すと、会場から驚きの声が上がった。
宮川室長は「なぜ龍馬が紙を2枚にはがして上下に張ったのかは分からないが、文章の書く順番などをたどると、新たな龍馬の一面が見えてきて興味深い」と話した。
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