大阪龍馬会

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龍馬暮らしているよう 高知駅前「志士社中」内覧 大河 生家セット好評

2011-07-15 00:01:00 | 龍馬ニュース
 高知市のJR高知駅前に県などが建設した観光施設「『龍馬伝』幕末志士社中」が9日開館するのを前に、行政、観光関係者らを招いた内覧会が7日、開かれた。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影で使われた坂本龍馬の生家セットが目玉として移設され、「さっきまで龍馬さんがいたかのようにリアル」と好評。開催中の観光イベント「志国(しこく)高知龍馬ふるさと博」のメーン会場となり、来春に同博が終わった後も県の玄関口として観光客を迎える拠点となる。


■記念撮影OK

 社中に入館して進むと、ドラマを振り返り、県内の幕末ゆかりの地を紹介するパネルが並ぶ。着物や模造刀をまとって龍馬にふんし、記念撮影できるコーナーも。

 メーンの生家セットは、ちょうど裏から入る格好。離れの母・幸の部屋へ上がって、中庭を見ながら渡り廊下を母屋へ進む。

 龍馬の生家は現存しないが、NHKの美術担当者らが高知市の武家屋敷や北川村の中岡慎太郎の復元生家などを訪ねてイメージし、造ったという。壁などの木材をバーナーであぶって木目を浮き上がらせるなど、細部に工夫が施されている。

 立派な床のある居間は、ドラマで龍馬が家族と和気あいあいと食事をしていた場所。隣の台所は板の間に囲炉裏が切られ、食器も並ぶ。父・八平の部屋では、県内の龍馬ゆかりの地を紹介する映像が流れ、姉・乙女の着物も飾られている。玄関にあたる式台の間には、武家らしく槍(やり)が掛けられている。


■あえて雑然と

 ドラマの設定では台所の屋根裏にあった龍馬の部屋は、別棟になって最後に見学できる。4畳半に、黒船の模型、書物、三味線、着物など、実際に使われた小道具を、あえて無造作に配置。細かいことを気にしない龍馬の性格を感じてもらおうという仕掛けだ。

 見学した全国龍馬社中の橋本邦健会長(高知市)は「全国の龍馬ファンが喜んで足を運ぶだろう」と満足そう。尾崎知事は「ここを訪れた観光客が、県内各地へ出かけてくれれば」と期待した。


■県産の杉多用

 社中は約600平方メートルの平屋で、県産の杉を多用した外観。社中とあわせ、9日には南東に立つ龍馬、武市半平太、慎太郎の3志士のレプリカ像もお披露目。駅前の観光情報発信館「とさてらす」やイベント広場などと合わせた「こうち旅広場」が完成したことになる。社中や駐車場の整備費は3億8000万円。

 社中の開館式典と3志士レプリカ像の除幕は9日午前9時から。社中への一般の入場は午前10時から(10日以降は午前8時30分~午後6時)。入館料は高校生以上500円、小中学生250円。9日、四万十町では「海洋堂ホビー館四万十」も開館する。

7/8 読売新聞


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