大阪龍馬会

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“龍馬に影響”幕末の絵師・河田小龍、ひ孫が4点寄贈

2008-11-27 23:59:47 | 展示会・イベント
◇27日から公開

 幕末から明治にかけて活躍した高知市出身の絵師、河田小龍(1824~98年)のひ孫にあたる右京区の無職、三谷章さん(77)がこのほど、東山区の霊山歴史館に河田の絵画4点を寄贈した。27日から同館での企画展「龍馬と同志、夢と苦難の足跡」で一般公開される。来年1月25日まで。


 同館によると、河田は米国から帰国後のジョン万次郎を藩の役人として取り調べたり、坂本龍馬に開明思想を語って海援隊の結成に影響を与えたことで知られる。絵師としても活躍し、六女が京都の材木商、三谷家に嫁いだことでこれらの絵画が残った。同家が代々保管して公開することもなかったが、河田の絵師としての側面をもっと知ってほしいと寄贈を申し出た。


 寄贈された4点は、朱竹図(二枚折屏風(びょうぶ)一双)▽鶏自画賛(額装)▽花卉魚属の図(軸)▽石白菜の図(軸)。竹を朱色で豪快に描いた朱竹図は最晩年の作品で、正月に家に飾るため六女の依頼で描いたとみられる。その他の作品も身近な草花や魚、鳥が題材で、日本画を得意とした六女の手習いのために描いたと考えられるという。


 同館の木村幸比古・学芸課長は「絵師としての違った側面が見られておもしろい」と話している。


 企画展は一般500円▽高校生300円▽小中学生200円。開館時間は午前10時~午後4時半。問い合わせは同館(075・531・3773)。


11/21 毎日新聞


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