大阪龍馬会

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坂本龍馬:しのぶ一日 高知市内各地でイベント

2008-11-18 13:38:24 | 幕末ニュース
 坂本龍馬(1835~67)の173回目の誕生日で、命日でもある15日、高知市内各地でイベントが開かれた。さわやかな秋晴れの下、県内外から多くの龍馬ファンらが訪れた。


◇173本に灯 早くも「龍馬伝」効果?--商店街にぎわう

 高知市帯屋町、升形両商店街では、夕方から「第13回龍馬生誕祭」があった。ちょうちん行列が町を練り歩き、計22チームがよさこい踊りを披露。升形商店街では直径1・8メートルのバースデーケーキに173本のろうそくをともして、誕生日を盛大に祝った。


 ちょうちん行列は午後5時40分、帆船を模したみこしを先頭に、同市上町1の生誕の碑前を出発。「わっしょい!わっしょい!」「龍馬!龍馬!」というかけ声と共に電車通りを歩き、ひろめ市場経由で升形商店街へ。岡崎誠也市長ら約30人が升形商店街でバースデーケーキに灯をともし、「ハッピーバースデー・トゥ・ユー」と歌った。


 全国龍馬社中の橋本邦健会長(67)によると、今年の行列参加者は例年より2倍ほど多かったという。橋本会長は「半数は県外人。『龍馬伝』効果だね。こんなに人が大勢集まって龍馬はきっと喜んでいる。『一杯飲め』とでも言ってるのでは」と笑顔で話した。



 ◇次代へ心広めたい--誕生祭に100人

 高知市上町1の龍馬誕生地碑前では、恒例の「龍馬誕生祭」(坂本龍馬誕生祭実行委員会主催)があり、100人近くが訪れた。79年から始まり、今年で30回目。


 龍馬のおいの孫にあたる土居晴夫さん(85)や全国龍馬社中の橋本邦健会長(67)ら約30人が出席。出雲大社の森田勝瀧神官の神事が始まると、会場は厳かな雰囲気に。祝詞が読み上げられている際には、目を閉じ、手を合わせる人の姿も見られた。


 来賓の尾崎正直知事が「10年にはNHK大河ドラマの『龍馬伝』が始まる。龍馬が『もっと元気出さんかよ』とくれたチャンス」。岡崎誠也市長が「龍馬の心を全国各地の次の世代の子どもたちに広めていきたい」とそれぞれあいさつ。30回目を記念して、近くの上街保育園と市立第四小に龍馬に関する図書が贈呈された。


 その後、同園の園児らによる鼓笛の演奏や、上町町内会婦人合唱団による歌の披露などが行われた。



 ◇高校馬術大会でV、幡多農高に表彰状授与--龍馬賞

 高知市内のホテルでは「第23回龍馬賞」の授賞式があり、今年7月、第24回全日本高校馬術競技大会で初優勝した県立幡多農高馬術部に表彰状などが授与された。来賓や受賞者の選考を行う報道関係者ら約50人が祝福した。


 同高の山本健二校長、小山創(はじめ)顧問(26)ら3人のほか、部員5人が出席。創部から6年目で偉業を成し遂げた。同賞基金の福島清三代表が「部員1人、馬1頭の時代もあったが、それを乗り越えて日本一の栄冠に輝いた。心より喜び申し上げる」とあいさつした。


 小山顧問は「これからも日本全国に羽ばたいていく生徒を育てたい」。優勝メンバーの1人で新チームの主将、庄司開(かい)さん(2年)は「とてもうれしい。監督の指導はきついけど、勝つためには毎日毎日技術を磨かなければ」と話していた。副賞の30万円は馬のえさ代に使うという。


11/16 毎日新聞


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