ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

庶民感覚

2011-11-15 23:37:26 | Weblog
先日、デジカメのLUMIXくんが壊れてから、
新しいのを買うかどうしようか迷って、
上海の家電屋に行き、触って、
関税分高くなっている値札を見てため息をついたり、
ネットで価格ドットコムやAmazonをぶらぶらしたりした。
そしたら、一世代前のLUMIXくんが安くなっていたので、
とりあえずカートに入れたりしていた。

そんなことを私の金庫番に相談したら、
「保証期間内なのだから、まず日本で、壊れたデジカメを修理に出す。
いよいよ直らなかったら買えばいいし、
それまでは以前使っていたFinePixを使えばいいでしょ」と言われた。
非常にまっとうな意見ながら、新しいのが欲しくて、うだうだしていた。

で、今日、会社でLIMIXくんが壊れた話しをしていたら、
同僚が、自分の一眼レフは古くて解像度が追いつかなくなったので、
新しいのが欲しいと、もう1年半も奥さんにお願いしているのだけれど、
いまだに許可がおりない。仕事でも使うものなのに・・・、と、
トホホな感じで語っていた。

いつの間にか、こういうもの(デジカメとかパソコンなど)には
お金をかけていい、という考え方に支配されていたのだけれど、
おかげで、ふと立ち止まった。

少々不便だったり、
あれが手に入れば、こんなことも、あんなこともできるのに、と
いろいろと考えることが、実はすごく重要なことだった。
工夫するし、頭で考える。

やりたいことと、現実にギャップがあれば、
あったなりに何とかするのが人間というものだった。

庶民万歳。


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