映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『同窓会』

2009-09-04 14:59:52 | Weblog
2008年 日本
監督:サタケミキオ
出演:宅間孝行、永作博美、鈴木砂羽、二階堂智、阿南敦子

サタケミキオ氏の噂は、伝え聞いていたのですよ。「けっこう良いよ」って。でも、俳優としての宅間孝行さんのイメージが先行してしまって、なんとなく「可もなく不可もなく」的な印象が拭えなくて・・・舞台を拝見することもなく、今まで見過ごしていたのです。この映画も、地味に「良いらしい」とは聞いていたのですが・・・はぁ~、なるほどねぇ~、たしかに、噂は嘘じゃなかったですね(^^)。

なんていうか・・・すごく可愛いんですよ。アイドル的な可愛さとか、ギャル的な可愛さといった、きゃぴきゃぴした可愛さじゃないんですよ。メルヘンとかファンタジーとかでさえない。もっと「くすっと笑える可愛さ」とでも申しましょうか・・・人が愛しく感じられる可愛さなんです。
主人公の高校時代のシーンと現在のシーン、同じくらいのバランスであるんですけど・・・以外に、現代の方が可愛いんですよ。高校生の頃のシーンは、誰が撮ってもあれくらい可愛いと思うんですが、現代のシーンが、あんなに可愛いって・・・やっぱり、サタケミキオ監督の技ですよね(^^)。

それにね・・・卑怯じゃない作りだったことに、ものすごく好感が持てました。ミエミエのどんでん返しも含めて、すべてのオチの伏線を、ちゃんと分かりやすく提示してくれているのが、ほんとうに気持ちよい作り方でした。そういうところ、ちゃんとしてくれてない作品って、わたしは嫌いなんですよね(^^;。

で、最後に余談ですが・・・重さん、ちょびっと出てた(笑)。
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