映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『ファクトリーガール』

2010-04-08 13:19:12 | Weblog
2006年 米
監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
出演:シエナ・ミラー、ガイ・ピアース、ヘイデン・クリステンセン、ジミー・ファロン、
ショーン・ハトシー、ミーナ・スヴァーリ、ベス・グラント、イリーナ・ダグラス、エドワード・ハーマン、ジャック・ヒューストン、アーミン・アミリ、タラ・サマーズ、メレディス・オストロム、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ブライアン・ベル、パトリック・ウィルソン、サマンサ・マロニー

名門セジウィック家の令嬢だったけれど、父親との関係や、実兄の自殺という、家族の問題にトラウマをもっていイーディ・セジウィック。アーティストを目指して、ニューヨークに出てきた彼女は、アンディ・ウォーホルと出会い、彼の創作スタジオ「ファクトリー」 に集うアーティストの一人になる。彼女に夢中になったウォーホルは、彼の映画にイーディを出演させ、彼女はあっという間に時代の寵児に。けれど、彼女がボブ・ディランと知り合い、付き合いを始めたことからウォーホルとの間に亀裂が生じる。結局、ボブ・ディランとも別れ、ウォーホルからも見捨てられた彼女は酒とドラッグに溺れ・・・

一応、実在の人物イーディ・セジウィックの伝記映画ということになっていますが、批判する人も多いようです。特にボブ・ディランは、公開中止の訴訟まで起こしたのではなかったかと・・・。なので、映画で描かれていることが、どれほど真実を写しているかは分かりませんが・・・一般人が抱く、当時のニューヨークのポップアートシーンのイメージには、見事にハマっている気がします。だから「さもありなん」的に見てしまったのは事実です(^^;。

シエナ・ミラーが、破滅的ヒロインを見事に演じているので・・・実在のイーディ・セジウィックはともかく、彼女の演じるイーディが、痛々しく不憫でならなかったですね。実に、後味の悪い映画でありました(^^;。

『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
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