映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』

2023-03-06 15:38:48 | Weblog

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022年)

監督:デヴィッド・イェーツ

出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、コリン・ファレル、エズラ・ミラー、カルメン・イジョゴ、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、クローディア・キム、ウィリアム・ナディラム、ブロンティス・ホドロフスキー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、マッツ・ミケルセン

 

『ハリー・ポッターと賢者の石』の70年前を舞台に、ホグワーツ魔法魔術学校指定教科書『幻の動物とその生息地』の著者であるニュート・スキャマンダーを主人公にしたスピンオフ作品。

魔法動物の専門家である魔法使いのニュート。人間との対立も、魔法界内部の権力闘争にも無関心だが、史上最悪の黒い魔法使いといわれるグリンデルバルドの陰謀に巻き込まれ、恩師のアルバス・ダンブルドアや人間も含めた仲間たちと一緒とともに戦うことになる・・・

 

『ハリー・ポッター』シリーズに比べて、今一つ人気が出ていないと聞きましたが、わたしは、こっちの方がすきかもしれない(^^)。脇のキャストが豪華で、おお~って思いますが、お気に入りのポイントはそこじゃなくて、人間の絡み方かなぁ~。魔法動物たちも可愛いし・・・。

それにしても、グリンデルバルドがジョニー・デップからマッツ・ミケルセンって・・・面白いね。きっと、デップの代わりというより、『ダンブルドアの秘密』の内容から考えたキャスティングなんだろうなぁ~・・・『ダンブルドアの秘密』に限れば、絶対にマッツさんの方が合ってると思いますもん(^^)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クーリエ 最高機密の運び屋』

2023-03-06 14:40:54 | Weblog

2020年 英&米

監督:ドミニク・クック

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー、アンガス・ライト

 

1962年のキューバ危機の頃。CIAとMI6は、ソ連軍参謀本部情報総局の高官ペンコフスキーからの情報を受け取る役目を、スパイの経験など一切ないビジネスマンのグレヴィル・ウィンに依頼する・・・

 

同じ実話ベースのスパイ映画『ジョーンの秘密』を見たときにも思いましたが・・・スパイって、必ずしも自国を裏切ろうとは思っていないんですね。ましてや、お金のためにじゃない。自国を含めた世界情勢の安定のためには、敵国と設定されている国に情報を流すことが必要だと思って・・・というようなこともあるんですね・・・根拠が映画じゃ、ちょっと真実味にはかける意見になりますが(^^;。

007的なエンターテイメント・スパイ映画も面白いですが、地味な諜報戦映画も好きです。なにせ、ジョン・ル・カレのファンですからね(^^)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『モービウス』

2023-03-06 14:10:49 | Weblog

2022年 米

監督:ダニエル・エスピノーサ

出演:ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、アル・マドリガル、タイリース・ギブソン、マイケル・キートン

 

血液の難病により隔離された環境で育ったマイケル・モービウスとマイロ。二人には、お互いしか信頼できる相手はいなかった。大人になり、医師となったマイケルは、巨費を投じて自分たちの治療法を探す。吸血コウモリの血清を投与するという危険な実験を自らの体で行ったマイケルは、コウモリ由来の超人的な飛行能力、レーダー能力などを得るが、同時に定期的に人血を摂取しなければならなくなってしまう。応急対応として、人工血液で凌いではいるが、人間としての理性が失われつつあるのを感じる。しかし、マイケルが元気になったと思ったマイロは、自分にも同じ治療を施してくれるようマイケルに懇願する。しかし、マイケルはマイロに自分と同じ苦しみを与えないために拒絶する。マイケルに裏切られたと感じたマイロは・・・

 

スパイダーマン人気にあやかった、スピンオフのダークヒーロー映画だと思っていたら、かなり精神的な葛藤が深い心揺さぶられるタイプの映画でもありましたね。極端な設定で、非日常的ではあるんですが・・・普遍的な苦悩というのが感じられて、意外に誰でも共感できたのじゃないかなぁ~。ダークヒーロー映画として見ても面白いし、なかなか好い映画だったなぁ~と思いました(^^)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする