映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『思秋期』

2014-02-08 12:04:07 | Weblog
2010年 英
監督:パディ・コンシダイン
出演:ピーター・ミュラン、オリビア・コールマン、エディ・マーサン

妻を亡くし酒におぼれ自暴自棄な暮らしをしているジョセフ。その日も泥酔して知らない店に入り込み醜態をさらしてしまう。けれど店主のハンナは彼に優しく微笑み、彼の為に祈ってくれた。ジョゼフは、恥ずかしさから彼女に悪態をついて店を出てしまうが、彼女のことが忘れられず、また店を訪れる。そして二人は、少しずつ親しくなっていく。けれど、そんな二人の姿をみたハンナの夫は怒り狂い、ハンナを殴りつける・・・

すごく嫌なシーンから始まったので、見るのを止めようかと思ったのですが、最後まで見るとなかなか好い映画でした。ジョゼフがあそこまで乱暴なのは理解できないんですが、酒乱ということなのかな。いや・・・酔いが覚めても乱暴だな・・・(^^;。ハンナは辛い・・・ほんとに辛い・・・彼女の行動は、いちいち納得です。わたしなら、あんなに我慢はしませんが・・・彼女のことは理解したいと、そう思えました。
ジョゼフの親友のお葬式が良かったですね・・・すごく良かった。あれで、この映画への好評価が決まりました。ジョゼフの行動に、居心地の悪さはあるんですが、役者さんが魅力的なので受け入れることができました。


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『テッド』

2014-02-08 11:44:56 | Weblog
2012年 米
監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、セス・マクファーレン、ジョエル・マクヘイル、ジョバンニ・リビシ、パトリック・ウォーバートン、マット・ウォルシュ、ジェシカ・バース、パトリック・スチュアート、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット

友達が一人もいない少年ジョンは、両親からクリスマスにもらったぬいぐるみのクマのテッドと永遠の親友になりたいと神様にお願いする。するとデッドが動き出し、ジョンと彼とは本物の大親友になることができた。けれど、ジョンがオジサンになっても二人の関係は続き、そのせいでジョンはいつまでたったも子どものままで精神的に成長できない。そんなジョンに不満を感じる恋人のロニーは、テッドを追い出すようジョンに迫るのだが・・・

こういうアメリカ製のコメディー苦手なのですよね。それに、2012年度製作とは思えないレトロ感。しかも、それが魅力にはなってない気がします。第一、テッドがぬいぐるみである必要があるのかな。これだと、むしろ普通の人間の悪友でも良かったんじゃないかな。その方が、もっと起伏ある作りにできたんじゃないかと思いますが。



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『ゴッド・オブ・バイオレンス/シベリアの狼たち』

2014-02-08 11:25:15 | Weblog
2013年 伊
監督:ガブリエレ・サルヴァトレス
出演:アルナス・フェダラヴィシャス、エレノア・トムリンソン、ピーター・ストーメア、ジョン・マルコヴィッチ、ヴィリウス・トゥマラヴィシャス、ヨナス・トルカナス、ヴィタリー・ポルシュネフ

旧ソ連時代、政府によって少数民族や犯罪者など厄介者たちが辺境の地へ強制移住させられた。彼らはその地に根付き、独自の強固で閉鎖的なコミュニティーを形成していった。リバーバンクも、そんな強い絆で結ばれた部族が住む町。そして、コリマとガガーリンは、部族の長老であるコリマの祖父クジアに兄弟のように育てられた。けれどある日、軍事物資を盗み出そうとして失敗、捕まりそうになったコリマを助けるため役人を刺してしまったガガーリンは十年の懲役刑に処される。十年後、出所してきたガガーリンと再会したコリマ。しかし、彼らの人生は、この十年ですっかり違ってしまっていた・・・

期待してなかっんですが、意外に面白かったです。でも、ときどきダレるんですよね~・・・見ている者の意識の握力が自然にゆるんでしまうというか・・・それに、アッと気付いて集中しなおして、また楽しむって感じなんです。けっしてツマラナイわけじゃないのに、なんでダレるんだろう・・・我ながら不思議なんですが、そうなっちゃう映画でした。



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