1991年 日本
監督:竹中直人
出演:竹中直人、風吹ジュン、三東康太郎、山口美也子、マルセ太郎、神戸浩、神代辰巳、大杉漣、いとうせいこう、草薙幸二郎、須賀不二男、久我美子、野村昭子、船場牡丹、原田芳雄、三浦友和、つげ義春、井上陽水
漫画家の助川助三。仕事も減り、生活にも困るようになっているのに、自分は芸術家だと、たまの仕事の依頼も断ってしまい、妻モモ子からも愛想を尽かされる寸前。けれど、食うために主義主張を変えてまで漫画を描くより、別の収入源を得ようと、河原の石を拾って売り始める・・・
つげ義春さんの『無能の人』を含む連作漫画、およびその他の作品を一つにまとめて構成された映画のようです。助川はつげさん自身という話もありますから、映画もつげさんのを描いたものといってもいいのかな。
この映画、公開からそんなに時を経ずに見たと思うのです。そしてその時は、ちょっと残念な気持ちになったように記憶しています。けど、余計な先入観や、妙な期待が邪魔していたかなとも思うので、今回、また見てみました。と・・・やっぱり、残念ではあったかな(^^;。
けどね・・・これは難しいですよ、ええ。みるからに、触れると怪我をしそうで・・・実際、竹中さんも怪我をしちゃったかなと(^^;。でも、それを承知で、やりたかったんだろうなと・・・竹中さんは、ほんとにつげ作品が好きなんだろうなと・・・それはなんとなく感じられたので、そこには好感を持ちました。だから、残念ではありますが、不快ではなかったです(^^)。けど・・・
どういえばいいのか分からないんですが・・・描く過程に、まったく救済の意志が感じられないんだけど、なんだかフワッと浮遊感のあるユーモアに掬いとられて、苦笑しながら満足するみたいなところが、落としどころじゃないかと思うんですが・・・この映画には、ずっと救済の意志を感じたというか・・・愛が感じられたというか・・・つまりは、竹中さんのつげ作品への愛情が邪魔をしたのかもしれないですね。もっと、徹底的な自虐の向こう側が見たかったみたいな・・・う~ん、うまく言えませんが(^^;。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/
『教訓カレンダー』
http://www.21styles.com/mydiary/likehate/index.html
監督:竹中直人
出演:竹中直人、風吹ジュン、三東康太郎、山口美也子、マルセ太郎、神戸浩、神代辰巳、大杉漣、いとうせいこう、草薙幸二郎、須賀不二男、久我美子、野村昭子、船場牡丹、原田芳雄、三浦友和、つげ義春、井上陽水
漫画家の助川助三。仕事も減り、生活にも困るようになっているのに、自分は芸術家だと、たまの仕事の依頼も断ってしまい、妻モモ子からも愛想を尽かされる寸前。けれど、食うために主義主張を変えてまで漫画を描くより、別の収入源を得ようと、河原の石を拾って売り始める・・・
つげ義春さんの『無能の人』を含む連作漫画、およびその他の作品を一つにまとめて構成された映画のようです。助川はつげさん自身という話もありますから、映画もつげさんのを描いたものといってもいいのかな。
この映画、公開からそんなに時を経ずに見たと思うのです。そしてその時は、ちょっと残念な気持ちになったように記憶しています。けど、余計な先入観や、妙な期待が邪魔していたかなとも思うので、今回、また見てみました。と・・・やっぱり、残念ではあったかな(^^;。
けどね・・・これは難しいですよ、ええ。みるからに、触れると怪我をしそうで・・・実際、竹中さんも怪我をしちゃったかなと(^^;。でも、それを承知で、やりたかったんだろうなと・・・竹中さんは、ほんとにつげ作品が好きなんだろうなと・・・それはなんとなく感じられたので、そこには好感を持ちました。だから、残念ではありますが、不快ではなかったです(^^)。けど・・・
どういえばいいのか分からないんですが・・・描く過程に、まったく救済の意志が感じられないんだけど、なんだかフワッと浮遊感のあるユーモアに掬いとられて、苦笑しながら満足するみたいなところが、落としどころじゃないかと思うんですが・・・この映画には、ずっと救済の意志を感じたというか・・・愛が感じられたというか・・・つまりは、竹中さんのつげ作品への愛情が邪魔をしたのかもしれないですね。もっと、徹底的な自虐の向こう側が見たかったみたいな・・・う~ん、うまく言えませんが(^^;。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/
『教訓カレンダー』
http://www.21styles.com/mydiary/likehate/index.html