2022年 米
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、サマンサ・モートン、タイ・シンプキンス
既婚者で娘もいたチャーリーだが、アランに恋し、彼との生活を選んで、家を出た。しかし、そのアランが亡くなり、悲しみのあまり過食を続け、今では家の中でも自由に動き回れないほど太ってしまった。アランの妹で看護師のリズが、彼の面倒を見てくれているが、心不全が悪化して、このままだとそう長く生きられないと、入院を勧める。しかし、チャーリーは病院へ行くことを拒否し、8年前に家を出たきり顔も見ていない娘のエリーに連絡する。エリーは彼に会いに来てはくれたが、当然、冷たい態度で心を開いてくれないのだが・・・
一言で言ったら、"愛と死"という普遍的なテーマですよね・・・でも、ちよっとアプローチが面白い。チャーリーを肥満症の男性にしたところがじゃなくて・・・意外に、彼の周りの人こそ、救いというか活路というか、もがいている感じが、すぅ~っと見る者に入ってきますよね(^^)。宗教の絡ませ方も面白い。
原作は舞台劇と聞きましたが、たしかに、これは舞台向きというか・・・映画見ながらも、舞台で役者さんたちが動いているのが見える気がしました。実際に、舞台で見てみたいかも(^^)。