オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

終始一貫・ものづくりも生き方も

2012-02-09 08:18:21 | Weblog
素朴で、
そのものの味本来を、
引き出した食材やお菓子を、
小さな子ども達の舌に記憶させてあげたい。

いつも、食べることはできなくても、
その味の記憶を脳に残しておいてほしい。

それにしても、
子ども達が安心して食べられる食材、
安心安全おいしくて、リーズナブル価格、
良心的な商品は少ないですね。

このイナカシティー高島でも、
農産物のブランドづくりだの、
地産外商(地元産をよそに売る)だ、
新規商品開発だ、
ビジネスオーディションだのと、
やっていますが、

ブランドなんて、
即席で作れるもんじゃないでしょう?
はっはっは、
ちゃんちゃらおかしいわ~。

終始一貫して、
謙虚に良心的な商売をやってきたから、
その商品が時代を経ても、
顧客に愛され続けて、
確固たるステイタスになり、
ブランドと呼ばれるんですよ。

真似て作るものではないです。
意味知らんのやねぇ・・・

ブランドなんて言葉を、
安易に使うことこそ、
戒めるべきでしょうが。。。。

ブランド→高級イメージ?
売るために、
信頼に欠ける、中味のないうすっぺらな商品を
いくら開発したとて、
売れない続かない。
やめときなはれ~。。。。

創業以来、
昔も今も変らず、
真面目に
商品を作り続け、
商いをされている方は、
お店を老舗とも言わず、
商品をブランドなどと呼ばないです。

昨日は、
あられ、おかきを、
製造販売されている、
和邇(わに)にある、
八荒堂の創業主ご夫妻が、
EMを使ってみたいとのことで、
おいでくださいました。

お米作りから商品に至るまで、
終始一貫。
田んぼには、
自家製の土着菌で好気発酵させた、
米ぬかボカシを入れてもち米を栽培。

あられやおかきを手作業で、
気候や温度湿度を加減して、
毎日焼いておられる職人気質。

お土産に持参してくださった、
4色あられ、(豆が入ると5色だとか)
さっそくその場でいただきましたが、

なんとも素朴でさくさく、
お米の味が生きています。
ほのかなショウガの香りもして、
おいしい。。。。

信仰のあり方も、
お仕事も、
暮らし方も”終始一貫”が、
感じられる方は違いますね!

さらりと気負いが無く、
創意工夫を楽しみ、
我欲のカケラもない。

ご夫妻が、
EMに関心を持たれ、
ここの会員さんの紹介で来られたのですが、
つながるご縁、
ありがたいですね!

ご持参の自家製好気発酵のボカシ、
EMボカシとは色も匂いも違いますが、

今のボカシに、更に加えて、
EMボカシや活性液を使って、
田んぼの土を健康にして、
あられやおかきの良い原料米を、
作ってくださいませ。

もう少し暖かくなれば、
EMの講座を受講いていただいて、
また倉庫でワイワイと、
ボカシ仕込みをしましょうね。