オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

えらいこっちゃ~!!!地震・津波の怖さ・・・・

2011-03-12 08:25:23 | Weblog
昨日の東北の地震、
びっくり仰天!

夜、
テレビで見て知ったのですが、
なんとまぁ~!東北から関東と、
広範囲で、被害が出ています。

揺れによる建物や道路の破壊以上に、
津波の怖さ!
震え上がるほどの破壊力で、
何もかもを飲み込んでしまう映像、
呆然と見とれていました。

ここでは,
揺れもしなかったし、
滋賀は、
海なし県なので、
津波の心配もないとは言え、

明日は我が身、
同じようなことが起こる日が、
来ないとは言えないし、
被害に遭われた方々の心境は、
他人事とは思えません。


一瞬ですが、
映像で、
津波が押し寄せ、
広大な農地が飲み込まれていく様子に、
ショックを受けました。

まこりん的には、
これがいちばんつらかった。
農家の方々の心境はどんなかしらん。。。。

田んぼだって、
この春使えないよ。

田植えもできないし、
初夏の青々とした水田風景もなく、
黄金色の稲の刈り入れ風景も見られない。

冬場は、
路地栽培では不可能な野菜栽培も、
ハウス栽培やトンネル栽培のおかげで、
出荷ができるのですが、

ビニールハウス棟が整然と並んだ、
東北の大規模栽培農地が、
津波の濁流に押し潰され、
泥沼と化して、
次々と飲み込まれていく映像。。。。(涙!)

そこで育っている野菜や、
施設の被害だけではありません。

土壌そのものが、
津波の海水濁流で流されたり、
塩害だけでなく、
瓦礫や油分や汚染物質まで、
残されてしまいます。

一瞬で使い物にならない農地に。
あああああ、
言葉にならない。。。。


人間が、
自然の猛威にいかに非力かを、
見せ付けられたけど、

それでも、
人は、
災害から立ち直るエネルギーを持っている。

津波で失われたあの農地も
時間はかかるけど、
諦めなかったら、
人の力で再生することができる!

かつて、
不毛の大地を、
たわわに実る稲や、
農作物を育む農地に変身させた、
日本の農のノウハウがあるんだもん。

今こそ、
食べる側が、
痛みを分け合い、
手を差し伸べることで、
農地を蘇生再生化する勇気が湧き、
未来の農や食を切り拓く自信につながる、
原動力となり得ると思いませんか?

食べる人ありき、
作る人ありき。。。

災害直後のボランティアだけでなく、
農地再生には時間がかかりますから、
そこに、
目を向けてほしいです。
農地再生に長期的支援が必要です。

農地は命をつなぐ食料の宝庫、
農を諦めてはいけない。
諦めさせてはいけないのです。

時間と体力のある若者は、
現地へ行って作業を助けることで、
農や食の大事なことも実感できるでしょうし、
土は生き物、
ダメージを受けても、
人が手を加えれば
また豊かな農地に戻ります。

農産物を買い支え、
食べ支えることも大事です。

ちょっと重たい朝時間ですが、
ブログにお越しくださる方々が、
被害に遭っておられませんよう。。。。