気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

彼岸のハゴロモ

2021年09月22日 | 花や昆虫 2020~

黄色いヤブツルアズキの花を撮っていると 小さな茶色い虫に気がつきました。
蛾の仲間のような形ですが 実はカメムシ目 ハゴロモ(羽衣)の一種のようです。

カメムシの仲間ですが、臭い匂いを出すことはないそうです。
二枚の大きな翅が目立ちますが 跳ぶように移動するとのこと。
はじめに見つけた一匹が 突然 視界から消えた謎が解けました。



葉の下方に茶色いシャクトリムシ(尺取り虫)の仲間も


顔をよく見るとセミに似ているような・・・? 植物の汁を吸うそうです。


二匹が重なっていました。雌雄のカップルでしょうか?

※昆虫エクスプローラーの管理人さんよりSNSを通じて
「ヒメベッコウハゴロモ」と教えていただきました。
ご親切にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
貴重な昆虫情報満載のHPをリンクしていつも活用させていただいています。


昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/konbunhanhagoromo.htm

●ヒメベッコウハゴロモ
本州、四国、九州、南西諸島に分布
広く分布するも個体数の少ないハゴロモの仲間 
(ネットに掲載された写真の撮影地を見ていくと西日本に多いようです)
ベッコウハゴロモに比べて一回り小さいのでヒメの名が。
イネ科の植物の汁を吸うそうです。
(交尾中のメスオスを見つけたのもススキの葉の上でした)

   ※参考:広島大学デジタル自然博物館 広島県のヒメベッコウハゴロモの解説ページ

虫撮りデジカメ日記
http://kisar.sakura.ne.jp/insects/820himebekouhagoromo.html

幼虫時代にはロウ状物質を分泌する種類が多く、なんとも不思議でユーモラスな外見だとか。
いつか探し出して じっくり観察して写真におさめてみたいです。 ↓ 下のリンク先参照

ハゴロモの仲間まとめ 羽衣図鑑
https://insect.design/curation/hagoromononakamamatome



ヤブツルアズキ (藪蔓小豆)




三河の植物図鑑
https://mikawanoyasou.org/data/yabuturuazuki.htm

参考:ノアズキ(野小豆)  2018年9月撮影

黄色いバラのつぼみのようにクルッと巻いた不思議な形の小花。



カメムシの仲間

午後から出かけたのでホシアサガオの花はどれも閉じていました。



ハグロトンボ (羽黒蜻蛉)

側溝にたまった落ち葉の上で ゆっくりと翅を閉じたり開いたり
翅に光沢がなく地味な色をしていたのでメスだろうか?と近づいたら飛び去ってしまいました。

昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tonbohaguro.htm

イヌホオズキ (犬酸漿・犬鬼灯)


Familiar Flowers 2  イヌホオズキ類3種の見分け方
https://sc-familiarflowers2.hatenablog.com/entry/%3C%E6%AF%94%E8%BC%83%3E_%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28Solanum_nigrum%29_%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28S__ptych



ヒガンバナ(彼岸花)


本来の目的はヒガンバナ 今年は開花が早くすでに白っぽく変わった花が多かったです。
まだ巨大マッチ棒のようなつぼみもチラホラ見られました。



今年の秋のお彼岸は9月20日(月・祝)~9月26日(日)
「秋分の日」を中日として前後3日間、合計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
明日、9月23日(木)は秋分の日の祝日。天気予報では秋晴れの一日になりそうです。
またのんびり近場を回ってみようかなぁ。

最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
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