気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオソリハシシギ 飛行距離最長記録更新

2021年09月14日 | 強く記憶に残る鳥たち

今回登場するのはオオソリハシシギ

鳥の飛行距離としては世界最長記録を更新している 驚異的な身体能力を持つシギです。

北米アラスカからニュージーランドまで1万2000km以上を11日間かけてノンストップで飛行したと判明したそうです。

ニューズウィーク日本版の記事から一部抜粋すると
『ニュージーランド北島のオークランドで2019年に個体識別用タグを装着された
 オオソリハシシギ20羽のうちオスの「4BBRW」が2020年9月16日にアラスカ南西部を出発し、
 アリューシャン列島を南下した後、太平洋上空、高度数千メートルを飛行し、
 11日後にオークランド近くの湾に到着した。』 そうです。
        この記事へのリンク先は最後に載せてありますのでぜひご一読を!

今回の写真は2018年5月上旬 春の渡りの際 地域の海岸に飛来した一羽のオオソリハシシギです。
港のはずれに腰を下ろしてお弁当を広げてのんびり食べていると
目の前の入り江に飛んできて 採食する姿をぞんぶんに見せてくれました。










上の5枚はいずれもノートリミング
画像サイズが異なるのはカメラの設定を変えたためです。
腰を据えて撮影できたので そんな余裕も持てる理想的な状況でした。

以下の4枚はトリミングしています。







キアシシギと一緒に採食




同じ日に同じ浜で観られたチュウシャクシギ
チュウシャクシギは警戒心が強く、近くから撮れる機会がないシギでしたが、
この時の二羽は近くまで寄ってきてくれてノートリミングでこの大きさで撮れました。



最初に登場したオオソリハシシギより数日前に同じ浜で2羽のオオソリハシシギを撮影
この2羽のうち一羽だけが居残ったのか、新たに別の一羽が飛来したのかは不明です。



日本では迷鳥とも言われるコシジロオオソリハシシギでは?との噂もありましたが
私自身は確証が持てないまま今に至ります。


オオソリハシシギ(大反嘴鴫) Bar-tailed Godwit 全長約39cm
チドリ目 シギ科 オグロシギ属

チュウシャクシギ(中杓鴫) Whimbrel 全長約42㎝
チドリ目シギ科 ダイシャクシギ属 


キアシシギ(黄足鴫) Grey-tailed Tattler 全長約25㎝
チドリ目シギ科 キアシシギ属


秋の渡りのシギたちの情報が各地から届いています。
天気予報では今日は晴れて気温も下がるとのことで探鳥に出かける予定でしたが、
残念ながら台風の影響で雨の一日に変わってしまいました。
大型の台風とのことで、被害が出ないか気がかりです。


◆アラスカからNZまで、11日間不休で1万2000キロ、渡り鳥の最長飛行記録更新  ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/nz111200.php


◆浜辺のチュウシャクシギ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/44cf40249de533b323ff812f4162a479


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする