気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ホシゴイとゴイサギ

2015年12月25日 | サギの仲間
紅葉したハゼの木にホシゴイが止まっていました。

ゴイサギの幼鳥は、褐色の羽の白い斑点を星にたとえて、ホシゴイとよばれます。
あまりにみかけが違うので最初は別の種類の鳥なのかと思っていました。


めっちゃ機嫌が悪そうです・・・ 奥にホシゴイの姿も。
ゴイサギとホシゴイとで20羽以上いたと思います。


こちらのゴイサギは薄目をあけています。


赤い目をぱっちり開けているゴイサギを発見。
後頭部に長く白い冠羽が3本確認できました。


このホシゴイは褐色が濃く写っています。
ちょっとした光の加減で羽色がかなり違って見えました。

ホシゴイと呼ばれる幼鳥の頃は黄色っぽい目をしています。


「ギョェ!!人間が見ている!」

ピンと硬直してしまいました。木の枝に擬態しているつもりなのでしょうか?


他人のそら似。
冠羽も飾り羽も立派なアオサギです。
アオサギの長い冠羽は黒い色をしています。


こちらが正真正銘のゴイサギ。

ホシゴイ(星五位) ゴイサギ(五位鷺) アオサギ(青鷺)

ゴイサギのゴイは官位の五位だそうです。
天皇の勅命と言われおとなしく捕えられたサギに官位が授けられ再び放たれたという平家物語の一節。
学生の頃、授業で教わった記憶が蘇ってきました。

週刊長野~ゴイサギの由来 についての記事
http://weekly-nagano.main.jp/2012/09/26-7.html
コメント (2)
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