気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ハチにそっくり?黄色いカミキリムシ

2021年10月01日 | 花や昆虫 2020~

一匹のハチが草むらで動いているのが見えました。
「なにをしているのだろう?」と目を凝らしてみると
胴の長いハチに見えたのは 黄色いカミキリムシでした。
調べてみると ヨツスジトラカミキリ(四條虎天牛)
阪神タイガースファンには親しみの湧く色彩です。




目立つ姿や色彩で天敵(捕食者)から避けられるようにする擬態を「標識的擬態」というそうです。
ハチやアリ、他の毒のある虫に 形や模様など外見を似せて身を守る昆虫もその一つ。
このヨツスジトラカミキリはアシナガバチに擬態していると考えられるそうです。




クサギ(臭木)


葉をもむと薬のような青臭いような匂いがするそうですが「悪い匂いではない」と感じる人もいるそうです。
秋になると赤紫色のガクは星形に裂けて中心に丸く光沢のある青紫色の実をつけます。
美しい実は完熟すると鳥たちのごちそうに。


花は芳香が強いそうですが、未体験です。
他の木はすでに実が熟していたのに、この枝だけはまだつぼみのままでした。


コノシメトンボ?の雄でしょうか



キマダラセセリ



コミスジ


葉の上で翅を閉じたり開いたり ↑
やがて舗装路の上にぺったり張り付いて日光浴をはじめました ↓




ヒメウラナミジャノメ
二頭の蝶が 林縁の日陰に咲く花の蜜を吸っていました。



枯草色のカマキリ
焦げ茶色 緑の草の上で目立っています。


なぜ緑と茶褐色のカマキリがいるのか? 不思議に思った方は以下のリンク先へ

▼大阪市立自然史博物館
http://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/faqbbs.exe?threadN=298


アキノノゲシ

淡い黄色で花の直径は2cmほど 草丈は1~2メートルほど

花の形はそっくりですが
濃い黄色の花で直径は7~8mmと小さいです。 草丈もせいぜい50㎝ほどでしょうか。

オニタビラコ(鬼田平子)

小さいほうのノゲシは種類が違うのでしょうか?
※ イケリンさんよりコメント欄にて「オニタビラコ」と教えていただきました。
 イケリンさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。



ニホンカナヘビ

ごつごつした皮の質感 ちょっと恐竜を連想させますね。


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋桜

2021年09月27日 | 花や昆虫 2020~

コスモスは秋の風物詩のひとつ 
あちこちで風に揺れるピンク色や白の花が見られます。

意外なことに南米原産 日本には明治時代に持ち込まれた外来種だそうです。
「秋桜」という漢字表記も広まって 日本の秋の風景にすっかりなじんでいます。 















ヒメアカタテハ
●昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyohimeaka.htm


ヤマトシジミ
●昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tyoyamato.htm


◆コスモス(秋桜)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
https://lovegreen.net/languageofflower/p21568/

◆秋桜 山口百恵 
https://www.youtube.com/watch?v=_GrhwErRkMg


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸のハゴロモ

2021年09月22日 | 花や昆虫 2020~

黄色いヤブツルアズキの花を撮っていると 小さな茶色い虫に気がつきました。
蛾の仲間のような形ですが 実はカメムシ目 ハゴロモ(羽衣)の一種のようです。

カメムシの仲間ですが、臭い匂いを出すことはないそうです。
二枚の大きな翅が目立ちますが 跳ぶように移動するとのこと。
はじめに見つけた一匹が 突然 視界から消えた謎が解けました。



葉の下方に茶色いシャクトリムシ(尺取り虫)の仲間も


顔をよく見るとセミに似ているような・・・? 植物の汁を吸うそうです。


二匹が重なっていました。雌雄のカップルでしょうか?

※昆虫エクスプローラーの管理人さんよりSNSを通じて
「ヒメベッコウハゴロモ」と教えていただきました。
ご親切にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
貴重な昆虫情報満載のHPをリンクしていつも活用させていただいています。


昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/konbunhanhagoromo.htm

●ヒメベッコウハゴロモ
本州、四国、九州、南西諸島に分布
広く分布するも個体数の少ないハゴロモの仲間 
(ネットに掲載された写真の撮影地を見ていくと西日本に多いようです)
ベッコウハゴロモに比べて一回り小さいのでヒメの名が。
イネ科の植物の汁を吸うそうです。
(交尾中のメスオスを見つけたのもススキの葉の上でした)

   ※参考:広島大学デジタル自然博物館 広島県のヒメベッコウハゴロモの解説ページ

虫撮りデジカメ日記
http://kisar.sakura.ne.jp/insects/820himebekouhagoromo.html

幼虫時代にはロウ状物質を分泌する種類が多く、なんとも不思議でユーモラスな外見だとか。
いつか探し出して じっくり観察して写真におさめてみたいです。 ↓ 下のリンク先参照

ハゴロモの仲間まとめ 羽衣図鑑
https://insect.design/curation/hagoromononakamamatome



ヤブツルアズキ (藪蔓小豆)




三河の植物図鑑
https://mikawanoyasou.org/data/yabuturuazuki.htm

参考:ノアズキ(野小豆)  2018年9月撮影

黄色いバラのつぼみのようにクルッと巻いた不思議な形の小花。



カメムシの仲間

午後から出かけたのでホシアサガオの花はどれも閉じていました。



ハグロトンボ (羽黒蜻蛉)

側溝にたまった落ち葉の上で ゆっくりと翅を閉じたり開いたり
翅に光沢がなく地味な色をしていたのでメスだろうか?と近づいたら飛び去ってしまいました。

昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-tonbohaguro.htm

イヌホオズキ (犬酸漿・犬鬼灯)


Familiar Flowers 2  イヌホオズキ類3種の見分け方
https://sc-familiarflowers2.hatenablog.com/entry/%3C%E6%AF%94%E8%BC%83%3E_%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28Solanum_nigrum%29_%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD%28S__ptych



ヒガンバナ(彼岸花)


本来の目的はヒガンバナ 今年は開花が早くすでに白っぽく変わった花が多かったです。
まだ巨大マッチ棒のようなつぼみもチラホラ見られました。



今年の秋のお彼岸は9月20日(月・祝)~9月26日(日)
「秋分の日」を中日として前後3日間、合計7日間が「お彼岸」の期間とされています。
明日、9月23日(木)は秋分の日の祝日。天気予報では秋晴れの一日になりそうです。
またのんびり近場を回ってみようかなぁ。

最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近くのお山もいいもんだ

2021年09月21日 | 花や昆虫 2020~

サルスベリは漢字で「百日紅」 その名のとおり初夏から秋までの長く花を咲かせます。
花期は7月から10月とされているので もうあと一ヶ月くらいは楽しませてくれるでしょうか。
白や赤もありますが 私はやわらかな雰囲気のピンク色の花に惹かれます。
紫のサルスベリもあるそうですが 私はまだ見たことありません。





クロウリハムシ


7mmほどの小さな甲虫です。
↓ かじり取った葉っぱの切れはしが落下する瞬間が写っていました。



「カラスウリ類の葉を好んで食べる」とのこと
地上をはうように伸びるツル・葉の形から「何の植物だろう?」と眺めていました。
思いがけず小さな虫に「カラスウリ」だと教えてもらったような気がしています。


昆虫エクスプローラー
https://www.insects.jp/kon-hamusikurouri.htm


ポントクタデ (凡篤蓼)


ハナタデ(花蓼)に似ていますが、花序の先が下向きに伸びていたのでポントクタデと判断。



↓ 細長い葉 特に葉先が鋭く尖り気味に見えました。



三河の植物観察
https://mikawanoyasou.org/data/bontokutade.htm



アオキ

常緑樹のアオキ 日陰でもつやつや色の良い葉が目を惹きました。美しい斑入り

みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-881


ミズヒキ



センニンソウ(仙人草)

十字形の花びらに見える白色の萼片が4枚

三河の植物観察
https://mikawanoyasou.org/50on/wamei-data.htm


キツネノマゴ



オオシロカラカサタケ


遠くから見て 白いボールが転がっているのかと思いました。
愛らしい見た目ですが 毒キノコ かなり強い毒性があるそうです。



キノコ図鑑
https://kinoco-zukan.net/ohshirokarakasatake.php


これまで植物園や六甲山系に出かけて撮影していたような植物が 
思いがけず郊外の小さな山に自生していることに気がつきました。
これを機会に 身近なところで植物や昆虫たちを探してみたいと思います。
「近くのお山もいいもんだ ♪ 」


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏と秋のはざまで

2021年09月13日 | 花や昆虫 2020~

ムクゲの花の上で獲物を待ち伏せするカマキリ 背後から撮影していると
「邪魔をするな あっちへ行け!」とばかりに凄みのある顔で睨まれました。

カマキリの大胆不敵で挑戦的なところが苦手だという方も少なくないようです。
生前の母もその一人だったなぁと いくつかの記憶があわあわと浮かんできます。


レンズを通して拡大した眼の迫力に気押されて 望遠ズームを縮めて一枚。

蝶も蜂もカマキリから離れたあたりを飛んで別の花に止まります。
帰り道にも観察しましたが、狩りは成功していないようでした。
カマキリも生き延びるのに必死です。




複眼の色は青緑色なのでシオカラトンボ (オオシオカラトンボは黒)


ギンヤンマは速過ぎて 赤トンボは遠すぎて
近くに止まってくれるのはシオカラトンボばかりなり


路の上からピョーンと跳んで稲に隠れたイナゴ

ミツバチがいたのと同じ田んぼ 
稲はめでたく受粉して膨らみ始めているようでした。


クズ(葛)の花 

行く手を遮るかのように頭上から垂れ下がっていました。
頭を下げくぐって先へ進みます。


ナツメの実

生食だとリンゴやナシに似た食感で ほんのり甘くて酸っぱいそうですね?
まだ未体験。ここは公園なので「とっていい」のは写真だけ


ツクツクボウシ 
名前どおりの特徴的な鳴き声でそれとわかります。

日陰になる側の幹に止まって繰り返し歌っていました。
地域によっては11月ごろまで見られるそうです。


何という花でしょうか。

「道端の名もない小さな花」とつい言いそうになりますが、私が知らないだけ。
※コメント欄でここあさんよりハキダメギク(掃き溜め菊)と教えていただきました。
ここあさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。



こちらの花も…

「君の名は。」と問いたくなります。
※コメント欄でイケリンさんよりタカサブロウ(高三郎) と教えていただきました。
イケリンさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。



ズームしてみると、雑草とは思えないほど可憐で繊細な美しさでした。


◆セミの図鑑 生き物の図鑑
http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/ikimono_tyosa/semi/zukan_semi.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お米の花にミツバチ

2021年09月11日 | 花や昆虫 2020~

「お米の花」を見たことがあるでしょうか。

とても白くて小さな目立たない花で一見すると花には見えません。
お米=稲の花は穂先から咲き始めます。
お米のもみ殻の部分が花のがく、その中から雌しべ・雄しべが出ているのがわかります。

稲は天気の良い日の午前中に花を咲かせます。
一つの花が咲いている時間は短く、わずか1~2時間ほど。

稲は自家受粉(花粉が同じ花の柱頭につくこと)で風媒花(風で花粉が運ばれて受粉する) 
とインターネットの情報には記載されていますが、この田んぼには蜜蜂が何匹も飛来していました。
わずかな時間しか開花しないなら、昆虫の力も借りて花粉を運んでもらう方が効率的です。
時には風のない日もあるでしょう。命短い稲の花にとって蜜蜂はありがたい訪問者でしょう。

ここは地域の子供たちの農業体験のための田んぼなので、農薬は最小限に抑えられているのだと思います。
だからこそ いろんな蜂が小さな稲の花に蜜を求めて集まってるのでしょうね。

人にも昆虫にも優しい稲づくり、そんな田圃で収穫されたお米は滋味深くてやさしい味がするのではないでしょうか。
稲刈り体験は10月に行われるそうです。








上の写真とは別の蜜蜂 口の形状も異なるので別種ではないかと思われます。
どちらの蜜蜂も体長は15mmほどの小ささでした。








イナゴもたくさん。
カメラを向けると気配を察して稲の向こう側に隠れます。




稲の中に潜む小さなハンター

2cmほどの小型のクモなので、ターゲットは蜜蜂なのでしょう。



◆稲の開花と受粉 NHK School
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402262_00000

◆JA淡路日の出 お米の花を知っていますか
https://www.ja-awajihinode.com/archive/topics/0031/

◆タイミングを逃さず稲の開花を観察しよう  JAグループ
https://life.ja-group.jp/education/bucket/column/flowering09


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アサギマダラ飛来

2021年09月08日 | 花や昆虫 2020~

昨日はひさびさに郊外の森へ散策に出かけました。

薄暗い木々の間を一頭のアサギマダラがひらりひらりと飛んでいきます。
後を追いましたが思ったより速く撮影はかなわず。
二年前の秋 神戸の布引ハーブ園で写した画像を載せました。


毎日のようにブログを拝見していたブロ友さんがコロナで入院治療中。
私のブログも毎日閲覧して下さっている方です。
ワクチンを二回接種済でも感染してしまったそうです。
いままでの感染症とは異なるコロナという病気の怖ろしさ、
いつでもどこでも誰にでもコロナに感染する可能性があると
闘病中の身でありながら警鐘を鳴らしてくださっています。

私も通院治療中の身。薬の副作用で免疫力が低下する恐れがあります。
いままで以上に自己防衛策を徹底して日常を送ろうと、気を引き締めています。
心より感謝いたします。
一日も早く回復し退院できるようお祈り申し上げます。





散策で見つけた小さな秋

田圃にイナゴ


椿の実 赤く固く


風に揺れる猫じゃらし


半分秋に・・・


コブシの実も色づいて


みなさまもどうぞお体を大切になさって下さい。
最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろなスイレン睡蓮

2021年08月29日 | 花や昆虫 2020~

神戸どうぶつ王国の「ウォーターリリーズ」には100種類ものスイレンが育成されています。

温室内の巨大なプールには冬でも色鮮やかなスイレンの花々が咲き乱れています。

花もさることながら さまざまな形や大きの葉の美しさもに目をひかれます。

















パラグアイオオオニバス





花の直径は25㎝ほど
1日目は白色ですが、2日目は薄いピンク色に変わっていくそうです。


「ウォーターリリーズ」は新エリア「ハシビロコウ生態園 Big bill(ビッグビル)」に隣接しています。
ハシビロコウに会いに行った際には ぜひスイレンの花も鑑賞したいものです。


たまたま買ったヨーグルトの内蓋に「ロータス効果」が応用されていました。

食べる前に容器を逆さまにしてから開封したのですが 
 蓋の内側にヨーグルトは着いていません。

ハスの葉の表面には数ミクロン単位の微小な凸凹があって
表面に汚れがつかないよう超撥水する自浄性があるそうです。
この「ロータス効果」はさまざまな工業技術に応用されています。

今日の主役はスイレン(睡蓮)でした。
ハス(蓮)と混同しないように違いを解説しているサイトのご紹介です。

◆「睡蓮」と「蓮」の違いを一瞬で区別  (言葉のちょっと困ったを解決する情報サイト)
https://99bako.com/706.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福のルリモンハナバチ

2021年08月11日 | 花や昆虫 2020~

ルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)

「幸せを呼ぶ青い蜂」「ブルー・ビー」とも呼ばれる盛夏の人気者
体長は15㎜ほど 黒い体に青い斑紋の綺麗な小さな蜂です。

自分で巣をつくらずコシブトハナバチ類やケブカハナバチ類などの巣に産卵し
幼虫はその巣に蓄えられた花粉を食べて育つそうです。
このような習性を「労働寄生」と呼ぶそうです


















昨年の8月に撮った写真を載せました。
暑さが本格的になる前に、と7月に探しに行ったのですが
今年はルリモンハナバチの好む花が咲いていませんでした。

去年、がんばって二日間見に行っておいて良かったです。
蒸し暑さ以上に かゆ~い蚊に悩まされたことも いまでは思い出の一つです。
次の夏、すっかり元気になって花々の間に青い蜂を探す自分をイメージしています。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓮の花 近所の池にも

2021年07月30日 | 花や昆虫 2020~

画像を整理していたら三年ほど前「大賀ハスの名所」で撮った写真が出てきました。
たしか探鳥のついで立ち寄って CMさんや花見の人の多さに早々に退散
写真の暗さを見ると 小雨がパラついていたのでは?と思われます。





私の暮らす地域にも 毎年ハスの花が一面に咲くため池があります。
初夏になると この池のそばを車で通るたびハスの成長を眺めるのが楽しみです。
今ごろは 花が隠れるほど大きな葉がうっそうと茂り水面を覆い隠します。



もともと農業地帯で今も営農を続けるお宅もあるので 蓮田の可能性もありそうですが
実際にレンコンを収穫している現場を見たことがないので 詳しいことはわからずにいます。



「大賀ハスの名所」は CMさんの三脚がズラッと立ち並び気後れしてしまいます。
近所の池は、住宅や企業の社屋が立ち並ぶ街中で 日中に車の往来が途切れることはありません。
望遠ズームレンズ付きのカメラが場違いな感じで、こちらも別の意味で撮りにくいです。(;^_^A



スイレンの花 黄色と白を





これはトノサマガエルかな?

何気なく検索してみたら、懐かしの「トノサマガエル」も外来生物のひとつになっているではありませんか!
よくよく読むと 本州のトノサマガエルは在来種で一安心。
 日本地図で真っ赤に染まっているのは北海道と対馬でした。
「北海道では学校教材として静岡県産のものが持ち込まれ余った個体が遺棄されて定着したらしい.対馬における進入経路は不明」とのこと。

ふー、やれやれ~ですね。理科の授業で本来北海道にいないはずのカエルを増やしてしまうとは。(-ω-)/

◆侵入生物データベース
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40070.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花言葉 7月の花々

2021年07月25日 | 花や昆虫 2020~

7月に撮った花々が旬を過ぎてしまう前に 花言葉を調べて載せてみました。

下野国(しもつけのくに~栃木県)で  最初に発見されたことから シモツケの名が。
花言葉は 「無駄」「無益」「はかなさ」
花言葉の元になる秘話がそれぞれの花にあるようですが割愛させていただきます。


ツキミソウ(月見草)

花は一夜限りで 夕暮れから夜に花を咲かせます。
咲き始めは透けるような白色ですが朝を迎え咲き終わる頃にはピンク色になり しぼんでしまうそうです。
花言葉は 「ほのかな恋」「うつろな恋」「移り気」


ムラサキツユクサ(紫露草)

ツキミソウとは逆に 朝に開花して夕方には閉じてしまうそうです。
花言葉は「ひとときの幸せ」 1日でしぼんでしまう様子に由来しているのでしょう。


ヒペリカム

花言葉は 「きらめき」「悲しみは続かない」
太陽の光を浴びて輝くように咲く黄色い花には「きらめき」という言葉がぴったり。
ヒペリカムも一日花で、花が咲くのは日中だけでその日のうちにしぼんでしまうそうです。


しかし、花が終わった後に美しい実をつけることから
「悲しみは続かない」との花言葉がついたとのこと。
秋には実を探しに再訪してみたいです。


オカトラノオ(丘虎ノ尾)

花言葉は 「忠実」「清純な恋」「騎士道」


ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)

花言葉は「夏美人」「大器の風格」「気立てのよさ」
2mほどにもなる草丈の高さ、海辺でも異彩を放っていました。


明治時代に移入され全国各地で帰化しています。葉や花は薬用になるそうです。
青森在住のここあさんのお庭にも この個性的な草花が根付いたそうです。
(このビロードモウズイカは数年前に撮影しました)

◆ビロードモウズイカ Evergreen
https://love-evergreen.com/zukan/plant/13213


その日の誕生花や花言葉に美しい写真を添えてブログで紹介されている方がいらっしゃいます。
調べるのは楽しいですが、記事にまとめるのはなかなかたいへんだと自分でやってみて再認識です。
いつもありがとうございます。

次回は 水琴窟に集う野鳥たちが再登場です。
最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

望遠コンデジB700で蝶を撮る!

2021年07月18日 | 花や昆虫 2020~

毎日毎日ほんとうに暑いですね! 
日中の外出は熱中症の危険が高いので なるべく日陰の多い場所を選んで短時間で済ませています。
撮影にも時間をかけられないので 手軽な望遠コンデジ~COOLPIX B700 を散策のお供にしてみました。

しかし、そんな時に限って、蝶が良い所に飛んでくるではありませんか。
ああ~いつものミラーレス一眼を持って来ていたらなぁ~
でも、まぁ、ないものねだりしてもしょうがない。
久々過ぎてすっかり使い方を忘れてしまった望遠コンデジで 蝶撮りに挑戦!です。




現地ではナミアゲハ(並揚羽)と思っていましたが 帰宅後に確認するとキアゲハ(黄揚羽)でした。



▼ナミアゲハ


前翅の付け根が黒い線模様になっているのがナミアゲハ ↑   ↓ 一様に黒っぽいのがキアゲハ
翅の色もナミアゲハは淡い黄白色で白っぽく見えます ↑    ↓ キアゲハの翅は黄色っぽく見えます



この日は二頭のアゲハチョウが絡み合うように飛び交う場面も見られましたが、
使い慣れない望遠コンデジでは 二頭の蝶の華麗な乱舞は一枚も写せませんでした。



花から飛びたつ瞬間 惜しい・・・
ミラーレス一眼のプリ連写機能なら飛翔を捕捉できたかもしれない・・・
「捕らぬ狸の皮算用」ならぬ「撮れぬタヌキの皮算用」
私の腕では「いつものカメラ」でも多分、撮れていないでしょう。
自分のカメラの性能を使いこなせるよう日頃から訓練しなければチャンスを活かせませんね。
腕うんぬん・・・は言い訳。ひとえに努力不足です。



センサーサイズの違いは、ブログに載せている画像程度のサイズならほとんど気にならないと感じています。

しかし、いかにキアゲハとはいえ、背景やマツバボタンまで黄色っぽく写っているような・・・?
色味は気になったので画像編集ソフトの自動色調補正にかけてみました。



いかがでしょうか?
色調補正後の画像がこちら ↓



キアゲハやマツバボタンの色など どちらがより自然に見えますか?
みなさまの忌憚のないご意見をお聞かせください。

◆センサーサイズによる画質の違い
https://www.photografan.com/basic-knowledge/compare-camera-sensor-sizes/

◆森と水の郷 あきた キアゲハとナミアゲハの見分け方
http://www.forest-akita.jp/data/konchu/09-ageha/ageha.html


撮影したのは梅雨明け前の晴れ間 上空に厚い雲がかかる時間帯も多い日でした。
 湿度がジメジメと高く日陰は蚊がブンブン 人気の山里公園も人影まばら。
おかげでゆっくりのんびり撮影を楽しめました。

関西地方にも昨日 梅雨明け宣言が出されました。
各地で真夏日や猛暑日が記録されています。この夏も厳しい暑さとなりそうですね。
朝から梅干を食べ水分を摂っています。
大好きな南高梅の蜂蜜入り お安くお手軽価格で売られている「つぶれ梅」です。

最後まで見ていただきありがとうございました。
みなさまも熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花蜜に集まる虫たち

2021年07月17日 | 花や昆虫 2020~

ナミアゲハ ヤナギハナガサの蜜を吸っていました。
名前通り 一番よく見かけるアゲハチョウです。
後翅の青と朱色の模様が美しいですね。






ジャコウアゲハ♂  オカトラノオに


♀の前翅はベージュ色とのことですが、まだ見たことがありません。


オオスカシバ  ムクゲに


ホシホウジャク ブルーサルビア?でしょうか?




アオバセセリ サラサドウダンに
ぜひもう一度見たい・撮りたいアオバセセリ
この時はめったに会えない蝶だとは知りもせず 「おや?綺麗だな~」と気楽に撮っていました。


ナミアゲハの他は過去の画像から

朝からカンカン照り!真夏の日差しでぐんぐん気温が上がっています。
近畿・東海地方も今日か明日には梅雨明け宣言がありそうですね。
みなさまも熱中症にはお気をつけくださいね。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供の頃に見た蝶は

2021年07月13日 | 花や昆虫 2020~

いまではすっかりおなじみのツマグロヒョウモンですが
私は関東出身なので 子どもの頃の記憶には残っていない蝶です。

調べてみると 1980年代までは近畿地方より西でしか見られなかったとか。
ウィキペディアによると 温暖化にともなって生息域が北へ北へと広がって 
2000年代には関東地方でもごく普通に見られるようになっていったそうです。













子供心に強く残っている蝶は
キャベツ畑を飛ぶモンシロチョウ 小さな小さな青虫を見つけるのが好きでした。
それからモンキチョウ 白と黄色の蝶がそろって見られると ご機嫌でした。
大きな揚羽蝶が飛んでくると うれしくて胸がドキドキしました。
まれに黒っぽいアゲハチョウが見つかると大興奮!
いま思うと、あれは何アゲハだったのか・・・?


今回も見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハスの葉も花も

2021年07月12日 | 花や昆虫 2020~

「大賀ハス」を初めて見たのは雨上がりの朝でした。

夜通しの強い雨に打たれ ほとんどの花は元気を失っていましたが
大きな葉は生き生きとして雨の粒を弾き 水の球が宝石のように輝いていました。

あの日から5年ほど経ちますが 花以上にハスの葉の美しさは記憶に鮮明です。
今回の写真はその時に撮影した中から選んで載せました。




ハスの葉の表面には数ミクロン単位の微小な凸凹があって
表面に汚れがつかないよう超撥水する自浄性があるそうです。
この「ロータス効果」はさまざまな工業技術に応用されています。

















夜通し雨を降らせていた厚い雲が ぐんぐん風に流されていきました。

数日前から 晴れ間にセミの声が聞こえるようになりました。
今年の梅雨も数日のうちに明けそうです。

◆大賀ハスってどんなハス? Botanica
https://botanica-media.jp/4299


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする