・感染症発生動向調査(すべての種類のインフルエンザが対象)の状況です。
・定点あたり報告数の順位
8月30日 9月6日 9月13日
1 沖縄 沖縄 沖縄
2 大分 大阪 東京、宮城
3 大阪 宮城 福岡
4 福岡 東京 大阪
5 東京 福岡 北海道
6 高知 北海道 千葉
7 千葉 京都 長崎
8 埼玉 千葉 埼玉
9 熊本 高知 神奈川
10 愛知 長崎 高知
直前1週間の報告数
12007 12515 15382
全国推計値 14万人 15万人 18万人
沖縄が不動の1位です。
東京、宮城、福岡は順位を上げています。
大阪は順位を下げて4位。
北海道、千葉、長崎は順位を上げています。
埼玉は2週間ぶりの再登場8位。
高知は順位を下げての10位。
大阪、東京、福岡、高知、千葉はご常連です。
大都市や人の行き来が多いところは、やはりウイルス君にとっては
住み心地がいいのでしょうね。
・コメント
沖縄は終息に向かいつつもダントツの1位です。
累積合計でほぼ人口の10%がすでに発症しています。
定点あたりの報告数が先々先週の36人から先々週は23人、先週は13人と
急激に減少しています。
沖縄は真夏の流行が終息に向かっているのが確定的になりました。
沖縄
8月30日 9月6日 9月13日
直前1週間の報告数
2088 1314 776
定点あたり 36 23 13
沖縄推計値 2.7万人 1.7万人 1.0万人
PS
世界各国の死亡率の比較です。
17日に15人目の方が亡くなったようです。(疑い例を含む。)
これで17日現在の死亡率は0.018%になりました。
インフルエンザ死亡率
新型インフルエンザ 0.4%(世界平均)
アメリカ 0.5%
(オーストラリア 0.46%)
カナダ 0.31%
オーストラリア 0.19%
(韓国 0.1%)
(香港 0.077%)
イギリス 0.04%
(スペイン 0.033%)
日本 0.018%
季節性インフルエンザ 0.1%
アジア風邪 0.5%
スペイン風邪 2%
日本の死亡率の最大値は0.02%です。(瞬間風速ですね。)
17日 82704人
(この数字は、WHO発表の死亡率と比較する為の分母数です。)
日本の場合は、患者数を分母数にした場合は、
死亡率は上記値のおよそ10分の1以下になります。