厚生省や文部省が、新学期のスタートにあたって新型インフルエンザの
注意喚起の報道をしていました。
やればできるんだ。
惜しむらくは、夏休み前にしっかりとやってくれれば、甲子園応援バスでの
集団感染も防げたかもしれないですね。
厚生省の発表では、シーズン終了までに合計で2555万人の患者数。
ピーク時には1日で75万人の患者数になるとか。
現状が1日に5万人弱ですから、15倍強です。
医療機関はこれからが本番ですね。
今のところ日本での死亡率は、世界平均よりもかなり小さいのが安心材料です。
とはいっても、ワクチン接種なしで流行のピークを迎えるという厚生省の
想定はあまりうれしいものではありません。
実際、鳥さん由来のウイルス君の時に、今回のような事態におちいると
パニックになりますね。
やっぱり、季節性インフル用ワクチンよりも「未知のウイルス」対応ワクチンは
早く作ってほしいものです。
もう一つは、今回のようにワクチンが間に合わずに流行のピークを迎える場合の
対応をどうするのか。
弱毒性なら、我々も少しは余裕が持てますが、強毒性だったらそんなものは
もてません。
鳩山さんにお願いです。
1、未知のウイルス対応ワクチンを「早くそして十分な量を作れる体制」を
確立してください。
海外メーカーだよりはやっぱりだめですよ。
2、それでもワクチンが間に合わない、今回のような「最悪」の時にどうするのか、
前もって対応策を作っておいてください。
「最悪の事は必ず起きる。」とパーキンソンの法則も言ってますから。
「うがい、手洗い、マスク着用」の国民運動ではとてももちませんよ。