・感染症発生動向調査(すべての種類のインフルエンザが対象)の状況です。
・定点あたり報告数の順位
8月16日 8月23日 8月30日
1 沖縄 沖縄 沖縄
2 奈良 埼玉 大分
3 滋賀 神奈川 大阪
4 福島 福井、徳島 福岡
5 大阪、東京 大阪 東京
6 茨木 千葉 高知
7 高知 東京 千葉
8 埼玉 滋賀 埼玉
9 長野 京都 熊本
10 香川 高知 愛知
直前1週間の報告数
7750 11636 12007
全国推計値 11万人 15万人 14万人
沖縄が不動の1位です。
大分は初登場の2位です。
福岡は久方ぶりの4位。
熊本は初登場の9位です。
愛知も久方ぶりの10位。
大阪、東京、高知、埼玉はご常連です。
・コメント
相変わらず、沖縄がダントツの1位です。
沖縄は累積合計でほぼ人口の8%がすでに発症しています。
定点あたりの報告数が先々週の46人から先週は36人と
急激に減少しました。
この変化が本物であるとすると、沖縄はすでにピークアウトしたことになります。
沖縄
8月16日 8月23日 8月30日
直前1週間の報告数
1717 2686 2088
定点あたり 29 46 36
沖縄推計値 2.2万人 3.5万人 2.7万人
厚生省のシナリオですと、人口の10%の発症でピークを迎えることになりますが、
今回の沖縄では6%~7%でピークを迎えることになります。
まあ、この程度は誤差範囲ですので、これでピークアウトしても
おかしくはありません。
流行が終息に向かうかどうか、沖縄の来週の報告は要注意ですね。