温暖化対策で「CO2排出量1990年比25%削減。」
鳩山さん、こころざしはよし。
あとは本音でどこまでやれるかというところ。
単なる「政治的なアドバルーン」だとすれば、幻滅である。
地球温暖化と並んでの問題である、オゾンホール、それから「感染症対策」。
残りの2つにもちゃんと手を打ってほしいところ。
そういえば、「新型インフルエンザ対策」は重要課題として取り組むとのこと。
まずはよし。
あとは、中身である。
アメリカで高校生の間に感染が広がっていた今回の感染拡大の始まりの時に
厚生省は現地に係官を派遣したのかしら?
とてもそうは思えない。
もし現地の状況をちゃんとつかんでいたら国会答弁で大臣が「高校生は抜けてました。」
みたいな「アホ」な答弁はしないはず。
神戸で高校生の感染が最初に確認された時から始まった一連の騒動の後の
国会での舛添さんの答弁である。
「自衛隊の応援までいれて機内検疫がんばってますから、日本国内は安全です。」
これは麻生さんの会見だったか。
開業医さんが見つけてくれたからいいようなものの、そうでなかったら
神戸は「爆心地」になってましたよ。
厚生省の仕事は、ネットで流れている情報や、上に上がってくる情報を集約して
専門家の先生方の意見をちょいとまぶして、パワーポイントでまとめてハイ終わり。
しかも情報の公表は2週間おくれ。
全数把握をやったかと思うと、自分の都合がわるくなりクラスター・サーベイランスに
切り替え。
それもあまり役に立たないとみるや、中止。
情報を遮断して新型インフルエンザ対策の「夏休み」を国民にプレゼント。
死亡例がでて、あわてて「真夏ですが実は流行が始まってます。」
11月から流行始まりと読んでワクチン発注。
8月から流行が始まったので、今回の流行にはワクチン効果は期待出来そうもない。
いろいろと「反省」しなくちゃいけないことが山積みですよ、鳩山さん。
問題があること、見えてますか??
PS
麻生さん、舛添さん、お疲れ様でした。
鳩山さん、長妻さん、よろしくお願いします。
こんどはあなた方が権力者ですので、
批判されることを覚悟してもらわなくてはいけません。
「批判はいやだ。だけども権力は持っていたい。」では独裁になります。
独裁政権というのは、いまどきはやりませんものねえ。