窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・感染拡大に急ブレーキ?

2009-09-05 02:07:56 | Weblog

・新型インフルエンザ感染患者発生の状況です。

・感染症発生動向調査(確定値と予報です。)

 ・確定値                  定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第32週(8月3日~9日)      0.99人      4630人     6万人
 ・第33週(8月10日~16日)     1.69人      7750人    11万人
 ・第34週(8月17日~23日)    2.47人     11636人    15万人
 ・第35週(8月24日~30日)     2.52人     12007人     14万人

 ・感染倍率    1.19倍

 ・患者報告数の予報です。

  ・5日                  0.51人               3.0万人
  ・6日                  0.52人               3.1万人

  ・第36週(8月31日~9月6日)  3.38人     15832人     20万人
  ・第37週(9月7日~9月13日)  3.95人     18509人     24万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)               71.1万人
  (第28週以降の合計です。)      

 ・死亡     10人(9月4日現在)  死亡率  0.018%

・コメント

・感染症発生動向調査   予報精度経緯
                         定点あたり  
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第34週(8月17日~23日)   2.44人    2.47人    -3.4%    
 ・第35週(8月24日~30日)   3.75人    2.52人    +46.5%    

 第35週の定点合計報告数は12007人で、窓際日記予報は17591人でした。

 予報誤差は+46.5%になります。


 本日は3.0万人の患者が医療機関を受診します。

 累積合計では71.7万人の患者数になります。

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は20万人程です。


 ここにきて感染拡大のスピードに急激な変化が現れました。

 感染倍率が1.45倍から1.19倍へと0.26倍も下がりました。

 第34週までは感染倍率1.45倍でそこそこの予報ができたのですが、
 第35週を1.45倍で予報するとオーバーする方向に46%もずれてしまいました。

 ずれの原因は、ここにきて実際の感染スピードが急激に減速した為と思われます。


 減速の理由は定かではありませんが、たとえば「新型インフル対策キャンペーン効果」
 が考えられます。

 先月の19日に「舛添宣言」が出たあと、マスコミ諸君お得意の
 「新型インフル・キャンペーン」が今日まで続いています。

 このキャンペーン効果で人々がウイルス君に対して防衛行動を取った結果、
 感染拡大のスピードが落ちるとしたら、第35週と36週の集計に表われます。

 この効果のために実際、先週の集計で大幅減速になったのかもしれません。


 以上の読みはあくまで仮定ですが、当たっているとすれば、
 日本国民の防衛行動の影響力はすさまじいものがありますね。

 第36週も感染倍率が1.19倍程度かどうか、要注意です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする