今日iPhone のニューモデル、6s/6s Plusが発売されたのことだが、よく毎年毎年、新商品を世界規模で出し続ける事が出来るなと感心する。
現在の世界でのシェアとなると、韓国サムスンにアップルのアイフォーンが追いかける形で、そしてその後を中国のメーカーが追走している構図となる。日本の携帯電話メーカーのように、小さい日本のマーケットだけで勝負するとなると、そのうち資本力のある世界的な大企業に駆逐される事になる。
90年代の携帯電話と言えば、ノキア、モトローラそしてエリクソンの御三家が主流であった、当時世界一のシェアを誇ったノキアは、マイクロソフトの子会社に成り下がり事業を続けているがどうも旗色がわるい、モトローラもスマホを今でも作っているみたいだが、最近ではほとんど見かけなくなった。そしてエリクソンは一時ソニーとの合弁を作ったが、現在は携帯電話製造の分野から撤退と様変わりである。しかし、携帯電話の黎明期であった当時は、その三社以外にも多くのメーカーが参入し、色々な個性的なデザインがあり、機種を選ぶのも楽しかったのだが、昨今のスマホはどのメーカーも大きなディスプレーを配置するためのっぺりとした板状のものとなり、どのメーカーもほぼ同じようなデザインとなってしまい残念ではある。
何故、たかだか20年の間にそのような状況に陥ったのかというと、スマホの開発に乗り遅れたからである。電子機器などの製造業は常に最先端の技術を有し、さらにその技術革新を連続させていくため多大な投資が必要で、たとえ世界一の企業でも経営判断を誤れば、一瞬のうちに消滅という危機に面する大変な時代である。それらの仕事に携わっている方々は時間に追われて毎日がさぞ大変であろうと想像する。
その点音楽の世界では、クラッシックだけでなく、 50年-60年代の古めかしいジャズ、ブルースそしてロックであっても魂のこもった演奏であれば現在でも充分通用するのである。反対に、当時の演奏における空気というものは今では再現出来ないアドバンテージもある。
というわけで、今回はLIVE AT BILL GRAHAM’S FILLMORE WESTなるものを紹介したい。
ポール・バタフィールド・ブルースバンドやエレクトリック・フラッグのメンバーとして、またボブ・ディランやアル・クーパーとのセッションなどで大活躍した、ブルース・ギタリスト、マイク・ブルームフィールドが中心となって、閉館されるフィルモア・ウエストでの1969年のコンサートの模様を録音したものだ。
ジャケ裏、フィルモア・ウエストの写真
ブルース・マンのタジ・マハール(ギターとボーカル)やエレクトリック・フラッグのニック・グレイブナイツ(ボーカル)が数曲でゲスト出演している。
マイクの伸びやかなギーターだけでなく、それに絡むボーカルやキーボードなど聴き処は沢山ある。
毎日時間に追われている諸兄の皆さん、たまにはスロー・ブルースでも聴いてその世界にどっぷりと浸かっていただき、時計のスピードを一時的に遅くしてみるのも一考かと。
何? 一曲が10分-15分のスロー・ブルースに長時間浸っている余裕はないですと?
それじゃ、比較的短いアップ・テンポのIT TAKES TIMEはいかがですか?
時間がかかる(IT TAKES TIME)ってタイトルだけど?
大丈夫です、4分程度で下駄(長尺のインプロ)は履いていません。
Mike Bloomfield " IT TAKES TIME " Live
現在の世界でのシェアとなると、韓国サムスンにアップルのアイフォーンが追いかける形で、そしてその後を中国のメーカーが追走している構図となる。日本の携帯電話メーカーのように、小さい日本のマーケットだけで勝負するとなると、そのうち資本力のある世界的な大企業に駆逐される事になる。
90年代の携帯電話と言えば、ノキア、モトローラそしてエリクソンの御三家が主流であった、当時世界一のシェアを誇ったノキアは、マイクロソフトの子会社に成り下がり事業を続けているがどうも旗色がわるい、モトローラもスマホを今でも作っているみたいだが、最近ではほとんど見かけなくなった。そしてエリクソンは一時ソニーとの合弁を作ったが、現在は携帯電話製造の分野から撤退と様変わりである。しかし、携帯電話の黎明期であった当時は、その三社以外にも多くのメーカーが参入し、色々な個性的なデザインがあり、機種を選ぶのも楽しかったのだが、昨今のスマホはどのメーカーも大きなディスプレーを配置するためのっぺりとした板状のものとなり、どのメーカーもほぼ同じようなデザインとなってしまい残念ではある。
何故、たかだか20年の間にそのような状況に陥ったのかというと、スマホの開発に乗り遅れたからである。電子機器などの製造業は常に最先端の技術を有し、さらにその技術革新を連続させていくため多大な投資が必要で、たとえ世界一の企業でも経営判断を誤れば、一瞬のうちに消滅という危機に面する大変な時代である。それらの仕事に携わっている方々は時間に追われて毎日がさぞ大変であろうと想像する。
その点音楽の世界では、クラッシックだけでなく、 50年-60年代の古めかしいジャズ、ブルースそしてロックであっても魂のこもった演奏であれば現在でも充分通用するのである。反対に、当時の演奏における空気というものは今では再現出来ないアドバンテージもある。
というわけで、今回はLIVE AT BILL GRAHAM’S FILLMORE WESTなるものを紹介したい。
ポール・バタフィールド・ブルースバンドやエレクトリック・フラッグのメンバーとして、またボブ・ディランやアル・クーパーとのセッションなどで大活躍した、ブルース・ギタリスト、マイク・ブルームフィールドが中心となって、閉館されるフィルモア・ウエストでの1969年のコンサートの模様を録音したものだ。
ジャケ裏、フィルモア・ウエストの写真
ブルース・マンのタジ・マハール(ギターとボーカル)やエレクトリック・フラッグのニック・グレイブナイツ(ボーカル)が数曲でゲスト出演している。
マイクの伸びやかなギーターだけでなく、それに絡むボーカルやキーボードなど聴き処は沢山ある。
毎日時間に追われている諸兄の皆さん、たまにはスロー・ブルースでも聴いてその世界にどっぷりと浸かっていただき、時計のスピードを一時的に遅くしてみるのも一考かと。
何? 一曲が10分-15分のスロー・ブルースに長時間浸っている余裕はないですと?
それじゃ、比較的短いアップ・テンポのIT TAKES TIMEはいかがですか?
時間がかかる(IT TAKES TIME)ってタイトルだけど?
大丈夫です、4分程度で下駄(長尺のインプロ)は履いていません。
Mike Bloomfield " IT TAKES TIME " Live