その2からの続きです。
○ 車でもバイクでもないトライク
おなかいっぱいになったところで、諏訪を離れて松本に向かいます。
いい天気だし、諏訪湖のほとりを散策したいところですが、道路の込み具合が気になるため、先に進むことにします。
車の中から眺める湖面は、日光を受けてキラキラと輝いていました。
心配していたGWの混雑にも会わず、快調にここまでこられています。
ん?なんだか気になる車に乗っている人を発見。
あれはなんだろう?
後ろから見ると、スリムなオープンカーのようにも見えます。
横に並ぶと、前は一輪だとわかりました。
「前はバイクで後ろは車。うーん、どっちなんだろう?」
おじさんはピシッと姿勢よく、微動だにせずに乗っていて、なかなかいなせでした。
車体にはハーレー・ダビッドソンのロゴが見えました。
おじさん、リッチー!
これは車でもバイクでもない、トライクという乗り物だそう。
なんと、知り合いにもこのトライクを持っている人がいました。
凝ってますね~。
○ サラダ街道
町に近づいてきましたが、この光景の中に気になる表示が二つもありますよ。
まずは「日本アルプスサラダ街道」
なぜにサラダ?ベジタブルじゃダメ?
キャベツとかニンジンとか、もっと原材料的な野菜の方がよさそうなのに。
もう一つは「多治見・木曽」と書かれていること。
え~、多治見って岐阜県でしょう?遠くない?
そうでもないのでしょうか?行く人が多いから、表記しているんでしょうけれど。
多治見のキャラクター、うながっぱの話をしながら、先に進みます。
広い長野県。ここは上田からはちょっと距離がありますが、真田丸の旗が立っています。
県をあげて応援しているんでしょうね。
○ 黒い松本城
いよいよ、国宝・松本城に着きました。
おお~、黒いお城。貴重な現存天守が見えます。
白い天守閣は「これぞ日本の城!」という感じですが、黒はキリッとしまって大人風味。かっこいいですね。
大鷲の健とコンドルのジョーみたい。(たとえが古いよー)
黒い城といえば、去年、熊本城・岡山城・松山城を訪れました。
狙っていませんでしたが、気づけば黒い城を集中的に周ったような。
○ まさかの待ち時間
ぐるりとお堀を巡って入り口の門の所まで行きました。
が、ここで、ガクゼンとします。
「90分待ち。場内の見学には約60分かかります」と書いてあったんです。
90分!ってことは1時間半待たないとお城に入れないのね?
さらに1時間見ないとダメということですか…。
一の門・黒門
今まで、大きな渋滞もなく、快適に来られましたが、ここで長い行列に会いました。
「どうしようか・・・?」
トータル2時間半は、かなり大きな時間になります。
帰りも混雑に遭わないようにしたいため、今回は中には入らないことにしました。
二の門・高麗門
目の前まで来ているのに入れないなんて、残念でなりません。
でも天守閣にあがる急勾配の階段を、大混雑の中で上がるのは避けたい気持ちがあります。
美しい全貌を外から眺めることにして、ぐるりと一周しました。
○ 天守閣ネットワーク
太鼓門
太鼓門の上に上り、中に入ってみると、現存十二天守閣のお城の紹介がされていました。
熊本城のところには、「復興を祈ります」というメッセージが。
ほかのお城関係者も、深く心を痛めているに違いありません。
今回、このお城を見に来た理由の一つは、地震で石垣が崩れた熊本城の映像にショックを受けたから。
いつどこで大地震が起こるかわからないため、どのお城も、他人事ではありません。
お城同士の絆は、いっそう強いものになるでしょう。
○ 松本神社
お城の横にある神社を参拝しました。
ご祭神は歴代の松本藩主とその正室など。
御神木の大欅は境内ではなく、外の道路の中央分離帯上にあります。
お城のすぐ隣にある神社なのに、大勢の人でにぎわっているお城とはうって変わって、ここはとても静か。
私たち以外に人がおらず、閑散としていました。
ところで最近、この神社がTVで紹介されました。
ポケモンGOのポケストップになり、お賽銭が増えたとの喜びの声でした。
ゲーマーたちは境内を汚さずに参拝しているようです。よかったよかった!
○ 手まりマンホール
松本市の民芸を代表する「松本手まり」の柄。
カラー版もありましたが、撮り損ねてしまいました。
○ 再び湖へ
泣く泣くお城拝観を諦めたことで、予定よりも少し時間ができました。
混雑している松本から離れて、先ほど車窓から見ただけの諏訪湖へと再び向かいます。
途中、雲の切れ間から光が射して見えました。
エンジェルズ・ラダー(天使の梯子)ですね。
○ 市長の土地?
途中、車内から歩道橋を見上げて「んん?」と思いました。
「岡谷市長地」と書かれています。
岡谷市長の土地ってこと?総理大臣だって官邸どまりなのに。
ここでは皇室並みに土地があるのかしら?いやいや、まさかね~。
首をひねっていたらミシェルに「どうしたの?」と聞かれましたが、説明できずに「ん~」と言っているうちに、歩道橋から離れてしまいました。
その後、通った交差点には「長地」と書かれていました。
あれ、そこで切るのね。
読みは「おさち」のようです。
市長が独り占めしている(言い方ひどい)土地ではありませんでした。安心した~。
○ 勇壮なシャッター
お店のシャッターを何枚も使って、御柱祭の様子が描かれていました。
氏子たちの威勢のいい掛け声が、今にも聞こえてくるようです。
走行中の車の中から撮ったので、ピントが合っていませんが、実際はとても壮観でした。
○ ひとあじ違う~
タケヤミソの工場を発見。
この辺なのね?
そういえば以前「♪信州一、信州一、おみおつけ♪」っていうCMが流れていたなあ。なつかしいなあ。
しかーし、後で調べてみたら、それは「信州一」ではなく「神州一」だったんです!
神州ってどこ??と思ったら、神の国つまり日本のことでした。
長野一じゃなくて、日本一ってことだったんだー!
でも、どこのお味噌かわからないじゃなーい。
皆さん、知ってましたか?
これ、誤解しますよね~。
正確には、これはみ子ちゃん印の「神州一味噌」のCMで、作っている会社、宮坂醸造は上諏訪にありました。
やーだ、この辺じゃなーい。
神州でも信州でもあったんですね。
そうよ、タケヤミソの歌は「ひと味違う、タケヤミソ♪」でしたね。
いろいろな懐かしCMソングを思い出したので、その後しばらく頭の中でお味噌の歌がワンワン流れていました。
○ 諏訪湖のほとりへ
湖のほとりに着きました。
わあ、すごい風。
湖から吹いてくる強風にあおられながら、湖畔に立ちます。
とんびが翼を広げて風に乗ってふわふわ。気持ちよさそう。
○ クジラでもイルカでもなくカメ
スワンボートもゆらゆら揺れています。
ん?スワンボート?
ボートというにはかなりビッグサイズのスワン。
近くに行ってみると、よくある2人乗りではなく、10数人が乗れそうな遊覧船でした。
「あのスワン、まつ毛がバサバサだねー」とミシェル。
確かに!女の子なのねー。
その横にいるのは、カメ?
「いえ、イルカでしょ」
実際はクジラかなと思いましたが、調べてみたらやっぱりカメでした。
雲が立ち込めていましたが、切れ目から日光が差し込み、光の線が見えていました。
湖面に降り注ぐ光。またもやエンジェルズ・ラダー(天使のはしご)です。
湖面に差し込む光はとてもきれいでした。
この光、母親はまだ実際に見たことがないというので、たくさん写真を撮っておきました。
○ シルクエンペラーの館
諏訪湖の辺りは温泉保養地になっています。
「近くによさそうな温泉があるらしい」ということで、片倉館という場所に行きました。
諏訪に製糸業を起こした片倉財閥の2代目、片倉兼太郎氏が1928年に造った温泉。
財を成し、シルクエンペラーと呼ばれた人が、日本にも一般の人々が楽しめる場所をと作った施設。
中は全く日本の温泉らしくなくて驚きました。
ローマ風の豪奢なお風呂でした。テルマエ・ロマエ気分です。
それでも、入り口には前回使用した御柱祭の縄が飾られており(やっぱり諏訪ね)と思います。
千人風呂があると聞いて、プールのようなところかと思いましたが、そんなに大きくはありませんでした。
20-30人風呂といったところでしょうか。
それでも十分大きいです。底には石が敷き詰められていて、つるっと滑ってバランスを崩すこともありません。
湖畔の風を受けてすっかり冷え切った体が、ぬくもります。
歴史的価値の高い建物の中に入れて、ほかほかと身体の芯から温まって、幸せ~。
入る時にはまだ外は明るかったのですが、外に出た時にはもう日は落ちて暗くなっていました。
○ 談合坂SA
身体から湯気を立てながら、一路帰途につきます。
帰りに15キロほどの渋滞情報が出ていましたが、走っているうちに自然解消されたようで、私たちが通った時には問題ありませんでした。
途中でミシェルが「これ、見て見て」と言うので、運転台を覗き込みました。
湯気が立ったコーヒーのサインが出ています。
「長く運転しているから、休憩をとれっていうサイン」
「えっ、疲れちゃったでしょう、次のSAでお茶にしよう!」
車のアドバイスに従って、コーヒーブレイクをすることにしました。
向かったのは談合坂SA。名前はよく聞きますが、訪れるのは初めてです。
ここで信玄が秘密の談合をしたんでしょうか。
「あ、ここは一つなんだ」とぐるっと回って反対側に向かうミシェル。
どちらか一つだけのSAってあるんですね。
私だったら帰りの道がわからなくなって、逆走してやってきた方向へとまた戻ってしまいそうです。
山梨らしく、このSAにはほうとうのメニューがありましたが、昼に食べた分厚いとんかつがまだお腹に残っていて、おなかは空いていません。。
現地でしか食べられない水信玄餅を探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
○ epilogue
お茶休憩をした後も、特に渋滞にあわずに、家まで着きました。
連休中なので、長い渋滞にはまることを覚悟していましたが、全く引っかからずに行きも帰りもスイスイ。
びっくりするほど快適なドライブだったのは、ミシェルの立ててくれた時間采配のおかげでしょう。
御柱祭のムードの中にある諏訪大社4社をすべて参拝できたのは貴重な体験。
近所の諏訪神社を訪れた時にも、これからは(まだ総本社に行っていなくて)ともじもじせずに済みそうです。
松本城の中に入れかったのが、唯一残念なところでしたが、また行く機会はあるでしょうし、立派な外観を見られただけでも満足~。
いい天気の下、自然たっぷりの長野ドライブをした、楽しい一日でした。
○ 車でもバイクでもないトライク
おなかいっぱいになったところで、諏訪を離れて松本に向かいます。
いい天気だし、諏訪湖のほとりを散策したいところですが、道路の込み具合が気になるため、先に進むことにします。
車の中から眺める湖面は、日光を受けてキラキラと輝いていました。
心配していたGWの混雑にも会わず、快調にここまでこられています。
ん?なんだか気になる車に乗っている人を発見。
あれはなんだろう?
後ろから見ると、スリムなオープンカーのようにも見えます。
横に並ぶと、前は一輪だとわかりました。
「前はバイクで後ろは車。うーん、どっちなんだろう?」
おじさんはピシッと姿勢よく、微動だにせずに乗っていて、なかなかいなせでした。
車体にはハーレー・ダビッドソンのロゴが見えました。
おじさん、リッチー!
これは車でもバイクでもない、トライクという乗り物だそう。
なんと、知り合いにもこのトライクを持っている人がいました。
凝ってますね~。
○ サラダ街道
町に近づいてきましたが、この光景の中に気になる表示が二つもありますよ。
まずは「日本アルプスサラダ街道」
なぜにサラダ?ベジタブルじゃダメ?
キャベツとかニンジンとか、もっと原材料的な野菜の方がよさそうなのに。
もう一つは「多治見・木曽」と書かれていること。
え~、多治見って岐阜県でしょう?遠くない?
そうでもないのでしょうか?行く人が多いから、表記しているんでしょうけれど。
多治見のキャラクター、うながっぱの話をしながら、先に進みます。
広い長野県。ここは上田からはちょっと距離がありますが、真田丸の旗が立っています。
県をあげて応援しているんでしょうね。
○ 黒い松本城
いよいよ、国宝・松本城に着きました。
おお~、黒いお城。貴重な現存天守が見えます。
白い天守閣は「これぞ日本の城!」という感じですが、黒はキリッとしまって大人風味。かっこいいですね。
大鷲の健とコンドルのジョーみたい。(たとえが古いよー)
黒い城といえば、去年、熊本城・岡山城・松山城を訪れました。
狙っていませんでしたが、気づけば黒い城を集中的に周ったような。
○ まさかの待ち時間
ぐるりとお堀を巡って入り口の門の所まで行きました。
が、ここで、ガクゼンとします。
「90分待ち。場内の見学には約60分かかります」と書いてあったんです。
90分!ってことは1時間半待たないとお城に入れないのね?
さらに1時間見ないとダメということですか…。
一の門・黒門
今まで、大きな渋滞もなく、快適に来られましたが、ここで長い行列に会いました。
「どうしようか・・・?」
トータル2時間半は、かなり大きな時間になります。
帰りも混雑に遭わないようにしたいため、今回は中には入らないことにしました。
二の門・高麗門
目の前まで来ているのに入れないなんて、残念でなりません。
でも天守閣にあがる急勾配の階段を、大混雑の中で上がるのは避けたい気持ちがあります。
美しい全貌を外から眺めることにして、ぐるりと一周しました。
○ 天守閣ネットワーク
太鼓門
太鼓門の上に上り、中に入ってみると、現存十二天守閣のお城の紹介がされていました。
熊本城のところには、「復興を祈ります」というメッセージが。
ほかのお城関係者も、深く心を痛めているに違いありません。
今回、このお城を見に来た理由の一つは、地震で石垣が崩れた熊本城の映像にショックを受けたから。
いつどこで大地震が起こるかわからないため、どのお城も、他人事ではありません。
お城同士の絆は、いっそう強いものになるでしょう。
○ 松本神社
お城の横にある神社を参拝しました。
ご祭神は歴代の松本藩主とその正室など。
御神木の大欅は境内ではなく、外の道路の中央分離帯上にあります。
お城のすぐ隣にある神社なのに、大勢の人でにぎわっているお城とはうって変わって、ここはとても静か。
私たち以外に人がおらず、閑散としていました。
ところで最近、この神社がTVで紹介されました。
ポケモンGOのポケストップになり、お賽銭が増えたとの喜びの声でした。
ゲーマーたちは境内を汚さずに参拝しているようです。よかったよかった!
○ 手まりマンホール
松本市の民芸を代表する「松本手まり」の柄。
カラー版もありましたが、撮り損ねてしまいました。
○ 再び湖へ
泣く泣くお城拝観を諦めたことで、予定よりも少し時間ができました。
混雑している松本から離れて、先ほど車窓から見ただけの諏訪湖へと再び向かいます。
途中、雲の切れ間から光が射して見えました。
エンジェルズ・ラダー(天使の梯子)ですね。
○ 市長の土地?
途中、車内から歩道橋を見上げて「んん?」と思いました。
「岡谷市長地」と書かれています。
岡谷市長の土地ってこと?総理大臣だって官邸どまりなのに。
ここでは皇室並みに土地があるのかしら?いやいや、まさかね~。
首をひねっていたらミシェルに「どうしたの?」と聞かれましたが、説明できずに「ん~」と言っているうちに、歩道橋から離れてしまいました。
その後、通った交差点には「長地」と書かれていました。
あれ、そこで切るのね。
読みは「おさち」のようです。
市長が独り占めしている(言い方ひどい)土地ではありませんでした。安心した~。
○ 勇壮なシャッター
お店のシャッターを何枚も使って、御柱祭の様子が描かれていました。
氏子たちの威勢のいい掛け声が、今にも聞こえてくるようです。
走行中の車の中から撮ったので、ピントが合っていませんが、実際はとても壮観でした。
○ ひとあじ違う~
タケヤミソの工場を発見。
この辺なのね?
そういえば以前「♪信州一、信州一、おみおつけ♪」っていうCMが流れていたなあ。なつかしいなあ。
しかーし、後で調べてみたら、それは「信州一」ではなく「神州一」だったんです!
神州ってどこ??と思ったら、神の国つまり日本のことでした。
長野一じゃなくて、日本一ってことだったんだー!
でも、どこのお味噌かわからないじゃなーい。
皆さん、知ってましたか?
これ、誤解しますよね~。
正確には、これはみ子ちゃん印の「神州一味噌」のCMで、作っている会社、宮坂醸造は上諏訪にありました。
やーだ、この辺じゃなーい。
神州でも信州でもあったんですね。
そうよ、タケヤミソの歌は「ひと味違う、タケヤミソ♪」でしたね。
いろいろな懐かしCMソングを思い出したので、その後しばらく頭の中でお味噌の歌がワンワン流れていました。
○ 諏訪湖のほとりへ
湖のほとりに着きました。
わあ、すごい風。
湖から吹いてくる強風にあおられながら、湖畔に立ちます。
とんびが翼を広げて風に乗ってふわふわ。気持ちよさそう。
○ クジラでもイルカでもなくカメ
スワンボートもゆらゆら揺れています。
ん?スワンボート?
ボートというにはかなりビッグサイズのスワン。
近くに行ってみると、よくある2人乗りではなく、10数人が乗れそうな遊覧船でした。
「あのスワン、まつ毛がバサバサだねー」とミシェル。
確かに!女の子なのねー。
その横にいるのは、カメ?
「いえ、イルカでしょ」
実際はクジラかなと思いましたが、調べてみたらやっぱりカメでした。
雲が立ち込めていましたが、切れ目から日光が差し込み、光の線が見えていました。
湖面に降り注ぐ光。またもやエンジェルズ・ラダー(天使のはしご)です。
湖面に差し込む光はとてもきれいでした。
この光、母親はまだ実際に見たことがないというので、たくさん写真を撮っておきました。
○ シルクエンペラーの館
諏訪湖の辺りは温泉保養地になっています。
「近くによさそうな温泉があるらしい」ということで、片倉館という場所に行きました。
諏訪に製糸業を起こした片倉財閥の2代目、片倉兼太郎氏が1928年に造った温泉。
財を成し、シルクエンペラーと呼ばれた人が、日本にも一般の人々が楽しめる場所をと作った施設。
中は全く日本の温泉らしくなくて驚きました。
ローマ風の豪奢なお風呂でした。テルマエ・ロマエ気分です。
それでも、入り口には前回使用した御柱祭の縄が飾られており(やっぱり諏訪ね)と思います。
千人風呂があると聞いて、プールのようなところかと思いましたが、そんなに大きくはありませんでした。
20-30人風呂といったところでしょうか。
それでも十分大きいです。底には石が敷き詰められていて、つるっと滑ってバランスを崩すこともありません。
湖畔の風を受けてすっかり冷え切った体が、ぬくもります。
歴史的価値の高い建物の中に入れて、ほかほかと身体の芯から温まって、幸せ~。
入る時にはまだ外は明るかったのですが、外に出た時にはもう日は落ちて暗くなっていました。
○ 談合坂SA
身体から湯気を立てながら、一路帰途につきます。
帰りに15キロほどの渋滞情報が出ていましたが、走っているうちに自然解消されたようで、私たちが通った時には問題ありませんでした。
途中でミシェルが「これ、見て見て」と言うので、運転台を覗き込みました。
湯気が立ったコーヒーのサインが出ています。
「長く運転しているから、休憩をとれっていうサイン」
「えっ、疲れちゃったでしょう、次のSAでお茶にしよう!」
車のアドバイスに従って、コーヒーブレイクをすることにしました。
向かったのは談合坂SA。名前はよく聞きますが、訪れるのは初めてです。
ここで信玄が秘密の談合をしたんでしょうか。
「あ、ここは一つなんだ」とぐるっと回って反対側に向かうミシェル。
どちらか一つだけのSAってあるんですね。
私だったら帰りの道がわからなくなって、逆走してやってきた方向へとまた戻ってしまいそうです。
山梨らしく、このSAにはほうとうのメニューがありましたが、昼に食べた分厚いとんかつがまだお腹に残っていて、おなかは空いていません。。
現地でしか食べられない水信玄餅を探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
○ epilogue
お茶休憩をした後も、特に渋滞にあわずに、家まで着きました。
連休中なので、長い渋滞にはまることを覚悟していましたが、全く引っかからずに行きも帰りもスイスイ。
びっくりするほど快適なドライブだったのは、ミシェルの立ててくれた時間采配のおかげでしょう。
御柱祭のムードの中にある諏訪大社4社をすべて参拝できたのは貴重な体験。
近所の諏訪神社を訪れた時にも、これからは(まだ総本社に行っていなくて)ともじもじせずに済みそうです。
松本城の中に入れかったのが、唯一残念なところでしたが、また行く機会はあるでしょうし、立派な外観を見られただけでも満足~。
いい天気の下、自然たっぷりの長野ドライブをした、楽しい一日でした。
真田丸ブームなんでしょうね、お城に
入るのに90分はきついですね。
何かを犠牲にしないといけないのが
旅の計画ですね。
信州一が神州一とは思わないですよね。
信州味噌で十分全国区ですからねぇ。
上田が大人気で混んでいるのはわかるのですが、松本城までとは…同じ長野だからでしょうね。
神州一は、やっぱりしっくりきません~。
まあ、おいしいからいっか!ってことになるんですが(^_^;)