風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

多摩川流域探訪レディースツアー 2-1

2016-06-30 | 東京
1日目からの続きです。

○ 朝から快晴

2日目の朝は、アラームで目覚めました。
まだまだ寝ていたい気分ですが、それでも起きて朝風呂に向かいます。
温泉につかったら、目がシャキーンと覚めました。
雨の天気予報でしたが、外はいい天気です。よかったわ~。

○ 雨女疑惑

実は先月、モコちゃんと別々に、金沢旅行をしていました。
滞在日が一日重なったものの、彼女は飛行機、私は新幹線だったので、会えずじまい。

モコちゃんに「ずっと天気だったのに、最後の日になって雨が降ってきたのよ。ちょうどリカさんが来たころだから、実は雨女なんじゃないの?」と疑われます。
「私も、金沢に着いたら雨だったよ。でも、雨女じゃないから」
身に覚えがないので否定しましたが、
「あれ、前の広島旅行の時も雨だったよね」と彼女。
その時には、広島出身の彼女にいろいろと情報をもらっていたので、大雨になった話もしていたのです。
「うっ、そうだった・・・」

「なんかさ、前の北海道旅行では、すさまじい吹雪になって交通機関がすべてストップして、帰れなくなりかけたことあったよね?」
モコちゃんの恐ろしい記憶力に脱帽です。
「その通りよ…」
「ほらー、やっぱり雨女で雪女じゃない」

前の夜にそう言われていたので、この日が雨だったら、間違いなく責められるところだったわ!
真夏の太陽の下で生まれたから、雨女のはずないんだけどな~。
まあでも、天気がいいのでこの話はおしまい。平和的解決できてよかったわ。

○ 朝の食事

朝食の時に、モモブタさんと一緒のテーブルになりました。
基本は洋食ですが、リクエストがあれば和食も出してくれます。



素材ひとつひとつにしっかりと味があります。
栄養がたっぷりありそうで、まさに朝の食事という感じ。



モモブタさんの相部屋の人は、大阪から参加したとのこと。
「いらっしゃい~」「そんなに遠くから?」「今回の参加者の中で一番遠いんじゃない?」
びっくりして、口々にしゃべりました。
「奥多摩の方って全然知らないから、いい機会かと思って」
「それはこっちに住んでいても、同じよー」と私たち3人。

奥多摩をハイキングしたことはありますが、途中下車した記憶はありません。
だから地理もよくわかっていないのです。
東京の西の方は、意外と知らないものですね。



モモブタさんも相部屋の人も、おいしいおいしいと言いながらパンをおかわりし、さらに和食のプレートも頼んでいました。
気持ちのいい食べっぷりを見ているだけで、元気が出てきます。
私たちは昨夜たくさん食べたので、特におなかは空いていませんが、それでもおいしくいただきました。

〇 反対方向に出発

9時半にホテルを出発。居心地のいい時間を過ごせた、また訪れたい場所だわ。
気がつくと、バスは目的地とは反対方向の、奥多摩の方へと向かっていました。
おや?なぜだろう?と思いながらもあまり気にせずにいたら、そのうちに奥多摩駅前を通りました。
バスは氷川キャンプ場の横を通りすぎます。
わあ、ここ、前に歩いたことがある道だわ。

この日最初の行先は、あきる野市にあるお寺。
あきる野ってこっちだったかな?と思いながらも、お喋りをしているとすぐに忘れてしまいます。
そうしたら、バスはふたたび、はとのす荘の前を通りました。
あれれ?どういうこと?
どうやら青梅街道が細すぎて、大型バスがUターンできなかったため、奥多摩まで大回りしたようです。
はからずも、奥多摩の方までドライブできました。
ああ、また奥多摩湖までハイキングしたいなー。

○ ターミナル・武蔵五日駅

うとうとしながらバスに揺られて行き、ふと目を開けると武蔵五日市駅の前でした。



ここまで来たことがないため、見るのも初めての駅です。
五日市線自体、乗ったことなさそう。
ここが終点駅で、ここから先にはもう電車はありません。
その分、辺りはすばらしい自然環境でした。

○ どこかで春が

のどかな里でバスは止まりました。
ずいぶん下を川が流れていますが、きれいな水面だとわかります。





素晴らしい見晴らし。
鳥のさえずり声が聞こえてきます。
ああ、落ち着くわー。



「この辺に実家があったらいいよね」と話し合います。
モコちゃんの実家は広島で遠すぎ、私の実家はうちの隣駅で近すぎ。
がんばれば日帰りできるくらいの距離っていいですね。



山あいの里に春がやってきたという感じで、いい雰囲気です。
それはまさに「どこかで春が」の歌詞の世界。

   どこかで春が 生まれてる
   どこかで水が 流れ出す

   どこかでひばりが 鳴いている
   どこかで芽の出る 音がする

   山の三月 東風吹いて
   どこかで春が 生まれてる



ここまで来ると、東京とは思えないほど豊かな自然がいっぱい。
すっかりリフレッシュできました。



〇 語り部の里

少し歩いて、龍珠院というお寺に向かいました。
鎌倉のお寺、建長寺の流れをくむところ。
離れた場所にもその流れを引くお寺があるんですねー。



ここの本堂で、地元の語り部による昔話を聞きます。
以前奥日光で、平家落人の里の語り部の昔話を聞いたことがあるモコちゃんと私。
「前の、ああいう感じなのかな?」
「この辺には、平家の落人はやってきてないんじゃない?」



女優さんのようにきれいな人が登場しました。語り部会の代表、平野啓子氏でした。
この人の雪女の話は、とても迫真に満ちていて、ぐいぐい引き込まれました。
シーンやセリフごとに、ライトの当たり方も変える、凝った演出。
今どきの語り部は、視覚的にもインパクト効果を考えたパフォーマンスをするんですね。



雪女は、日本の雪国のどこにでもいるのかと思っていましたが、この辺りの言い伝えなんだそうです。
冷たく美しい雪女の伝説には、幻想性があっていいですね。

一人の語り部だけかと思ったら、続けて7つも語りがありました。
ここ多摩地区では、語り会の保存に力を入れているそうです。
御岳のお狗様の話や井の頭公園の宇賀神の話などが披露されました。
伝承の物語っておもしろいですね。興味深く聴きました。

〇 のらぼう菜



語りを聴いて、本堂を出た後は、お寺の縁側で無人販売している野菜のところへ。
ずいきや切り干し大根などが並んでいます。
いもぼう(京料理)なら知っているけど、のらぼう?初めてみる野菜です。

じっと見ていたら、隣にいた参加者の一人が「うちの近くでも採れるから、よく食べるけど、おいしくてほうれんそうより好き」と言ったので、家で食べてみることにしました。
私が硬貨をチャリンと容器に入れる様子を、縁側から地元CATVのカメラがじーっと撮影していたので、のらぼうひとつもらうのに、やけに緊張しました。



のらぼう菜と、この地方の語り部話をまとめた冊子。
風土記のような語り伝えの物語って好きなので、あとでしっかり読もうっと。



近くには、古民家を改築したような、雰囲気のいい喫茶店がありました。
前に何かの撮影で使われたらしく、はとバスのバスガイドさんも、ここに来るたびに気になっているそうです。



「お焼き」ののれんがかかった山小屋。あそこで食べさせてくれるのかな。
リスやキツネが焼いていてくれそうなメルヘンっぽさがありました。



○ あきるのマンホール

マンホールタイム~。
あゆが一匹、清流の中で泳いでいる図です。
はー、動物のデザインってナチュラルでいいですねー。



あゆがたくさんいる絵もありました。
「メダカの学校」みたいですね。
あきるのは鮎が特産なんだなと、マンホールから知りました。



一応、レディース集団の一人なので(走り屋みたい)、みんなに「なに撮ってるの?」と引かれないよう、こっそりすばやく撮りましたよ。
女子高では目立たないようにしないとね!

再びバスに乗り、車道の横を流れる秋川渓谷を眺めながら、川に沿って移動していきました。

その2に続きます。
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