ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

寒くなった

2008-10-30 | 日々の想い
急に朝晩冷え込むようになって来た
フローリングを裸足で歩くと、冷たく感じる
朝ベッドから抜け出すと、パジャマのままではもう寒い


極寒の雪国で暮らしている訳ではないが、諸物価値上がりの現在、暖房費がかさまない様に室内防寒対策をする必要がある
昨年までは着古した消防団の防寒ジャンバーを室内で羽織っていたが、余りにボロボロになったので捨ててしまった
温かくて軽い室内で羽織る物を探していたら、良い物が見付かった

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昔は何処の家庭にもあった?綿入れの半纏である
レトロな感じが反対に、僕には新鮮に感じるが如何であろうか

後は足元である
冬場フローリングの床は、意外と底冷えがする
だからスリッパだけでは、どうも心許なく思っていた
温かい室内履き、それも家庭で洗濯が可能なもの・・・

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在りました!洗える室内用ダウンブーツ
今年の冬は、これらで暖房費を節約しながら、且つぬくぬくと過ごそうと思っている(笑)

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伊良湖プラ

2008-10-28 | 釣行記
(夕まずめの西磯、神島と夕日を背にするアングラーはsibさん)

ブログコメントの遣り取りで、去年伊良湖でランカーゲットの時にネットアシストをしてくれた、すーさん氏(旧ハンドルネーム:墨攻隊長さん)と急遽一緒に伊良湖プラ釣行が決まった
伊良湖へ入る時には連絡すると約束していたsibさんにメールすると、彼も一緒してくれる事になり、思わぬ3人でのプラが実現した


夕方明るい内にヒグチ釣具店に集合する
店長は不在であったが、シーズンインを控えオプセル社からファルコンやオスプレイがぎっしり詰まった段ボールが丁度届いたところであった
皆さん、今ならヒグチさんにIRGスペシャル初め、人気カラーのボーグが揃ってますよ!(笑)
今期から西磯初攻略となり逸るsibさんのガイドも兼ねて、早めにポイントへ入る事にした
陽のある内は、オスプレイ特別チューンのシンペンをブン投げて、沖目を探ったがスズキからの反応は無い
潮周りは大潮、満潮16:30、天気予報での波高は2m、風は北西から5~8m、非接触水温計の表示は19℃、海水はやや濁り有りと言う海況で、岸近くにはイワシらしきベイトの姿も見受けられ状況は良さそうである
明るい時間帯一瞬ではあったが、僕の右側に陣取ったすーさん氏の前の岸際で何かがボイルしたのも目撃した
すかさず周囲に打ち込んだが、反応は無かった


夕まずめシンペンから、ファルコンSB/Sky-passチャートイエローに付け替えた
引き潮の流れが、右から左へ良く効いている
西風に逆らって、正面よりも右手に打ち込むファルコンも潮に乗って左側から帰ってくる
完全に暗くなるまでは、チャンスは無いだろうと思っていた矢先、足元の岩がゴツゴツしている岸際で、推定40cmクラスのヒラメがチェイスしてきた
全く予期せぬ出来事で、一瞬フッキング仕掛けて重みを感じたけれどアッと思っただけで何も出来ず、ヒラメは水面に半分姿を晒しただけで反転し白い腹を見せ逃げて行った


その後7時まで3人で黙々とキャストを続けたが、全くスズキのアタリも無く納竿とした
西磯の始動は、次の大潮辺りであろうか
オリンピック・イヤーはスズキが大釣れすると言われる伊良湖であるが、果たして今期はどうであろうか?
例年よりも水温が高めに推移している事から考慮すれば、最盛期は何時もよりも遅い12月中旬にずれ込む可能性もあるのかもしれない

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買い物

2008-10-24 | 日々の想い
昨日終業後に、久し振りにデパートへ行って来た
ずっと履き続けて大分くたびれて来た靴と、ここ2年位全く補充してなかったネクタイを買う為である
僕は不精なので仕事の時も遊びの時も、スーツ着用の時以外は、殆ど同じ靴を履き通す
気に入っている靴は、柔らかい皮製でラバーソールの、余りスポーティー過ぎないウォーキングシューズに近い靴である
これなら仕事の時のジャケットや、遊びの時のラフなスタイルどちらにも合わせられるし、軽くて歩き易いので重宝する
毎日履いていると、大体1年から1年半で底が磨り減ったり、つま先が傷付いたりして、如何にもくたびれて来るから買い換える
シューズメーカーもモデルチェンジをするらしく、いくら気に入った靴であっても、買い換える時に同じ靴が並んでいた例は今まで無かった

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しかし、昨日デパートの靴売り場に入って棚を見ていると、今履いているのと全く同じ靴が並んでいるではないか!
特定のブランドに拘っている訳ではないのだが、今の靴は殊更気に入っていたから、迷わず全く同じ靴を求めた

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反対にネクタイは、ブランドに拘っている
ネクタイに限らず、Yシャツやジャケット、スーツ等は、所謂トラッド調しか購入しない
ブランド名で言えば、ブルックス・ブラザーズ、Jプレス等々(最近はユニクロの一部商品も可(笑)
昨日はブルックス・ブラザーズで一本購入した

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しかし、靴やネクタイなど装身具は釣り道具に比べると、値段が高いなぁと思うのは僕だけであろうか
ちなみに、靴は2万チョイ、ネクタイは1.5万位払った
昨日買った靴と同じ位の値段を出せばダイワ磯シューズの最高品が、ネクタイと同額ならオーシャングリップが買えちゃいますぜ

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かといって、今の靴の換わりにダイワの磯シューズ履いて会社へ行く訳にはいかないし、Yシャツの上からオーシャングリップをぶら下げる訳もはいかないので、仕方が無いと諦める他はなさそうだ(笑)
釣具には惜しみなく金を投入出来ても、こういった商品を買う時には些か勇気を要する僕でした

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インチキ・チューン

2008-10-23 | ルアー
改造オスプレイに、更に改造を施す
写真のオスプレイは、フックユニットを含めて通常16gのSky-passに、重量を加え1ozにしたチューン機である
1ozという重量にしたのは、昨年淡路へ行く時、当地でとあるメーカーのピンテール・チューンが、スズキに効力を発揮していると聞いたからである
オスプレイをそこまで重量化すると、バランスを崩して上手く泳がない
だからリップ調整してチューニングしてある
淡路ではこの改造機でのヒットはなかったが、昨秋伊豆では改造2号機でイナダをゲットした

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今回更に改造を施すのは、秋の伊良湖対策の為である
伊良湖に大型スズキが接岸してくるシーズン初めは、日中ジグを遠投して表層でユラユラ泳がせて誘う方法が有効だと聞いている
僕自身はジグでの釣果は無いが、伊良湖情報に詳しいヒグチ釣具店の店長に聞くと、ミノーで狙えるのは接岸後期の晩秋から初冬にかけてで、それまではスズキも沖の方に居るらしい
ボーグには1ozジグもあるが手持ちは1個しかないし、ジグが効くなら1ozシンペンでも効果が有るのではないかと思うからである

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今回の改造は単純にリップを切り落とし、シンペン化を試みた
ヤスリでリップに切れ目を入れて切断し、残ったリップの根元をヤスリで更に削ってやる
この重量ならジグに負けない飛距離が稼げる
ロッドを立ててリトリーブすれば、表層をユラユラとローリングしながら泳いで来るはずである
来週初めに豊橋営業所へ行く用事があるので、それが終わったら久し振りにヒグチさんを訪ね、磯へ入り明るい間は1ozシンペンで、暗くなったらファルコンで、晩秋のプラ釣行を行う心算でいる
去年遂に確認できなかった伊良湖モンスターを、ゲットすると言う宿題が残されている
今シーズンこそ、モンスターの正体を暴かねばならない!!

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眠い日々が続く

2008-10-20 | 消防団
我が街名古屋市の消防団は、他の街の消防団とは大きく違う、特徴ある作り方がされている
大抵は一市に一消防団が組織されていると思うが、名古屋は小学校の通学区域毎に消防団が作られてていて、現在全市で262団、定員6745名が組織されている
故に他市と比較すると、より地域に密着した消防団と言えると思う
各団は16の行政区毎に連合会を組織し、16区の連合会長で名古屋市消防団連合会を組織し、全市的な行事や訓練計画を建てたり、調整を図ったりしているのだ


釣りの本格シーズンが始まる10・11月は、丁度消防団行事も多忙になる時期である
16区の連合会は3年に一度ずつ市長の観閲を受ける観閲式を行うが、観閲式は気候の良い10・11月に集中する
今年も昨日の日曜から11月23日まで、6週間に亘り毎日曜日に観閲式が執り行われる
各連合会長は他区連合会主催の観閲式に、激励に出掛けなくてはならない
どうしても抜けられぬ用事と重なる場合には、区連合会の副会長に代理出席して貰う手もあるが、市連合会の正副会長ともなると、あらゆる用事を避けて最優先する位の心構えが必要となってくる
今期はその最優先する役目を仰せつかっているので、10・11月の日曜は出撃不能なのである


平日も11月9日から1週間に亘り秋の火災予防の広報活動が、年末25日から30日まで年末夜警が行われ出撃は出来ない
最良シーズンの日々が消防団行事で出撃出来ないのは痛いが、団員と言う役目を引き受けた以上、それを最優先するのは止むを得ない
これからの時期団員アングラーは、時間の遣り繰りが大変とは思うが、釣りにも団活動にも支障を来さない様に臨む努力が必要となる
出撃する為の時間の遣り繰りや努力の対象は、自分の睡眠時間に向ける外無いので、これから年末まで暫らくは眠い日々が続きそうだ

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貴方も是非

2008-10-17 | 日々の想い
写真から素晴らしい魚拓を創ってくれる魚拓ッキーさん、そのホームページトップの写真に僕のアカメを使ってくれる事になった
上記写真が現在の魚拓ッキーさんHPトップであるが、使って貰って素直に嬉しい
アカメと言う魚が持つ神秘性やロマンと共に、多くのルアーマンがそれを釣る事にある種の憧れを感じるからこそトップ写真に使って貰ったのだと思うが、今更ながら凄い事やったんだなぁ!と感激が蘇ってきた

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今期ヒラ開幕戦で伊豆へ行った時、松崎のオプセル社工房に貼って貰っているアカメ魚拓ッキーに対面してきた
少し恥ずかしかったけど、並んで写真も撮ってもらった
松崎に行くと、必ずと言って良いほど夕食を食べに行く「三好」と言う鰻やさんが、工房の近くにある
先回寄った時に女将が、本当に大きな魚釣られたんですね!と、工房のアカメを見て呉れたらしく賞賛の声を掛けてくれた
しかし、女将がアカメの事を知っている訳ではなく、原寸大の魚拓ッキーで大きさとその迫力に驚いたからだと思っている

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魚拓ッキーといえば、僕にスズキ釣りを手解きしてくれた淡路の壱号さんも、アカメの出来栄えに感心して、自らのメバルで依頼された

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大阪のみやさんも、今期釣られたヨコワで魚拓ッキーを創り、玄関に飾られている
ボーグの輪ならぬ魚拓ッキーの輪が、出来つつある次第である
いずれもその出来栄えには、大変に満足されていると聞いている
旧来の魚拓はゲットした獲物を持ち帰らなければ創れないが、現場で撮った写真さえあれば獲物をリリースしても創れる魚拓ッキーは、魚にも優しい
メモリーフィッシュ・ゲットの節は、皆さんも魚拓ッキーを創られたら如何だろうか
本当に良い記念になる事、請け合いである
(壱号さん、みやさん、勝手に写真お借りしてごめんなさいm(_ _)m)

最後に魚拓ッキーさんのバナーと、製作者kankanさんのブログURLを・・・



http://kankankan.naturum.ne.jp/


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高額サービス

2008-10-15 | 日々の想い
三連休前半の11日(土)終日、12日(日)早朝は、今期ヒラ開幕戦となったのだが、12日磯から宿へ戻って朝食を摂りシャワーを浴びて、急いで東京へ向かった
急いで東京へ向かったのは、午前中に有明・東京ビッグサイトで開催されている「第21回全国消防操法大会」へ顔を出したかった為である
当日午後からは家人のお供で展覧会を三つ回る約束があるし、大会は昼12時から30分間は休憩となるから、何としても午前中に会場に入らなければならないのだ(汗)


8時には松崎の宿を発ちたいと思っていたが、何かと予定通りには行かないもので、出発は8時半になってしまった
松崎から東名沼津ICまでは殆どが地道なので、如何に急いでも1時間半はかかる
沼津ICから東京・用賀ICを経て首都高速で有明まで向かう予定だが、途中で給油もしなくてはならない
東名上りは順調だったが、首都高は用賀入口から暫らく走ると、お決まりの渋滞に掛かってしまった
6kmの渋滞で、通過時間は40分と表示されている・・・
渋滞が始まった池尻ICから高速を降りて、休日で空いているだろうと一般道へ入った
降りた248号は多少混んでいたが、何とか通り抜けて都内をナビを頼りに走り、11時15分には芝公園から再び首都高に乗った
レインボーブリッジを渡れば、目的地は直ぐである
何とか午前中に会場に入れそうだ
台場出口で首都高を出て、トンネルを抜け左折すればビッグサイト入口と言う、そのトンネルの中でネズミ捕りに捕まってしまった

ガッテム!!!

50km制限で31kmオーバー
違反点数6点、免停1ヶ月、罰金凡そ10万円・・・
おまけに切符を切られるのに15分以上掛かってしまい、それから会場付近の駐車場に車を停めて、会場まで5分位疾走して、やっと辿り着いたのは12時5分
それでも何とか愛知県勢役員に逢えたが競技は全く見れず、時間も無いので挨拶もそこそこに又家人を待たしている駐車場へダッシュ!

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会場入口で「地域総合防災力展」も開催されていたが、当然素通りしただけであった


有明から先ずは東京のホテルで荷物を預け、上野へ向かう
連休の上野は人出も多く、駐車場に入るだけで3~40分掛かった
その間家人は目的の展覧会の入場券を求める為に、先に車を降りて上野公園内へと向かった
こちらも行列が出来ていて、入場券を買うだけで20分程並んだと言う

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先ずは東京国立博物館にて、国宝・燕子花図屏風で有名な尾形光琳一派の「大琳派展」を見学する
教科書などで見た馴染みの作品も多い
折角来たのだからと、本館の日本ギャラリーへも足を延ばすそうだ

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次は東京都美術館の「フェルメール展」
此処は切符を買うだけで20分並んだ所だそうで、僕らが入った時は行列も短かったが館内は人で溢れている
フェルメールの絵画は7点しか展示してないが、人の頭越しじゃないと絵画が見れない状態だ
小さな作品の横に、その絵を部分部分拡大して解説してあり、それにも見入る為に人がちっとも流れない
解説を読むよりも、作品を見て何かを感じ取る方が大事だと僕は思うのだが、如何であろうか

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最後は国立西洋美術館の「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」
この作家は全く知りません
デンマークの作家だそうで、デンマーク室内画派の一人だそうだ
此処も常設展の隅から隅までお供したが、此方の方はモネやレンブラントなど僕さえも知った作家の作品が多い

3館共にギャラリーショップで展覧会の図録を買うので、重い図録をぶら下げて歩かねばならない(→これも疲れます、何と言っても図録は重たい)
家人との約束は果したが、兎にも角にも、非常に疲れ且つ高く付いた一日であった

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ぽてんヒット

2008-10-14 | 平鱸(ヒラスズキ)
僕の今期ヒラシーズン開幕戦に臨むべく、10日夕方終業後東名経由で伊豆へ向かった
三連休前夜の為だろうか?東名も岡崎を過ぎるといきなりの渋滞で、その後もスムーズには流れず、伊豆松崎に着いたのは通常よりも1時間余り遅い11時頃になってしまった
それでもボーグ山本氏と落合う約束の3時20分に間に合う様に、目覚ましに頼らず目覚めたのは、開幕戦を迎えた緊張なのか、嬉しさだったのだろうか


西海岸は全くの凪で、風もそよとも吹いていない
東からのウネリとの予報を信じて東海岸へ向かったが、駐車場所に何時も聞こえてくる波の音も、殆ど聞く事が出来ない
こりゃ駄目かな?と諦めながら磯へ下ると、夜目に白いサラシが浮かび安堵する
予報通りウネリからのサラシが出現していて、波を待てばノーチャンスではなさそうな雰囲気である
闇が白むのを待ってポイントに入った
3ヶ月磯から離れていた為の緊張なのか、それとも初戦を迎えた興奮からだろうか、ポイントの岩に立った膝が震えて止らない
大きく深呼吸をし、波のタイミングに合わせて今期第一投を打ち込んだ


暫らく探ってみたが、ヒラからの応答は無いので、裏側のポイントへ場所移動する事にした
磯裏のポイントは、ウネリからのサラシも薄い
以前のヒットポイント数箇所を探ってみたが、何処からも応答は得られない
もう一度表側へ移動する事にする
夜は殆ど白み、朝日が水平線から顔を出しかけている
ボーグ氏は最近青物に頗る好調な、ファルコン・シンペンを投げている様だ
ヒラ師を自認する僕は飽くまでヒラを狙う心意気で、ファルコンSB・ソリッドで攻撃を続けている

あっ!ボーグ氏のロッドが満月に曲がっている
急いでランディング・アシストに駆けつける
かなりの引きで、獲物は中々姿を現さない
やっと姿を現した相手は、ヒラ様ではなく70cmクラスのワラサであった
無事ネットインさせて、アシスト完了

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ヒラ師を自認していたにも係らず、早速シンペンに付け替え青物を狙っている節操の無さに、自ら呆れるが背に腹は替えられない
しかし、所詮は付け刃である
大きなウネリに押し流されて、敢無く3投目で岩に掛かってロスト・・・
此処で初日朝の攻撃を終了した


松崎に帰る道中に、先行するボーグ氏から携帯が掛かる
最近松崎新港で青物が好調だから少し覗いてみないか?と言うお誘いであった
少々時間は遅いがチャンス無きにしも有らずと聞けば、行かぬ手は無い
ファルコン・シンペンを、ポッパーの様に水面を引いて来る攻撃が有効だと言う
早速実行すると、水面に小さな水柱が立つ!
ヒット~!
簡単に上がってきた獲物は、お目当てのワラサではなく、イトヒキアジ

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数日前であれば、ボーグ世界初ヒット記録として登録されたのに、既にボーグ氏の二番煎じであるが、ボーグ氏のスレ掛かりに対しシッカリ口にフッキングしているので、少し溜飲を下げる(笑)

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夕まずめ攻撃は、「上空に寒気が入り西風が強くなる」との予報を期待し西海岸を狙う予定だったが、風も波も期待はずれでもう一度ワラサ狙いに予定を変更する
連休なので堤防はアングラーが鈴なりだ
エサ師とルアー・アングラーの比率は、4:1位だろうか

朝と同じファルコン・シンペンI-Cコギーベアを結ぶ
ロッドでアクションを入れるでもなく、僕はただ引きでシンペンを水面に引き波を立ててリトリーブする
4,5投目、堤防から70m位の着水点から堤防までの三分の一程引いて来たシンペンに水柱が上がった

ヒット~~!!

2度アワセを入れて、巻き取りにかかる
アカメ挑戦以来ドラグはフル・ドラグ近くまで締め込んでいるので、ドラグも鳴らず比較的簡単に足元10m位まで寄せる事が出来た
しかし、其処まで簡単に寄った相手だが、此処でジィーとドラグを鳴らし底へ突っ込んだ
突っ込まれた途端、スゥ~ッとテンションが抜けてしまった・・・
上げて見ると、35lbリーダーがザラザラになって途中で切れている
青物は昨年磯から4~50cmクラスのワラサを獲った経験しか無いので、少々舐めてかかったのがバラシの原因だ
知識も足りず、青物は横へ横へと走るばかりと、思い込んでいた
横へ走るよりも、底へ突っ込むのだ・・・

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今気付いても、時は既に遅し
昨日・今日と虎の子の青物の実績機、手持ちの古源チューン・ファルコン・シンペンを2本ともロストしてしまった
ボーグ氏から40gのシンペン・セブンを借りて、その後夕日がすっかり沈むまでリベンジを図ったが、水柱は最後まで上がる事は無かった

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最終日の早朝も、東からのウネリ頼りで東海岸へ入った
西風は7~8mと強く、丁度サイド・アゲンストとなりボーグが投げ辛い
風は強いが、ウネリは昨日よりも無い
従って、期待されたサラシは申し訳程度で、この海況ではヒラは難しい
心の中では当初からヒラは諦めているのだが、青物に頗る有効なシンペンの手持ちが無いので、止むを得ず横風にも強いファルコンSB/Sky-passで攻撃を始めた
薄暗い間は、風に流されたファルコンが何処へ着水しているのか、さっぱり検討がつかない
太陽が水平線に顔を出し始め、漸く着水点が確認出来る様になった
昨日ボーグ氏にワラサがヒットしたのも、こんな時間帯だったなぁと思っていると

ヒット~~~!!!

昨夕失敗の苦い経験を思い起こし、底へ潜られない様にロッドを起しひたすらリールを巻く
ジィーッ、ジィーッとドラグを鳴らし、何度も何度も底へ突っ込んで行く
ドラグが滑ってジィーッと鳴る間も、ひたすらリールのハンドルを廻し続ける
ジィーッ、ジジィーーッ
これでは限が無い
左手一本で満月のロッドを支え、右手で急いでドラグを締め込む
それでも、ジッ、ジィッと短くドラグを鳴らし、突っ込む
ヒラに比較すると、非常にタフガイだ
それでも漸く、水中に青白い魚体が見て取れるまで、水面に近付いて来た
あと一息だ
最後の突込みを耐えると、相手はやっとランディング・アシストに駆けつけて呉れた、ボーグ氏が差し出すネットに収まった

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70cmを少し切るワラサであった
ロッドの柔らかさに拠るのであろうが、浦戸湾の110cmアカメにも匹敵するパワーを感じる程のファイターである
ショアジギ・ロッドがアカメ・ロッドの代用にもなる事が、よく理解出来る体験であった
その後、ボーグ氏も同クラスをランディングした時点で、今期開幕戦の幕を下ろした

20071003

ライジャケに入れてあった非接触温度計で測った海水温は21.5℃、外気温は昨日よりは下がったとは言え18.5℃で、動けば汗が出てくる
開幕戦、ヒラのヒットは得られず、ワラサのぽてんヒット一本と言う結果であった

♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS-SPINNING MS-1303-MR
REEL:Daiwa CERTATE3500HYPER CUSTOM
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell Falcon128SB/Sky-pass Kuro-kin

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開幕戦準備OK!

2008-10-09 | 日々の想い
今期開幕戦となる11日早朝の波予報図である
伊豆はその日の風向きやウネリの入り方で、西を攻めるのか南へ入るのか、はた又東が良いのかを見極めて、入磯する場所を選定する
波予報は何時もYahoo!スポーツ - サーフィン - WAVE HUNTERで調べるが、予報図で見る限り、波自体は高くない
しかし、太平洋東部へ遠ざかる高気圧の吹き出しによる、東寄りのウネリがあるらしい
波がそんなに高くなくてもウネリが入るなら、そこそこのサラシは期待出来そうである
一方天気予報に拠ると、11日は上空に寒気が入り込み西寄りの風が強まるとある
東からのウネリを重視すべきか、西風による風波に期待すべきなのか、判断に悩む所である
波予報や天気予報を見て、コンディションの良い日を選んで釣行するのではなく、休日しか釣行出来ないので、予報を見て一喜一憂する訳なのだ


磯ヒラ用のファルコンと、対青物用のシンペンをルアーケースに入れ、爪に立たないフックも研いだ
アカメ用の4000番スプールを外し、磯ヒラ用の3500番に付け替えた
ウェットスーツ、オーシャンタイツ等ヒラ装束や足回りギヤは常時トランクに入っているから、明日Moss13ftとランディング・ネットを車に詰め込めば総ての準備は完了だ


後は開幕戦で磯の王者が獲れます様に、今シーズンも事故も無く楽しい釣りが出来ますようにと、金毘羅さんに祈りながら伊豆へ向かって走るだけである

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その男、凝り性につき

2008-10-08 | 日々の想い
今日は釣りとは全く関係が無い記事なので、読み飛ばして下さい

彼が健さん(高倉健)の映画に夢中だったのは、東京での学生時代の事である
彼がその頃良く通っていた池袋の文芸座は、一種異様な盛り上がり方をしていた
当時の文芸座は週末オールナイトで、健さんの映画ばかり5~6本上映していて、観客は学生運動をしている学生や、若い工員が主であった
スクリーンに高倉健と名前が映し出されるだけでも、「健さ~ん!」と声がかかり拍手が沸き起こる
我慢に我慢を重ねた健さんが最後に斬り込みに行き、悪徳を重ねた敵の親分に向かって「死んで貰うぜ」と発すると、場内は「異議なしっ!!」と一斉に叫び拍手喝采を送るのである
映画が終わって早朝の街に繰り出した彼らは、まるで映画の中の健さんの様に、肩で風を切って歩いていた


70年学生運動も下火となるに連れ、東映任侠映画もピークを超えて徐々に衰退して行き、彼の映画館通いもやがて絶えた
昔の映画が良くTVで再放送されるのだが、何故か東映仁侠映画は放送されない
やがて彼が昔を懐かしみ、あれ程熱中した健さんの映画を再び見たいと思う年代に差し掛かった時に、TVでの再放送は期待出来ないので、必然DVDを購入するしか方法は無かった
DVDで再び見た健さんは、昔の通り格好よかった
年代を重ねた彼は画面の健さんに、いま日本人が失ってしまった「男」を感じた
健さんは、寡黙である
健さんは、決して筋を曲げない
健さんは、我が身を犠牲にしても弱きを助ける
健さんは、事を成しても賞賛を求めず黙って去って行く
昔、日本の男なら持っていた誇りを堅持しながら、やるべき事を黙って全力で実行する、それが健さんだ
そんな健さんと再会した彼は、当初求めた「昭和残侠伝」シリーズ(いわゆる唐獅子牡丹です)のみに飽き足らず、「網走番外地」、「日本侠客伝」シリーズも買い漁った
ネットで調べそれらのシリーズを買い漁っていた彼は、やがて健さんが東映を退社した以後の映画も見てみたくなった
同時に、健さんのエッセーや写真集がある事もネットで知った彼は、映画のみならず健さんに関するものも集めだした

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彼は昔から凝り性で、やり始めるとトコトンやらねば収まらない、と言う悪癖がある
悪い事に彼が購入した健さんの写真集には、健さんが出演した全204作品のリストが載っていた
そのリストが、彼の悪癖を呼び覚ました様だ
時間があるとネットで調べ、気付くと84作品を購入していたと聴く
それでも未だ購入可能なDVDは4~5本残っているが、それは彼が好まない美空ひばりと、中村錦之助が主演健さんが共演している作品で、彼はコレクターとしてそれらを買うべきか、ファンとして好みを貫き買わざるべきか、迷っていると言っている
他人から見ればどうでも良いことで、好きにしたらとしか彼に言い様はない

彼が生涯に渉って健さんの作品を集めたいと、馬鹿なことを言っているが、もう笑って傍観するしかない状態である

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