ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

奮闘記

2013-02-12 | 男の料理
料理することは嫌いではない

嫌いではないどころか、休日になるとすすんで台所に立つことも多いのだ




正月用に買ったパック切り餅が未だに残っていたので、雑煮にして食べようと先日スーパーへ行った序でに小松菜を買っておいた

三連休のとある朝、雑煮を作って食べたけれど、今度はその小松菜が余ってしまった

本棚から最近の愛用書「一流料理長の和食宝典」を引っ張り出して、小松菜を使う料理を探してみた

載っていたのは「小松菜と鶏ささ身のおひたし」

そのページのすぐ前に載っていた「長芋とオクラの梅肉和え」と、年末消防団の友人から貰った里芋も使い切れずに残っていたから、イカと里芋の煮ものも一緒に作ってやれと、レシピに足らない材料を近くのスーパーへ買い出しに行った

買い忘れてはいけないからと、買うものをメモって出かけたが、そのメモに書いた物は・オクラ、・長芋、・ゆず、・イカ、・ささ身だけであった

しかし、スーパーへ行くと色んな商品が目について、ついつい衝動買いしてしまうのが悪い癖である

当日も、入口近くに並んでいた「タラの芽」と、魚売り場の「ブリの切り身」を衝動買いしてしまった




スーパーから帰り、もう一度レシピに目を通して、タラとブリはそれぞれ「タラの芽のごま和え」、「ブリ黒酢焼き」にすることを決めた

買ってきた材料を冷蔵庫に仕舞おうとしたら、鶏もも肉、ごぼう、鯛カマと身の冷凍を見つけた

よしっ!ついでにこれらを使う料理も作ってしまえ

始めは残り物で簡単に晩酌のつまみを作る心算が、愛用書のページを繰るうちに段々と料理が増えていってしまい、最終的には次の品々となった次第である


(写真上側左より2、4、1、中段左より3、6、下段5)

晩酌用  1「小松菜と鶏ささ身のおひたし」、2「長芋とオクラの梅肉和え」、3「イカと里芋の煮もの」、4「タラの芽のごまあえ」

メインのおかず   5「ぶり黒酢焼き」6「鶏ごぼう巻照り煮」

ごはん   7「鯛めし」

吸い物   8「鯛の焼き潮椀」

昼食後に出汁を作ることから始めて、全部作り終えたのは5時半過ぎになっていた

器と盛り方が貧弱なので、大した労作には見えないが、レシピに忠実に作ったから味は一流に近く家人も美味しい!と言ったのは言うまでもない(笑)




台所に立ちっぱなしだったので、背中はパンパンに張ってぐったりで、料理って本当に疲れるものだと思い知った次第である

その為だろうか、折角作った料理だが、平らげる前に酔いが回ってしまい、8時前にはバタンキュウと眠ってしまった

当分、こんな奮闘はしない心算である


秋を満喫

2012-10-11 | 男の料理
この時期になると、去年辺りまでは、異様に燃える事があった・・・

何に燃えたのかと言えば、松茸を食べる事にである

8月末の中国産から始まり、10月後半の国内産で〆るまで、フライ、ホイル焼き、土瓶蒸し、炭火焼き、松茸ご飯と、飽きる事無く半ば意地でも食べていた

ところが、昨年辺りから今まで食べる事で感じた感激を、何故かそれ程感じなくなってしまったのだ

単純に松茸の味に飽きたのか、あるいはそれ程潤沢にある訳ではない家計から、贅沢品と呼ばれる松茸に異常なまでに投資する愚かさにやっと気付いたのか、兎に角松茸に、以前ほど燃えるものを感じなくなったのである

とは言え、全く飽きた訳ではないらしく、今年も夏の終わりから三度ほどは、値打ちな中国産は食べました

これまで国内産松茸は、岩手県の茸業者から通販で求めていたから、今年も案内を貰ったけれど、とうとう松茸の注文はしなかった

その代わりと言う訳でも無いが、今年は高価な松茸ではなく天然茸の詰め合わせを注文してみた



それが昨日届いたのです

小さな写真で判り辛いと思うけれど、左上の濃茶の茸が「ハナイグチ」右上の茶色の茸が「あみ茸」、左下の褐色のが「畑しめじ」、中央の白いのが「ぶなはり茸」、右下の褐色のは「天然舞茸」だそうだ

辛うじて名前を知っているのは舞茸くらいで、後は名前を聞くのも見るのも、全く初めての茸ばかりである

調べてみると、それぞれに相応しい調理方法があるらしい

しかし、面倒なので昨晩は「きのこ鍋」にして、総ての種類を鍋に放り込んでみた

昆布・鰹節で摂った出しを、薄口醤油、味醂、塩で味付けし、そこに鶏肉、白菜を一緒に入れて、土鍋で煮込んで出来上がり



材料を鍋に入れたばかりの写真を撮れば良かったのだが、ついうっかり食べ出してから写真を撮る事を思い出したから、ご覧の通りですっかり油が浮いた訳の判らぬ写真になってしまいました(汗)

一つ一つの茸の味は、松茸ほどの自己主張は無かったけれど、色んな茸のエキスが混じり合って、それなりに美味しかった

残った出し汁に、きしめんをぶち込み、煮立ったらネギを加えて締めとしたが、十分満足できた一品であった(笑)

今夜は調べたレシピ通り、昨晩残しておいた舞茸とぶなはり茸をバター炒めに、あみ茸は一度茹でたのを大根おろしであえて、酒の肴にしようと思っている

山の幸のお陰で、十分に秋を満喫できた一日だった

至福の時

2010-11-17 | 男の料理
今年も僕の「年に一度だけの贅沢」の季節がやってきた

その贅沢と言うのは、開高丼をかっ喰らうことなのだ

開高丼とはかの開高健氏が愛して止まなかった、越前蟹を贅沢に使った野趣に富んだ料理ある

11月に解禁を向かえるズワイ蟹、そのズワイ蟹のうち福井県で水揚げされる蟹を越前蟹と呼びブランド化されいて、それを証明する為に一杯一杯の蟹に黄色いタグを付けて販売されている

越前蟹でも大きくなる雄は非常に高価だが、雌は越前では「せいこがに」と呼ばれ安価で元々は地元でしか消費されていなかったと聞いている


<写真では大きさが分からないが、甲羅の幅は12,3cmくらいである>

雄は身やミソを食べるのであるが、小さな雌は身は少ないので主にタマゴやミソを楽しむ

開高丼はせいこがにを使った料理であるが、料理と呼ぶほど手を加えたものではない





せいこがにの捌き方であるが、まずは、蟹のフンドシ(裏側にある三角形のもの)の下に隠れている茶褐色のツブツブ(外子と呼ばれている)を指でしごいて剥ぎ取り容器に入れておく

次ぎに甲羅を外し、内側にあるオレンジ色のタマゴ(内子)や緑褐色のミソを掻き出し、これも外子を入れた容器に入れる

甲羅を外した体から足を外し、体を中央から二分する

体の中央部にも内子やミソが詰まっているので、それらも大切に容器に入れる

体や足の身も丁寧に取って容器に入れる

一杯捌いて容器に入れた量は、下の写真くらいだ



一杯では量が少ないから、僕は三杯くらい使う

開高丼の作り方は、炊きたてのアツアツのご飯を丼に盛り、その上に容器に入れてあった外子、内子、ミソ、身を乗せるだけである



後は個人の好みにも拠るが、僕はご飯にカツオのだし汁に醤油、味醂で薄く味を付けた汁をまぶし、蟹の上には柚子皮のみじん切りを添えた

こうすると、ご飯と蟹が一体化し、口中には柚子の香りが拡がって、蟹の旨味が一層引き出される(飽く迄も私感ですが)

この丼に口をつけ、箸で豪快に掻き込みながら、時々日本酒で口中を洗ってやる

至福の時とは、将にこのような時に使う言葉だと、しみじみと感じた



昨日の酒は地元名古屋は萬乗酒造の、醸し人九平次 純米大吟醸 別誂である

若き15代目が平成9年に世に出すや、瞬く間に全国区になった「九平次」。この純米大吟醸は、そのハイエンドにあるモデルだ。
【熟した果実をベースに、気品・優しさ・懐かしさを感じる日本酒をめざしています。】と蔵元。
きれいな酸味を感じさせる、そのバランスの取れた洗練された味わいは、今やパリの三ツ星レストランでも高く評価されているほどだ。(徳間書店 食楽より一部抜粋)


どうせ贅沢をするのなら、せめてこの位の酒は張り込みたい

せいこがには未だ二杯残っているので、今夜は辛口の白ワインで試そうと思っている

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あれば便利

2010-09-14 | 男の料理
無くてもさして困りはしないけれど、あれば便利な、重宝する物がある

それらの値段が高ければ贅沢品との謗りは免れないだろうが、数千円で購入出来るのなら、入手しない手はないと思うのだが如何であろうか

尤も、あれば便利で、重宝するとの思いは、それらが無い時に不便な体験をした者にしか理解不能な「思い」なのかもしれない

その様な「思い」で、最近購入した品物を紹介する



手前が「蒸篭(セイロ)」、奥が「サラダスピナー(葉物野菜の水切り器)」である

シュウマイや小籠包は、好きな酒の肴の一つだ

又休日に小腹が空くと、肉まんをつまむ事が多い

シュウマイ、小籠包や肉まんは、自分で一から作る訳ではなく、通販で求めた冷凍のものをただ蒸すだけである

冷凍品なら保存も利くし、ただ蒸すだけで食べられるし、その上中々馬鹿に出来ない旨さである

但し、売られている品種も多いので、どれが自分の口に合うのかは、色々と試す事が必須である

家には所謂「蒸し器」が無いから、今まで蒸す時には、カレーを作ったりパスタを茹でる深めの鍋の中に、小穴がいっぱい空いた「蒸し台」を設置して蒸していた

これで蒸す事事態少しも困らなかった

しかし、大きな鍋を使うから、鍋や蒸し台をシンクで洗うのが意外と手間である

それと、蒸したものを皿に並べて食べるのも、イマイチ情緒が無い

中華飯店で点心を注文すると、小さな蒸篭で蒸し上げてそのままテーブルに出してくる

蒸篭に入った点心は、湯気を立てて如何にも旨そうじゃないですか?!

蒸篭そのものが、旨さを演出しているのだ!

と言う事で、直径15cmの蒸篭と、それを蒸す為の専用の小鍋を購入した次第である



サラダを作る時、水洗いしたレタスやルッコラ、所謂葉物野菜の水切りが上手に出来なくて困っていた

洗った葉っぱを手で振った位では完全な水切りが出来ず、サラダが水っぽくなってしまう

気候の良い時は、大きなフキンで葉っぱを包み、それをベランダでグルングルン振り回して水気を切っていた

これも、雨が降ったら出来ないし、寒い時も暑い時も戸外でやるのは大変なのです

何か良いものは無いかと物色していたら、「サラダスピナー」なる物を発見した

洗った野菜を中に入れて、上の黒いノブを押すと、透明容器の中の白いカゴがグルグル高速で回転し水を切るのである

まぁ遠心分離機のようなものです

すこぶる便利ですよ!



ベーコンやスモークサーモンが好きなので、一度燻製作りにも挑戦したいと、前から思っていた

しかし、煙も出るし、時間も掛かるので、中々GOサインが自分自身出せなかった

今回「自宅のキッチンで簡単に燻製が楽しめます」とのキャッチコピーに魅かれ、購入したのが「キッチン香房」である

この燻製器は、ベーコンやスモークサーモン等を作る本格的な温燻は出来ないけれど、チーズやゆで卵、火を通したイカ・タコ・肉などを燻してスモークの香りを付ける燻製入門にはぴったりのスモーカーらしい



台所のガス台を使って、短時間で燻製を楽しめるのが良いではないか

ただ、購入して未だ一度も試してないので、詳しいレポは又記したい

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守破離

2010-03-05 | 男の料理
「守破離」と言っても、能や茶道、武道の話ではない
男のイタリアン第2弾!です(笑)



昨夜、「男のイタリアン」を参考に、2度目の挑戦
作ったのは、鶏肉のトマト煮と、レモンのスパゲティ
トマト煮は我流でだが、以前にも作った事がある
我流と参考書との違いで、参考になった点は・・・
鶏肉を焼く前に、小麦粉をまぶす
これは、肉の旨味を逃さない事と、煮汁にトロミを加える効果が有りそうだ
鶏肉をこんがり焼いたら、白ワインやホールトマト(缶詰)を入れる前に、フライパン中の余分な油をペーパータオルで吸い取ってやる
我流ではやったこと無かったが、余分な油が無くなりソースも綺麗に仕上がった
皿に盛るとき鶏肉の下に、ルッコラと生ハムを敷く
鶏肉とルッコラ・生ハムを一緒に食べれば美味しいとあるが、これは正しくプロの技だ



自作の写真は参考書の写真に比べたら、トマトソースが多過ぎたようだ
レシピは2人分で鶏肉3~400g、ホールトマト缶(400g)半分とあるが、鶏肉がレシピよりも少なかったにも係らず、トマトはレシピ通りに入れた為だ
僕の写真の様にソースを上からダバッとかけるのではなく、鶏肉に絡める程度にした方が見栄えがいいし、鶏の味がトマトに負けてしまわない(各人の好みにも拠りますが)



付け合せのレモンのスパゲッティは、今まで食べた事は勿論、見た事すら無かった
作り方は至って簡単
搾ったレモン果汁にパスタのゆで汁(水2lに対し塩大匙1.5杯)と若干の砂糖を加え、煮立ったら生クリームを入れる
アルデンテに茹でたスパゲティを上記のソースに絡め皿に盛り、上に薄く剥いてせん切りにしたレモンの皮をトッピング



昨日二つの料理を同時進行で本を見ながら作ったが、トマト煮に加えるべき白ワインを、慌ててパスタソースに入れてしまった(汗)
トマト煮には改めて入れ直したが、パスタが茹で上がり間際だったので、パスタソースを作り直す時間的余裕が無かった
だからレシピには無いワインを加えたまま、スパゲティを完成させてしまった



食べた感想は・・・
大変に美味しゅう御座いました♪(料理の鉄人審査員:岸朝子風に(爆)
トマト煮と言った比較的濃厚な味と対照的に、レモンのスパゲティの少し酸味が利いた爽やかさが、組合せ的に絶妙だった
パスタソースはレシピとは違ったが、そもそも元の味が判らないから、それなりに旨かった



男のイタリアンを手掛け僅か2作目のくせに些か不遜ではあるけれど、イタリア料理はオリーブオイル、ニンニク、トマトetc.基本食材が手元にあれば、割合簡単な料理に属する気がする
手の込んだ複雑な調理ではなく、元の食味をストレートに味わう料理が多そうだ
その単純明快な点が、馴染み易いとも言える
さて、守破離である
現在僕の料理は、出来るだけレシピに忠実に!を心がけている
所謂「守」の段階である
昨日はいきなり「破」をやってしまったが、それは本来未だ先の事にしなければならない
釣道に於いても、又料理道に於いても、道と付くものに手を染めた以上、離の段階を目指すべきである
しかし、その段階に至る道は、遥かに遠く険しい
今はひたすら基本に忠実に歩む事が先決である

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有れば便利

2010-03-04 | 男の料理
似非イタリア人の男の料理で、あれば便利な道具類を新たに購入したのでご紹介する
先ずはイタリア料理に欠かせない、パスタを作る時に重宝する道具

アルミフライパン


イタリア料理のシェフが使っているのを、実際店で見たり、TVでご覧になった事が有ると思う
何故パスタではアルミのフライパンを使うのだろうと、気になって調べてみた
曰く、アルミは熱伝導に優れているから、茹で上がったパスタをフライパンでソースと絡める時に絡み易くなる
曰く、テフロン加工や鉄製の様に黒いとソースの色が見難いが、白いアルミは見易い
曰く、鉄製に比べ軽いから、料理するのが楽である etc.
ソースが良く絡んでパスタが旨くなる、だからプロが愛用しているとあれば、揃えなければならぬ・・・と思った

トング


今まで、フライパンからパスタを皿に盛る時には、木の菜箸を使っていた
これが非常に使い辛い
ソースに絡んだパスタが滑って、菜箸では掴み難い事この上ない
そう言えば、シェフ達もトングを使っていたのを思い出し、調べてみるとパスタトングなる物も売られている
しかし、先のアルミフライパン購入者からの投稿に、ステン製のトングを使うと、アルミに傷が付き易いとあったから、挟む部分が耐熱樹脂で覆われている物を探した



次ぎに、イタリア料理には欠かせないワインの小道具

デキャンティングボアラー


ビンの中で眠っていたワインは、空気中の酸素に触れると目覚めて旨さが増す
これを「ワインが開く」と言うそうで、通常は開封したワインを一度デキャンタと呼ばれるビンに移してやるらしい
しかし、そのデキャンタも結構な値段だし、その形状から洗うのにも骨が折れそうである
このボアラーを開封したワインの口に差し込んで、ワインをグラスに注げば、物理学のベンチュリ理論の応用(商品カタログからの受売りで詳しくは知りません)により、ワインが花開くそうだ

ワインセイバー


封を開けたワインを一本飲み干してしまえば、此れは必要も無いが、平日には翌日の仕事も有るから難しい
しかし、飲み残したワインに、抜いたコルク栓を押し込もうとしても上手に嵌らない
そういう場合には、このワインセイバーが活躍する
単にゴムキャップで栓をするだけじゃなく、ビンの中の空気を抜いて栓をするから、ワインもこぼれず又空気に触れさせないから新鮮さも保つ

ソムリエナイフ


今までコルクを抜く時は、前から持っていたビクトリノックスの、五徳ナイフを使っていた
これはコルクに捻じ込んだスクリューを、単に力任せに引き抜くだけの構造だから、骨が折れる
今回ワインを嗜む様になってから、ずっとソムリエナイフが欲しかったのだが、これも本格派は数万円もするから手が出なかった
オール金属製の安価なものも、あるにはあったがちゃち過ぎて、これまた買うに至らずであった
しかし、関の刃物屋さんが手頃な物を出しているのを、アマゾンで見付けたのだ
数万円する本場物に比べたら多少見劣りはするかも知れないが、刃物の銘産地、関で造られた物だから、そこそこ作りもしっかりしているし、柄のマホガニーも見栄えがする
何といっても、本場物の6~7分の一の価格なら、これは絶対にお買い得である
封を切るナイフにも工夫があり、安全で出し易い

ワインクーラー


赤は室温位でも飲めるが、白は冷えたものの方がずっと旨い
そこで、冷蔵庫から出した白をテーブルに置いておく時に必要になるのが、ワインクーラーだ
良く見かけるタイプはステンのバケツに水と氷を入れる物だが、これはジェル状の保冷剤を使って冷やす方式だから、氷を使い捨てる必要も無いし、入れて置いてもボトルが濡れないから、クーラーから取り出して注ぐ度にボトルをナプキンで拭く手間も掛からない


と言う事で、あれば便利な道具達を紹介したが、興味の無い方には、全く不要な物なのかもしれない・・・

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大成功!

2010-02-26 | 男の料理
昨日記事に書いた料理の教本が、夕方に届いた
例の「男子厨房に入るシリーズ・料理の基本」「同じく・男のイタリアン」「同じく・魚を喰らう」の三冊である
パラパラとページをめくって、簡単に作れそうで且つ今夜自分で喰ってみたいと思った料理に早速挑戦する
ピックアップした料理は、「魚を喰らう」からアクアパッツァ



魚は白身なら何でも良いらしい
そこで会社の帰り道に、スーパーに寄り材料を仕入れる
教本ではカサゴを丸ごと使ってあったが、カサゴは無かったので無難にタイの切り身と、プチトマトを購入(作った料理の写真は撮り忘れた為、冒頭の写真はWEB上で探したものを掲載、材料はタイではなくキンキか?)
調理は至って簡単
先ずはニンニクを適当に切って、フライパンの中のオリーブオイルで炒め、香りをオイルに移してやる
そこに魚を入れて表面を炒める
次ぎに魚が浸る位に水を入れる
煮立ったら、レードル(玉じゃくし)で煮汁を魚の表面に掛けながら、更に煮る
煮汁に塩で味付けし、適当なところでプチトマトを入れる
トマトの皮がはじけたら火から下ろし、バジルを散らしてから皿に盛る
材料の分量も煮る時間も火加減も、味付けの塩加減も、全て適当です(笑)



アクアパッツァは南イタリア風魚の水煮で、WEBで調べると魚以外にアサリを加えたり、水だけじゃなく白ワインやドライベルモットも入れて煮たりと、色々書いてあるが「男の料理」は簡潔で豪快が信条である
昨晩作ったそれは、魚以外にはニンニク、オリーブオイル、水、塩、トマト、バジルを使っただけ
それでも十分に旨かった!
水とニンニクの香りが付いたオリーブオイル、少量の塩が、魚から出る旨みと混ざり合い絶妙なスープに変って魚を旨くしている
プチトマトの濃縮された甘酸っぱさとバジルの爽やかな香りも、魚と一緒に頬張れば一層口の中に旨さが広がる
冷やした白ワイン(これも材料と一緒に1080円で買った)が進みます
皿に残った汁はフランスパンに浸し、それもワインのアテになる



昨晩は慣れてなかったので、料理の写真を撮る前にうっかり食べてしまった
これからは、簡単に作れ且つ旨い「男の料理」もカテゴリーに加え、たまに記載しようと思っている
旨い!と思うのは、飽く迄も僕の個人的見解なので、それが皆さんの舌に合うかどうかの責任は持てませんので念のために・・・

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鉄人への道

2010-02-25 | 男の料理
先週土曜の休日を利用して、家にある包丁を研いでみた
家の包丁はステンレス製の、所謂万能包丁と呼ばれる普及品で、今までは電動の研ぎ器で研いでいた
しかし、研ぎ器が古いのか、研ぎ方が間違っているのか、やっても一向に切れ味が良くならず、反対に刃先がこぼれる始末で常々不満を感じていた



本格的に研ぐのならやっぱり砥石だろう!と、砥石と研ぎ方の教本を購入した訳だが、教本を読むと研ぎ方も中々難しそうだ
刺身包丁や出刃包丁などの和包丁は片刃、洋包丁に分類される家のステンレス包丁は両刃、と言う事さえ知らなかったが、それぞれ研ぎ方も違うし、包丁を均一な角度で保持して砥石に当てなくては上手く研げないらしい
砥石も荒研ぎ・中研ぎ・仕上げ研ぎ用と色々あって、それぞれ500番・1000番・3000番などと番号で分けられている
番号が大きいほどきめ細かく研げるそうで、家庭用の包丁なら荒研ぎ用と中研ぎ用で十分らしい
高級な和包丁なら6000番クラスの極仕上げ用も必要らしいが、それは将来更に料理に凝って和包丁を必要と感じた時に残しておき、先ずは買った砥石で研ぎ方の練習に励んでからと我慢した



均一な角度を保って研ぐ、と言っても手先が不器用な僕には少々荷が重かろうと、秘密兵器を購入した
秘密兵器の名前はズバリ「庖丁とぎ角度固定ホルダー スーパートゲール 」!(笑)
冒頭写真では見辛いが、トゲールの左下部分が溝になっている
その溝に包丁の背をはめ込み、右側の白いセラミック部分を常に砥石に押し当てるように研げば、均一な角度が保たれ不器用な僕でも上手に研げる!と言う優れものなのだ



土曜日に何時も僕が良く使う、二本の包丁を研いでみた
一本目は、見える大きさの刃こぼれは無い
10分位水に漬けて水分を十分含ませた砥石で、先ずは1000番の15往復で中研ぎ、3000番15往復で仕上げ研ぎ
素人目で見る限り、どうにか均一に研ぎ上がった
次の包丁は目を近付けなくても刃こぼれが見てとれ、ラーメンに入れるネギを切ると、切ると言うより押し潰す様で、ネギは下が全部繋がっている様にしか切れない包丁だ
1000番で刃こぼれを直すのは、中々骨が折れる
研いでも研いでも、刃こぼれは一向に無くならない
それでも根気良く研ぎ続け20分位で、どうにか肉眼では殆ど判らない程度になった
更に3000番で暫らく刃先を整えて、二本を研ぎ終わった



さて二本の包丁の切れ味は・・・
自然に目尻が下がり、ニヤリとしてしまうほどの切れ味だ
全く抵抗感無く、す~っと包丁が野菜に吸い込まれて行く
切れる包丁だと、調理も楽しくなるって本当なんだ!

これなら、料理の腕前が上がるまで、高級包丁を買わなくても我慢出来そうである
しかし、凝り性の僕はついつい勢い余って「男子厨房に入るシリーズ・料理の基本」「同じく・男のイタリアン」「同じく・魚を喰らう」の三冊を発注してしまった(笑)

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凝り性

2010-02-18 | 男の料理
男子厨房に入るべからず

と言われるが、凝りだすとそうも言ってられない(笑)
似非イタリア人となってから、俄かにワインを呑み出した
コストパフォーマンスの高いワイン、即ち値段の割にはまぁまぁ呑めるワインを更に美味く呑む為に、ワイングラスも新調した
そのグラスを保管する為に、食器棚に金具も取り付けた
似非イタリア人と称しても、毎日パスタばかり食べてる訳にはいかないので、ワインに合う自分用のツマミを調理する様になった



学生時代のアパート暮らしでは、毎日では無いけれど自炊をしていた
ラーメンに凝った時には、スープや叉焼も自作していた
そんな位なので、料理する事は嫌いではない
嫌いではない、と言うよりも、好きなのかもしれない
では料理が上手いのかと問われれば、そうでもないと答えざるを得ない
「好きこそものの上手なれ」とは言っても、好きなことは上手になる為の必要条件ではあっても、十分条件とはならない様だ
プロのように、金を貰って人に食べさせる料理では無いから、自分さえ旨ければ良いのである



頻繁に台所に入るようになったら、包丁の切れ味に辟易とした
こんな切れ味では、自分の腕前はさて置き、上手に料理出来る筈が無い
いっそ自分用の包丁を買ってしまおうか、とも思ったが、包丁の値段を調べてみて止めにした
まぁプロ用を調べたからと言う事も有るけれど、二の足を踏む様な値段だったのだ
それなら、今ある包丁を切れるように研いでやろう!と、砥石と研ぎ方の教本を購入した



ワイングラスも、砥石も、今まで必要を感じた事は一度もなかった
しかし不思議なもので、何か新たに始めると、欲しい物が次から次へと現れる
実は、調理や下ごしらえが、手早く簡単になるとの謳い文句に釣られて、フードプロセッサーまでも購入してしまったのだ
この先どうなる事やらと、何時もの事ながら、困りながらも愉しんでいる(笑)

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伊太利亜

2010-02-02 | 男の料理
麺類が好きな上に、凝り性である
ラーメンに凝れば、旨いと言われるラーメン屋を食べ歩き、やがては自分で鶏がらやアゴ干しを取り寄せてスープも作る
毎食ラーメンでも飽きない位に打ち込むが、やがて熱も冷めると通常のパターンに戻る



先週辺りからパスタに凝り出した
スパゲティのみならず、各種パスタ、パスタソース、オリーブオイル、チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)等を通販で求め、夕飯は自作のパスタとイタリア・ワインと言った具合である
ラーメンの時は、ラーメンスープやチャーシューを手作りする位だったが、今回はパスタ以外にもお手製のカルパッチョやトマトのサラダなどを肴にワインを空ける
ワイングラスなど持って無いから、コップでワインを呑んでいたが、これでは情緒も旨さも味わえないからと、ワイングラスまでも注文してしまった
まるで俄かイタリア人になったが如くの食生活である(笑)



ワインは旅行中の夕食で、料理に拠っては稀に頼むくらいしか嗜まなかった
日本酒や焼酎に比べるとやたらに銘柄が多いし、名前を覚えるだけでも大変なので詳しくは無い
外食で頼む時もソムリエに尋ねる方が便利なので、ワインに関しての知識は殆ど無い
栓を抜けば呑み切らねばならず、保存も難しい事を言うので、家で呑む事は先ず無かった
しかし、上記自製の料理がイタリア料理と呼べるかどうかは疑わしいが、トマトやオリーブオイルを使った料理には、ワインが良く合う
何時も呑んでいる焼酎や日本酒では、どうもしっくり来ないのだ



現在は通販の店が推奨する安いワインを購入し呑んでいる
凝り性がワインに向かうと資金的にも大変そうなので、今の所極上を求めずリーズナブルで旨い銘柄だけに的を絞っている
そのうち熱が冷めれば又通常の日本人的生活に戻ると思うが、それまでは似非伊太利亜人生活が続くのだろう(笑)

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