ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

29・30・31番

2012-08-30 | 四国霊場巡り
旅行2日目は徳島の山中を抜けて、高知へと向った

途中、険しい山道を登って行かなければ到達できない、難所と言われる第20番・鶴林寺、第21番・太龍寺への登山口を示す道標も目にしたけれど、初めて通る道ゆえ高知までの時間が読めぬ事、生憎の雨で天候が悪い事、それにもう一つ、まぁこれが主たる原因なのだが、昨夜の深酒が祟って体調がイマイチだった事などで、寄らずにそのまま高知へ抜けてしまった

今から思えば、折角近くを通りながら惜しい事をしたと思わぬでは無いが、これからもこのルートで高知に向う機会を作れば、即ち又海猿氏と呑む機会を作れば良いのだと強がっている

結局2日目は、夜のアカメチャレンジに体力を温存すると言い訳して、高知へ着いてからも釣具屋に寄っただけで、早めに宿に入ってしまった




3日目は、高知へ来たら大抵立ち寄る植物園へと向った

植物園内部は、以前くまなく見学済みなので、今はここのレストランでの昼食を専ら目的にして出かけている

ここのレストラン、何故か僕の口に合うメニューが多く、しかもリーズナブルなのです

レストランに併設された売店に、家人は土産、僕は売られている盆栽や苔玉を目当てに覗くのも、愉しみの一つになっている

さて、今まで何度も来ているのに一度も気付かなかったけれど、霊場巡りを始めた今回は駐車場の横に第31番・竹林寺があるのに初めて気が付いた

昼食には少々早い時間だったから、早速寄る事にした


31番・竹林寺 山門

山門をくぐって進むと、立派な五重の塔も建っている




竹林寺納経朱印

納経所で朱印を貰うと、庭園や秘仏も見る事が出来る拝観券も売られていた

折角なので、拝観することにした

盆栽を始めてから、寺の庭にも俄然興味が湧いてきて、樹木や苔を愛でるのを楽しみにしている



拝観後、植物園のレストランで昼食を済ませ植物園がある五箇山を下ると、例に拠って31番の前後の札所への道標があった

時間もあるので、ここから近そうな第30番・善楽寺にも寄る事にした


善楽寺本殿

この寺で、初日に2番、3番札所で一緒だった、バイクに乗り一人で周っているお遍路さんに出遭った

彼も僕らに見覚えがあるようで互いに会釈を交わしたが、正式なお遍路さんの彼は僕の様な出鱈目な周り方ではなく、規則正しく順番に巡り、3日目にして第30番札所に辿り着いたのであろう

未だ時間があるから、僕らは彼とは逆に第29番・国分寺を目指した


国分寺 山門

四国霊場八十八箇所は四国四県にまたがって存在するが、それぞれの県の国分寺も霊場に含まれている

国分寺ならば格式ある規模も大きな寺院であろうと想像したが、高知の国分寺は想像よりもこじんまりした寺だった


右/国分寺 納経朱印、左/善楽寺 納経朱印

3寺で朱印を貰ったところで、この日の霊場巡りは終了とした


2番・3番・18番

2012-08-29 | 四国霊場巡り
今度の夏旅行でも、5月の旅行に引き続き四国の霊場を巡った

先ずは初日に海猿さんと会う前に、高速道を徳島で降りて、第2番札所・極楽寺、第3番札所・金泉寺に向った

両寺とも5月に行った第1番の霊山寺から近い距離に位置しているので、5月に一緒に周れば良かったのだが、あの時は何故か霊山寺だけで止めてしまっていた


第2番札所 極楽寺山門

第3番札所 金泉寺本堂

今回の霊場巡りで、四国が霊場巡りに力を入れている事を再認識した

それは、どの霊場も国道には道路標識の道案内が整備されているし、一寺に訪れれば必ず其処より1番若い寺、1番大きい寺へ向う方向が示されているのだ

今まで四国の道を走っていても、興味も無かったから、その事には全く気付かなかったのだが、霊場巡りをする者にとっては便利この上ない

遍路となり四国をめぐるのは理屈抜きの、ただ大師を慕っての素朴な信仰である。そしてへんろ道をたどる中で大師のおかげをいただき、心身の毒素が浄化されてゆく、いわば四国は大自然の病院といっても過言ではない。そして人と人とのあたたかい心のふれあいや、自然の中でいかに生き、生かされるかを遍路の体験から学び得るならば、まさに、「同行二人」大師に導かれての二人づれといえよう。(弘法大師と四国八十八箇所より)

お遍路さんは上の様な信仰や、願掛けで、霊場巡りを行うのだろうが、特別信心深い訳でもない自分は、今のところスタンプラリー的な軽い乗りで行っている

本来は1番から順番に、閏年には逆周りに巡るらしいが、僕の場合、順路は気にせず、お経も唱える事無く、巡礼の装束も調えず、先ずは朱印帖に納経して貰う事だけを目的として、八十八箇所を巡ろうと思っている

もしも巡る途中で、俄かに信心深くなったり、如何なる手段を用いても叶えたい大願が出現した折には、お遍路として正しく決められた作法で巡り直すこととなるやも知れないが・・・


右/極楽寺納経朱印、左/金泉寺納経朱印

2番・3番ではお遍路さん2グループ、バイクに乗って一人で周っているお遍路さん等々と一緒であったが、この人達とは別れて、僕らは海猿さんと再開する街へと向った



途中、昼食を摂ろうとうどん屋を探した事は、前述「夏の旅行 その1」に記した

このうどん屋さん、南進中の国道の反対車線に店舗があったから、食事が終ってから国道をUターンするか、左折して国道脇道に入り、更に左折して国道に戻らなければならない

何故かUターンではなく、W左折の方法を選択したのだが、そうしたらその道に18番札所への道標があったのだ

この時は何も感じる事もなく、折角札所が傍にあるのなら寄らぬ手は無いと思って寄ってみた

しかし、この後香川県の札所を巡った時に感じたのだが、18番に行けた事も、今改めて思えば、御大師様のお導きでなくて何であろうか・・・



第18番札所 恩山寺は駐車場に車を止めて、暫らく道を昇って行かねばならなかった

昼食直後のやや重たい腹で、喘ぎながら昇ったので、本殿を写真に収める事をうっかり失念してしまった

もう一度坂道を引き返す気力は無かったから、駐車場の看板でその場を凌いだ


第18札所 恩山寺納経朱印

こうして、初日の霊場巡りを終えた



ぬいだ、ないた

2012-08-28 | 日々の想い
ぬいだ、ないた

題名から、いやらしい事を想像した方は、期待はずれですよ

正しくは、脱いだ、鳴いた で、鈴虫の話しです

5日間も留守にした夏の旅行中、鈴虫は果たして無事だったのだろうか?!




旅行から家に帰らず、先ず盆栽や鈴虫が居る会社へ真っ先に向った

暑さと湿気で、餌や野菜はカビだらけと言う悲惨な状況だ

餌と言っても、平生やっている魚粉の皿は舐めたように何も無い

旅行中の非常食として入れておいた、セミの死骸、花かつおが、青カビに包まれ、串に刺したサツマイモは干乾びていたけれど、ニンジンの方は、これまたカビに覆われている

鈴虫は、概ね大丈夫な様子だ

但し、2個ある容器の内、育ちが良い固体を入れた方の片隅に、1匹の亡骸の一部を発見したが、残りの鈴虫達は異常なしの様である

数を数えた訳では無いから、共食いですっかり綺麗に平らげられているのなら、判らないけれど、ザッと見た感じでは数もそんなに変わりはない

留守中の危機は、どうにか乗り越えられた様である




脱いだ、鳴いた が成長の順序ではあるが、成虫になるまでに、7,8回も脱皮するすると言われているのに、今までその瞬間を目撃した事は無かった

最後の脱皮をすると、羽根が出現して、雄が鳴き始める

会社では、脱皮を見る前に鳴き声を聞き、あっ成虫になったんだ!と知った

会社に居るのは明るい間だけだから、鈴虫達は殆どシェルターの中に隠れていて、姿を見るのも稀である

鳴くのも暗くなってからが多いので、日中鳴き声を聞いたのは、未だ2回のみだった



しかし、先日遂に脱皮の瞬間を目撃出来たのだ

ナスの下の白いのが、脱皮した雄の鈴虫である

セミと同じ様に、脱いだ殻に捕まって、羽根が伸びるのをジッと待っている

抜け殻にぶら下がってジッとしている時間は30分程度で、その後、脱いだ殻を食べ始めた

食べ尽くすと、未だ白い羽根のままでシェルターの中へ消えていった



現在、成虫までに成長した鈴虫の数は、概ね15匹位(総数は40匹ほど)であろうか

飼育容器を2つに増やしたが、大きな固体を入れた容器は、それでも手狭になってきた

大きくなった鈴虫が、シェルターの中でひしめき合っている様な状況なのだ

家人が虫を毛嫌いするので、止むを得ず会社で飼育していたが、日中しか居ない会社では折角の鳴き声を愉しむ事が出来ない

如何に虫嫌いと言っても、姿を見ず涼やかな鳴き声を聞くだけなら、異存は無かろう

と言う事で、昨日もう一つ容器を増やし、其処に成虫となった雄を4匹、雌を3匹(本当は5匹ずつ位は入れたかったけれど、中々捕まえられないから諦めた)入れて自宅に持ち帰った

容器は殆ど家人が立ち入らない、僕の筋トレ部屋と呼んでいる部屋に納めた

新たな容器に移したばかりなので、落ち着くまでは夜になっても鳴く事は無かろうと予想していたが、そんな素人予想は見事に外れました

暗くなったら、即リーン、リーンと、4匹が競い合って涼やかな鳴き声をたて始めた

僕が近付いても気にする事無く、朝6時過ぎまで鳴き続けておりました

全員が成虫になるまではもう少しかかるけれど、それまでにもう1個容器を増やし、後は産卵、来年の孵化へと進めば、鈴虫の累代飼育は完了だ


夏の旅行 その4

2012-08-27 | 釣行記
高知を後にして、次ぎは淡路へと向った

途中寄り道もあったので、淡路の定宿には3時過ぎに入った

早速泳ぎに行こうと言う家人にお供して、タコ釣り道具を持って隣の漁港にある海水浴場へ向った

此処の海水浴場脇の石積み堤防先端では、以前一度の出撃で大小4匹のタコをゲットした事がある



その時活躍したヒグチ釣具店特製のタコ仕掛けを、今回は3組持参して万全の構えでのチャレンジなのだ

釣れる気満々なので、顔馴染みである宿の板さんには、手回し良くタコを持って帰るから茹でる準備を頼んで置いた程である

しかし、投げて誘ってを繰り返しても、上がってくるのは海草ばかり

以前大釣りした時は明け方だったので、時合を誤ったのか・・・

この日は、無念にもぼうずでの帰還となった




夕食前今度はマルを狙って、海水浴場とは又違う隣の漁港へと赴いた

風が強く海面には細波が立ち、スズキ日和ではある

未だ薄明かりが残っているから、まともな逆風を突いて、先ずはボーグ・バイブで深場から探る

異常なし

暗くなってきてからは、ベイトの鰯と同サイズのオスプレイをブン投げる

しかし、これも異常なし

流石にオスプレイでは、逆風下距離が稼げないので、最後はファルコンSB Sky-passを投入する

それでも、異常なし・・・

夕食の予約時間20時が近付いたから、この日はここで終了する



タコならぬアオリイカの刺身を肴に喉を潤し、最後は鮨で〆る

明日のリベンジを夢見て、早めに就寝した




翌朝は5時に、家人と共に海水浴場へタコ狙いで出撃した

相変わらず、上がってくるのは海草ばかり、が暫らく続く

が、5、6投目だったろうか、誘いをかけたルアーにグンッと重みが乗った

ラインを緩めないようにリールを巻いて、先ずは1匹目ゲット!

超久し振りの獲物ゲットで、ブツ持ち写真撮るのも忘れていた

2匹目こそ写真を撮ろうとアタックを続けたけれど、ゲットできた獲物はそれだけで終ってしまった

止むを得ず、袋に納めたタコをパチリ



これではサイズも判らないが、まぁ小物でした

茹でて真空パックして貰い、帰宅後半分は酢だこで、半分はたこ焼きで、頂きました





二日目夕方はマル狙いもさぼり、翌朝キス狙い可能で、しかも家人が泳ぐ事も可能な場所を物色に行く

近くに格好の浜を見つけ、誰も居ない浜で夕日を浴びながら、のんびり海に浮かんでいた



夜今日はウニとタイを肴にして辛口の人肌で喉を潤し、又鮨で〆る





朝5時に、家人を伴い出撃

この旅行最後のミッションである、ワームDEキス狙いだ

ただ、昨夜釣りをやる顔馴染みの板さんから、今年は沖釣りでもキスは不調と聞いたのが気掛かりである



随分昔に購入したワームは、殆どが干乾びて使い物にならないが、一袋のみ未開封のものが何とか使えそうである

事前チェックもせず、如何に気合いが入ってないのかが、ミエミエだ

時々魚信はあるけれど、どうも本命のキスではなさそうだ

釣れて来たのは、見込み通りの草フグ・・・

タコでの失敗もあるので、一応フグでもブツ持ち写真を撮っておいた

今に本命が!と、小一時間チャレンジしたけれど、キスはとうとう釣れなかった

一応釣り師のプライドもあるから、フグのブツ持ち写真は掲載いたしません(笑)



日が昇り暑くなって来たのでパチャパチャ泳いでから、浜辺で家人が泳ぎ飽きるのをノンビリ待っていた



釣りの旅と言うよりも、呑んで食べて、その合間に釣りもするが霊場も巡ると言う、但し、久し振りにのんびりと時間が過ぎる旅を味わえた

旅先でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!


夏の旅行 その3

2012-08-23 | 釣行記
3日目の日中は、これも高知での恒例となった五箇山の牧野富太郎記念植物園を訪ねたりして過ごした

最初に高知でのアカメ挑戦で僥倖を得て以来、アカメ挑戦時には験を担いで必ず実行する事がある

出撃前あの日に行った事を、忠実になぞるのだ

当日着用していたシャツを身に着け、当日早めの夕食を摂ったレストランで、同じメニューの夕食を食し、長野さんと共にポイントに入る・・・

長野さんがポイントに同行してくれる今夜を、本命のチャレンジ日と心に決しているから、初日には行わなかったこれらの験担ぎを実行してから、ポイントに向った

偶然にもポイント到着が長野さんと同着となり、今夜は何かが起こりそうだと心が騒ぐ

去年は所用で来られなかったから、氏とは2年ぶりの再会である

ガッチリと握手を交わして、ポイントに入った



この写真は、長野さんのブログ「アカメ日記/アカメ釣り師の夏休み」から拝借したもので、撮影者は長野さんである

昔話になるけれど、ヒラを狙って初めて山本オーナーを伊豆に訪ね、磯に立った時に、オーナーが僕に向って盛んにシャッターを押すのを、最初は少々気恥ずかしく緊張を禁じえなかったが、今ではすっかりそれにも慣れてしまった

当日も明るい内には、長野さんが僕に向かい盛んにシャッターを押して下さったが、その折、ふと伊豆の磯での事も脳裏を過ぎった

当日は雨が降ったり止んだりの状況だったので、真夏の暑さの中にも係らず、上にカッパを着てロッドを振っていた

本降りになったら、カッパのズボンも必要だろうと用意をしていたが、幸いな事に本降りにはならず、その後カッパも脱いで釣る事が出来た

一晩中こんな出で立ちでロッドを振っていたら、汗みずくになったに違いない





明るい間は、長野さんとお喋りを愉しみながらロッドを振っていたが、辺りがスッカリ暗くなってからは、いつヒットが在っても対応出来る様に緊張感を持って、お喋りも自然と途切れていた

神経を張り詰め、無言でロッドを振り続けるのは、心も体も消耗してしまう

だから、3~40分間隔で振るのを中断し、長野さんと一緒に腰を下ろしてお喋りをして、又ロッドを振ると言う事を繰り返していた

初挑戦でアカメをゲットした時間は、夜8時頃であった

この日もその前後には、最も緊張感を持ってボーグを打ち込んだ

しかし、何事も起きる事無く、時間だけが進んでいった

アカメと再開したい!との思いはあるが、既にアカメと遭遇してしまった現在、未だ見ぬ思い人にどうしても逢いたいと願う、切なる願望と言う程の切迫した感覚ではないのも正直なところである

だから、諦めるのも早くなってしまうのかもしれない

長野さんが自宅に戻るには、此処から小一時間も走らねばならない事も、又、僕が諦めない限り、いつも長野さんが一緒に残ってくれる事も、納竿時間を早める一因かもしれない

この日は、10時過ぎに納竿として、長野さんと、もう一度ガッチリ握手して浦戸湾を後にした

I Shall Return・・・

(つづく・・・)

夏の旅行 その2

2012-08-22 | アカメ
しこたま酔っ払ってホテルに戻り、その夜はバタンキューと眠りに落ちた

海猿氏が心配していた悪酔いも無かったようで、翌朝4時にパッチリ目が覚めた

BS-NHKを点けてTVで遼くんを応援していた筈だが、気付いたら再び眠ってしまったようで7時を過ぎていた・・・



さて、今日は高知へ移動せねばならない

ナビで調べると、推奨ルートは一度徳島に戻って、そこから高松道・高知道と高速を使う方法が示される

勿論徳島から徳島道経由のルートもある

しかし、折角徳島から1時間ほど南下したのに、再び徳島に引き返すのは気が進まないし、推奨ルートはいつも通い慣れた道だから、今回は新しいルートで高知へ行く事にした

高速道ではなく一般道で、ここから高知へ向うルートは、大雑把に言うと、室戸岬を巡る海岸沿いに走る道と、那賀川(数年前にアザラシの「ナカちゃん」が出没して話題になった川です)沿いに遡って山岳地帯を抜ける道との2ルートとなる

実を言うと、昨夜地元民である海猿氏にリサーチしたのだが、室戸岬経由のルートは想像以上に時間がかかるそうだし、那賀川を遡るルートは氏の奥様の実家があり何度も走った経験があるが、道も整備され交通量も少ないからお奨めとの事であった

と言う事で、山岳道路だけど比較的距離は無い195号を通って、高知に向かう事にした



生憎天候が良くなく、雲がかかって稜線の下部しか見えないが、写真は徳島・高知の県境に聳える標高1,707mの石立山で、その下のトンネルを抜けて高知県に入った

高知県に入ると、アンパンマン・ミュージアムの前を通過して、南国市を抜け高知市に至ったのだが、ノンビリ走っても2時間半弱の移動だった




1ヶ月ほど前に、長野さんにはこの日に高知へ行き、何時もの様に夕方からアカメに挑戦する旨を連絡してあった

丁度高知市に着いた時分、タイミング良くその長野さんから携帯に電話がかかってきた

しかし、残念な事に、今夜は急用が出来てしまって浦戸湾へは行かれない、との連絡でした

それならと、長野さんが主宰する「アカメと自然を豊かにする会」事務局長の上杉さんを、勤務先であるハヤシ釣具に尋ねたが、彼も本日はお休みで会えず・・・だった



その晩は一人でいつものポイントに入ったけれど、他のアカメハンターの姿も無く、些か静か過ぎる夜となった

さて、明るい内にフックを研ぎ上げ、リーダーも交換しようと、その場に座り込んで作業に入った

プチンッとリーダーを切ったまでは良かったが、いつものラインシステムのビミニツイスト+オルブライト・ノットを組もうとすると、肝心のビミニツイストの組み方をすっかり忘れてしまっている事に愕然とする

しかし、頭をクリアにして、思い出し、思い出しながら、試行錯誤を重ねていたら、突然記憶回路が結ばれたかの如く、ビミニツイストが組めました(涙)

不思議な物で、オルブライトの方はシッカリと覚えており、目出度くライン・システム完了と相成った(ヤレヤレ)




すっかり日が沈んだ頃、岸近くのボラ達がゴボッと大きな水音を立てて一斉に逃げたので、すわアカメ!と期待を膨らませてボーグを打ち込み続けたが、初日は何事も無く納竿となった

(つづく・・・)

夏の旅行 その1

2012-08-21 | 釣行記
夏期休暇を利用し、徳島、高知、淡路に行って来た

純然たる釣り旅行では無いものの、実に久々の釣行である

狙う獲物は、マル、アカメ、タコ、キス等々だ

マルは5月以来、アカメ・タコ・キスに至っては2年ぶりの挑戦となる

これだけ期間が開くと、釣り道具を引き摺り出しての準備で、先ず大童である

釣りに専念していた時分には、全ての釣具が整然と車のトランクに納められていたから、ロッドを積むだけで何時でも出撃可能だった

しかし、現在と言えば、ロッドやリール、ルアー等は筋トレ部屋と称する自分専用の部屋に納めてあるが、その他諸々の釣り道具は会社の倉庫に入っているので、必要な道具を探し出す事から始めなければならない

タコ・キスの道具は簡単に見付かったけれど、肝心のアカメ用スプールを何処へ仕舞いこんだのか探し出すだけで骨が折れた

2日間かかって、どうにか準備も整い、先ずは12日に徳島を目指して出発した

徳島市から南に小一時間走る街が到達点であるが、高速を下りて徳島市に入る前に2箇所のお寺を巡り、徳島市を抜けてから遅い昼食を摂った

昼食はサッパリとうどんが食べたかったので走る間探し回ったけれど、うどんは隣の香川県の名物なので、中々見付からない

徳島ラーメンの店はやたらと多いのだけれど、探しているうどんの店は全然在りません

探し出して30分以上経った頃、やっと反対車線に1軒見付かった(やれやれ・・・)

さて、到達点を目指す目的と言えば、釣りに無関係では無いけれど、釣りが目的ではないのです

愛用するルアー・オプセル社のBFTの海猿氏と、2年ぶりに一杯呑もうと言うのが目的なのだ(笑)



海猿氏の奥様も一緒に呑む予定であったけれど、体調が優れないらしく店までの送迎の運転手を勤めて頂いた(遅ればせながら、この場を借りてお礼申し上げます)

尋ねた店は最初に海猿氏と一緒に呑んだ「恵比須丸」さんである

尚、上の写真だが、家人の顔は本人の希望により塗り潰してあります



さて恵比須丸さんは、店内に生簀があるくらい活きの良い魚が売りの店である

手前が好物の岩牡蠣、奥の皿が本日お奨めの魚のお造り盛り合わせだ

お造りは、余りに種類が多く、その上酔っぱらってたので、何が並んでいたのか思いだせません(汗) 美味しかった事だけは、鮮明に記憶に残ってますが

海猿氏のブログが5月以来更新されてないが、これは彼が会社で一段と責任あるポストに昇進された故に、上司からあまり会社の事を赤裸々に書かないようにと注意を受けたのと、今まで以上に仕事が忙しくなったのが理由のようだ

決して氏の体調が優れないとか、書く意欲を失ったと言うような、マイナスの原因で更新されない訳ではなく、昇進と言う氏にはプラスの要因なので、氏のブログファンは安心されたい

釣りの話は殆どしなかったけれど、氏と家人とが、僕が真ん中に居りながら、スマートフォンを使ってのfacebookの話題で盛上がっていた

僕はスマートフォン・ユーザーではないから、聞いててもサッパリ判らなかった

余り呑み過ぎると明日の移動が辛くなるし、早朝4時から放送される遼くんが出ている全米プロゴルフ選手権が見られないし、海猿氏からも、ここの焼酎は呑み過ぎると悪酔いするからと注意を受けた(ここの酒だけじゃなく、どんな酒でも呑み過ぎれば悪酔い致します)にも係らず、呑み始めたらトコトン呑んでしまうのが、酒呑みの性である

気付けば、悪乗りしてオプセル社オーナーにも電話する等々盛りあがったけれど、10時には海猿氏の奥様のお迎えがあったのでお開きとなった

(次回につづく・・・)

新カテゴリー登録

2012-08-20 | 四国霊場巡り
5月に四国を訪れた折に、四国霊場巡り一番札所霊山寺に行って来た

お遍路さんを始める訳ではないけれど、亡き両親が遺したご朱印帖を見つけたのが、きっかけだった事を先に書いた

アカメ挑戦や、徳島在住BFT海猿氏と一緒に呑む等々、四国を訪れる機会は多いから、その折々に八十八箇所を巡ってご朱印帖に納経(お寺で朱印を押して貰い、その上に毛筆サインを書き入れてもらうこと)して貰おう、先ずはスタンプラリーの乗りで、気軽に88箇所を巡ってみようと思い立った(弘法大師さま、信心深い方々、ごめんなさい m(_ _)m)

だから、新ジャンルとして四国霊場巡りを加えることと致しました

今回の夏の旅行でも、数箇所新たに巡ってきたので、後日アップします

まぁ、このブログを覗いて下さる殆どの方々には興味が無い話題だとは思いますが、これも僕の記録の一部ではありますので、もし万が一、気が向いた時があったら覗いて下されば結構です

ハイブリッド

2012-08-10 | 日々の想い


5月の連休過ぎに、車を替えた

今度の車はハイブリッドにしたが、地球環境を考慮した訳でもなく、一度はハイブリッド車に乗ってみたいという、全く単純な理由からである

前の車も、その前の車にも、リアウインドには「Opcell」のカッティングシートが貼ってあったけれど、今回は漸く昨日貼り付けた

車を替えてから今まで、未だ一度も出撃してなかったので、貼るのがついつい遅くなってしまったが、明日から始まる夏期休暇には高知と淡路に出撃するので、ボーグマンの証として慌てて準備した次第である

前の車のナンバーは128で、ファルコンの128mmを意識して決めたけれど、今度のナンバーは58で、遼くんが一昨年当地で行われる中日クラウンズ最終日に記録した世界新記録のスコアにした

エンジンがハイブリッドなので、車の艤装も愛用のルアーと、応援する遼くんがハイブリッドしてしまった訳である



話は変わるが、鈴虫のその後を少し・・・

7月中旬に幼虫を購入したが、成長するまでに事故死や共食い等で数が減る事を想定してなのか、1発注単位の数が40匹であった

その後全員が無事に生育し、最初に用意したケースでは少々手狭になってきたし、幼虫の大きさも、大きい固体は殆ど成虫と遜色ないサイズ、小さいのは未だ1cm程度と生育具合に差が出てきた

こうなると、大きな固体が餌を独占しがちとなり、ますます成長に差が出易くなる

それを防ぐ為にもケースをもう一つ追加して、育ちの良い固体とそうでない固体を分離させてみた

写真ではいずれのケースも段ボールで覆っているが、これは日中もケース内を薄暗くして中の鈴虫たちにストレスを与えない為に施した

新しいケースを覆う段ボールの側面には、カッターでくり貫いた段ボールをガムテープで貼り付け、いつでも内部が観察できる覗き窓を作ってみた

飼育ガイドに拠れば、今月末頃には最後の脱皮をして、いよいよ鳴き始めるらしいが、今から楽しみである

さて、夏期休暇中留守にする間の餌であるが、野生の鈴虫は野草や虫の死骸を食べるとあるから、タンパク質を摂るための餌としては、セミの死骸と鰹節・煮干を魚粉の補助として、水分を補給する為の野菜としては、痛みにくいサツマイモを与える事にした

セミの死骸や鰹節は魚粉に比べたら、カビが生えるまでの期間が長いから、何とか留守中飢えさせないで済むだろうと予想しているが、如何であろうか



鈴虫が飢え死にしたり共食いしたりしませんように、盆栽が水不足で枯れてしまわないようにと、祈りながら日曜日に先ずは呑み友達のBFT海猿さんと一緒に呑む為に、徳島目指して、休暇旅行に行ってきま~す!