ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

良い年を

2011-12-27 | 日々の想い
今年は自然災害が非常に多く、まことに辛い一年であった

出来る事なら、今年が我が国最悪の年と言えるように、これ以上過酷な年が今後二度と現れないように祈りたい

僕自身の一年を振り返ると、殆ど釣りに出掛けられない程の環境変化があったものの、今は落ち着き平穏な日々に戻っている

来年は今迄のように、季節に合わせてヒラ、アカメ、マル、タコ・キス等を狙って出撃したいと思っている




手抜きのブログとなってしまったが、皆様一年間お世話になりました

少し早いですが、どうぞ良い年をお迎え下さい


その手で来たか?!

2011-12-13 | 釣行記
昨日は年内最終戦に出撃した

1年間のブランク後スズキから、伊豆ではルアーへのアタックがあり、伊良湖のシーバスパーティーではヒットがあったけれど磯際でバラしてしまい、未だ姿は見て無いが一歩ずつ確実に、スズキが僕に近付きつつある事は実感している

だから、次ぎは絶対姿を拝む事が出来る!と、思い込んでの出撃だった




昨日の現場の状況は、西北西の風4~6m、波高2mと予報は伝えている

西磯でいつもの岩に立つと、風は左手からの横風になる

ここへ出撃する時には、時間が許す限り、まだ明るい時間内に到着して5,6投ボーグを投げてから、日没後の満潮時刻を岩の上で待ってから釣り始める

明るい間にボーグを試投するのは、風の影響を見ておく為と、リールを何回巻けばボーグが足元に戻ってくるのかを掴む為である

この時期西磯では左手から風が吹く事が多いから、普通に打ち込むとボーグが風にどの程度流され、そして何巻きで戻ってくるのかを把握しておかないと、暗くなってから足元の岩にルアーが引っ掛かって、ロストやトラブルを起し易い

磯でヒラを狙う場合は、殆どがルアーが視認出来るから、磯際にルアーを引っ掛けてしまうトラブルは少ないが、暗くなってから、又波が高ければ磯際からかなり下がってルアーを打ち込むので、沖に向かって下り勾配で岩が人工的に積まれている西磯では、暗くて視認不能な時にはルアーをピックアップする磯際でのルアートラブルが極めて多い

さて、そんな試投を始めて暫らくした時、磯際でピックアップ寸前、ガバッとスズキが身を踊りだし反転した

試投なのでボーグを早巻きしていたが、ボーグに追随してきたスズキが、獲物を磯際の水面まで追込み将にバイトしようとしたのだ

磯では足元でピックアップ寸前にヒラがヒットしたり、そのままバイトせず反転してしまう経験は何度もある

しかし、西磯では今まで明るい内に、磯際でスズキがアタックして来た経験は皆無だから、全く油断していた

フックには全く触ってもいなかったから、例え油断して無くてもあのスズキは釣れなかっただろう

だけど、ピックアップ寸前にボーグが波に揉まれて一瞬バランスを崩していたのなら、恐らくあのスズキは堪らずボーグにアタックして来たに違いない



丁度上の写真で、磯際でサラシが出始める辺りから、海面から飛び出して反転していったが、伊豆では磯際でピックアップ寸前のファルコンSB/Ironがバランスを崩して横転した拍子に、水面直下からバイトして来たヒラをゲットした事を思い出した

その後何度も磯際にボーグを漂わせて、再度のバイトを狙ったけれど、暗くなるまで再びのアタックは得られなかった

スズキは確実に居る!

此処は暗くなってからが本番なので、絶対に釣れる!!





満潮時刻18:08を挟んだ1時間半、時々来る大波の飛沫で全身びしょ濡れになってボーグを打ち込み続けたのだが全く反応も無いまま、最後に以前2年ぶりに我が手に戻ってきた貴重なボーグを戦死させて、今年の最終戦を終えた

ブランク後、出撃の度に一歩ずつ僕に近付いて来ていたスズキなので、次ぎは当然釣上げて手にする事を確信していたが、足元で空中に全身を晒して、僕に拝ませただけで帰っていった

釣上げる前に、こんな一手があろうとは・・・

全く想像だに出来なかったが、そうか、その手で来たか?!と、思わず笑ってしまった

スズキとの2年越しのご対面(釣って手に触れる)は、来年の初釣りに委ねられた

これは、来年も頑張って会いにおいで♪と言う、スズキからのラブメッセージに違いない、と考えながら家路についた