週末海が荒れるとの予報を見て、急遽伊豆へ走った
金曜夜は定宿が団体予約で満室と断られたので、ボーグ山本氏に無理を言って工房の2階に泊めて貰うことにした
3年近く伊豆に通っているが、工房に泊めて貰うのは全く初めてである
この年齢で車中泊は体力的に厳しいので、図々しい様だが今回は山本氏の好意に甘える事にした
翌朝は未だ海も荒れる前で、波は通常の大きさである
従って夜が明けきるまでの短期間勝負しかない
実績ポイントにボーグを打ち込みながら、磯を移動して行くけれど全くアタリすらない
最近伊豆のヒラスズキは産卵の為なのか、接岸している個体数が減っていて激シブ状態であるらしい
あっけなく初日早朝攻撃が終了した
昼頃から予報通りに、天候が荒れ出した
猛烈な南西風が吹き荒れ、海は白波が立ち大きな波が磯へ打ち付け始める
しかし、これでは荒れ過ぎで、上がれる磯が限定される
まともに向かい風を受けながら、ファルコンSB/Sky-passを日没まで投げ続けたが、夕方の攻撃にも全く反応は無かった
翌朝も小型台風並みの暴風が吹き荒れ、攻撃可能な磯も限定される
気温も急激に下がって、風が直接当る顔や指先が切れる様に痛い
初日朝に着用していたウェットスーツの背中のチャックが壊れて、脱げなくなってしまったので止むを得ずチャック横をボーグ山本氏に切断して貰った
その為今朝はフルスーツではなく、下半身のみのタイツに上半身はラッシュガードを2枚着重ね、更にその上に防寒ジャンバーを着て磯へ向かった
今回は更に秘密兵器、濡れても大丈夫な特殊カイロ(→2/12「再会 フィッシングショー」の記事参照)を背中に巻いているので風が当らない部分は寒くは無い
波がかなりの高さまで競り上がってくるので、高場からファルコンLB/Sky-passを打ち込むが、痛烈な横風を受けて僕の技量では思ったポイントに打ち込むのが極めて困難である
何とか打ち込めても、風によるラインスラッグでLBの水を噛むブルブル感が全く感じられない
ボーグ山本氏に教えを請うと、風の影響を成るべく受けぬ様に低い弾道で打ち、ラインスラッグを出さない様サミングして着水させて、且つ着水後にリールを素早く巻いてラインスラッグを巻き取ってリトリーブする、と実際に実演してくれる
氏の様な低い弾道を、向かい風や横風に逆らっていとも簡単に放つ事は出来ないが、着水後リールを早回ししてラインスラッグを取り去れば、強風下でもファルコンの脈動は確かに感じられる
二日目朝も全く反応が得られないまま攻撃を断念した
今回の伊豆はサラシは充分過ぎる程に出ているが、僕にもボーグ山本氏にも、ヒラの影は愚か、コンッとのアタリすら一度たりとも得られない、激シブの海であった
沖から再び接岸する日を、ひたすら待つしか今は手が無さそうである
←シブかった・・・
金曜夜は定宿が団体予約で満室と断られたので、ボーグ山本氏に無理を言って工房の2階に泊めて貰うことにした
3年近く伊豆に通っているが、工房に泊めて貰うのは全く初めてである
この年齢で車中泊は体力的に厳しいので、図々しい様だが今回は山本氏の好意に甘える事にした
翌朝は未だ海も荒れる前で、波は通常の大きさである
従って夜が明けきるまでの短期間勝負しかない
実績ポイントにボーグを打ち込みながら、磯を移動して行くけれど全くアタリすらない
最近伊豆のヒラスズキは産卵の為なのか、接岸している個体数が減っていて激シブ状態であるらしい
あっけなく初日早朝攻撃が終了した
昼頃から予報通りに、天候が荒れ出した
猛烈な南西風が吹き荒れ、海は白波が立ち大きな波が磯へ打ち付け始める
しかし、これでは荒れ過ぎで、上がれる磯が限定される
まともに向かい風を受けながら、ファルコンSB/Sky-passを日没まで投げ続けたが、夕方の攻撃にも全く反応は無かった
翌朝も小型台風並みの暴風が吹き荒れ、攻撃可能な磯も限定される
気温も急激に下がって、風が直接当る顔や指先が切れる様に痛い
初日朝に着用していたウェットスーツの背中のチャックが壊れて、脱げなくなってしまったので止むを得ずチャック横をボーグ山本氏に切断して貰った
その為今朝はフルスーツではなく、下半身のみのタイツに上半身はラッシュガードを2枚着重ね、更にその上に防寒ジャンバーを着て磯へ向かった
今回は更に秘密兵器、濡れても大丈夫な特殊カイロ(→2/12「再会 フィッシングショー」の記事参照)を背中に巻いているので風が当らない部分は寒くは無い
波がかなりの高さまで競り上がってくるので、高場からファルコンLB/Sky-passを打ち込むが、痛烈な横風を受けて僕の技量では思ったポイントに打ち込むのが極めて困難である
何とか打ち込めても、風によるラインスラッグでLBの水を噛むブルブル感が全く感じられない
ボーグ山本氏に教えを請うと、風の影響を成るべく受けぬ様に低い弾道で打ち、ラインスラッグを出さない様サミングして着水させて、且つ着水後にリールを素早く巻いてラインスラッグを巻き取ってリトリーブする、と実際に実演してくれる
氏の様な低い弾道を、向かい風や横風に逆らっていとも簡単に放つ事は出来ないが、着水後リールを早回ししてラインスラッグを取り去れば、強風下でもファルコンの脈動は確かに感じられる
二日目朝も全く反応が得られないまま攻撃を断念した
今回の伊豆はサラシは充分過ぎる程に出ているが、僕にもボーグ山本氏にも、ヒラの影は愚か、コンッとのアタリすら一度たりとも得られない、激シブの海であった
沖から再び接岸する日を、ひたすら待つしか今は手が無さそうである
←シブかった・・・