今夜から消防団の年末警戒が始まる
空気が乾燥して火事が起こり易いし、正月準備で何かと火を使う事も多くなるこの時期に、皆で良い新年が迎えられる様に火災予防の広報を行うと共に、即出動出来る体制で0時過ぎまで詰所に詰める訳である
毎日当番が賄を行うので僕らは詰所で夕飯を摂るのであるが、これが中々美味いのだ
最終日30日は昼から詰所で餅つきを行い、深夜の打ち上げで警戒を解く
毎夜睡眠時間も少なく体は大変だが、年末警戒が終わらないと団員の正月は来ないのだ(笑)
初日の今日は消防署で出発式後、署長と一緒に区内各団の詰所を廻って激励巡視を行う
今年もあと一週間、何事も無く新たな年が迎えられるよう年末警戒を頑張るぞ
全国の消防団員諸君!あと一週間無事故で頑張ろう!!
←無事故で、頑張ろう!・・・
空気が乾燥して火事が起こり易いし、正月準備で何かと火を使う事も多くなるこの時期に、皆で良い新年が迎えられる様に火災予防の広報を行うと共に、即出動出来る体制で0時過ぎまで詰所に詰める訳である
毎日当番が賄を行うので僕らは詰所で夕飯を摂るのであるが、これが中々美味いのだ
最終日30日は昼から詰所で餅つきを行い、深夜の打ち上げで警戒を解く
毎夜睡眠時間も少なく体は大変だが、年末警戒が終わらないと団員の正月は来ないのだ(笑)
初日の今日は消防署で出発式後、署長と一緒に区内各団の詰所を廻って激励巡視を行う
今年もあと一週間、何事も無く新たな年が迎えられるよう年末警戒を頑張るぞ
全国の消防団員諸君!あと一週間無事故で頑張ろう!!
←無事故で、頑張ろう!・・・
昨日の釣行が正真正銘年内最後の釣行となった
まだまだ夢や目標を諦めず、年内一杯は釣行を続けられる釣友も多いので、今年を振り返るのは少々早いぞ!と、謗りを受けるのは覚悟でやってしまう(笑)
先ず10大ニュース風に、印象に残った事を並べてみる
→①12/8 78cmヒラスズキ単独ランディング
やはり何と言っても御ヒラ様にぞっこんの現在、この事が一番印象深い
決して弱気からの発言ではないが、暫らくこれを上回るサイズのヒラを上げるのは難しいとさえ思っている
振り返れば、それだけ好条件が揃っていたと言う事であり、海況を見て遠征出来ないのなら、記録更新には良い条件が揃わなくても獲物を引き吊り出せる様に、腕前を上達させる他道は無い!
→②12/11 生涯初ランカーゲット
今までは、2年前伊良湖西磯で獲った78cmが自分の記録であって、それが中々上回れなかった
現場へ足を運ぶ回数を増やせば、何時かは自己記録を上回るスズキに巡り合えると信じていたが、逢えるまでが永かった
西磯のランディングが難しいと言っても、伊豆の磯に比べれば幾らか楽であるし、ランカーサイズと巡り合えるチャンスも多いと感じるので、ヒラの記録を上回るよりもひょっとすると早いかもしれないと内心思っている
→③オリカラ’ゴールドラッシュ’各地で活躍
伊豆の河川に泥濁りが入ると、ランカーサイズのヒラが河川に入ってくるので、磯に比べれば遥かに高確率でランカーヒラが狙える
その泥濁りの切り札カラーとしてゴールドラッシュを作った処、運良く濁りが入っていたホーム木曽川河口で、4連続ヒットを得る事が出来た
オプセル社のHPにも紹介された影響もあり、新潟のBFTさん達や釣友が使ってくれて、特に、シッキーさんがランカーをゲットしてくれたのが、オーダーが増えた要因だと思う
自分のオリカラを、全国の釣友が使ってくれると言う事は、本当に未体験の嬉しさだった
→④ボーグマン集結す
春に伊豆で新潟BFTのSADAさんと一緒にヒラを攻撃した
磯で共にロッドを振ったのみならず、夜酒を酌み交わす事も出来て、彼の粘り強い不屈の闘志と、人懐っこい優しさにも触れられた
夏休みに淡路へ行った時に、それぞれ忙しい中無理をして四国BFTの海猿、加地両氏が集まってくれて、鳴門で一緒にロッドを振る機会に恵まれた
特に其処をホームにしている加地さんは、自らはロッドも振らず僕に付きっ切りでアドバイスしてくれて、釣らせて呉れた
楽しくも、集まって呉れた皆さんの親切に、頭が下がる思いを抱いた一時であり強く心に残っている
→⑤ボーグ・オリジナルグッズ製作のお手伝い
あったら良いナァ・・・と思っていた、ボーグ・キャップやボーグ・ワッペンの製作をオーナーに提案し、実際に製作するお手伝いが出来た
デザインはオーナーに出してもらい、業者には僕が交渉を行った
最終的には、伊良湖のヒグチ釣具店さんに引き受けて貰え、僕が言うと自画自賛になってしまうが、素晴らしい物が仕上がったと思っている
全国のボーグマンの皆さん、是非身に着けて下さい!注文待ってま~す!!
⑥新たに、多くの釣友に恵まれた
このブログを通じ、今年も多くの釣友に恵まれる事が出来た
m@s@さん、シッキーさん、ケケチさん、みやさん、迷王さん、Sibさん、、墨攻隊長さん、工藤さん、nori1022さん、その他コメントを寄せてくれる数々の皆さんと、釣りという同じ価値観を持ちながら、年齢を超越してお話しできるのは、本当に嬉しい事である
→⑦フィールド清掃に参加
僕と同じ名古屋在住の先輩ヒラ師であるmasaさんの主宰で始められた’フィールド清掃’であるが、釣りのジャンルを超えた多くのアングラーに呼びかけられ、年に数回日頃お世話になっている釣りのフィールドのゴミ拾いに協力参加させて貰っている
今年の自分の目標の一つでもある「釣り場への恩返し」という意味合いからも、今後とも積極的に参加・協力していこうと思っている
挙げ出せばきりがないのでこの辺にしておくが、釣りを通じて今年も多くの素敵な出来事や出会いを得る事が出来た
一年を通じ僕に数々の感動を与えてくれたボーグと、FISHINGと、皆さん方に、心から感謝申し上げる
新らしい年も、多くの新たな感動を得られるように、全力投球を続けていく
”永遠に、幸せになりたかったら釣を覚えなさい”
←来年も、頑張るぞ!・・・
まだまだ夢や目標を諦めず、年内一杯は釣行を続けられる釣友も多いので、今年を振り返るのは少々早いぞ!と、謗りを受けるのは覚悟でやってしまう(笑)
先ず10大ニュース風に、印象に残った事を並べてみる
→①12/8 78cmヒラスズキ単独ランディング
やはり何と言っても御ヒラ様にぞっこんの現在、この事が一番印象深い
決して弱気からの発言ではないが、暫らくこれを上回るサイズのヒラを上げるのは難しいとさえ思っている
振り返れば、それだけ好条件が揃っていたと言う事であり、海況を見て遠征出来ないのなら、記録更新には良い条件が揃わなくても獲物を引き吊り出せる様に、腕前を上達させる他道は無い!
→②12/11 生涯初ランカーゲット
今までは、2年前伊良湖西磯で獲った78cmが自分の記録であって、それが中々上回れなかった
現場へ足を運ぶ回数を増やせば、何時かは自己記録を上回るスズキに巡り合えると信じていたが、逢えるまでが永かった
西磯のランディングが難しいと言っても、伊豆の磯に比べれば幾らか楽であるし、ランカーサイズと巡り合えるチャンスも多いと感じるので、ヒラの記録を上回るよりもひょっとすると早いかもしれないと内心思っている
→③オリカラ’ゴールドラッシュ’各地で活躍
伊豆の河川に泥濁りが入ると、ランカーサイズのヒラが河川に入ってくるので、磯に比べれば遥かに高確率でランカーヒラが狙える
その泥濁りの切り札カラーとしてゴールドラッシュを作った処、運良く濁りが入っていたホーム木曽川河口で、4連続ヒットを得る事が出来た
オプセル社のHPにも紹介された影響もあり、新潟のBFTさん達や釣友が使ってくれて、特に、シッキーさんがランカーをゲットしてくれたのが、オーダーが増えた要因だと思う
自分のオリカラを、全国の釣友が使ってくれると言う事は、本当に未体験の嬉しさだった
→④ボーグマン集結す
春に伊豆で新潟BFTのSADAさんと一緒にヒラを攻撃した
磯で共にロッドを振ったのみならず、夜酒を酌み交わす事も出来て、彼の粘り強い不屈の闘志と、人懐っこい優しさにも触れられた
夏休みに淡路へ行った時に、それぞれ忙しい中無理をして四国BFTの海猿、加地両氏が集まってくれて、鳴門で一緒にロッドを振る機会に恵まれた
特に其処をホームにしている加地さんは、自らはロッドも振らず僕に付きっ切りでアドバイスしてくれて、釣らせて呉れた
楽しくも、集まって呉れた皆さんの親切に、頭が下がる思いを抱いた一時であり強く心に残っている
→⑤ボーグ・オリジナルグッズ製作のお手伝い
あったら良いナァ・・・と思っていた、ボーグ・キャップやボーグ・ワッペンの製作をオーナーに提案し、実際に製作するお手伝いが出来た
デザインはオーナーに出してもらい、業者には僕が交渉を行った
最終的には、伊良湖のヒグチ釣具店さんに引き受けて貰え、僕が言うと自画自賛になってしまうが、素晴らしい物が仕上がったと思っている
全国のボーグマンの皆さん、是非身に着けて下さい!注文待ってま~す!!
⑥新たに、多くの釣友に恵まれた
このブログを通じ、今年も多くの釣友に恵まれる事が出来た
m@s@さん、シッキーさん、ケケチさん、みやさん、迷王さん、Sibさん、、墨攻隊長さん、工藤さん、nori1022さん、その他コメントを寄せてくれる数々の皆さんと、釣りという同じ価値観を持ちながら、年齢を超越してお話しできるのは、本当に嬉しい事である
→⑦フィールド清掃に参加
僕と同じ名古屋在住の先輩ヒラ師であるmasaさんの主宰で始められた’フィールド清掃’であるが、釣りのジャンルを超えた多くのアングラーに呼びかけられ、年に数回日頃お世話になっている釣りのフィールドのゴミ拾いに協力参加させて貰っている
今年の自分の目標の一つでもある「釣り場への恩返し」という意味合いからも、今後とも積極的に参加・協力していこうと思っている
挙げ出せばきりがないのでこの辺にしておくが、釣りを通じて今年も多くの素敵な出来事や出会いを得る事が出来た
一年を通じ僕に数々の感動を与えてくれたボーグと、FISHINGと、皆さん方に、心から感謝申し上げる
新らしい年も、多くの新たな感動を得られるように、全力投球を続けていく
”永遠に、幸せになりたかったら釣を覚えなさい”
←来年も、頑張るぞ!・・・
今年は毎月必ずスズキを釣る!と目標を立てた釣友が、今月に入って苦戦を強いられている
11月までは目標を達成しているだけに、最後の月で年間目標を逃してはと、最近は仕事が終わると毎夜出撃していると聞く
彼のそんな努力を素直に尊敬するし、達成目前にして焦る心も共感できる
○ボが続き、時に気弱にもなる彼のブログに、「諦めるな!頑張れ!」と書き込むだけでは応援が伝わらないと思い、本日エールを送る朝練を行ってきた
と書けば、とっても友情に熱い男に見えなく無いが、本心は今年最後にもう一度ホーム木曽川河口を訪れたかっただけである(汗)
4時半に着いたが、外気温は3℃、水温10℃で流石に寒い
ネオプレンウェーダーや厚めのジャケットを着込んだので身体は未だ凌げるが、耳や指先がジンジンと痛んでくる
それでも彼方此方歩き廻ったり、キャストを繰り返していると、だんだん身体も温まってきて指先の痛みも和らいでくる
ファルコン、オスプレイと3投毎位にボーグを付け替え各所を探ってみても、一向に返事は返って来ない
川の流れは以前と同じであるが、ボラのライズもベイトのモジリも全く無く、静寂そのものである
コ、コンッ!
よし、ヒットだ!
ちゃんとスズキ、居るじゃないか
良くヒットしてくれた、よしよし、ありがとう♪
釣友よ、すまんなぁ(笑)
余り抵抗しない奴を、そのまま抜き上げてみると・・・
ありゃまっ!スズキではなくて、ニゴイじゃないか!?
速攻リリースで、更にボーグを打ち込み続ける
あっちを探り、こっちを攻める
今朝は7時に予定が入っているから、ホームを攻める時間は6時までしか無い
釣友程ではないが、少々焦りを感じ始める
更にボーグを打ち込み続けるが、返答は無い
・
・
・
ジリ・ジリ・ジリッ
無常にもセットしておいた携帯のベルが鳴り響く
タイムアップだ
年の瀬も押し迫り、週末は亡父の法事、クリスマスケーキの配達(→全社総出で行う年一度の大イベントなんです)と続き、来週は愈々消防団の年末夜警が始まる!
正真正銘ロッドを振れるのも、年内これで最後である
此方で一本上げて、釣友にエールを送りたかった(→余計に焦り悔しがるかもしれないですね)が、有終の美は飾れなかった
地域は違っても、やっぱりこの時期スズキは正直厳しいものがある
ロッドを車に積み込み、未だ完全に明け切らない、夜明け前のホームを後にした
ニゴイ1尾で、大漁満足旗のご利益があったのか?と疑問をお持ちのアナタ・・・
そんな気持ちではご利益は授かりませんぞ! 信じる者は救われる・・・です(笑)
例えニゴイでも、僕は釣れた事を素直に満足出来る! そう成りたいと思ってます(爆)
←正真正銘、武器よさらば!です・・・
11月までは目標を達成しているだけに、最後の月で年間目標を逃してはと、最近は仕事が終わると毎夜出撃していると聞く
彼のそんな努力を素直に尊敬するし、達成目前にして焦る心も共感できる
○ボが続き、時に気弱にもなる彼のブログに、「諦めるな!頑張れ!」と書き込むだけでは応援が伝わらないと思い、本日エールを送る朝練を行ってきた
と書けば、とっても友情に熱い男に見えなく無いが、本心は今年最後にもう一度ホーム木曽川河口を訪れたかっただけである(汗)
4時半に着いたが、外気温は3℃、水温10℃で流石に寒い
ネオプレンウェーダーや厚めのジャケットを着込んだので身体は未だ凌げるが、耳や指先がジンジンと痛んでくる
それでも彼方此方歩き廻ったり、キャストを繰り返していると、だんだん身体も温まってきて指先の痛みも和らいでくる
ファルコン、オスプレイと3投毎位にボーグを付け替え各所を探ってみても、一向に返事は返って来ない
川の流れは以前と同じであるが、ボラのライズもベイトのモジリも全く無く、静寂そのものである
コ、コンッ!
よし、ヒットだ!
ちゃんとスズキ、居るじゃないか
良くヒットしてくれた、よしよし、ありがとう♪
釣友よ、すまんなぁ(笑)
余り抵抗しない奴を、そのまま抜き上げてみると・・・
ありゃまっ!スズキではなくて、ニゴイじゃないか!?
速攻リリースで、更にボーグを打ち込み続ける
あっちを探り、こっちを攻める
今朝は7時に予定が入っているから、ホームを攻める時間は6時までしか無い
釣友程ではないが、少々焦りを感じ始める
更にボーグを打ち込み続けるが、返答は無い
・
・
・
ジリ・ジリ・ジリッ
無常にもセットしておいた携帯のベルが鳴り響く
タイムアップだ
年の瀬も押し迫り、週末は亡父の法事、クリスマスケーキの配達(→全社総出で行う年一度の大イベントなんです)と続き、来週は愈々消防団の年末夜警が始まる!
正真正銘ロッドを振れるのも、年内これで最後である
此方で一本上げて、釣友にエールを送りたかった(→余計に焦り悔しがるかもしれないですね)が、有終の美は飾れなかった
地域は違っても、やっぱりこの時期スズキは正直厳しいものがある
ロッドを車に積み込み、未だ完全に明け切らない、夜明け前のホームを後にした
ニゴイ1尾で、大漁満足旗のご利益があったのか?と疑問をお持ちのアナタ・・・
そんな気持ちではご利益は授かりませんぞ! 信じる者は救われる・・・です(笑)
例えニゴイでも、僕は釣れた事を素直に満足出来る! そう成りたいと思ってます(爆)
←正真正銘、武器よさらば!です・・・
先回伊豆へ行ったときに、ボーグ山本氏から素晴らしい物をプレゼントされた
幸運にもやっと手にする事が出来た、2本のメモリアルフィッシュを持った写真パネルである
写真はA3版に引き伸ばされ、ラミネート・フィルムでコーティングされている
それぞれの写真の片隅には、ヒット機の名称と写真、獲物のサイズ、そして僕の総てのボーグに名入れして貰っている「凛」をもじって、「凛として凛さんはゆく」と書き込まれている
何処へ飾ろうかと迷ったが、とりあえず会社の自分のデスクの前に誇らしげに掲げておいた(笑)
連続して自己記録が更新できるとは、全く盆と正月が一度に来た様な心持である
これは決して自分の腕前が上がった訳ではなく、冒頭に書いた様に「幸運」がもたらして呉れた結果である
ボーグというルアーを通じてのボーグ山本氏との出会い、伊良湖へ通い出した頃の樋口さんとの出会い、当日ネットアシストしてくれた墨攻隊長さん・・・
ラッキーの要因は数々あるけれど、最大のものは、この秋四国は金刀比羅宮で授かった「大漁満足」旗ではなかろうか
兎に角この旗を、釣り道具の倉庫と化しているトランクの蓋の裏側に縫い付けてからは、何故か釣果に恵まれ続けているのだ!
この旗は僕のトランクだけではなく、オプセル社の工房にも飾って貰ってある
ボーグ山本氏からも、旗を掲げたからなのか、今シーズンはいつに無く釣果が多いと聞いている
これはこの旗を授かった、金刀比羅宮のご利益にまず間違いない!!(爆)
と言う訳で、正月はお礼参りを兼ねて、金刀比羅宮で初詣して来ようと計画している・・・
←ご同輩、効きますぜ(笑)・・・
幸運にもやっと手にする事が出来た、2本のメモリアルフィッシュを持った写真パネルである
写真はA3版に引き伸ばされ、ラミネート・フィルムでコーティングされている
それぞれの写真の片隅には、ヒット機の名称と写真、獲物のサイズ、そして僕の総てのボーグに名入れして貰っている「凛」をもじって、「凛として凛さんはゆく」と書き込まれている
何処へ飾ろうかと迷ったが、とりあえず会社の自分のデスクの前に誇らしげに掲げておいた(笑)
連続して自己記録が更新できるとは、全く盆と正月が一度に来た様な心持である
これは決して自分の腕前が上がった訳ではなく、冒頭に書いた様に「幸運」がもたらして呉れた結果である
ボーグというルアーを通じてのボーグ山本氏との出会い、伊良湖へ通い出した頃の樋口さんとの出会い、当日ネットアシストしてくれた墨攻隊長さん・・・
ラッキーの要因は数々あるけれど、最大のものは、この秋四国は金刀比羅宮で授かった「大漁満足」旗ではなかろうか
兎に角この旗を、釣り道具の倉庫と化しているトランクの蓋の裏側に縫い付けてからは、何故か釣果に恵まれ続けているのだ!
この旗は僕のトランクだけではなく、オプセル社の工房にも飾って貰ってある
ボーグ山本氏からも、旗を掲げたからなのか、今シーズンはいつに無く釣果が多いと聞いている
これはこの旗を授かった、金刀比羅宮のご利益にまず間違いない!!(爆)
と言う訳で、正月はお礼参りを兼ねて、金刀比羅宮で初詣して来ようと計画している・・・
←ご同輩、効きますぜ(笑)・・・
年内最終戦となる伊豆へ行ってきた
土日二日間とも写真の様に富士山もくっきり眺められる晴天には恵まれたが、現在の自分の実力的には波が高すぎ、そして風も強烈で苦戦を強いられた
初日早朝に入った場所は通常釣り座として立てる岩を、写真の様に完全に波が越えてしまう
こうなると波に襲われない後方からファルコンを打ち込む事になるのだが、比較的浅い沿岸部は波に揉まれて、サラシと言うよりは洗濯機の中の様な状態である
打ち付ける波とぶつかって返す波とで、常に攪拌されているからヒラも入ってこないので、サラシの沖にファルコンを遠投する事になる
風が弱ければまだしも、強烈な横風が吹きまくっていると、飛距離もコントロールも儘ならない
海面スレスレをファルコンが飛ぶようにサイドスローで打ち込むが、僕の場合フィニッシュが高すぎるのか、横風にラインが煽られて膨らんでしまう
ボーグ山本氏の年季が入ったキャストは、サイドスローと言うよりもアンダースローで、海面スレスレを横風の影響も殆ど受けず一直線にポイントを目指し飛んでいく
それでも二人して何箇所かを叩いたが、全くヒラからの音信は無かった
夕方は写真の様に、全く新規の小場所も含み数箇所廻った
最後に廻った場所で、ボーグ山本氏が50cmクラスを一本ゲットされた
ヒラが居る事は判ったので、キャストにも俄然力がこもる
此処でも横風に悩まされるのは一緒で、ラインが風で膨らみ自分の狙ったポイントに入らず、ミスキャストと思ったファッルコンに
ゴンッ!
ミスキャストと思った故に心の構えも出来ておらず、アワセが一瞬遅かった
エラ洗い一発でフックアウト・・・、まだまだアワセが甘い自分である
その後は音沙汰も無く、完全に日が落ち真っ暗になったので引き上げた
二日目早朝、風は昨日よりも幾分穏やかに感じられる
昨日もそうであったが、未だ夜が明けきらない内にポイントに着き、薄っすらと空が白みかける頃から攻撃を開始する
真っ暗な間はヘッドランプを消して、岩に腰掛けて話をしてる事が多いのだが、冬は殊更星が美しい
都会とは比べ物にならない満天の星を仰ぎ見ていると、今良く観測できると聞く流星群も見る事が出来た
風は幾分穏やかと感じたが、波は昨朝よりも高い様である
ボーグ山本氏から、これでは攻撃可能なポイントも限られるし例えヒットしても取り込みは先ず不可能だから、場所を移ろうか?と提案があった
しかし全く何もせず急峻な道を喘ぎながら引換えし、新たに長い磯までの道程を歩かねばならないのが億劫に思い、この場所の限られたポイントを打って今日は止めようと応えた
今までの自分であればよりゲットの確立が高くなる提案は、どんなにその行程が辛くても即受け入れていたが、先週78cmをゲットした事で少し淡白になっているようだ・・・
ランガンしながら2箇所ほど攻撃したが、やっぱり反応は無い
最後のポイントは高い波の為に打ち込める場所も限られるので、どちらか一人が攻撃しもう一方がネットアシストしなければならない
ここはじっくりボーグ山本氏の攻撃を真近から見学しようと、自分がネットアシストに廻る事にした
波は左前方から岸に対し斜めに押し寄せ、我々が立つ事がが出来る岩にぶち当たって大きな波飛沫を吹き上げる
攻撃位置から海面までは5m以上あるし、眼下の岸際は打ち付ける波で翻弄され白濁し上下して又常に攪拌されている
ネットインはタイミングを図って行わないと、例えヒラを掬ったとしても押し寄せる波の力で玉の柄がベシ折られてしまう
ボーグ山本氏がキャストするファルコンは、高い足場から低い弾道が一直線に飛んで行って、殆ど風の影響が感じられない
波のタイミングを図りながら、そして場所を移し打ち込む角度を変えて4,5投したが反応は無い
もう一度前の立ち居地に戻ってキャスト、リトリーブ・・・
ヒット~~!
鋭いアワセの後リールを巻かずロッドワークでいなし、常に攪拌し洗濯機の中状態のサラシから、徐々にヒラをサラシの外へ誘導する
ボーグ山本氏はヒラと彼を結ぶラインが根や岩に擦られないように、時にはベールを起こしラインを出しながら左から右へ、右から左へと岩の上を30m程移動しながら応戦する
獲物は完全にサラシから左手に誘導された
岸際の障害物を避ける様に、ベールを起こしラインを出して沖に泳がせ、ボーグ山本氏は岩伝いに左、左へと移動していく
僕はネットを片手に氏の後を追って、同じ様に岩伝いに左、左に移動していく
時には飛び移り、時には片手でロッドを保持しながら岩をよじ登り、更に左へ移動を続けていく
凡そ200m以上は移動したであろうか
足元から海面までが低くなり、沖から足元までの間には点々と至る所に岩が頭を出しているが、波が押し寄せるタイミングを図りながら一気に寄せに掛かる
ロッドを右に、時には左に倒しながら、高速でリールを巻いて獲物を寄せる
氏の立つ岩と、ネットを構える僕のいる岩の間の浅瀬まで獲物が寄ってきたのを、無事にネットインさせて、急いで岸までネットを下げて戻る
ランディング・アシスト無事完了!
氏とガッチリ握手を交わす
70cmを少し下回るが、体高のある立派なヒラである
この荒れた海で、あの場所でヒットさせても、単独では殆ど取り込みは不可能であろう
例え僕が掛けたとしても、洗濯機状態のサラシに巻かれたり、根や岩にラインを擦られたりして、ラインブレークされるのがオチであろう
高い足場から荒れる海面にネットを差し出しても、ネットインは覚束ないし、例えネットインさせても波の力で柄は容易く折られてしまう
無理をすれば、転落や、前に出すぎ打ちつける波に体ごと浚われる危険もある
二人三脚でこそゲットしえたヒラであったが、それにしても移りに移ったりである
これ程までの大移動は、僕の想像を遥かに超越しているが、氏の攻撃や取り込みを真近に見学しながらアシスト出来て、自分は獲物に恵まれなかったが非常にうる物が多い遠征であった
この遠征をもって、今年は武装解除する
年末にバタバタと自己記録を塗り替えられて、非常に充実した満足ゆく年であった
来年も更に充実した年になる様に、精一杯頑張りたい
←今年の実釣は、終了です・・・
土日二日間とも写真の様に富士山もくっきり眺められる晴天には恵まれたが、現在の自分の実力的には波が高すぎ、そして風も強烈で苦戦を強いられた
初日早朝に入った場所は通常釣り座として立てる岩を、写真の様に完全に波が越えてしまう
こうなると波に襲われない後方からファルコンを打ち込む事になるのだが、比較的浅い沿岸部は波に揉まれて、サラシと言うよりは洗濯機の中の様な状態である
打ち付ける波とぶつかって返す波とで、常に攪拌されているからヒラも入ってこないので、サラシの沖にファルコンを遠投する事になる
風が弱ければまだしも、強烈な横風が吹きまくっていると、飛距離もコントロールも儘ならない
海面スレスレをファルコンが飛ぶようにサイドスローで打ち込むが、僕の場合フィニッシュが高すぎるのか、横風にラインが煽られて膨らんでしまう
ボーグ山本氏の年季が入ったキャストは、サイドスローと言うよりもアンダースローで、海面スレスレを横風の影響も殆ど受けず一直線にポイントを目指し飛んでいく
それでも二人して何箇所かを叩いたが、全くヒラからの音信は無かった
夕方は写真の様に、全く新規の小場所も含み数箇所廻った
最後に廻った場所で、ボーグ山本氏が50cmクラスを一本ゲットされた
ヒラが居る事は判ったので、キャストにも俄然力がこもる
此処でも横風に悩まされるのは一緒で、ラインが風で膨らみ自分の狙ったポイントに入らず、ミスキャストと思ったファッルコンに
ゴンッ!
ミスキャストと思った故に心の構えも出来ておらず、アワセが一瞬遅かった
エラ洗い一発でフックアウト・・・、まだまだアワセが甘い自分である
その後は音沙汰も無く、完全に日が落ち真っ暗になったので引き上げた
二日目早朝、風は昨日よりも幾分穏やかに感じられる
昨日もそうであったが、未だ夜が明けきらない内にポイントに着き、薄っすらと空が白みかける頃から攻撃を開始する
真っ暗な間はヘッドランプを消して、岩に腰掛けて話をしてる事が多いのだが、冬は殊更星が美しい
都会とは比べ物にならない満天の星を仰ぎ見ていると、今良く観測できると聞く流星群も見る事が出来た
風は幾分穏やかと感じたが、波は昨朝よりも高い様である
ボーグ山本氏から、これでは攻撃可能なポイントも限られるし例えヒットしても取り込みは先ず不可能だから、場所を移ろうか?と提案があった
しかし全く何もせず急峻な道を喘ぎながら引換えし、新たに長い磯までの道程を歩かねばならないのが億劫に思い、この場所の限られたポイントを打って今日は止めようと応えた
今までの自分であればよりゲットの確立が高くなる提案は、どんなにその行程が辛くても即受け入れていたが、先週78cmをゲットした事で少し淡白になっているようだ・・・
ランガンしながら2箇所ほど攻撃したが、やっぱり反応は無い
最後のポイントは高い波の為に打ち込める場所も限られるので、どちらか一人が攻撃しもう一方がネットアシストしなければならない
ここはじっくりボーグ山本氏の攻撃を真近から見学しようと、自分がネットアシストに廻る事にした
波は左前方から岸に対し斜めに押し寄せ、我々が立つ事がが出来る岩にぶち当たって大きな波飛沫を吹き上げる
攻撃位置から海面までは5m以上あるし、眼下の岸際は打ち付ける波で翻弄され白濁し上下して又常に攪拌されている
ネットインはタイミングを図って行わないと、例えヒラを掬ったとしても押し寄せる波の力で玉の柄がベシ折られてしまう
ボーグ山本氏がキャストするファルコンは、高い足場から低い弾道が一直線に飛んで行って、殆ど風の影響が感じられない
波のタイミングを図りながら、そして場所を移し打ち込む角度を変えて4,5投したが反応は無い
もう一度前の立ち居地に戻ってキャスト、リトリーブ・・・
ヒット~~!
鋭いアワセの後リールを巻かずロッドワークでいなし、常に攪拌し洗濯機の中状態のサラシから、徐々にヒラをサラシの外へ誘導する
ボーグ山本氏はヒラと彼を結ぶラインが根や岩に擦られないように、時にはベールを起こしラインを出しながら左から右へ、右から左へと岩の上を30m程移動しながら応戦する
獲物は完全にサラシから左手に誘導された
岸際の障害物を避ける様に、ベールを起こしラインを出して沖に泳がせ、ボーグ山本氏は岩伝いに左、左へと移動していく
僕はネットを片手に氏の後を追って、同じ様に岩伝いに左、左に移動していく
時には飛び移り、時には片手でロッドを保持しながら岩をよじ登り、更に左へ移動を続けていく
凡そ200m以上は移動したであろうか
足元から海面までが低くなり、沖から足元までの間には点々と至る所に岩が頭を出しているが、波が押し寄せるタイミングを図りながら一気に寄せに掛かる
ロッドを右に、時には左に倒しながら、高速でリールを巻いて獲物を寄せる
氏の立つ岩と、ネットを構える僕のいる岩の間の浅瀬まで獲物が寄ってきたのを、無事にネットインさせて、急いで岸までネットを下げて戻る
ランディング・アシスト無事完了!
氏とガッチリ握手を交わす
70cmを少し下回るが、体高のある立派なヒラである
この荒れた海で、あの場所でヒットさせても、単独では殆ど取り込みは不可能であろう
例え僕が掛けたとしても、洗濯機状態のサラシに巻かれたり、根や岩にラインを擦られたりして、ラインブレークされるのがオチであろう
高い足場から荒れる海面にネットを差し出しても、ネットインは覚束ないし、例えネットインさせても波の力で柄は容易く折られてしまう
無理をすれば、転落や、前に出すぎ打ちつける波に体ごと浚われる危険もある
二人三脚でこそゲットしえたヒラであったが、それにしても移りに移ったりである
これ程までの大移動は、僕の想像を遥かに超越しているが、氏の攻撃や取り込みを真近に見学しながらアシスト出来て、自分は獲物に恵まれなかったが非常にうる物が多い遠征であった
この遠征をもって、今年は武装解除する
年末にバタバタと自己記録を塗り替えられて、非常に充実した満足ゆく年であった
来年も更に充実した年になる様に、精一杯頑張りたい
←今年の実釣は、終了です・・・
今回伊良湖西磯でランカーサイズがヒットした時、偶然僕の隣に入っておられたアングラー墨攻隊長さんに上手くネットアシストして頂いたお陰で、メモリアルフィッシュを無事ランディングする事が出来た
西磯は足場になる水際の岩から、一段低く棚状になった岩が前方5~6m程先まで続き、その先からが深くなっている
潮が引いて水位が低くなると、一段低く棚状になった岩が露出するので、取り込む際スズキが岩の間に入り込んだり、岩にラインが擦られたりして、ランディングの難易度が高くなる
更に水が引いた時には、水没していた岩の上を前進して、深くなった場所でランディングする事になるので、今度は難しさに危険が加わる事になる
上記の事を心配して、毎日のように伊良湖の各フィールドを攻めてみえる地元のヒグチ釣具店樋口店長から、貴重な書き込みを頂いた
此処にその一部を改めて掲載し、僕のブログに訪問してくれている皆さんが、伊良湖西磯を攻められる時には是非書き込みを参考にして、安全且つ確実にランディングされる事を願うものである
話は少々かわりますが、西磯という釣り場はランカーシーバスの出現率が高いと同時に、獲りにくいフィールドでもあると思います。
同じ伊良湖でも掛けることが難しい恋路ヶ浜と獲ることが難しい西磯は対照的な釣り場だと思います。(どちらの魅力に惹かれるかはその人次第だと思いますが…)
しかも、磯へ入るマルは往々にして筋肉質でパワフルなヤツが多いものです。
西磯へ通われるファンは、これらを期待していることと思います。
そこで皆さんにお願いなのですが、近くで大きなサイズを掛けている人がいましたら、知らない人でもタモのサポートなど、できることをして頂けたら、と思います。
独力でデカいのを獲る技量を身につけることや独りで獲ったという満足感も重要ですが、何よりも大事なのは安全だと思います。
一般的には磯ヒラの方が魚の引きは強烈だと思いますが、伊良湖の西磯の場合、最後に最大の難所である隙間だらけの石積みが待ち受けています。しかも相手はランカー磯マルです。捕獲に至る難度は、相当なものです。
大物を独りでランディングしようとして岩から落ちる人を目撃したこともあります。
これからの時期は岩のりが付着してくるので、さらに危険度が増します。
皆さんに、タモサポートなど、できる範囲でのご協力を是非お願いしたいと思い、書かせて頂きました。
それから西磯に入られる方は、安全装備(ネットも含めて)に気を配られるとともに、海が荒れている日の夜に入ることのないようにお願いしたいと思います。
勝手なお願いかもしれませんが、フィールドの特性を考えてのことですので、ご理解頂けるとありがたく思います。
少々手前味噌にもなるが、ネットランディングがより確実に行えるツールが、オプセル社から発売されてて、自分も愛用している
上の写真がその便利ツールスネーク・スタビライザーである
普通にネットを装着する場合に比べ、仰角を付けて装着できるから、ランディングが非常に楽に行える
またスタビライザーは自体の重みで常にネットが水平になるような働きもするので、掬う際ネットが反転して折角ネットインした獲物が水中に落下すると言う、全く悔しくてやりきれない事故をも防止できる
通常僕はスタビライザーを装着した70cmネットを伊豆の磯で使っているが、伊良湖西磯へ入る場合は確実に大物を獲りたいので、そのネットを持参している
折角ヒットしたデカ磯マルを、安全にそして確実に取り込む為にも、是非参考にして頂きたい
←安全の為、ご協力を・・・
西磯は足場になる水際の岩から、一段低く棚状になった岩が前方5~6m程先まで続き、その先からが深くなっている
潮が引いて水位が低くなると、一段低く棚状になった岩が露出するので、取り込む際スズキが岩の間に入り込んだり、岩にラインが擦られたりして、ランディングの難易度が高くなる
更に水が引いた時には、水没していた岩の上を前進して、深くなった場所でランディングする事になるので、今度は難しさに危険が加わる事になる
上記の事を心配して、毎日のように伊良湖の各フィールドを攻めてみえる地元のヒグチ釣具店樋口店長から、貴重な書き込みを頂いた
此処にその一部を改めて掲載し、僕のブログに訪問してくれている皆さんが、伊良湖西磯を攻められる時には是非書き込みを参考にして、安全且つ確実にランディングされる事を願うものである
話は少々かわりますが、西磯という釣り場はランカーシーバスの出現率が高いと同時に、獲りにくいフィールドでもあると思います。
同じ伊良湖でも掛けることが難しい恋路ヶ浜と獲ることが難しい西磯は対照的な釣り場だと思います。(どちらの魅力に惹かれるかはその人次第だと思いますが…)
しかも、磯へ入るマルは往々にして筋肉質でパワフルなヤツが多いものです。
西磯へ通われるファンは、これらを期待していることと思います。
そこで皆さんにお願いなのですが、近くで大きなサイズを掛けている人がいましたら、知らない人でもタモのサポートなど、できることをして頂けたら、と思います。
独力でデカいのを獲る技量を身につけることや独りで獲ったという満足感も重要ですが、何よりも大事なのは安全だと思います。
一般的には磯ヒラの方が魚の引きは強烈だと思いますが、伊良湖の西磯の場合、最後に最大の難所である隙間だらけの石積みが待ち受けています。しかも相手はランカー磯マルです。捕獲に至る難度は、相当なものです。
大物を独りでランディングしようとして岩から落ちる人を目撃したこともあります。
これからの時期は岩のりが付着してくるので、さらに危険度が増します。
皆さんに、タモサポートなど、できる範囲でのご協力を是非お願いしたいと思い、書かせて頂きました。
それから西磯に入られる方は、安全装備(ネットも含めて)に気を配られるとともに、海が荒れている日の夜に入ることのないようにお願いしたいと思います。
勝手なお願いかもしれませんが、フィールドの特性を考えてのことですので、ご理解頂けるとありがたく思います。
少々手前味噌にもなるが、ネットランディングがより確実に行えるツールが、オプセル社から発売されてて、自分も愛用している
上の写真がその便利ツールスネーク・スタビライザーである
普通にネットを装着する場合に比べ、仰角を付けて装着できるから、ランディングが非常に楽に行える
またスタビライザーは自体の重みで常にネットが水平になるような働きもするので、掬う際ネットが反転して折角ネットインした獲物が水中に落下すると言う、全く悔しくてやりきれない事故をも防止できる
通常僕はスタビライザーを装着した70cmネットを伊豆の磯で使っているが、伊良湖西磯へ入る場合は確実に大物を獲りたいので、そのネットを持参している
折角ヒットしたデカ磯マルを、安全にそして確実に取り込む為にも、是非参考にして頂きたい
←安全の為、ご協力を・・・
先週伊豆へ向かう前日、伊良湖で遭遇した奇っ怪な正体不明の相手が特定出来てない
実は伊豆から戻った翌日、即ち今週月曜日にも伊良湖へ向かった
睡眠不足、磯への往復、良型との格闘等が重なり疲労が溜まっていたが、伊良湖での宿題が残っているので老骨にムチ打って出掛けた次第である
その夜は条件は充分なのに、全くアタリも無く時間が過ぎていった
疲労で背中がパンパンに張って痛いので、あと3投と思って投げた2投目に、グゥーと押さえ込まれるようなアタリがあった
それからの遣り取りは、殆ど先週と同じである・・・
牛の歩みのようにスピードは無いが非常に強い力で、グイッ、グイッとロッドを押さえ込むのだ
ドラグを締め込みポンピングで寄せに掛かると、ジワリジワリではあるが寄せる事は出来る
ヒラ用のMOSS13ftを満月にして格闘している自分を見て、僕より後に直ぐ横に入ったアングラーが「取り込には慣れてますので、アシストします!」と駆けつけてくれた
「あっ、rinyosiさん?!」「あれっ、樋口さんかぁ?!」助っ人は偶然にも、ヒグチ釣具店の樋口店長だった(笑)
結局この日も途中で岩に張り付かれて、フックアウトしてしまったのだが、樋口さんは90UPのランカーに間違い無いと言う
先回もその日も、暫らく格闘して引っ張り合ったに係らず、フックユニットは外れていないのが不思議である
山本オーナーに意見を求めると、「亀の甲羅に掛かったんじゃないのかなぁ?」という見解だった
2度続けて奇っ怪な奴との格闘を体験したので、どうしても相手を確かめたいとの思いが募る
と言うことで、昨晩も老骨にムチ打って、これが伊良湖最終戦と決めて出陣した
もう一度目撃者から確証を得ようと、ヒグチ釣具店へ寄った
助っ人に入ってくれた目撃者からは、
ラインが潮の流れと反対に左から右に動いて来たから、生物じゃないと言う事は先ず考えられない
伊良湖のランカーマル、それも90を越す大物は、右へ左へと小物の様に走り回らずグィッ、グイーッと凄い力で引張るから、90超のランカーに間違いない
と証言を得た
伊良湖に海ガメが産卵に来るとは聞くが亀を釣ったと言う話は聞いた事も無い、と言うよりも唯たんに亀説よりもランカー説の方が格好いいので、地元の詳しい人の証言を信じる事にする(笑)
それなら今夜、容疑者を特定してやろう!
もう一度モンスターを掛けて、今度こそ取り込めば確証は得られる筈である
暗くなるのを待って、ファルコンを打ち込み始めた
自分の潮汐表によれば満潮は6時20分になっているが、すっかり暗くなった5時半頃には下げ潮が効き出している
投げ始めて10投位したであろうか
ガ・ガンッ!
ヒット~~!
ビシィッ、ビシィッ!と2度アワセを入れる
いきなり締め込んであるドラグを、ジィ-ッと鳴らし2回走られた
MOSS13ftが満月にしなって、それを耐える
走りはそれだけで、止った
ポンピングで寄せに掛かる
ギュルギュルと時々スプールが空回りするが、前回2度体験したモンスター程の剛力は無い
引張る力は数段劣っている、これは獲れる!
比較的簡単に、正面まで寄せる事が出来た
岩の段差を前にして相手が反転した時に、魚体の一部が海面上に露出した
あんまりデッカクないや・・・
暫らく遣り取りしているうちに、相手は力尽き水面に浮いた
ネットで掬おうとした時に波が寄せてきて、足元から5m位前方までの岩の段差上の浅瀬を、波の動きに合わせて浮いた魚体が行ったり来たりしてヒヤリッとする
横に入っておられたアングラーが、アシストに駆けつけてくれ無事ネットイン
反転した時に露出した姿を見てデッカクないと思ったけれど、足元のネットに収まった姿は意外にサイズがありそうだ
検量の結果は、83cm、4.2kg
ラ、ランカー じゃん!
最初姿を見せたのは、5m程前方だったので目に小さく映ったし、案外と楽に寄ったので自分ではランカーとは思いもしなかった
初のランカーゲットに慌てて物持ち写真も、助っ人してくれたアングラーさんに図々しくもお願いした(汗)(→本当にお世話になりました)
ヒットルアーを一緒に写そうと思ったが、両手が塞がっているので止むを得ず自分の口に咥えたが、お解かりであろうか・・・(笑)
勿論、ファルコン128SB/Sky-pass IRGスペシャルである
前夜90超モンスターと思われるのも、やはりこのスペシャルカラーにヒットして来たので、今日はこのボーグを信じ切り、例えヒットがなくてもこの機と心中する覚悟で投げていたが、その甲斐があった
背中が張って痛み出す前の、早い時間のヒットで本当に助かった
それもランカーだったので、この1本で伊良湖の今年の打ち止めとしてサッサと納竿した
これを持って、容疑者を特定出来たと思っている訳ではない
90超の伊良湖モンスターをこの手で仕留め、2度に亘る奇っ怪な怪物の正体を暴くまで、捜査の手は断じて緩めない!
♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS-SPINNING MS-1303-MR
REEL:Daiwa CERTATE3500HYPER CUSTOM
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell Falcon128SB/Sky-pass'IRG'sp.
←モンスター、出て来い!・・・
実は伊豆から戻った翌日、即ち今週月曜日にも伊良湖へ向かった
睡眠不足、磯への往復、良型との格闘等が重なり疲労が溜まっていたが、伊良湖での宿題が残っているので老骨にムチ打って出掛けた次第である
その夜は条件は充分なのに、全くアタリも無く時間が過ぎていった
疲労で背中がパンパンに張って痛いので、あと3投と思って投げた2投目に、グゥーと押さえ込まれるようなアタリがあった
それからの遣り取りは、殆ど先週と同じである・・・
牛の歩みのようにスピードは無いが非常に強い力で、グイッ、グイッとロッドを押さえ込むのだ
ドラグを締め込みポンピングで寄せに掛かると、ジワリジワリではあるが寄せる事は出来る
ヒラ用のMOSS13ftを満月にして格闘している自分を見て、僕より後に直ぐ横に入ったアングラーが「取り込には慣れてますので、アシストします!」と駆けつけてくれた
「あっ、rinyosiさん?!」「あれっ、樋口さんかぁ?!」助っ人は偶然にも、ヒグチ釣具店の樋口店長だった(笑)
結局この日も途中で岩に張り付かれて、フックアウトしてしまったのだが、樋口さんは90UPのランカーに間違い無いと言う
先回もその日も、暫らく格闘して引っ張り合ったに係らず、フックユニットは外れていないのが不思議である
山本オーナーに意見を求めると、「亀の甲羅に掛かったんじゃないのかなぁ?」という見解だった
2度続けて奇っ怪な奴との格闘を体験したので、どうしても相手を確かめたいとの思いが募る
と言うことで、昨晩も老骨にムチ打って、これが伊良湖最終戦と決めて出陣した
もう一度目撃者から確証を得ようと、ヒグチ釣具店へ寄った
助っ人に入ってくれた目撃者からは、
ラインが潮の流れと反対に左から右に動いて来たから、生物じゃないと言う事は先ず考えられない
伊良湖のランカーマル、それも90を越す大物は、右へ左へと小物の様に走り回らずグィッ、グイーッと凄い力で引張るから、90超のランカーに間違いない
と証言を得た
伊良湖に海ガメが産卵に来るとは聞くが亀を釣ったと言う話は聞いた事も無い、と言うよりも唯たんに亀説よりもランカー説の方が格好いいので、地元の詳しい人の証言を信じる事にする(笑)
それなら今夜、容疑者を特定してやろう!
もう一度モンスターを掛けて、今度こそ取り込めば確証は得られる筈である
暗くなるのを待って、ファルコンを打ち込み始めた
自分の潮汐表によれば満潮は6時20分になっているが、すっかり暗くなった5時半頃には下げ潮が効き出している
投げ始めて10投位したであろうか
ガ・ガンッ!
ヒット~~!
ビシィッ、ビシィッ!と2度アワセを入れる
いきなり締め込んであるドラグを、ジィ-ッと鳴らし2回走られた
MOSS13ftが満月にしなって、それを耐える
走りはそれだけで、止った
ポンピングで寄せに掛かる
ギュルギュルと時々スプールが空回りするが、前回2度体験したモンスター程の剛力は無い
引張る力は数段劣っている、これは獲れる!
比較的簡単に、正面まで寄せる事が出来た
岩の段差を前にして相手が反転した時に、魚体の一部が海面上に露出した
あんまりデッカクないや・・・
暫らく遣り取りしているうちに、相手は力尽き水面に浮いた
ネットで掬おうとした時に波が寄せてきて、足元から5m位前方までの岩の段差上の浅瀬を、波の動きに合わせて浮いた魚体が行ったり来たりしてヒヤリッとする
横に入っておられたアングラーが、アシストに駆けつけてくれ無事ネットイン
反転した時に露出した姿を見てデッカクないと思ったけれど、足元のネットに収まった姿は意外にサイズがありそうだ
検量の結果は、83cm、4.2kg
ラ、ランカー じゃん!
最初姿を見せたのは、5m程前方だったので目に小さく映ったし、案外と楽に寄ったので自分ではランカーとは思いもしなかった
初のランカーゲットに慌てて物持ち写真も、助っ人してくれたアングラーさんに図々しくもお願いした(汗)(→本当にお世話になりました)
ヒットルアーを一緒に写そうと思ったが、両手が塞がっているので止むを得ず自分の口に咥えたが、お解かりであろうか・・・(笑)
勿論、ファルコン128SB/Sky-pass IRGスペシャルである
前夜90超モンスターと思われるのも、やはりこのスペシャルカラーにヒットして来たので、今日はこのボーグを信じ切り、例えヒットがなくてもこの機と心中する覚悟で投げていたが、その甲斐があった
背中が張って痛み出す前の、早い時間のヒットで本当に助かった
それもランカーだったので、この1本で伊良湖の今年の打ち止めとしてサッサと納竿した
これを持って、容疑者を特定出来たと思っている訳ではない
90超の伊良湖モンスターをこの手で仕留め、2度に亘る奇っ怪な怪物の正体を暴くまで、捜査の手は断じて緩めない!
♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS-SPINNING MS-1303-MR
REEL:Daiwa CERTATE3500HYPER CUSTOM
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell Falcon128SB/Sky-pass'IRG'sp.
←モンスター、出て来い!・・・
12月8日未明、ボーグ山本氏と落ち合い西海岸へ攻撃に向かった
出発前に一喜一憂していた伊豆の海況は、西風が強く申し分無いサラシが出ている
辺りが少し白みかけてきた5時半過ぎ、ゴロタの波打ち際から沖に向かって点在する大きな岩を3個ほど飛び移り、1.5m位のスリットを越えてその先にある大岩によじ登った
その大岩は海面から2mほどの高さがあり、左やや前方にはその大岩と同じ程度の大きさの岩が、2~3m離れて位置している
自分が釣り座とした大岩の30m程沖には、海面から2m位頭を出した岩礁が横たわっていて、押し寄せる大波がしばしばその岩礁を乗り越え大きく厚いサラシを形成して打ちつけて来る
時折強い横風が吹きつけるので、Sky-passと同等の飛距離が出て尚且つ軽やかに泳ぐMAGファルコンSB/ツタンカーメン・レッドゾーン海猿を結び、左前方に第1投を放った
辺りが白んできたとは言え、ファルコンの着水点は未だ全く確認は出来ない
うっすらと見て取れる竿先から伸びるラインの方向から、ファルコンの着水点を確認しながらリトリーブを始める
暗い内はデッドスローに近い速度に時々トゥイッチを織り交ぜてリトリーブしているが、レッドゾーン海猿はそんな速度でも良く尾を揺らし泳いでいるのがラインを通し感じられる
1投目は異常ナシ!
2投目は沖に横たわる岩礁の左側を掠めるようにリトリーブしたが、これも異常ナシ!
もう一度左方向に打ち込み、釣り座左前方の岩の周りに出現するサラシを通すようにリトリーブするが、異常ナシ
前方と左方向へと交互してレッドゾーン海猿を放つが、異常ナシが続く
7,8投目位であろうか、左方向へ打ち込んだレッドゾーン海猿を暫らくリトリーブしていると・・・
ガッツン!
ヒット!だぁ~
渾身の力を込めてビシィッとアワセを入れた
いきなりドラグを鳴らし、左へ走る
ロッドを右に倒し走りを抑えようとするが、もう一度ジィーと大きくドラグをならし抵抗を止めない
余り左へ走られると左前方の岩にラインを擦られそうなので、急いでツマミを廻しドラグを強めて走りを止める
リールを巻いてはラインを出され、リールを巻いてはラインを出されを繰り返しながらも、徐々に正面まで寄せる事が出来た
ここまでの所用時間は、5分程度だったであろうか
根にも巻かれず、どうにか正面まで寄せて来る事が出来た
今までならボーグ山本氏がアシストに駆けつけて呉れるのだが、今朝は遠く離れた場所に入っていてそれは期待できそうも無い
重々しい抵抗力や、正面まで寄せてから反転した時に一部海面上に現れた魚体から、今までランディングした経験も無い大物である
果たして独力でラン出来るのか?フッと不安がよぎった
今自分が立っている大岩から海面までは2m位あるし、独立した大岩の周りは低くなった場所は無いのでズリ上げは出来ない
ネットを使うしか、ランディングは不可能である・・・
正面は絶えず波が打ちつけるので、波に翻弄されネットインには困難が予想される
フックがネットに絡み、虎の子の獲物を逃す嫌な状況が頭を過ぎる
心の中に芽生えだした弱気を払拭し意を決して、獲物を大岩裏手の波に影響される恐れが少ないスリットに、誘導する事にした
ラインを巻き取って、獲物から竿先までの間を詰める
押し寄せてくる波のタイミングを図って、左の大岩との間を通し何とか裏手に獲物を誘導出来た
重量があるのでロッドは右手で支えていたから、左手で足元に横たえてあったネットを掴んだ
海面までネットを下ろし、寄せる波で獲物がフワァーと持ち上げられた瞬間にネットを差し入れる
ネット・イン完了!
右手のロッドを下に置いて、両手でネットを大岩上にズリ上げた
ヤッタァ~~!!
後方でずっとビデオ撮影していた、オプセル社の塗装担当山本さん(オーナーとは偶然同姓である)と顔を見合わせ、二人で拳を突き上げあった
アシストを受けず、独力でランディング出来たのだ!
スズキと呼べるサイズをズリ上げではなく、ネットで上げるドライ・ランディング、それが出来る完全なるヒラ師が憧れであり、目標であった
今漸く自分がヒラ師となれた様な気がする
後で検量したら、全長78cm、重量4.9kgであった
夢のランカーには僅かに不足しているが、大満足である
この1本を得る為に、何度往復600kmの遠征を敢行してきたのであろうか・・・
やっと自分の思いが天に通じたのだ! 通った甲斐があったというものだ!
ボーグ山本氏も同型を1本ゲットされ、二人並んで記念撮影をした
良型を揃ってランディングとは、これからもそんなに無いだろうと思われる(笑)
夜祝杯を上げた時に、「神様も気が効かない。何故あと2cm大きな獲物をプレゼントしてくれなかったのだろう?!」と酔った自分の呟きに対し、「それは神様の粋な計らいですよ。これからも頑張れ!と言う事じゃないのかな・・・」と言ったボーグ山本氏の言葉が印象的であった
ちなみに今日の標題とした「トラ・トラ・トラ!」は、66年前の同じ日に真珠湾を奇襲した攻撃隊長が本部へ発した「吾、奇襲に成功せり!」という暗号電文であり、時の帝國海軍連合艦隊司令長官は新潟出身の山本五十六大将である
今回のゲットに、図らずも12月8日・山本氏・親しくしてもらっている新潟のBFTやアングラー達、徳島のBFT海猿さん等々多くの方々との因縁を感じるのは自分だけであろうか・・・
♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS-SPINNING MS-1303-MR
REEL:Daiwa CERTATE3500HYPER CUSTOM
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell MAG Falcon128SB/Tutankhamen Redzone'UMIZARU'
←ありがとうございました・・・
出発前に一喜一憂していた伊豆の海況は、西風が強く申し分無いサラシが出ている
辺りが少し白みかけてきた5時半過ぎ、ゴロタの波打ち際から沖に向かって点在する大きな岩を3個ほど飛び移り、1.5m位のスリットを越えてその先にある大岩によじ登った
その大岩は海面から2mほどの高さがあり、左やや前方にはその大岩と同じ程度の大きさの岩が、2~3m離れて位置している
自分が釣り座とした大岩の30m程沖には、海面から2m位頭を出した岩礁が横たわっていて、押し寄せる大波がしばしばその岩礁を乗り越え大きく厚いサラシを形成して打ちつけて来る
時折強い横風が吹きつけるので、Sky-passと同等の飛距離が出て尚且つ軽やかに泳ぐMAGファルコンSB/ツタンカーメン・レッドゾーン海猿を結び、左前方に第1投を放った
辺りが白んできたとは言え、ファルコンの着水点は未だ全く確認は出来ない
うっすらと見て取れる竿先から伸びるラインの方向から、ファルコンの着水点を確認しながらリトリーブを始める
暗い内はデッドスローに近い速度に時々トゥイッチを織り交ぜてリトリーブしているが、レッドゾーン海猿はそんな速度でも良く尾を揺らし泳いでいるのがラインを通し感じられる
1投目は異常ナシ!
2投目は沖に横たわる岩礁の左側を掠めるようにリトリーブしたが、これも異常ナシ!
もう一度左方向に打ち込み、釣り座左前方の岩の周りに出現するサラシを通すようにリトリーブするが、異常ナシ
前方と左方向へと交互してレッドゾーン海猿を放つが、異常ナシが続く
7,8投目位であろうか、左方向へ打ち込んだレッドゾーン海猿を暫らくリトリーブしていると・・・
ガッツン!
ヒット!だぁ~
渾身の力を込めてビシィッとアワセを入れた
いきなりドラグを鳴らし、左へ走る
ロッドを右に倒し走りを抑えようとするが、もう一度ジィーと大きくドラグをならし抵抗を止めない
余り左へ走られると左前方の岩にラインを擦られそうなので、急いでツマミを廻しドラグを強めて走りを止める
リールを巻いてはラインを出され、リールを巻いてはラインを出されを繰り返しながらも、徐々に正面まで寄せる事が出来た
ここまでの所用時間は、5分程度だったであろうか
根にも巻かれず、どうにか正面まで寄せて来る事が出来た
今までならボーグ山本氏がアシストに駆けつけて呉れるのだが、今朝は遠く離れた場所に入っていてそれは期待できそうも無い
重々しい抵抗力や、正面まで寄せてから反転した時に一部海面上に現れた魚体から、今までランディングした経験も無い大物である
果たして独力でラン出来るのか?フッと不安がよぎった
今自分が立っている大岩から海面までは2m位あるし、独立した大岩の周りは低くなった場所は無いのでズリ上げは出来ない
ネットを使うしか、ランディングは不可能である・・・
正面は絶えず波が打ちつけるので、波に翻弄されネットインには困難が予想される
フックがネットに絡み、虎の子の獲物を逃す嫌な状況が頭を過ぎる
心の中に芽生えだした弱気を払拭し意を決して、獲物を大岩裏手の波に影響される恐れが少ないスリットに、誘導する事にした
ラインを巻き取って、獲物から竿先までの間を詰める
押し寄せてくる波のタイミングを図って、左の大岩との間を通し何とか裏手に獲物を誘導出来た
重量があるのでロッドは右手で支えていたから、左手で足元に横たえてあったネットを掴んだ
海面までネットを下ろし、寄せる波で獲物がフワァーと持ち上げられた瞬間にネットを差し入れる
ネット・イン完了!
右手のロッドを下に置いて、両手でネットを大岩上にズリ上げた
ヤッタァ~~!!
後方でずっとビデオ撮影していた、オプセル社の塗装担当山本さん(オーナーとは偶然同姓である)と顔を見合わせ、二人で拳を突き上げあった
アシストを受けず、独力でランディング出来たのだ!
スズキと呼べるサイズをズリ上げではなく、ネットで上げるドライ・ランディング、それが出来る完全なるヒラ師が憧れであり、目標であった
今漸く自分がヒラ師となれた様な気がする
後で検量したら、全長78cm、重量4.9kgであった
夢のランカーには僅かに不足しているが、大満足である
この1本を得る為に、何度往復600kmの遠征を敢行してきたのであろうか・・・
やっと自分の思いが天に通じたのだ! 通った甲斐があったというものだ!
ボーグ山本氏も同型を1本ゲットされ、二人並んで記念撮影をした
良型を揃ってランディングとは、これからもそんなに無いだろうと思われる(笑)
夜祝杯を上げた時に、「神様も気が効かない。何故あと2cm大きな獲物をプレゼントしてくれなかったのだろう?!」と酔った自分の呟きに対し、「それは神様の粋な計らいですよ。これからも頑張れ!と言う事じゃないのかな・・・」と言ったボーグ山本氏の言葉が印象的であった
ちなみに今日の標題とした「トラ・トラ・トラ!」は、66年前の同じ日に真珠湾を奇襲した攻撃隊長が本部へ発した「吾、奇襲に成功せり!」という暗号電文であり、時の帝國海軍連合艦隊司令長官は新潟出身の山本五十六大将である
今回のゲットに、図らずも12月8日・山本氏・親しくしてもらっている新潟のBFTやアングラー達、徳島のBFT海猿さん等々多くの方々との因縁を感じるのは自分だけであろうか・・・
♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS-SPINNING MS-1303-MR
REEL:Daiwa CERTATE3500HYPER CUSTOM
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell MAG Falcon128SB/Tutankhamen Redzone'UMIZARU'
←ありがとうございました・・・
週半ばに吹き荒れたこの西風が収まった時には・・・
次の大潮辺りには必ず大型が接岸してくる筈・・・
朝は風も強かったけど、2時過ぎ頃から急速に弱まった・・・
昨夜の伊良湖は好条件が重なっていた
昨晩は全くダメ、今朝はヒラセイゴが2本きりしか上がってないし、ベイトに付いて群れは東の方へ移動したんじゃないかナァ、という樋口さんの話を聞いても、心の中では絶対釣れる!と思い込んでいる
現場には数名の先行者が居るものの、ラッキーな事にポールポジションは空いている
釣れる!という予感が、この時に確信へと変った(笑)
未だ真っ暗になる前に、右隣に入ったシーバスパーティーで顔見知りになった地元のアングラーが一本上げた(→暗かったので、サイズは不明です)
僕のファルコンSB/Sky-passには何の変化も無いけれど、時間も早いので焦りは全く無い
30分ほど経過し、辺りはすっかり闇に包まれた
それまで全く異常を感じなかったファルコンに、コ・コン!と小さなアタリ!
電撃アワセを試みるも、フッキングには至らず
その後何事も無く、更に30分が過ぎる
心の中に少し、焦りが芽生え始める
少々集中力も途切れだしたので一呼吸置こうと、ファルコンをIRGスペシャルからI-Cチャート・イエローにカラーチェンジした
数投後、着水して5回ほどリールのハンドルを廻した時に
ゴンッ!とショックが伝わった
ビシィッとアワセを入れ、ハンドルを巻き始める
重い、かなり重い、ランカーだ、ランカーに違いない!
リールを巻こうとしても、首を振るでもなく、エラ洗いをするでもなく、スピード感は全く無いが重いトルクで、ジィッ・ジィッとドラグを短く鳴らす
ロッドのテンションを保ちながら、立ち位置の後に置いたネットを手に取り、右前方にある岸際最前線の平たい岩まで岩伝いに前進して対応する
ヒットポイントと自分の中間点辺りまで寄せた時、岩にでも貼り付いたのか、根掛かりしたように全く動かなくなった!
ロッドを支えていた左腕が疲れてきたので、右手に持ち替える
全く動かない・・・膠着状態が続く
根に掛かってしまったのだろうか?いっそ力任せに引張ってみようか?
全くの膠着状態に徐々に苛立ちが募ってくる
この時点で、心の中に疑問が生じてきた
一度もエラ洗いが無いし、重いが動きが鈍すぎる
奴がランカーだとしたら、スレ、それも尾鰭付近に掛かってるのか?
ベールを起こしスプールを手の平で抑えながら、少しずつロッドのテンションを緩めてみた
動かない、動き出さない・・・
しかし、ロッドには時々ピクンッとかグ・グーッとか、僅かではあるが生命反応らしき物が伝わってくる
ラインに波が当って感じるのだろうか?
もう暫らくこのまま我慢してみよう、戦闘開始から既に10分以上が経過している
グッ・グーッ!あっ動き出した!!
急いでベールを戻しハンドルを巻いてみる
巻ける!今まで全く巻けなかったリールが巻けるではないか!
ポンピングしながらリールを巻く
今まで未経験の重さであるが、抵抗らしい抵抗は殆ど伝わってこない
当初ランカーだ!と思って慎重に遣り取りしていたが、今では頭の中は???ばかりで、早くフックに掛かっている奴の正体を確かめたい!との思いの方が強い
立てたロッドを前に倒しながらリールを巻き取る
ポンピングを数回繰り返し、やっと岸際5m位まで寄せた時に、重量感がフーッ抜けてしまった・・・
正体を確かめたいと、少々力任せにリールを巻き過ぎたのであろうか・・・
回収したファルコンのフックユニットは、外れていなかった
あんな重量を感じながら引っ張り合いをしたのに、ユニットも外れていないとは、恐らくリアフックだけがフッキングしていたのであろう
当初ドラグを短くならしスプールを逆回転させたと感じたのは、アワセを入れる為にロッドを煽ったり、隣の岩に飛び移ったりした時に、謂わば自分の動作によってドラグが鳴っただけだったのでは無いのだろうか?
たった今の事だけど、ヒットだ!ランカーかも・・・、と興奮していたのでハッキリとは思い出せない
最後のポンピングで感じた、ただただ重いだけで殆ど抵抗感も無い感覚は、果たして生き物の感じであるのだろうか?
フックに掛かっていた物は、水を一杯に孕んだビニール袋だったんではなかろうか?
虎の子のランカーを取り逃がしたという思いよりも、フッキングしていた奴は一体何だったのだろう?という疑問の方が正直大きい
しかし、途中の根に掛かって全く動かなくなったのが、再びリールを巻けるようになった、即ち自ら根から離れた事実はどう説明すれば良いのだろう?
岩に掛かったフックが、水を孕んだビニール袋が潮の流れに押された結果離れたと言うのだろうか?
テンションを緩めたロッドに伝わってきた反応を、波のリズムでは?と疑ってもみたが、自分にはそれとは明らかに違って感じられた
ファルコンのリアフックは、あんなに重量感ある奴と引き合ったのに1本も伸ばされていない
だから針先だけが掛かっていたのではなく、しっかりフッキングしていたと思われる
もう少しと言う所で、フーッと軽くなってしまったのは、尾鰭付近が身切れしたのか、それともビニールが孕んだ水の重さに耐えられなく引き裂けたのだろうか
フッキングしていた奴は、尾鰭付近にスレ掛かりしたランカーだったのか、はたまたビニール袋の様な無生物だったのか
回収したファルコンには、全く手掛かりになる形跡は残されていなかったので、奴を上げられなかった今、それを解き明かす事は永遠に出来ない
←奴の正体は、何だったのだろう・・・
次の大潮辺りには必ず大型が接岸してくる筈・・・
朝は風も強かったけど、2時過ぎ頃から急速に弱まった・・・
昨夜の伊良湖は好条件が重なっていた
昨晩は全くダメ、今朝はヒラセイゴが2本きりしか上がってないし、ベイトに付いて群れは東の方へ移動したんじゃないかナァ、という樋口さんの話を聞いても、心の中では絶対釣れる!と思い込んでいる
現場には数名の先行者が居るものの、ラッキーな事にポールポジションは空いている
釣れる!という予感が、この時に確信へと変った(笑)
未だ真っ暗になる前に、右隣に入ったシーバスパーティーで顔見知りになった地元のアングラーが一本上げた(→暗かったので、サイズは不明です)
僕のファルコンSB/Sky-passには何の変化も無いけれど、時間も早いので焦りは全く無い
30分ほど経過し、辺りはすっかり闇に包まれた
それまで全く異常を感じなかったファルコンに、コ・コン!と小さなアタリ!
電撃アワセを試みるも、フッキングには至らず
その後何事も無く、更に30分が過ぎる
心の中に少し、焦りが芽生え始める
少々集中力も途切れだしたので一呼吸置こうと、ファルコンをIRGスペシャルからI-Cチャート・イエローにカラーチェンジした
数投後、着水して5回ほどリールのハンドルを廻した時に
ゴンッ!とショックが伝わった
ビシィッとアワセを入れ、ハンドルを巻き始める
重い、かなり重い、ランカーだ、ランカーに違いない!
リールを巻こうとしても、首を振るでもなく、エラ洗いをするでもなく、スピード感は全く無いが重いトルクで、ジィッ・ジィッとドラグを短く鳴らす
ロッドのテンションを保ちながら、立ち位置の後に置いたネットを手に取り、右前方にある岸際最前線の平たい岩まで岩伝いに前進して対応する
ヒットポイントと自分の中間点辺りまで寄せた時、岩にでも貼り付いたのか、根掛かりしたように全く動かなくなった!
ロッドを支えていた左腕が疲れてきたので、右手に持ち替える
全く動かない・・・膠着状態が続く
根に掛かってしまったのだろうか?いっそ力任せに引張ってみようか?
全くの膠着状態に徐々に苛立ちが募ってくる
この時点で、心の中に疑問が生じてきた
一度もエラ洗いが無いし、重いが動きが鈍すぎる
奴がランカーだとしたら、スレ、それも尾鰭付近に掛かってるのか?
ベールを起こしスプールを手の平で抑えながら、少しずつロッドのテンションを緩めてみた
動かない、動き出さない・・・
しかし、ロッドには時々ピクンッとかグ・グーッとか、僅かではあるが生命反応らしき物が伝わってくる
ラインに波が当って感じるのだろうか?
もう暫らくこのまま我慢してみよう、戦闘開始から既に10分以上が経過している
グッ・グーッ!あっ動き出した!!
急いでベールを戻しハンドルを巻いてみる
巻ける!今まで全く巻けなかったリールが巻けるではないか!
ポンピングしながらリールを巻く
今まで未経験の重さであるが、抵抗らしい抵抗は殆ど伝わってこない
当初ランカーだ!と思って慎重に遣り取りしていたが、今では頭の中は???ばかりで、早くフックに掛かっている奴の正体を確かめたい!との思いの方が強い
立てたロッドを前に倒しながらリールを巻き取る
ポンピングを数回繰り返し、やっと岸際5m位まで寄せた時に、重量感がフーッ抜けてしまった・・・
正体を確かめたいと、少々力任せにリールを巻き過ぎたのであろうか・・・
回収したファルコンのフックユニットは、外れていなかった
あんな重量を感じながら引っ張り合いをしたのに、ユニットも外れていないとは、恐らくリアフックだけがフッキングしていたのであろう
当初ドラグを短くならしスプールを逆回転させたと感じたのは、アワセを入れる為にロッドを煽ったり、隣の岩に飛び移ったりした時に、謂わば自分の動作によってドラグが鳴っただけだったのでは無いのだろうか?
たった今の事だけど、ヒットだ!ランカーかも・・・、と興奮していたのでハッキリとは思い出せない
最後のポンピングで感じた、ただただ重いだけで殆ど抵抗感も無い感覚は、果たして生き物の感じであるのだろうか?
フックに掛かっていた物は、水を一杯に孕んだビニール袋だったんではなかろうか?
虎の子のランカーを取り逃がしたという思いよりも、フッキングしていた奴は一体何だったのだろう?という疑問の方が正直大きい
しかし、途中の根に掛かって全く動かなくなったのが、再びリールを巻けるようになった、即ち自ら根から離れた事実はどう説明すれば良いのだろう?
岩に掛かったフックが、水を孕んだビニール袋が潮の流れに押された結果離れたと言うのだろうか?
テンションを緩めたロッドに伝わってきた反応を、波のリズムでは?と疑ってもみたが、自分にはそれとは明らかに違って感じられた
ファルコンのリアフックは、あんなに重量感ある奴と引き合ったのに1本も伸ばされていない
だから針先だけが掛かっていたのではなく、しっかりフッキングしていたと思われる
もう少しと言う所で、フーッと軽くなってしまったのは、尾鰭付近が身切れしたのか、それともビニールが孕んだ水の重さに耐えられなく引き裂けたのだろうか
フッキングしていた奴は、尾鰭付近にスレ掛かりしたランカーだったのか、はたまたビニール袋の様な無生物だったのか
回収したファルコンには、全く手掛かりになる形跡は残されていなかったので、奴を上げられなかった今、それを解き明かす事は永遠に出来ない
←奴の正体は、何だったのだろう・・・