ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

花ひらく

2013-04-25 | コーヒーの木


2009年の夏に種を蒔き、その年の12月にやっと発芽したコーヒーの木に、4年目となる今年漸く待望の花が咲いた

実は昨年春に花芽がついたのを見つけたのだけれど、その花芽は成長せずに茶色く変色して終わってしまっていた

今までその年に出てくる新芽の葉の大きさは前年の葉よりも大きくなっていたのが、昨年は逆に小さくなってしまったし、晩秋に室内に取り込んだ後には、落葉する量も前年に比べ大量だったので、昨年は扱いがまずかったのかと少々落胆していたのだ

それ故に、今年は花芽の事は全く期待してなかったから、枝の観察もしてもおらず、今朝突然開花しているのを発見してビックリしたような次第である



白い花が咲くとは聞いていたが、実物を見るのは勿論初めてで、良く見ると3輪開花中の上、これから咲くであろう花芽もあちこちの枝にあるようだ

最近日中は随分暖かくなってきたが、夜間の気温となるとここ数日は10℃近くまで下がっているから、コーヒーの木は未だ室内に置いたままになっている

4年経って容量も増えたためカーテンの開け閉めの邪魔になり、この冬は随分邪見に扱われていたりしていた



近頃の全容もブログにアップしていなかったけれど、現在は他の観葉植物と共に食卓横の窓際の狭いスペースに押し込まれて、ご覧の状況である

もう少し暖かくなったら、室外に出してのびのびさせてやろうと思っている







全部の花芽が開花して、それが実を結んだとしても、焙煎して豆を挽きコーヒーとして味わう量の収穫は望むらくはない

我が家のコーヒーを味わうのは、もう少し先になりそうである




春うらら

2013-04-23 | 日々の想い


更新をさぼっている間に、季節は春真っ盛りである

桜の花はとうに終わってしまったが、当地では藤の満開が近い

先週末、会社の直ぐ傍にある名古屋城の堀端の藤を見に行った

ここに藤棚が作られたのは記憶に残っているが、いつ頃だったのかは定かではない

しかし、作られたばかりの頃にはヒョロヒョロだった藤が、これだけ立派に育っているのを見ると、あれから数十年は経ているのだろう

時の過ぎ行く速さと、それに伴い齢を喰ってしまったことを、感じざるを得ない



ここの藤はそんなに有名ではないから、見物人も居ないだろうと思っていたが、休日だったからか結構多くの人達が、鑑賞しているのには驚いた










会社屋上の盆栽たちも、春を迎え新芽を出してきたり、花を咲かせたりで、毎朝見るのが楽しみである

盛りの鉢を事務所に飾っているが、現在は上の写真の通り



これは、日本桜草で「日の丸」と名付けられた品種である

桜草は、北海道から九州まで全国の山地や河畔の野原に群生するサクラソウ科の植物で、江戸時代から交配により品種改良がなされて、多くの品種が作り出されている



これは、クジャクシダと呼ばれるホウライシダ科のシダで、展開する葉がクジャクが尾羽を広げたように見えることから名付けられたという

冬の間は葉が枯れてしまうけれど、春には一斉に芽を吹いてきて新葉がまことに綺麗なシダだが、園芸店で良く見かける「アジアンタム」の仲間である