ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

間抜け釣行

2013-11-20 | 釣行記
今年も伊良湖のヒグチ釣具店が主催する「2013渥美半島シーバスパーティー」が、11/30から12/1にかけて開かれる

ヒグチ店長には、僕の会社が販売しているパンを購入頂いたり、ボーグ・ルアーの拡売でお世話になったりと、付き合いが深いので毎年個人的協賛を行っている

今年もHPでシーバスパーティーの知らせを見たので、プラ釣行を兼ねて昨日協賛品を持参した


明るいうちから、何時ものように西磯に入ったが、平日で少々風が強かったせいもあったのか、5時ころまで全く他のアングラーの姿を見ない

ここ西磯も、最近は昔のように大潮の引き初めに入れば効率よく釣果に恵まれるという事も無くなってきたから、ゴールデンタイムなのにアングラーが少ないのは、将にここでの最近の釣果を表しているのかもしれない

暗くなるのを磯の岩の上で海を眺めながらぼんやり待っていると、突然後ろから「RINさん」と声を掛けられた

驚いて振り返ると、以前ランカーゲットの際にネットアシストしてくれた”すーさん”で1年ぶりの再会だった

誰か来てるかなぁと駐車場を覗いたら、僕の車を見たので声を掛けに来たとの事だった

彼は、今日は西磯ではなく他のポイントでプラをする予定だとかで、未だ釣りの恰好もしていない

今年西磯で釣果がある場所はここだけと言って、その釣り座を教えてくれた

彼は17日にもここで1本上げたと、その際魚を〆た血の跡が残った場所をも示してくれる



彼が去って暫くすると、漸く辺りも暗くなってきた

暗くなってきたら、今まで誰もいなかった西磯にも4,5名のアングラーがやってきた

その一人が、残念なことに僕の直ぐ右隣に入ってきた

残念と言うのは、13ftロッドで投げる僕は、昨日のように風が強い日は、右からのサイドスローで投げるのだが、彼との距離が5mも離れてないから投げ辛くて仕方がないのだ

風が無ければ、隣との距離も気にならないオーバーヘッドでも投げられるのだが、最近は風が無くてもサイドスローが多い僕は、隣の彼が気になってどうしても上手く投げられないのだ

普通は5mも離れていれば許容範囲だろうから、投げ辛いと言っても後から入った彼に文句は言えない

暗くなって30分程たった6時ころ、投げそこなったボーグが左側足元の岩と岩とに挟まって根掛かりしてしまった

ラインが切れてしまったので予備のスプールと交換しようと、スプールキャップを外して足元の岩の上に置き予備スプールを嵌めていた

その時、大波が来て足元を洗い、キャップが波に流され、岩と岩の間の奈落に消えてしまった

ただ唖然呆然とするだけで、どうすることも出来なかった

悔やまれるのは、もう一歩後の岩へ下がって作業をすべきことであった

伊豆の磯でも、ルアー交換やスプール交換で、キャップランプを点ける場合には、明かりが海中を照らさない様海を背にするが、その場合、不意の大波には対応出来ないから、必ず安全な後方や高所へ移動して行うのがセオリーである

そのセオリーはここ西磯でも、全く同じなのだ

それを怠ったばかりに、釣りを続けるには無くてはならぬスプールキャップを無くしてしまった

ゴールデンタイムに係らず、ここで強制終了する羽目となった・・・

折角すーさんにポイントを教わったのに、釣果を上げる前に撤収せざるを得ない

全く間抜けな、プラにもならぬ釣行であった

アカメ・スズキ・タコとキスの夏2013

2013-08-20 | 釣行記
さて、釣りである

丸々2日半炎天下の最中に家人の美術館賞に付き合って、半日霊場巡りをして、高知の定宿にチェックインした

流石に体力を消耗しており、グッタリである

ホテルで2時間余昼寝をしたら、元気が回復してきた

夜は何時もの浦戸湾のポイントに、アカメチャレンジに向かった

高知へ来るといつも長野さんが、僕の釣りに付き合ってくれる

しかし、今夜は所要があって行けないからと、以前このポイントで一緒に釣りをした長野さんの友人、通称しもさんに連絡して呉れていて、そのしもさんと並んでルアーを投げ始めた

ポイントには先客が入っていて、餌でクエを狙って見える

僕らは少し離れた場所に陣取ったが、その晩はクエ師が50cm弱のクエをゲットしただけで終了した・・・



昨夜のポイントには、今夜も二人のクエ師が先客として入っている

今夜も長野さんは行けるかどうか判らないとの事で、昨晩同様しもさんが付き合ってくれる

しもさんの提案で、今夜は橋の下にポイントを移すことにした

ここでしもさんはタチウオを、僕は相変わらずアカメを狙う

昨晩同様、何事もなく時間が経過する・・・

釣り始めて2時間ばかり経過したところで、無理を押して長野さんが駆け付けてくれた

暫くは彼が差し入れてくれた、良く冷えた飲料を飲みながら談笑タイム

それから小一時間ばかり、お喋りしたりルアーを投げたりと、まったりとした時を過ごす

もう釣りをやめた筈の長野さんだが、珍しく今夜はしもさんのロッドで試投を繰り返されている

明日は早朝から用事があるからと、長野さんが申し訳なさそうに帰られた

帰る際にお土産を貰ったが、僕は彼へのお土産を、今日も行けるかどうか判らないとの連絡だったので、ホテルに置いてきてしまっていた

申し訳ないので、明朝淡路に向かう前に、安芸の自宅まで届けることにした

それから30分ほど其処でチャレンジしたが全く異常もないから、いつものポイントへ移動した

もうクエ師の姿は無いが、アカメからの応答も相変わらず無い

暫く粘ったが、どちらともなく「今夜は終了」と声が出て2日目のチャレンジも終了した

アカメ玉砕




翌朝高知から1時間余走って安芸市に向かい、長野さんにお土産を手渡すことが出来た

僕が高知に出向くたびに、この道のりを1時間余もかけて浦戸湾まで来てくれて、夜遅く僕がチャレンジを諦めたのち、又1時間余もかけて自宅に戻られる長野さんには、全く頭が下がる思いである

たまたま同年で、何となく気が合うことを良いことに、いつもいつも僕に付き合わせてしまい、長野さん、いつも本当に有難う!

改めてこの場を借りてお礼申し上げます




淡路に入ってホテルで荷をといて直ぐに、ホテルの前の堤防でタコにチャレンジした

アカメ・スズキは、万が一釣れたとしても僕はリリースする

しかし、タコやキスは、明確に食糧確保目的の釣りである

それなのに、僅か2投で、貴重なヒグチ釣具店特製タコ用ルアーを、根掛かりでロストしてしまった

このルアー、今まで数々のタコを射止めて来た大切なルアーである

現在数々のタコ用ルアーが市販されているが、僕はこれに勝るルアーは無いとまで思っている

このルアーは一昨年ヒグチさんで2個求めたが、昨年1個ロストしているから、最後の1個を今回僅か2投で無くしてしまった訳である

相当に気落ちしたが、食糧確保をここで諦める訳には参らぬ

幸い手元には、2個のオクトパス8と、僕が初めてルアーでタコを釣り上げた、ビニールのおもちゃのようなタコを模したルアーが1個残っている

思い起こせば、ホテル前の堤防では、最初の1杯以外釣れた試しもなく、その上根掛かりはしょっちゅうするポイントで、タコに関して言えば隣のイビの堤防の方がずっと捕獲量を誇るポイントだったのだ

食糧確保と言いながら、ホテル前と言う手近な場所を選んだ僕の考えが甘かった・・・

反省しながら、隣の漁港へと向かったが、いつも僕が其処へ入るのは早朝なので、今の時間いつものポイントには先客がいて入れない

止むを得ず違うポイントからオクトパス8を投入したが、なんと此処でも2投目で敢無くロストしてしまった

一気にやる気を失い、タコは諦めた

日も落ちかかているので、ホテルを通り越してスズキ狙いのポイントへと移動した

しかし、残念ながらベイトの姿もなく、オスプレイもファルコンも、全く異常なく戻ってくる

20時には食事の予約をしているし、その漁港の僕が居る堤防の根元付近では盆踊りも始まって、とても釣れる雰囲気は無いから19時半には納竿した




翌朝未だ明るくなる前に、イビへとタコ狩りへと向かった

話しは変わるが、名古屋の行きつけの理容店の店主も釣りが趣味で、店主から今年はタコが豊漁だとの話しを聞いた

又、高知で長野さんと話した時にも、今年はタコが豊漁との話を聞いた

場所も違う二人から同じ話を聞くとは、これはこの淡路でも当て嵌まるに違いないと、確信を抱いた

今日こそ昨日の仇を打とう!

燃え立つ心でルアーを投ずるが、いつものポイントでもタコが釣れる前に、手元に残った全てのルアーをロストした

タマ尽き、刀折れで、闘う武器を全て無くしては、もう白旗を上げる以外にない



敢無く玉砕した姿を、セルフシャッターで映す・・・、情けない

後はかってタコを潜って取った、家人に託すほかない



モリを持ってない時にタコの姿を見つけたので、モリを取りに行ってからその場所に戻ったが、タコは姿を消していたそうだ

その後、付近を暫く探索したが、再びタコを見付けることは出来なかったそうな

こんな訳で、タコ玉砕

今思うのだが、タコで使ったリールのリーダーを、一昨年来交換もしてなかったのが、ルアーロストの原因ではなかろうか

昨年は海底の藻に掛かっても殆ど回収出来て、こうまで沢山ロストはしなかった・・・




こうまで玉砕続きでは、キス確保も覚束ない

危機感を覚えた僕は、とうとう禁を破る決意を固めた

餌で魚を釣るのはどん百姓の釣りだと、かの開高健が書いている

それを鵜呑みにした僕は、釣り再開以来、釣りはルアー以外では行わないと決めていた

しかし、ワームDEキスは、直島では実績があるものの、この淡路では昨年も、一昨年も、全く実績がない

ポイントが間違っているのか?とも考えたが、2か月位前に早朝に、三重県のローカル局の釣り番組で、この場所で餌釣りではあるがキスをゲットするのを、全く偶然に見てしまったのだ

ポイントの間違いが無ければ、今回は餌でキスを狙おう!

確実に食糧を確保する為に、今回は禁を破るのだ

鳴門の釣具店で、恥を忍んで「石ゴカイ」を入手して、その日の夕方、家人の海水浴に付き合ってTVで見たポイントへ入った



間もなく、メゴチと10cm位のチビギスをゲット

その後、待望の肘叩きクラスのキスゲット





餌は強しである

昨年も、一昨年も、ワームではメゴチさえも全く釣れなかった同じポイントで、餌だとこうも簡単に肘叩きクラスまでもが釣れてしまったのだ

竿を2本出して三脚で立て掛け、家人の海水浴に付き合いながら、合間に竿を上げて餌を付け直す

こんないい加減な釣りでも、今夜のおかずは確保出来た



キスとメゴチの天ぷら



肘叩きの塩焼き

勿論、美味くない筈はない

キスGET




海水浴とのながら釣りでも、そこそこ釣れたのだから、本格的に釣りに打ち込めば、更に良型や数も望めるに違いない

期待を込めて、翌早朝、帰路に着く前にキスを狙った

期待とは裏腹に、釣れた獲物は10cm前後のピンギスが4匹のみ・・・

その4匹を大切に氷と共にクーラーに入れて帰り、帰宅後丸ごとフライにして二人で喰らった

こうして、6泊に渡る今年の夏旅行が終わった

恒例の

2012-11-14 | 釣行記
秋である

当家の盆栽たちも紅葉して、今やすっかり晩秋の風情である

晩秋といえば、伊良湖に産卵を控えたビッグマザーが集まってくる時期でもある

それに併せて、もうすっかり恒例となったヒグチ釣具店主催の伊良湖シーバスパーティーが、今年は11月24日午後から25日早朝に開催される

これだけ釣りから遠ざかったままの自分ではあるが、誘ってくれる釣友(Sibさん)もあるし、ヒグチ店長には色々と無理なお願いを聞いて貰っている義理もあるので、今年もいつもの如く短時間しか参加出来ないけれど、エントリーした

参加申込みは過日FAX送信しておいたが、エントリィフィーの支払や、事前情報収集を兼ねて、実は昨日伊良湖に向けてスクランブルを駆けた次第である(笑)

消防団員の読者もおられるので、少し言い訳を書かせていただく

現在(11/9~15)消防団では’秋の火災予防運動’で、毎夜予防広報を実施中である
昨晩は絶好の潮周りだったので、副団長はじめ団員の皆さんに無理を申し上げ、一晩だけサボらせて貰ったのです、団員の皆さん休暇を頂戴しスミマセンでした


3時半頃にヒグチ釣具店に到着したのだが、生憎店長はルアーやロッドの新製品の具合を試す為のテスト釣行で不在だった

もう帰ってくる時間とのことだったから、奥さんに連絡を取って貰ったが、留守電になってしまう

奥さんの点ててくれた旨いコーヒーを戴きながら4時まで待ったが戻ってみえないので、止むを得ず、西磯へ向けて店舗を後にした

HPや、店長が釣り新聞に書いた記事に拠れば、伊良湖は既に本番を迎え、昨晩も良型が数本ゲットされている様である

今晩も、風が出て波さえ高くならなければ、大いに期待出来そうである(ちなみに、名古屋を出る前に確認したYafoo!天気予報・釣り版に拠れば、今日の波高は1.5mから3mに、明日は2.5mから3mと、夕方はいずれもやや波が高そうな予報だった)

ちなみに、西磯ではYafoo!天気予報・釣り版で波高1.5mならベタ凪、2mで凪、3mではギリギリ、それ以上の波高では取り込みが厳しくなる

しかし、現場へ着いて見ると、海は未だ凪状態でチャンス大いにあり!状態だった

だから、釣り人もそれなりに多く、4時過ぎの出勤では自分が希望するポイントへはもう入れない状況でもあった・・・



上の写真は、僕より神島側の状況



これは、僕よりも港側の状況で、平日にも係らず4時半の時点で、既に10名以上のアングラーが西磯に入っている

明るい間、ジグやバイブを遠投してスズキを狙い、日が落ちたらミノーで狙うのが、此処での常套手段だが、僕はミノー一本槍なので、暗くなるまではボーッとしてる事が多い(笑い)

周りを眺めると港側の一人置いて向こう側に、顔見知りの地元アングラー小久保さんの顔を見つけたので、互いに会釈して挨拶を交わす



5時半頃には暗くなってきたから、先ほどヒグチ釣具店で購入した漁くんオリカラを付けて戦闘開始

直ぐに、かなり磯際でヒットがあった

しかし、かれこれ2年近くスズキを釣ってない自分は、とっさに合わせられず、数秒でテンションが無くなってしまう(大汗・・・、涙)

これに慌てて、ファルコンを打ち直すも、今度は磯際にファルコンを引っ掛けてしまい、僅か数投で漁くんオリカラを戦死させてしまった(大泣)

戦死でリーダーが切れてしまったから、僕がモタモタとスプール交換している間に、港側すぐ横のアングラーが1本ゲット

続いてもう一人隣の小久保さんもゲット


<写真はヒグチ釣具店HPから拝借>

時合は僅か30分程で、その後は当たりも遠のき、闇夜に雷の閃光がひらめき、突風が吹き始めたので、急いで車に戻った

駐車場に着いた頃には大粒の雨も降り出した

こうして、今年最初の伊良湖スクランブルは、ジ・エンドとなった

磯では声が掛けられなかったけれど、小久保さん、おめでとうございました!
(ヒグチさんHPに拠れば、小久保さんの獲物は85.5cmだったとか)

僕には釣れなかったけれど、お陰で久々に釣りブログらしく出来ました(笑)

夏の旅行 その4

2012-08-27 | 釣行記
高知を後にして、次ぎは淡路へと向った

途中寄り道もあったので、淡路の定宿には3時過ぎに入った

早速泳ぎに行こうと言う家人にお供して、タコ釣り道具を持って隣の漁港にある海水浴場へ向った

此処の海水浴場脇の石積み堤防先端では、以前一度の出撃で大小4匹のタコをゲットした事がある



その時活躍したヒグチ釣具店特製のタコ仕掛けを、今回は3組持参して万全の構えでのチャレンジなのだ

釣れる気満々なので、顔馴染みである宿の板さんには、手回し良くタコを持って帰るから茹でる準備を頼んで置いた程である

しかし、投げて誘ってを繰り返しても、上がってくるのは海草ばかり

以前大釣りした時は明け方だったので、時合を誤ったのか・・・

この日は、無念にもぼうずでの帰還となった




夕食前今度はマルを狙って、海水浴場とは又違う隣の漁港へと赴いた

風が強く海面には細波が立ち、スズキ日和ではある

未だ薄明かりが残っているから、まともな逆風を突いて、先ずはボーグ・バイブで深場から探る

異常なし

暗くなってきてからは、ベイトの鰯と同サイズのオスプレイをブン投げる

しかし、これも異常なし

流石にオスプレイでは、逆風下距離が稼げないので、最後はファルコンSB Sky-passを投入する

それでも、異常なし・・・

夕食の予約時間20時が近付いたから、この日はここで終了する



タコならぬアオリイカの刺身を肴に喉を潤し、最後は鮨で〆る

明日のリベンジを夢見て、早めに就寝した




翌朝は5時に、家人と共に海水浴場へタコ狙いで出撃した

相変わらず、上がってくるのは海草ばかり、が暫らく続く

が、5、6投目だったろうか、誘いをかけたルアーにグンッと重みが乗った

ラインを緩めないようにリールを巻いて、先ずは1匹目ゲット!

超久し振りの獲物ゲットで、ブツ持ち写真撮るのも忘れていた

2匹目こそ写真を撮ろうとアタックを続けたけれど、ゲットできた獲物はそれだけで終ってしまった

止むを得ず、袋に納めたタコをパチリ



これではサイズも判らないが、まぁ小物でした

茹でて真空パックして貰い、帰宅後半分は酢だこで、半分はたこ焼きで、頂きました





二日目夕方はマル狙いもさぼり、翌朝キス狙い可能で、しかも家人が泳ぐ事も可能な場所を物色に行く

近くに格好の浜を見つけ、誰も居ない浜で夕日を浴びながら、のんびり海に浮かんでいた



夜今日はウニとタイを肴にして辛口の人肌で喉を潤し、又鮨で〆る





朝5時に、家人を伴い出撃

この旅行最後のミッションである、ワームDEキス狙いだ

ただ、昨夜釣りをやる顔馴染みの板さんから、今年は沖釣りでもキスは不調と聞いたのが気掛かりである



随分昔に購入したワームは、殆どが干乾びて使い物にならないが、一袋のみ未開封のものが何とか使えそうである

事前チェックもせず、如何に気合いが入ってないのかが、ミエミエだ

時々魚信はあるけれど、どうも本命のキスではなさそうだ

釣れて来たのは、見込み通りの草フグ・・・

タコでの失敗もあるので、一応フグでもブツ持ち写真を撮っておいた

今に本命が!と、小一時間チャレンジしたけれど、キスはとうとう釣れなかった

一応釣り師のプライドもあるから、フグのブツ持ち写真は掲載いたしません(笑)



日が昇り暑くなって来たのでパチャパチャ泳いでから、浜辺で家人が泳ぎ飽きるのをノンビリ待っていた



釣りの旅と言うよりも、呑んで食べて、その合間に釣りもするが霊場も巡ると言う、但し、久し振りにのんびりと時間が過ぎる旅を味わえた

旅先でお世話になった皆さん、本当にありがとうございました!


夏の旅行 その3

2012-08-23 | 釣行記
3日目の日中は、これも高知での恒例となった五箇山の牧野富太郎記念植物園を訪ねたりして過ごした

最初に高知でのアカメ挑戦で僥倖を得て以来、アカメ挑戦時には験を担いで必ず実行する事がある

出撃前あの日に行った事を、忠実になぞるのだ

当日着用していたシャツを身に着け、当日早めの夕食を摂ったレストランで、同じメニューの夕食を食し、長野さんと共にポイントに入る・・・

長野さんがポイントに同行してくれる今夜を、本命のチャレンジ日と心に決しているから、初日には行わなかったこれらの験担ぎを実行してから、ポイントに向った

偶然にもポイント到着が長野さんと同着となり、今夜は何かが起こりそうだと心が騒ぐ

去年は所用で来られなかったから、氏とは2年ぶりの再会である

ガッチリと握手を交わして、ポイントに入った



この写真は、長野さんのブログ「アカメ日記/アカメ釣り師の夏休み」から拝借したもので、撮影者は長野さんである

昔話になるけれど、ヒラを狙って初めて山本オーナーを伊豆に訪ね、磯に立った時に、オーナーが僕に向って盛んにシャッターを押すのを、最初は少々気恥ずかしく緊張を禁じえなかったが、今ではすっかりそれにも慣れてしまった

当日も明るい内には、長野さんが僕に向かい盛んにシャッターを押して下さったが、その折、ふと伊豆の磯での事も脳裏を過ぎった

当日は雨が降ったり止んだりの状況だったので、真夏の暑さの中にも係らず、上にカッパを着てロッドを振っていた

本降りになったら、カッパのズボンも必要だろうと用意をしていたが、幸いな事に本降りにはならず、その後カッパも脱いで釣る事が出来た

一晩中こんな出で立ちでロッドを振っていたら、汗みずくになったに違いない





明るい間は、長野さんとお喋りを愉しみながらロッドを振っていたが、辺りがスッカリ暗くなってからは、いつヒットが在っても対応出来る様に緊張感を持って、お喋りも自然と途切れていた

神経を張り詰め、無言でロッドを振り続けるのは、心も体も消耗してしまう

だから、3~40分間隔で振るのを中断し、長野さんと一緒に腰を下ろしてお喋りをして、又ロッドを振ると言う事を繰り返していた

初挑戦でアカメをゲットした時間は、夜8時頃であった

この日もその前後には、最も緊張感を持ってボーグを打ち込んだ

しかし、何事も起きる事無く、時間だけが進んでいった

アカメと再開したい!との思いはあるが、既にアカメと遭遇してしまった現在、未だ見ぬ思い人にどうしても逢いたいと願う、切なる願望と言う程の切迫した感覚ではないのも正直なところである

だから、諦めるのも早くなってしまうのかもしれない

長野さんが自宅に戻るには、此処から小一時間も走らねばならない事も、又、僕が諦めない限り、いつも長野さんが一緒に残ってくれる事も、納竿時間を早める一因かもしれない

この日は、10時過ぎに納竿として、長野さんと、もう一度ガッチリ握手して浦戸湾を後にした

I Shall Return・・・

(つづく・・・)

夏の旅行 その1

2012-08-21 | 釣行記
夏期休暇を利用し、徳島、高知、淡路に行って来た

純然たる釣り旅行では無いものの、実に久々の釣行である

狙う獲物は、マル、アカメ、タコ、キス等々だ

マルは5月以来、アカメ・タコ・キスに至っては2年ぶりの挑戦となる

これだけ期間が開くと、釣り道具を引き摺り出しての準備で、先ず大童である

釣りに専念していた時分には、全ての釣具が整然と車のトランクに納められていたから、ロッドを積むだけで何時でも出撃可能だった

しかし、現在と言えば、ロッドやリール、ルアー等は筋トレ部屋と称する自分専用の部屋に納めてあるが、その他諸々の釣り道具は会社の倉庫に入っているので、必要な道具を探し出す事から始めなければならない

タコ・キスの道具は簡単に見付かったけれど、肝心のアカメ用スプールを何処へ仕舞いこんだのか探し出すだけで骨が折れた

2日間かかって、どうにか準備も整い、先ずは12日に徳島を目指して出発した

徳島市から南に小一時間走る街が到達点であるが、高速を下りて徳島市に入る前に2箇所のお寺を巡り、徳島市を抜けてから遅い昼食を摂った

昼食はサッパリとうどんが食べたかったので走る間探し回ったけれど、うどんは隣の香川県の名物なので、中々見付からない

徳島ラーメンの店はやたらと多いのだけれど、探しているうどんの店は全然在りません

探し出して30分以上経った頃、やっと反対車線に1軒見付かった(やれやれ・・・)

さて、到達点を目指す目的と言えば、釣りに無関係では無いけれど、釣りが目的ではないのです

愛用するルアー・オプセル社のBFTの海猿氏と、2年ぶりに一杯呑もうと言うのが目的なのだ(笑)



海猿氏の奥様も一緒に呑む予定であったけれど、体調が優れないらしく店までの送迎の運転手を勤めて頂いた(遅ればせながら、この場を借りてお礼申し上げます)

尋ねた店は最初に海猿氏と一緒に呑んだ「恵比須丸」さんである

尚、上の写真だが、家人の顔は本人の希望により塗り潰してあります



さて恵比須丸さんは、店内に生簀があるくらい活きの良い魚が売りの店である

手前が好物の岩牡蠣、奥の皿が本日お奨めの魚のお造り盛り合わせだ

お造りは、余りに種類が多く、その上酔っぱらってたので、何が並んでいたのか思いだせません(汗) 美味しかった事だけは、鮮明に記憶に残ってますが

海猿氏のブログが5月以来更新されてないが、これは彼が会社で一段と責任あるポストに昇進された故に、上司からあまり会社の事を赤裸々に書かないようにと注意を受けたのと、今まで以上に仕事が忙しくなったのが理由のようだ

決して氏の体調が優れないとか、書く意欲を失ったと言うような、マイナスの原因で更新されない訳ではなく、昇進と言う氏にはプラスの要因なので、氏のブログファンは安心されたい

釣りの話は殆どしなかったけれど、氏と家人とが、僕が真ん中に居りながら、スマートフォンを使ってのfacebookの話題で盛上がっていた

僕はスマートフォン・ユーザーではないから、聞いててもサッパリ判らなかった

余り呑み過ぎると明日の移動が辛くなるし、早朝4時から放送される遼くんが出ている全米プロゴルフ選手権が見られないし、海猿氏からも、ここの焼酎は呑み過ぎると悪酔いするからと注意を受けた(ここの酒だけじゃなく、どんな酒でも呑み過ぎれば悪酔い致します)にも係らず、呑み始めたらトコトン呑んでしまうのが、酒呑みの性である

気付けば、悪乗りしてオプセル社オーナーにも電話する等々盛りあがったけれど、10時には海猿氏の奥様のお迎えがあったのでお開きとなった

(次回につづく・・・)

その手で来たか?!

2011-12-13 | 釣行記
昨日は年内最終戦に出撃した

1年間のブランク後スズキから、伊豆ではルアーへのアタックがあり、伊良湖のシーバスパーティーではヒットがあったけれど磯際でバラしてしまい、未だ姿は見て無いが一歩ずつ確実に、スズキが僕に近付きつつある事は実感している

だから、次ぎは絶対姿を拝む事が出来る!と、思い込んでの出撃だった




昨日の現場の状況は、西北西の風4~6m、波高2mと予報は伝えている

西磯でいつもの岩に立つと、風は左手からの横風になる

ここへ出撃する時には、時間が許す限り、まだ明るい時間内に到着して5,6投ボーグを投げてから、日没後の満潮時刻を岩の上で待ってから釣り始める

明るい間にボーグを試投するのは、風の影響を見ておく為と、リールを何回巻けばボーグが足元に戻ってくるのかを掴む為である

この時期西磯では左手から風が吹く事が多いから、普通に打ち込むとボーグが風にどの程度流され、そして何巻きで戻ってくるのかを把握しておかないと、暗くなってから足元の岩にルアーが引っ掛かって、ロストやトラブルを起し易い

磯でヒラを狙う場合は、殆どがルアーが視認出来るから、磯際にルアーを引っ掛けてしまうトラブルは少ないが、暗くなってから、又波が高ければ磯際からかなり下がってルアーを打ち込むので、沖に向かって下り勾配で岩が人工的に積まれている西磯では、暗くて視認不能な時にはルアーをピックアップする磯際でのルアートラブルが極めて多い

さて、そんな試投を始めて暫らくした時、磯際でピックアップ寸前、ガバッとスズキが身を踊りだし反転した

試投なのでボーグを早巻きしていたが、ボーグに追随してきたスズキが、獲物を磯際の水面まで追込み将にバイトしようとしたのだ

磯では足元でピックアップ寸前にヒラがヒットしたり、そのままバイトせず反転してしまう経験は何度もある

しかし、西磯では今まで明るい内に、磯際でスズキがアタックして来た経験は皆無だから、全く油断していた

フックには全く触ってもいなかったから、例え油断して無くてもあのスズキは釣れなかっただろう

だけど、ピックアップ寸前にボーグが波に揉まれて一瞬バランスを崩していたのなら、恐らくあのスズキは堪らずボーグにアタックして来たに違いない



丁度上の写真で、磯際でサラシが出始める辺りから、海面から飛び出して反転していったが、伊豆では磯際でピックアップ寸前のファルコンSB/Ironがバランスを崩して横転した拍子に、水面直下からバイトして来たヒラをゲットした事を思い出した

その後何度も磯際にボーグを漂わせて、再度のバイトを狙ったけれど、暗くなるまで再びのアタックは得られなかった

スズキは確実に居る!

此処は暗くなってからが本番なので、絶対に釣れる!!





満潮時刻18:08を挟んだ1時間半、時々来る大波の飛沫で全身びしょ濡れになってボーグを打ち込み続けたのだが全く反応も無いまま、最後に以前2年ぶりに我が手に戻ってきた貴重なボーグを戦死させて、今年の最終戦を終えた

ブランク後、出撃の度に一歩ずつ僕に近付いて来ていたスズキなので、次ぎは当然釣上げて手にする事を確信していたが、足元で空中に全身を晒して、僕に拝ませただけで帰っていった

釣上げる前に、こんな一手があろうとは・・・

全く想像だに出来なかったが、そうか、その手で来たか?!と、思わず笑ってしまった

スズキとの2年越しのご対面(釣って手に触れる)は、来年の初釣りに委ねられた

これは、来年も頑張って会いにおいで♪と言う、スズキからのラブメッセージに違いない、と考えながら家路についた

伊良湖シーバスパーティー

2011-11-28 | 釣行記
26日(土)は、伊良湖のヒグチ釣具店主催のシーバスパーティーに参加した

現地には1時半頃に到着し、本部テントの設営を手伝う

その手伝いには地元アングラー達に混じり、釣友・メル友のすーさんやけんたっくすさんの姿もあり、すーさんとは一年ぶりの再会、けんたっくすさんとは先回遭ったばかりだったが、先回は殆ど話も出来なかったので、久々に釣り談義を交わす事が出来た

ヒグチさんの大会には、ここ数年毎回デモ参加しているG-クラフトさんも既に到着していたから、こちらのテントも皆で協力して立ち上げる

1時間もしたら大方の準備も整い、受付も始められた

昨年の大会では、Sibさん・けんたっくすさんと一緒に、本部目の前の恋路ケ浜を攻めたけれど、サーフの経験が全く無い僕はポイントを絞る事も出来ず苦労した

当日は波も穏やかだし、今から西磯に入ればお気に入りの場所にも入れるだろうと、時間は未だ3時前だったが、西磯に向かう事にした

先端付近には既に1名地元アングラー氏が入っており、ジグで攻めている

僕は07年に83cmをゲットした場所に陣取り、ゆっくり準備をはじめる

暫らくすると、ボツボツとアングラーの姿も増えてきた

その中の一人が、時々ブログ見てますよと、声を掛けてくれたので、暫らく釣り談義を交わす

話を聞くと彼は昨年伊良湖で92cmをゲットし、瀬戸の自宅からは3時間余り掛かるけれど、ヒットの味が忘れられず通っているとの事だった

思い出せば僕も一昔前にこの西磯で、始めてのスズキサイズと呼べる78cmをゲットして以来、毎年晩秋にはここに通っている訳だ

しかし、更に思い返せば、昨年は台風で運ばれた砂の為に、西磯の水深が浅くなった影響なのか、ここに通い始めて初めてシーズン通してのボーズを経験した(今年の台風で水深も元に戻り、西磯は例年通りの釣果が期待出来そうだ聞いている)

伊豆でも昨年は、例年に比べるとヒラの個体数が少なく、その上腕前も大した事無い僕は、昨年1年間ヒラ様もゲット出来なかった

その上、今年は今まで全く出撃さえ出来ない日々が続いたので、マルもヒラも、スズキはこの2年間1本もゲット出来てない訳である(汗)






明るい内は磯の上に寝転び、上記の様な事を思い出しながら、のんびりと時間を過ごしていた

辺りが薄暗くなり始めた頃、すーさんが隣に入って来た

西磯ですーさんと一緒だった時は、今まで二人ともボーズだった経験は無い

今日もきっと験が良いに違いない!

悪い腕は、長いブランクで更に鈍っているのだが、ひたすら運だけを頼りに、太陽が沈み始める頃から、ここの定番ファルコン128SB/Sky-passを打ち込み始めた

暫らくは無反応の時間が続いたが、真っ暗になった頃に不意にガツンッとアタリがあった

大きくロッドを煽って、フッキングさせてからファイトを開始した

その日はボーグが着水してから、凡そリールのハンドルを45回転させたら回収出来ていたが、ヒットしたのは半分位巻き戻したポイントだった

ロッドはそんなに絞り込まれないし、ドラグは一度も鳴らなかった

エラ洗いを2度ほどする間に、早くも足元から少し先の岩場の際まで、魚は寄っていた

さぁ、これからネットを出してネットインさせるか?!と言うタイミングで、獲物がもう一度エラ洗いを行った

そしたらフックがポロンと外れてしまった・・・

ボーグでバラシとは恥ずかしい限りではあるが、僕は今まで幾度も経験したほどにアワセが甘いのだった

今回自分では大きくアワセた心算ではあったけれど、甘かった事は逃げた魚が証明している・・・

どうせ又直ぐにヒットするだろうから、今度は鬼アワセを入れてやろう!と、手薬煉引いてボーグを投げ続けたが、帰らなければならない時間まで、とうとうヒットは無かった

西磯を後にした時までは、僕の視認可能な範囲でのゲットは無かったようだ

本部に戻り其処でで待っていてくれたSibさんと話しながら樋口店長に帰る旨を伝えたら、さっきitotakaさんが、僕が来ているか?と店長に尋ねたとの事であった

今回は残念ながらお会いする事は叶わなかったけれど、itotakaさん、次ぎこそお会い致しましょう!






伊豆では、ヒラ様からのアッタクだけが、今回はヒットして足元までスズキが寄ったのに、痛恨のバラシでゲットならず

僕の中でスズキは、最上位を占める獲物なので、そう容易く釣れてしまっては値打ちが下がると言うものだ

伊豆ではアタックだけだったが、今回は短時間でも、その引きを味わう事が出来たから、確実にスズキは僕に近付いているのは間違いない

次の釣行でこそ、2年ぶりとなるスズキをゲットする!と心に誓い、夜8時に伊良湖を後にした

お忍びの筈が

2011-11-09 | 釣行記
11月には出撃しよう!と、先月半ばから時間の合間を縫ってシコシコ準備に勤しんでいた

1年間も出撃して無いから、僕のラインシステムのビミニツイスト・オルブライノットがちゃんと出来るのかしら?と少し心配してたけど、指先はちゃんと記憶しておりぎこちなかったのは事実だけど、ラインシステムも無事組む事も出来た

サビの酷いフックは新品と交換し、使えそうなフックは先端にヤスリをかけて、仕舞いこんでいた装備もいつでも出撃可能なように整え、リールにもオイルやグリスを指して、ほぼ道具の準備だけは完了した

しかし、鈍った体を筋トレで蘇えらせる計画は、3日やっただけで、以後完全に座礁したまま今に至っている(汗)

ヒグチさんのパーティーへの申込みはFAXで送ってあったけれど、会費は未納のままだったので、昨日一年ぶりにヒグチ釣具店に向った




店長から最近の釣果情報や、ボーグの売れ具合を聞きながら四方山話をしていたら、あっと言う間に1時間が過ぎていた

最近の伊良湖情報を少し書くと・・・

・今朝6~70クラスのワラサが、フィーバーと呼べるほど釣れた(但し早朝に限る)
・今年秋(9~11月初頭)には、三河湾側で例年に無くスズキが上がったから、これから晩秋の表浜でもひょっとすると、爆発するような予感がする
・伊良湖で大型スズキを狙うなら、ヨタヨタと泳ぎ且つアピール力が強いビッグベイトに実績が多い
etc.(詳しくは、直接店長に聞いてください)



さて、折角伊良湖へ来たからには、出撃しない手は無い

実を言うと、潮を見てコッソリ出掛けたのである
(本当は今日9日からの大潮周りで行きたかったけれど、今晩からは秋の火災予防運動の夜回りがあるので、1日前に出掛けたのです)

今なら未だ少々時期的に早いので、西磯も空いていると見込んでいたが、今朝のワラサフィーバーの影響なのか、地元のおじさん釣り師と思われる軽トラが、びっしり駐車場に並んでいる

準備をしてポイントに向うと、パーティーで顔見知りになった顔を2,3人含んで、おじさん釣り師が10人ほど固まって話している

知った顔に挨拶し話を聞くと、今朝は兎に角凄かったようで、多い人は8本も挙げたそうだ

予想よりも風が強く、波も大きいが、おじさん達はジグを遠投する釣り方でマダカ(この地方のスズキの呼称)を狙っている

僕はジグはケースに入れてないから、明るい内は伊豆で青物にも実績があり風の中でも遠投可能な、ファルコン・リード7シンペンを投げて狙った

おじさん達は日が暮れると、「折角名古屋から来たんだから、がんばれよ!」と声をかけて帰って行った

暗くなるのを待ってミノーで攻めるアングラーは、僕の他には1名だけだった

が、途中で後から「リンさんですか?」と声をかけられ驚いて振り返ると、なんとけんたっくすさんだった

お忍び釣行の心算だったから、ここで地元釣り師以外のアングラー、それも同好のボーグマンに出会うとは予想もしてなかった

けんたっくすさんは、僕に遠慮してか先端より東側に入ったが、直に風が強過ぎて釣りにならないと戻って来て、内浦の方へ転戦すると言い残し西磯を後にした

僕はと言えば、その後直ぐに貴重なファルコンIRGカラーを、足元の岩に根掛かりで名誉の戦死させてしまい、風も強かったから THE END



車まで戻る道で、セルフタイマーによりパチリ

1年ぶりの出撃でも、準備は完全な筈!の心算だったが、やっぱり抜けはあった

ヘッドランプのスィッチを入れて、点灯するのは確認して持ってきたのだが、電池が不足してたのか薄暗くしか点らず、これでヒットしてたら暗い中でのネットインやフック外しは、ほぼ不可能だったろう

暗い中でネットインさせようと足を滑らせ海中に落ちたり、フック外しの時スズキが暴れてフックが指に刺さったりする、思わぬアクシデントに合わぬように、神様の温かい配慮でボーズだったに違いないと思っている

次の出撃は、完璧な準備で、且つ釣るぞっ!

久々に

2011-05-06 | 釣行記


直近で釣りをした記憶を辿ってみたら、昨年12月の伊良湖であるから、実に5ヶ月ぶりに、ロッドを振った事になる(笑)

連休は、恒例となっている淡路へ出かけた

淡路へ行くようになった当初の目的は、勿論釣りであったのだが、現在はそこで泊まるホテルがお気に入りと言うのが、理由となっている

年に数回そのホテルに宿泊し、のんびりとした時を過ごし、夜には旨い食事をするのが、この上ない骨休めとなっているのだ

日中には付近を適当に観光し、朝夕のマズメ時にはロッドを振って過ごす

狙うのはスズキであるが、釣れる釣れないよりも、ロッドを振ること自体が目的になっているような釣りである







12月に釣りをしてから、それまで常時トランクに入れていた釣り道具を、年末に仕事で商品を配達する必要が生じたので、総て下ろしてしまっていた

今回改めて必要な道具だけを詰め込んで出発したけれど、一つ忘れ物があった

写真で見ての通り、ヘッドランプが入ってなかったのだ

幸い釣り場には常夜灯が点いているから、無くても釣りが出来ない訳ではなかったのだが、夜の釣りの必需品を忘れる様では釣り師としては失格である

ほんの2時間ばかりロッドを振っただけなので、これを以って釣り再開とは言えそうも無いが、完全復帰に一歩近付いたとは思っている

皆さん、その内又一緒に遊んでくださいね