ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

来年は

2009-12-28 | 日々の想い
今日は仕事納め
今年も後4日を残すのみ・・・
このブログの読者の皆様には、一年間本当にお世話になりました
皆様から頂くコメントや、現場でお会いした方からブログ読んでるよ!と声を掛けて頂くことで、どれだけ勇気を貰ったことか
改めてお礼申します

皆様、一年間有難う御座いました m(_ _)m




来年は寅年である
寅年生まれの僕は、3月には還暦を迎える
親・親類の還暦や、先輩の還暦をお祝いした事が無いので、自分の還暦を祝って貰ったり、自分で何かする心算は全く無い
話しは前後するが2月には、初めての孫が生まれるらしい
殊更子供が嫌いと言う訳では無いが、今のところ孫には全く興味が無い



還暦だの、孫だのと、自分では意識して無いけれど、確実に齢を重ねている訳だ
気分は学生時代と少しも変わらない心算だが、確かに体力は間違いなく落ちている
長く磯ヒラと付き合う為にも、来年は中断していた筋力UPトレーニングを再開しなければ・・・
年相応に落ち着かなければ!との思いもあるが、まだまだ前だけ向いて進みたい
心だけは、何時までも青年でありたいと願っている
夢を抱いた月の人・・・月光仮面ではないが、来年も夢を抱いて進んで行く

それでは皆さん、良い年をお迎え下さい!

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明日から

2009-12-24 | 日々の想い
明日から消防団の年末警戒が始まる
我々の年末警戒は、夜の7時半頃から12時過ぎまで行うが、その間詰所には近隣の団や区内の各種団体が、陣中見舞いに来てくれる
警戒中の団員は巡回を終わるまで酒を飲まないが、僕は陣中見舞いに来てくれた皆さんのお相手をして、当然酒を酌み交わす事となる
毎夜毎夜12時過ぎまで呑んでいると、昔はなんでもなかったが、睡眠不足と呑み過ぎで、最近はグッと体に応えるようになってきた



睡眠不足は、会社が休みになれば昼寝で解消出来るが、呑み過ぎはそうはいかない
ならば呑まなければ良いのだが、入れ替わり次から次へと訪ねてくれる酒を呑む相手を前に、しらふでは長時間務められないのだ
呑み出す前にはセーブしようとは思うのだが、一旦呑み出せばついついセーブが効かずに呑み過ぎてしまう(笑)
詰所では立場上幾ら呑んでも酔っ払う訳には行かず、酒を殺して呑むから家に戻ってからが辛い
辛いと言っても、帰ればバタンキューと寝てしまうので、辛いのは朝である
酔いが抜けきって無い上に、出勤しなくちゃならない日には睡眠不足が重なって、一日大変だ



会社は、今日を入れてあと3日で仕事納めである
今年は年末警戒が始まる25日が金曜日なので、翌、翌々日と休みとなるし、仕事納め28日が終われば又休日となるので、少々呑み過ぎても体はなんとか持つだろう
年末警戒が終われば、楽しいお正月がやってくる
全国のご同輩、みんなが楽しい正月が迎えられるよう、明日からもう一踏ん張り頑張ろう!!

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果たして男に成れたのか?!

2009-12-21 | 平鱸(ヒラスズキ)
泣いても、笑っても、これが年内最終戦だ!
なんとしても、一本釣らなければ、男がすたる!
悲壮な覚悟で、金曜夜伊豆へと向かった



22時少し前に、西伊豆は松崎に着いた
折からの寒波の影響で、松崎は車のドアが開かない程の、身を切るような冷たい爆風が吹き荒れている
翌朝になっても、風は衰える事も無い
波高4m、10mを超える爆風は、サラシ出現が必須の磯ヒラと言えども、厳し過ぎる天候だ
風に煽られない様に身を屈め、波の飛沫で全身ずぶ濡れになりながら、風に逆らってSB/Sky-passを打ち込むのは、釣りをすると言うよりも、過酷な修行をしているような物である
フルスーツを着込んでいても、気温4度と言う寒さの中では、波で濡れ鼠になった体に吹き付ける爆風に、体温が奪われて行く
アタリすら無いまま、身も心も冷え切って、8時前にはギブアップ
敢無く初日朝の攻撃は終わった・・・



群発地震はその後も発生しているようだが、松崎では殆ど揺れも感じない
この寒波は月曜日まで続くと言うから、今夕も翌朝も爆風が衰える事は無いと予報は言っている
ただ波高だけは、今日が4mから3mへ、明日は3mへと、幾分治まる予報が出ているのがせめてもの救いか



3時半過ぎ、夕方の攻撃に出発した
一箇所目、相変わらずの爆風に逆らってSB/Sky-passを打ち込む
伊豆の磯でヒラを狙う時、僕は泳ぎの良いSB/Ironを多用する
しかし、今日の様な爆風の場合には、重量があり風を切り裂いて飛ぶSB/Sky-passが重宝する
G-CRAFT MS-1302-MRFの強い反発力を活かし、低い弾道でSB/Sky-passを打ち込めば、爆風下でもある程度飛距離が稼げるのだ
数投目、抜き上げ間際のSB/Sky-pass黒金に、黒い魚体がチェイスする
フッキングには至らなかったが、ヒラは此処に居る!
その後30分近く、カラーを替えコースを替えアクションを替えて誘いを掛けるが、応答は得られなかった



二箇所目へラン&ガン
打ち付ける波が、正面からの逆風で直接飛沫を浴びせかけて来る
眼鏡が飛沫に濡れ、視界を奪う
冬の夕暮れは早いので、辺りは既に暗い
釣り坐が狭いので、ボーグ氏と並んでボーグを打ち込む
打ち込んでリールを数回巻いたとき

ガツンッ!

ヒット~!!

アワセを入れて、リールを巻く
6ヶ月ぶりの小気味良い引きを味合う余裕も無く、気付けば足元まで寄っていた
ロッドに伝わる抵抗力から判断すれば、大物では無さそうだ
ボーグ氏のネットアシストを待つべきか、波を見て抜き上げるべきか、方針が定まらず一瞬躊躇した時、テンションが抜けた・・・
久々のヒットで、アワセが甘かったのか?!
迷わず抜き上げれていれば、獲れていたかもしれない?!
幾ら後悔しても、取り逃がした今となっては、もうどうにもならない
厳しい条件の中、虎の子の一本を、痛恨のバラシ・・・



今のがラストチャンスだった訳では無い!
次のヒットこそ、確実に獲れば良いのだ!
意気消沈しかかる心を、何とかもう一度奮い立たせる
一投目・・・
何も起こらない
バラせば、たいてい暫らくはヒットしないもんな
続けてヒットするほど、世の中甘くは無いぞ、たぶん
二投目・・・
先程のヒットゾーンは過ぎた
何も起こらないよなぁ、今回も
ボーグは、もう直ぐ足元だ

ガツンッ!

ヒット~!!

今回こそキッチリ、アワセが決まった
潜って抵抗しようとするのを一度ロッドで凌ぎ、今度は躊躇無く抜き上げる
タイミング良く差し出されたボーグ氏のネットに、空中で魚体が納まった!



上がったのは50cmに満たないセイゴクラス
しかし、この際ランディングにこそ意味がある
小さくても、一本は、一本!
女は、女である!
開高健の名台詞を、心の中で呟く
サイズは兎も角、これでやっと自分に課したノルマを果した
出撃する度に、喉に刺さった魚の小骨の様に、チクリと心を刺す棘を、やっと抜く事が出来た心境である
しかし、物持ち写真を映す程の獲物ではないと、ヒラ師の矜持を持って写真は遠慮した(笑)



翌朝も風が吹き荒れている
夜が明けぬ暗いゴロタ石のサーフに打ち込んだボーグに、ガツンッと衝撃が伝わる

ヒット~!!

間髪入れず、思い切りアワセを入れる
ロッドが絞り込まれ、ジィーッと悲鳴を上げながらラインが引っ張り出される

大物だ!



ドラグを締め、竿尻を下腹にあてがいロッドを立てて耐えながら、後へ下がる
ポンピングしながら、リールを巻くが中々巻き取れない
ヘッドランプを点滅させて、ボーグ氏にヒット!の合図を送った
やがてボーグ氏が、アシストに駆けつけてくれた
巻いても巻いても、距離が縮まらないのだ
根掛かりしてませんか?とのボーグ氏の声で、ラインをサミングして少しテンションを緩める
相手は全く動かない・・・
暫らく根競べしていても、一向に動く気配は無い
更にテンションを抜く
その時スーッとテンションが無くなってしまった・・・
ラインを巻き取り回収したボーグは、フックシステムも外れて無いし、フックが伸びていることも無く、全く異常ナシ!
初めから、沖の隠れ根に根掛かりしたのであろうか?
否!最初は確かに生物反応が、ロッドに伝わって来たのだ!
寄せる途中で、大物が隠れ根に張り付き、その時運良く(ヒラに取っては)フッキングが外れ、ポンピングでフックが岩に掛かったとは考えなれないだろうか???
大物だぁ!!と大騒ぎしたのに、誠にあっけない幕切れだった
ラッキーは、二日も続いては起こらない



その後、ボーグ氏が昨夜の僕クラスを一本獲った以外には、何も起こらなかった

これで、今年の全釣行は終了した
伊良湖に於けるマルのビッグママ捕獲は、来年晩秋を待たねばならない
しかし、伊豆に於けるヒラのビッグママ捕獲は、年が替わったら又直ぐに再開する心算である
25日からの年末警戒が始まるまで、暫し休息し体調を整える

♠TACKLE
ROD:G-Craft SEVEN-SENSE MOSS Monster HIRA plugging special
REEL:Daiwa CERTATE HYPER CUSTOM 4000H-PE
LINE:Daiwa SALTIGA SENSOR 35lbs
LEADER:MORRIS VARIVAS Shock Leader 35lbs
KNOTS:Bimini Twist+Albright Knot
LURE:Opcell Falcon128SB/Sky-pass kuro-kin

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群発地震

2009-12-18 | 日々の想い
昨夜伊豆でM5.3の地震が起きた
伊豆ではその後も揺れが続いているそうで、気象庁は群発地震となると注意を呼びかけている
伊豆での年内最終戦を控えている自分としては、大いに気になるところだ
出撃中に強い地震が起きると場所に拠っては落石の危険や、津波に襲われないかとの心配がある
自分が地震の被害に遭う事も心配であるが、地震の影響で果たして魚が釣れるのかと言う点も、釣り師としては当然気になるところである



気象庁に拠れば、これから起きる群発地震は、今までの最大震度5弱を超えるものもあると言っているが、震源地は東伊豆の伊東沖なので、僕が行く西伊豆松崎での震度は恐らく3程度であろう
震度3程度なら、人体に直接被害を蒙る恐れは先ず無い筈だ
だったら更に懸念すべきは、地震が魚に及ぼす影響の方であろうと言う事で、少し調べてみた



地震学に於いて生物との関連を研究する分野は、地震予知のセッションであるらしい
地震予知は重要な分野だと思うのだが、何故か専門に研究している地震学者は少ない様である
地震があるとナマズが騒ぐとか、地震が近いと鳥が姿を消すとか、昔から生物には予知能力があると言われているが、学問として研究するにはなんとなく胡散臭いのであろうか
ところで、地震と魚の関係である
もともと、岩手県の三陸地方には、イワシがよく捕れるときには大地震がある、という言い伝えがあると言う
たとえば、1896年の明治三陸津波地震と1933年の三陸沖地震の二回の大地震の前は、異常なくらいの豊漁であったらしい
地震と漁獲量との関係を、最初に論文で発表したのは寺田虎彦だそうで、彼は伊豆半島の伊東沖の一日ごとの群発地震の数のグラフと、近くで捕れたアジやメジ(マグロの仲間)の漁獲量のグラフが、大変よく似た形をしていることを示した
大地震の前に、魚が何かを感じて集まってきたのだろうと推測されるが、はっきりした理由は解明されて無いらしい



肝心のヒラスズキに関する事は、どこを調べても書かれてない
しかし、ベイトとなるイワシが地震の影響で豊漁となるのであれば、ヒラスズキが地震を恐れ沖に避難してしまうことは無いのではなかろうか
地震の被害を恐れ伊豆釣行の中止も頭を掠めたが、このような事であれば寧ろ積極的に行かねば成るまい
「飛んで火に入る夏の虫」行くのは馬鹿だ!と言われようとも、イワシが湧き(伊豆で実際に、現在イワシが豊漁かどうかは知りません 飽く迄も昔からの言い伝えや寺田の学説を信じての話です)ヒラスズキがそれを食す為に集まる可能性がある(僕が勝手にこじつけるだけですが)のなら、出撃するのがヒラ師であろう

ヒラスズキ、待ってろよ!

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いよいよ後が・・・

2009-12-16 | 釣行記
今年の12月は、三回大潮が巡ってくる
大潮の時に実績が高い伊良湖西磯も、今年は何故か例年の活況が無いらしい(サーフは西磯と違って、大いに活況を呈しています)
僕も今年既に4度チャレンジしたが、ご多分に漏れず一度アタリがあったのみ、後は全く反応も無く、周りのアングラーのランディングも目にしていない状況である
12月一週目の大潮は、全くアタリすら無く惨敗
五週目の大潮は、年末警戒中なので出撃出来ない
だから今週の大潮に賭けている
しかし、今週は寒波が襲来しそのピークは週末と、天気予報は伝えている
ヒラ狙いと違い、西磯は穏やかな時の実績が高い
寒波が襲来すると、北西の風が強く海は荒れることが多いから、下手をすると出撃不能になるかも知れない不安を抱えながらも、虎視眈々と天気予報を睨んでいた



行くのなら、冬型初日の今日しかない!
と言う事で、昨日西磯へ出撃してきた
出発間際に、伊良湖コアアングラーすーさんから、伊良湖へスクランブル発進!のメールが届く
考えている事は同じだと、思わずニヤリとする
伊良湖を目指す途中で、先発したすーさんに連絡すると、思ったよりも風が強いので彼はサーフへ入るとの事だったが、砂が苦手な僕はそのまま西磯を目指した



夕方の西磯駐車場では、既に1名のアングラーが先着して準備をしている
ポイントに向かうと、先程のアングラー以外にも、既に1名がスタンバイしている
西磯では岬の先端がホットコーナーと言われているが、僕は一昨年ランカーゲットした場所が好きで、それ以来敢て先端を外しその場所に入る様にしている
がしかし、既にスタンバっていたアングラーが、その場所に入っているではないか?!・・・
それで止むを得ず、ホットコーナーに入る事になった



ポイントに入って準備をしていると、あの場所に先に入っていた彼が近寄って来て声を掛けてきた
僕が羨ましそうな目で彼を眺めていたからだろうか?と、訝ったがそうではなく、声を掛けてくれた彼は、7月にアカメ狙いの高知で偶然出会ったnishiさんだったのだ
今年からアカメチャレンジを始めたnishiさんだが、今年6回目のチャレンジで見事107cmのアカメ・ランと言う偉業を成遂げたとメールを貰っていた
改めて、nishiさんおめでとう!!


<nishiさんが獲った107cmのアカメ・・・>

まだ日が沈む前の明るい時間帯に、駐車場先着アングラーが一本ゲットした
良し!今日はスズキが入っている!!
気合を込めて、Sky-passを打ち込む
久し振りに入ったホットコーナー周辺は、周りに比べて波立つ事が多いように感じる
最近砂の堆積で浅くなったのでは?と言われる西磯だが、特にこの周辺が顕著なのか20~30m沖合いから急に波頭が立って来るから、押し寄せる波頭にラインが取られて非常に釣り辛い
昨日の波高自体は、伊良湖としては決して高くは無い
だけど、ホットコーナー周辺は周囲に比べると、波頭が立ち易いのでは無いだろうか?
波頭に影響され釣り辛いのを我慢して小1時間ロッドを振っていたが、決して隣の芝生が青く見える訳では無いので、隣(と言っても10m以上は離れているが)のnishiさんの邪魔にならない程度に、nishiさん側に移動した


<写真では良く判らないけど、先端付近は良く波頭が・・・>

これが功を奏し、直ぐにコ・コンと小さなアタリあり!
すっかり暗くなったので、Sky-passを綺美女子から新月の闇夜でも目立つアルビナに付け替え、俄然ヤル気を出して攻撃する
暫らくすると・・・

ガンッ!

久々で忘れかけていた明確なアタリ!

ヒットォ~!!

これは頂き!と、ロッドを煽ってアワセを入れる

   ・

   ・

   ・

手ごたえ  ナシ・・・
あのアタリで、あのアワセで、何故フッキングしないの???

気を取り直し、遮二無二ロッドを振っていたが、nishiさんがお先です!と挨拶を呉れたので辺りを見渡すと、僕以外のアングラー(4,5名いたのかなぁ)は全員既に上がってしまっている
僕には今日が伊良湖ラストチャンスなので、早々に諦める訳には参らない
更にファルコンを打ち込み続けた



しかし、その後は反応も無く、遂に伊良湖最終戦に自らピリオドを打った

帰路の車中に、すーさんから電話が入った
サーフから西磯に廻ったがrinさん居なかったけど、西磯で地元衆のTさんが77cm釣りましたよ、rinさんどうだったの?

ガァ~~ン!!

ネバリ不足だった・・・

僕の伊良湖は終わったので、年内にスズキを釣るチャンスは、いよいよ伊豆最終戦を残すのみとなった
いよいよ後が無い

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目出度い

2009-12-15 | コーヒーの木
種を撒いたけれど、4ヶ月経っても一向に芽が出ないコーヒーの木の鉢は、その後リビングの窓際の床に置いたままになっている
過日ブログで終了宣言をした時から、水を一滴も与えず言わば放置しっぱなし状態だった
13日伊豆から戻って何気なく鉢を覗くと・・・

ガビィーン!

芽が出ている!!

コーヒーの種は、7月に5粒撒いた
種に付いていた説明書に拠れば、発芽は2~3ヶ月後なので水を欠かさず気長に育てよとあった
4ヶ月を過ぎた11月になっても一向に芽が出てこないので、てっきり種は腐ってしまったものと思い込んでいた
ところがどっこい、種はしぶとく生きていたんだ
撒いて5ヶ月も過ぎた12月13日に、たった一粒だけではあるが、健気に芽を出して呉れた
全く諦めていただけに、コーヒー豆からニョッキリ伸びた黄緑色の茎を発見した時には感激した
豆から出た茎は、今は曲がって土中に根を張ろうとしている最中だが、やがて天に向かって真っ直ぐに茎を伸ばし、豆の殻を破って緑の双葉を展開する筈だ


気掛かりなのは、亜熱帯が原産の植物なので、これから迎える日本の寒さを凌げるかと言う事である
よりによって一番寒い時に芽を出すとは、健気だけど不運な奴だ
過保護、親馬鹿と後指を指されようとも、僕がしっかり護ってやらなけりゃ!
芽が出た、目出度い・・・不調だった僕の釣りにも、これで一気に僥倖が射すに違いない(笑)

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迷探偵捕物控

2009-12-14 | 平鱸(ヒラスズキ)
探偵小説が割と好きである(現在は探偵小説ではなくて、推理小説と呼ぶらしい)
昔から暇な時には、江戸川乱歩の明智小五郎シリーズや、横溝正史の金田一耕助シリーズを愛読している
思い出してみると子供時代からTVでも、サンセット77やバークにおまかせ、それ行けスマートなど、米国製探偵ドラマを好んで見ていた(古い話で恐縮です)
そう言えば小さい頃、大きくなったら成りたい!と憧れを抱いた職業は、私立探偵と猛獣狩りだったのだ(笑)



釣り、特にスズキ釣りは、探偵が犯人の居場所を推理し、追い詰めていくのと似ては居ないだろうか?
スズキハンターは、潮、流れ、風、ベイト、時間、ストラクチャー・・・色々な要素から、スズキの居場所、ヒットタイムを絞り込み、その日その時に最も可能性の高いポイントを推理して出撃する


<第1日早朝:サラシはあるのだが・・・>

週末、二人のヒラ師が、波高、風、ウネリが来る方角、潮の満ち引き、磯の地形、過去の実績等々から推理を立て、その朝最も可能性が高い磯へと向かった
向かった磯は南伊豆
前夜とは打って変わり風は止んでいたが、沖から押し寄せるウネリで、磯にはほぼ理想的なサラシが拡がっている
二人して夜明け前から7時過ぎまで、2時間近くあらゆる手段で探ってみたが、結果はボーグ氏に2度のアタリがあったのみ
僕にはアタリすら無い
ベイトの姿は磯の上からは確認出来なかったが、それが原因なのか、高めの水温が原因なのか、それとも他の要素が原因なのか、ヤル気あるヒラはその場に居なかった


<第1日目夕方:ボーグマン揃い踏み、左から森谷氏、ボーグ氏、僕、勝浦氏、横山氏>

夕方は、朝違う磯に出撃していたヤングボーグマン勝浦・横山両君(彼らも今朝は異常ナシ!だったとか)と一緒に、西伊豆の磯を攻める事になった
現場に向かう途中、盛んに水面を飛び跳ねる魚群を発見したので、停車し魚群の正体を確認している最中に、最近ボーグを使い出したと言うヒラ師森谷さんが偶然通りかかり、彼も僕らと一緒する事になった
気になった魚群を僕の双眼鏡で確認した結果は、青物ではなく残念ながらボラであったが、森谷さん今朝ボーグ初ランディングだったとか?!
あんな良いサラシにも係らず、全く結果が無かったので、今朝伊豆の磯にヒラが居なかったと結論を下したのだが、そんな訳じゃなく居る所には、ちゃんと居たようだ
結果から見ると、二人の推理が外れた事になるのだろうか?・・・


<第1日目夕方:美しい夕日を眺めただけに終わる>

夕方の磯も、良いサラシは拡がっているが、5人とも釣果ナシ
美しい夕日を眺めただけに終わった


<第2日目早朝:旭日が昇った>

彼らとは別れ、ボーグ氏と夕飯を共にしながら、明日朝の推理を立てる
明日の天気予報は東の風、東からのウネリ、どっから推理しても東伊豆に向かうしかない
現場まで走ってみたが、第一候補の磯は波が高過ぎ断念する
第二候補の磯へ向かう
旭日が昇る前から攻撃開始
勿論現場は、東の風による風波とウネリとで、やや荒れ、サラシ出まくりの願っても無い海況だ
すっかり日が昇る7時半過ぎまで、サラシを叩きまくったが、全くの異常ナシ!
ここも綺麗な夜明けを鑑賞し、悔し紛れに二人の記念写真を写したのみであった


<今回は、ズッコケ迷探偵と言われても止む無しのコンビ>

意気消沈し重い足を引きずって車に戻る途中、ボーグ氏に森谷さんから電話が届く
森谷さんは今朝もボーグで1.5kgを一本ゲット、しかしその前にランカーと思われる大型を一本惜しくもバラしたとのこと

ガァ~~ン!!

昨朝今朝と二日連続で結果を出されては、これは僕らの推理が見事に外れた事を素直に認めざるを得ない
どうも、二人はズッコケ迷探偵だったようだ



平年に反して今シーズン静かに過ぎた伊豆の海だが、そろそろ何時もの活況が戻りつつあるのか?!
そうであるなら次ぎこそしっかりと推理を立てて、犯人(ヒラスズキ)を追い詰め絶対に捕獲しなくては!
犯人め、大人しくお縄を頂戴せよ!!
幼少のみぎりより探偵に憧れ、今でも探偵小説を好む僕の探偵魂に火が付いた
ズッコケ迷探偵の汚名を返上し、名探偵たる事を証明せねばなるまい

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とある冬の日

2009-12-11 | 消防団
昨日は観閲式のお礼をする為、市役所市長室へ河村市長を訪ねた
全国ニュースにも取り上げられていたが、当地は市民税値下の件で只今市長と議会が大もめしている最中なので、廊下には2局ほどのTVクルーが待機し、市長室前は守衛がガードすると言う些か緊張感漂う雰囲気である
市長には、消防局を通じ事前にスケジュール調整して貰ったが、面会できる時間は僅か10分間のみ
9日の市議会での採決が意にそぐわない市長は、大いに憤慨して未だ興奮冷めやらぬ呈で、議会への不満を色々とまくし立てていた
消防団に関してはややピント外れの感は歪めないが、市長が消防団贔屓なのは良く判った



話は替わるが、名古屋市役所本庁舎は1933年に建造され、現在は国登録有形文化財になっている帝冠様式の代表作である
内部の玄関ホール、階段の大理石は国会議事堂で使われた山口県産『小桜』の余材が使用され、この材が使用されているのは、国会議事堂と名古屋市庁舎のみとなっているとのことだ
古い建物なので、内部は映画やTVドラマの撮影にも良く利用されるらしく、最近ではTBSTVドラマ「官僚たちの夏」でも使われたと聞く





夜は市内16区の署長と連合会長との情報交換会
まぁ、はっきり言えば、忘年会です(笑)
消防署では、中々腹を割って話せない本音を、お互いにぶつけ合える良い機会だ
来年の年度末には、僕ら市正副会長も任期が切れるし、交代する区会長も半数位はあるようなので、来年の人事に付いての腹の探り合いも少し・・・
呑む事は初めから判っているから会社に車を置いて会場に出向いたので、今朝は地下鉄で出社した
地下鉄通勤は、生憎の雨だったが、久し振りで新鮮である
ただ、朝が早かったので、車内に女性の姿が少なかったのが残念であった(姿を鑑賞するだけで、決して触ったりなどしないです、念の為)

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正月は

2009-12-10 | 日々の想い
♪もう幾つ寝るとお正月♪
と唄うにはチョット早いが・・・
皆さんは正月休みを、どの様にお過ごしになられるのであろうか?



炬燵に入ってお節料理を食べながら、朝から日本酒を呑む
少し前なら、チェッ!と見向きもしなかった、典型的な日本の正月風景である
今年の正月、初めて行き付けの割烹でお節を購入して驚いた
今までは、以前叔父が社長をしていたホテルのお節を利用していたが、割烹のお節はそれとは全く別物と言えるほど違っていた
どう味が違って驚いたのかと言えば、余りの美味さに吃驚したのだ



お節料理って見た目は豪華だけど、どれを食べてもそんなに美味くは無い
これが、今まで長年食べているお節料理に対する僕の印象であった
黒豆、田作り、数の子・・・お節の代表選手であるが、イマイチ好きではなかった
しかし、今年のそれらの味は、今まで食べた事が無いほど美味しいと感じたのだ
聞けば、その割烹では年末早めに休業し、大将と花板二人で4,5日かかって作るから、引渡しの大晦日を過ぎるとぐったり寝込むほどお節作りに打ち込むのだそうだ
材料も、料理に懸ける熱情も時間も違うから、確かに値は張るけれど、目からウロコの違いがあった
良い仕事してるなぁ!と思わず唸ってしまう
お節をツマミに、朝から呑む酒の旨いこと、旨いこと
昔ながらの正月も、中々良いもんだなぁ~と、しみじみ感じた(笑)



今年もその割烹に、お節の予約を入れてある
鈍燗で呑むと旨い酒、冷でやると旨い酒を、正月用に二升ずつ買い揃えた
来年の正月も釣りには行かず、朝から旨いお節をつまみながら、酒を飲む
そして正月休みには、DVDを観ようと黒澤作品を少し揃えてみた
古い順に並べると、姿三四郎、酔いどれ天使、野良犬、隠し砦の三悪人、用心棒、椿三十郎、天国と地獄
用心棒以降は、昔劇場で観た事があるが、それ以前のものは一部をTVで見た位だ

まぁ典型的な寝正月ですな(笑)

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128

2009-12-08 | 日々の想い
今朝当地では初氷を観察したと、天気予報で言っていた
この冬一番の冷え込みだったらしく、朝指先がジンジンと痛かった
今まで比較的暖かい日々が続いていたが、考えてみればもう12月8日である



12月8日、1 2 8には特別な思いがある
先ずは真珠湾攻撃、トラ・トラ・トラの日だ
次ぎにジョン・レノンの命日
2年前、それまでの最大ヒラをアシスト無しでランディングした日、僕が言う所の「完全なるヒラ師」(磯でランカークラスを、ネットアシスト無しの独力でランディング可能なヒラ師の、自分なりの呼称)に成れた日
僕が信頼するルアー、惚れ込んだルアー、BORGファルコン128の128(ルアー全長128mmの128です)
そして最後に、僕の愛車のナンバーでもある



話は替わるが、先日伊良湖シーバスパーティーで一緒だったSibさんの愛車NOも、「12・08」だった
あっ、俺の真似?って聞いたら・・・
以前本人から聞いて忘れていたが、Sibさんの誕生日だった(笑)
Sibさん、誕生日おめでとう♪



今年の128は磯に立てなかったが、今から年末を迎えるまでに、2回は伊豆へ赴く予定である
勿論伊良湖にも出かけ、皆さんに大見得を切った「公約」を実行しなきゃならない

ど・う・か・つ・れ・ま・す・よ・う・に

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