ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

霊場巡り2013夏

2013-08-19 | 四国霊場巡り
夏旅行での霊場巡りに、お遍路さんの衣装を着用しようという僕の案は、家人にアッサリ却下された

だから、今回も平服での、スタンプラリーの乗りでの霊場巡りである

お盆までには般若心経を暗唱する目標も、50%ほどしか達成できてない

一応お経の本はバッグに入れて持参したけれど、本物のお遍路さんが大勢いる前では、とてもじゃないが恥ずかしくて経本を見ながらでも般若心経を唱えることなど出来なかった・・・

旅行3日目島巡りの後、高知へと向かった

いつも高知へアカメチャレンジで宿泊するホテルにチェックインする前に、高知市付近の霊場を巡ることにした



三十三番 雪蹊寺





三十四番 種間寺





三十二番 禅師峰寺



ここからの見晴らしが素晴らしく、遠く桂浜も見ることが出来る



それぞれの寺のご朱印




巡る順番はホテルから回り易い順番で、番号通りには巡ってない

こんなところにも、本格的お遍路さんとは違う気楽さが隠せない





高知で2泊して、予定なら淡路へと向かう筈だった

しかし、前夜長野さんに会った時に、名古屋から持参したお土産を渡し損ねた

だから、チェックアウト後、先ずは長野さんの自宅のある安芸市へと向かいお土産を手渡し、再び南国市まで戻って高速に乗り淡路へと向おうと車を走らせていると、「28番大日寺まで2km」との道標を偶然目にした

2kmならすぐ近くなので、予定外ではあったけれど寄ることとする

二十八番 大日寺



大日寺ご朱印



その後、南国ICから高速に乗り、昼飯を喰らおうと寄ったSAで偶然前述の阿波踊りを見物したのち、途中のICで高速を降りて12番焼山寺へと向かった

しかし、これが無謀な計画だったらしく延々細い山道でひと山越えて、更に山道を登ってやっと目的地に辿りつく難行苦行の道のりだった

細い山道のヘヤピンカーブを何度も周り、対向車が在ればバックしたりバックしてもらったりと非常に骨が折れるドライブだったから、助手席の家人があわや車酔いする寸前だった

十二番 焼山寺





当然駐車場から寺までも登り坂で、途中には寄進の大きな石造りの仏像が立ち並び、更に寄進を呼びかける立札も林立し、納経所では通常の300円に加え、道路維持の為にと余分に300円請求された

他にも、駐車代金として心付けをと納経所にしたためてある寺もあるが、心付けを口にして強要された記憶は一切ない

あからさまに道路維持費を請求し、その上境内には寄進を促す立札をこれ見よがしに林立させているこの寺のやり方は、お大師さまのみ心に沿うものかと、大いに疑問と怒りを感じざるを得なかった

車でもフウフウ言った山道を、黙々と歩いて登っている「歩きお遍路さん」には、全く頭が下がる思いであった




淡路に泊まって2日目の昼、何時ものように徳島市内のデパートでお土産を購入する序でに、付近の2寺を巡った

七番 十楽寺





六番 安楽寺





それぞれのご朱印



今回は上記七寺を巡って霊場巡りを終えた

現在までに制覇した寺数16、未制覇寺数72

挑戦

2013-06-12 | 四国霊場巡り
抹香くさい・・・

年寄りそのものだ・・・

お迎えが近いのか?!


色々言われそうなことは承知の上だが、最近あることを始め出した

あることとは、「般若心経」位は暗唱できるようにしたい と、言うことだ

夏にアカメを狙って四国に遠征しているが、ここ2年ほど前から八十八か所の霊場を、ついでに巡り出している

去年までは普通の出で立ちで、観光客のごとく巡っていたが、どうせ霊場巡りをするのなら、お遍路さんの衣装くらいは身に着けて行いたいとの思いが湧き上がってきた

例によって、凝り性の悪い癖、が頭をもたげ始めてきたらしい

何を始めるにも、先ずは恰好からというのも、自分の流儀なのだ



借りた写真は、上下の衣装を着けているが、流石にここまで本格的な恰好をする気は、今は持ってない

先ずは袖なしの白衣と、首にかける輪袈裟程度で、しかし、ついでだから、菅笠と金剛杖くらいは揃えようかと、迷っているところだ

迷っている理由は、余りに凝り過ぎると家人が良い顔しないからだが・・・





さて、ここまで来て、霊場で見た本物のお遍路さんを思い出すと、皆さんご本尊の前でお経を唱えられていた

しかし、我が家の菩提寺の宗派は曹洞宗で、弘法大師の真言宗とは唱えるお経も違うのではないのだろうか?との疑問が持ち上がった

早速調べてみると、「般若心経」は両派に共通したお経らしい

霊場巡りだけではなく、「般若心経」が暗唱出来れば、仏壇の前でも、お盆の墓参りでも役に立つ

亡父も幼少の時に、菩提寺のおっ様に勉強を見て貰っていた関係で、毎朝仏壇の前でお経を唱えていたし、そろそろ僕も暗唱出来ればそれに越したことは無い



と、いう訳で、早速通販で曹洞宗のお経のCDと教本を入手しました(笑)

今日で未だ二日目であるが、早朝に出勤し社員が出社する前に、机のPCにCDをセットし、教本を見ながらCDのお手本に合わせて、般若心経を唱えている

般若心経は漢字で僅か266字なのだが、これを暗唱するとなると、どっこい中々骨が折れそうだ

目標はお盆まで、それまでには何とか暗唱出来るように、務める所存である

86・87・88番

2012-09-03 | 四国霊場巡り
皆さんには殆ど興味が無いであろう「四国霊場巡り」の記事ですが、今夏の旅行分ではこれが最後のアップとなります

高知で二夜のアカメチャレンジを終えて、高知から淡路へと向う

いつものルートである高知道→高松道→鳴門大橋と、高速道を使うルートである

高知の宿を10時過ぎに出て、お土産を買う為に途中徳島のそごうか、洲本の和菓子屋さんに寄って、3時頃淡路の宿へ着けば良い

時間は十分ゆとりがあるので、高速道路でも飛ばす事無く、淡々と走っていた

走っている時には、霊場巡りの事は全く頭に無かったのだが、高松を過ぎた辺りで突然、そうだ香川県にも霊場はあるのだから折角なので寄っていこうと思い立った

と言う事で、高松東ICの次の志度ICで、高速を下りてみた

下りて直ぐに、第86番志度寺への道標が目に付いた

86番と言う事は、志度寺を入れて後3つの霊場を巡れば、お遍路さんが正式の回り方をしているのなら、八十八箇所巡りが完了する最後のルートなのだ

偶然下りたICであるが、最後の三寺に巡り会えるとは、これをご大師さまのお導きと言わずして、なんと言えば良いのかと、思わず感慨に耽ってしまった


志度寺山門

志度寺は瀬戸内海に面した寺と呼んでよいほど、海の近くにあった

寺の駐車場の直ぐ横が防波堤になっている

残念ながら、それ以上の記憶は残って無いけれど、後で調べてみたら山門の仁王像は運慶の作品だそうで、国の重文に指定されているとか・・・

今回は全く行き当たりばったりの霊場巡りだったが、折角巡るのなら、次回からは事前に巡る寺を決めておいて、その寺の歴史や見所位はチェックしてから巡らなければ勿体無いと思った次第である


第87番 長尾寺

今まで巡った札所のお寺には、寺の脇や近所に無料の駐車場があった

しかし、この長尾寺はそれがなく、広い境内が駐車場になっていて、納経所では駐車場代とは書いて無いがそれなりの寄進を願うとの但書きがあった

記憶が定かではないけれど、2百円か3百円位だった気がする


右/志度寺 納経朱印、左/長尾寺 納経朱印

いよいよ最終の札所である

87番長尾寺から車で走っても4,50分かかる道程だったので、歩いて巡るお遍路さんなら、長い長い道程に感じるに違いない


山門をくぐり、本殿に至る階段


結願のお遍路さんが納めていった金剛杖

八十八箇所終着の札所だからだろうか

お参りを終って下りてくると、今迄の札所には余り無かった土産物屋とお休み処を兼ねた店が軒を連ねている

「ご接待だから、飲んで行って」と、店で売っているであろう、良く冷えたしょうがジュースの様なものを振舞われた

四国の人々、特にお遍路道周辺の人々は、昔からお遍路さんへの接待慣れしているから非常に親切であると、以前何かで読んだ事があるが、店の人に「接待」と言う言葉をかけられて、そんな事を思い出した


大窪寺 納経朱印

丁度昼飯時だったので、その店に入って天ぷらうどんを注文した

土産物屋で出されるうどんなので、味は全く期待してなかったけれど、流石「うどん県」と自称している香川県だけの事はある!と、改めてうどんに於ける香川の底力を感じる味だった



今度の旅と、5月の旅とで、丁度10箇所の霊場を巡った訳だ

八十八箇所全てを巡るには、まだまだ時間が掛かりそうである

同じ四国でも、愛媛県には釣り仲間の存在はあるが、未だ縁が無くて訪れた事は無い

が、その愛媛県には、第40番から第65番と、26箇所の霊場がある

八十八箇所を制覇する為には、今まで縁が薄かった愛媛にも足を伸ばす必要が出てきた

高知や淡路を訪れる折に足を延ばしぼちぼち巡るのか、それとも26箇所を一気に周る短期間集中で旅行を計画するのか、今の所全くの白紙ではあるが、折角乗り出した船だから熱が冷めるうちに決定したいと思っている

29・30・31番

2012-08-30 | 四国霊場巡り
旅行2日目は徳島の山中を抜けて、高知へと向った

途中、険しい山道を登って行かなければ到達できない、難所と言われる第20番・鶴林寺、第21番・太龍寺への登山口を示す道標も目にしたけれど、初めて通る道ゆえ高知までの時間が読めぬ事、生憎の雨で天候が悪い事、それにもう一つ、まぁこれが主たる原因なのだが、昨夜の深酒が祟って体調がイマイチだった事などで、寄らずにそのまま高知へ抜けてしまった

今から思えば、折角近くを通りながら惜しい事をしたと思わぬでは無いが、これからもこのルートで高知に向う機会を作れば、即ち又海猿氏と呑む機会を作れば良いのだと強がっている

結局2日目は、夜のアカメチャレンジに体力を温存すると言い訳して、高知へ着いてからも釣具屋に寄っただけで、早めに宿に入ってしまった




3日目は、高知へ来たら大抵立ち寄る植物園へと向った

植物園内部は、以前くまなく見学済みなので、今はここのレストランでの昼食を専ら目的にして出かけている

ここのレストラン、何故か僕の口に合うメニューが多く、しかもリーズナブルなのです

レストランに併設された売店に、家人は土産、僕は売られている盆栽や苔玉を目当てに覗くのも、愉しみの一つになっている

さて、今まで何度も来ているのに一度も気付かなかったけれど、霊場巡りを始めた今回は駐車場の横に第31番・竹林寺があるのに初めて気が付いた

昼食には少々早い時間だったから、早速寄る事にした


31番・竹林寺 山門

山門をくぐって進むと、立派な五重の塔も建っている




竹林寺納経朱印

納経所で朱印を貰うと、庭園や秘仏も見る事が出来る拝観券も売られていた

折角なので、拝観することにした

盆栽を始めてから、寺の庭にも俄然興味が湧いてきて、樹木や苔を愛でるのを楽しみにしている



拝観後、植物園のレストランで昼食を済ませ植物園がある五箇山を下ると、例に拠って31番の前後の札所への道標があった

時間もあるので、ここから近そうな第30番・善楽寺にも寄る事にした


善楽寺本殿

この寺で、初日に2番、3番札所で一緒だった、バイクに乗り一人で周っているお遍路さんに出遭った

彼も僕らに見覚えがあるようで互いに会釈を交わしたが、正式なお遍路さんの彼は僕の様な出鱈目な周り方ではなく、規則正しく順番に巡り、3日目にして第30番札所に辿り着いたのであろう

未だ時間があるから、僕らは彼とは逆に第29番・国分寺を目指した


国分寺 山門

四国霊場八十八箇所は四国四県にまたがって存在するが、それぞれの県の国分寺も霊場に含まれている

国分寺ならば格式ある規模も大きな寺院であろうと想像したが、高知の国分寺は想像よりもこじんまりした寺だった


右/国分寺 納経朱印、左/善楽寺 納経朱印

3寺で朱印を貰ったところで、この日の霊場巡りは終了とした


2番・3番・18番

2012-08-29 | 四国霊場巡り
今度の夏旅行でも、5月の旅行に引き続き四国の霊場を巡った

先ずは初日に海猿さんと会う前に、高速道を徳島で降りて、第2番札所・極楽寺、第3番札所・金泉寺に向った

両寺とも5月に行った第1番の霊山寺から近い距離に位置しているので、5月に一緒に周れば良かったのだが、あの時は何故か霊山寺だけで止めてしまっていた


第2番札所 極楽寺山門

第3番札所 金泉寺本堂

今回の霊場巡りで、四国が霊場巡りに力を入れている事を再認識した

それは、どの霊場も国道には道路標識の道案内が整備されているし、一寺に訪れれば必ず其処より1番若い寺、1番大きい寺へ向う方向が示されているのだ

今まで四国の道を走っていても、興味も無かったから、その事には全く気付かなかったのだが、霊場巡りをする者にとっては便利この上ない

遍路となり四国をめぐるのは理屈抜きの、ただ大師を慕っての素朴な信仰である。そしてへんろ道をたどる中で大師のおかげをいただき、心身の毒素が浄化されてゆく、いわば四国は大自然の病院といっても過言ではない。そして人と人とのあたたかい心のふれあいや、自然の中でいかに生き、生かされるかを遍路の体験から学び得るならば、まさに、「同行二人」大師に導かれての二人づれといえよう。(弘法大師と四国八十八箇所より)

お遍路さんは上の様な信仰や、願掛けで、霊場巡りを行うのだろうが、特別信心深い訳でもない自分は、今のところスタンプラリー的な軽い乗りで行っている

本来は1番から順番に、閏年には逆周りに巡るらしいが、僕の場合、順路は気にせず、お経も唱える事無く、巡礼の装束も調えず、先ずは朱印帖に納経して貰う事だけを目的として、八十八箇所を巡ろうと思っている

もしも巡る途中で、俄かに信心深くなったり、如何なる手段を用いても叶えたい大願が出現した折には、お遍路として正しく決められた作法で巡り直すこととなるやも知れないが・・・


右/極楽寺納経朱印、左/金泉寺納経朱印

2番・3番ではお遍路さん2グループ、バイクに乗って一人で周っているお遍路さん等々と一緒であったが、この人達とは別れて、僕らは海猿さんと再開する街へと向った



途中、昼食を摂ろうとうどん屋を探した事は、前述「夏の旅行 その1」に記した

このうどん屋さん、南進中の国道の反対車線に店舗があったから、食事が終ってから国道をUターンするか、左折して国道脇道に入り、更に左折して国道に戻らなければならない

何故かUターンではなく、W左折の方法を選択したのだが、そうしたらその道に18番札所への道標があったのだ

この時は何も感じる事もなく、折角札所が傍にあるのなら寄らぬ手は無いと思って寄ってみた

しかし、この後香川県の札所を巡った時に感じたのだが、18番に行けた事も、今改めて思えば、御大師様のお導きでなくて何であろうか・・・



第18番札所 恩山寺は駐車場に車を止めて、暫らく道を昇って行かねばならなかった

昼食直後のやや重たい腹で、喘ぎながら昇ったので、本殿を写真に収める事をうっかり失念してしまった

もう一度坂道を引き返す気力は無かったから、駐車場の看板でその場を凌いだ


第18札所 恩山寺納経朱印

こうして、初日の霊場巡りを終えた



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2012-08-20 | 四国霊場巡り
5月に四国を訪れた折に、四国霊場巡り一番札所霊山寺に行って来た

お遍路さんを始める訳ではないけれど、亡き両親が遺したご朱印帖を見つけたのが、きっかけだった事を先に書いた

アカメ挑戦や、徳島在住BFT海猿氏と一緒に呑む等々、四国を訪れる機会は多いから、その折々に八十八箇所を巡ってご朱印帖に納経(お寺で朱印を押して貰い、その上に毛筆サインを書き入れてもらうこと)して貰おう、先ずはスタンプラリーの乗りで、気軽に88箇所を巡ってみようと思い立った(弘法大師さま、信心深い方々、ごめんなさい m(_ _)m)

だから、新ジャンルとして四国霊場巡りを加えることと致しました

今回の夏の旅行でも、数箇所新たに巡ってきたので、後日アップします

まぁ、このブログを覗いて下さる殆どの方々には興味が無い話題だとは思いますが、これも僕の記録の一部ではありますので、もし万が一、気が向いた時があったら覗いて下されば結構です