ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

山口さん、おめでとう

2012-09-24 | アカメ

<写真はオプセル社HPから拝借しました>

山口さん、おめでとう!

兵庫在住のボーグマン・山口さんが四万十川で、初アカメをゲットされた

僕が山口さんとお会いしたのは、2010年夏に高知市で開催されたアカメ釣り大会であった



この時はHORIさん、宮っちさんと現地で落ち合う約束で参加したのだが、釣り大会の前に開かれたフォーラムで、山口さんから声をかけられたのが、お会い出来たきっかけだった

その後山口さんとお会いする機会はなかったけれど、昨年から四万十川にも出撃されている事は、オプセルHPで拝見して知っていた

僕もアカメに初挑戦した時には、ブログで知り合った四万十市在住のnori1022さんに案内して貰い四万十川のアカメに挑んだ事がある

アカメの存在を初めて知ったのは、学生時代に読んだマンガ「釣り師三平」であったが、其処に書かれていたのも四万十川で、四万十川はいわばアカメの聖地と言える

その後知り合った高知市在住のアカメハンター諸氏から、ロマンを求めるなら四万十川、釣果を求めるなら浦戸湾と聞いた事があるけれど、裏返せばそれだけ四万十川でアカメを釣る事が難しいとも言えるのだろう

今回山口さんは、自家塗装のファルコンSBアルミで初ゲットされた由、以前オプセルHPで見せて貰った山口さん自家塗装のファルコンは、素人細工を超えた素晴らしい出来だった

オリカラで釣っても嬉しさは倍増するのだから、自家塗装のファルコンで釣果を得た嬉しさは、想像を絶する悦びだったと推察する

山口さんのことだから、ミノウオと呼ばれるビッグサイズをゲットされるまで、きっとチャレンジを続けられると思っているが、その日が近いように祈念して止まない

改めて、山口さん、おめでとう!

ミノウオゲットの報も、心待ちにしてますよ!

最近の悩み

2012-09-12 | 日々の想い
当地では相変わらず、暑い日が続いています

しかし暑いとは言っても、盛夏の頃に比べれば、幾分は凌ぎやすくなっている事が判ります

なぜかと言えば、真夏だと朝夕2回盆栽に水をあげないと、カラカラに乾いてしまっていたのが、最近鉢に拠っては朝の水遣りだけで十分なものもあるので、こんな所でも季節の移り変わりを感じるからなのです





今日は、その盆栽で、最近困っている事を、少しお話しようと思います



手前中央に映っているのが、ヤシャゼンマイと言うシダの仲間です

山菜で有名なゼンマイが渓流の流れにも耐えれるように進化した種(しゅ)で、葉の小羽片が水の抵抗を受けにくい細い楕円形になっています 



少し露出が悪い写真ですが、薄い鉢に土を盛り上げるようにして植えてあります

盛った土がこぼれ落ちないように、表面には苔を貼っています

朝水を遣りに行くと、表面の苔が何者かに剥されて、土がポロポロと棚にこぼれている事がしょっちゅうあるのです

以前外に出してある盆栽をカラスが悪戯して、土の表面をほじっていたのを目撃した事がありますが、ヤシャゼンマイは温室の中に置いてあるから、カラスは侵入できません

こぼされた土を鉢に戻し、緩んだ土の表面をコテで押して締め直し、剥された苔をもう一度貼り直しますが、1日2日経つと、又何者かが、前と同じ様に苔を剥いで土を掘って、棚に落としているのです

そんなイタチゴッコが暫らく続き、全くアタマに来てしまいました

何としても犯人を突き止めてやる!と、夜温室に来る事まで考えましたが、ある朝、土を締め直していると、裏側の土から大きなミミズが、ヌッと顔を出したのです

一瞬の事で、犯人を取り押さえる事は出来ませんでした

しかし、犯人は判明したのだから、後は犯人を誘き出して、取り押さえるだけです

土の表面を押さえていた時に顔を出したのだからと、それから長い間土を押していましたが、その時は再び顔を出すことはありませんでした

犯人を誘き出す、何か方法は無いものか???

その時、ふと大雨が降った翌日などに、沢山のミミズが歩道の上でのた打ち回っている光景を思い出しました

大雨で土中が水浸しになり、潜んでいたミミズが難を逃れんと、土中から這い出して来たに相違ありません

よし!水攻めだ!!

幸い植わっているヤシャゼンマイは、水に浸っても平気なように進化したゼンマイなのだから、少々水に浸かることなど大丈夫です

鉢ごと温室の外にある水甕の中に、沈めてやりました

しかし、敵もさるもので、30分以上沈めていたにも係らず、音を上げる事も無く土中から顔を出しません・・・

そのまま沈めておく事も考えましたが、甕には直射日光が当たり日中は水がお湯になってしまうから、植物の方が音を上げる恐れがあります

その朝の水攻めは、一旦諦めました

翌朝少し早く出社して、再び水攻めを致しました

この日は1時間以上継続しましたが、結局犯人は鉢の中に潜んだままです

全くしぶとい犯人です

3日目に崩れた土を直していたら、とうとう犯人が顔を出しました

直ぐに引っ込みましたが、顔を出した穴にピンセットを突き刺して、とうとう犯人を確保致しました

引っ張り出した犯人は3cm位のミミズでしたが、最初に姿を見た犯人は、もっと大きなミミズでした

未だそいつが、中に潜んでいるに違いない!

もう一箇所穴らしきものがあったから、其処にもピンセットを突っ込んで探ったら、今度は5cm位の奴を確保出来たのです



温室の外のコンクリートに、引き抜いた犯人を放り出したのですが、半日経って写真を撮りに言った時には、もう干物になっておりました・・・

こちらの事件は、このように犯人逮捕で終りましたが、未だ未解決の事案が一件あるのです



これは、姫イワタバコです

大きな葉がタバコの葉に似ているので、岩タバコと呼ばれていますが、夏に上のような花をつけます

夏の暑さに弱く、また夏の強い日差しが当ると葉が溶けてしまうから、日が当らぬように棚下で育てています

しかし、棚下と言えども高温の為に、土の表面に貼った苔が枯れてしまいました

ある日イワタバコの根元を見ると、大量のダンゴムシがひしめき合っておりました



それまでも、温室の中でダンゴムシの姿は見かけておりましたが、びっくりする位の数ですし、5mm程度の小さな奴もいるので、其処で繁殖したに違いありません

ダンゴムシの事を調べてみると、腐食した植物だけじゃなく、芽や花にも食害を及ぼす害虫と書いてありました

そう言えば、イワタバコ以外にも棚下に置いてある盆栽の元気が無いのが気になっておりましたが、それは暑さのせいだとばかり思っておりました

しかし、棚下の全ての鉢には、イワタバコと同じ様に、大量のダンゴムシが繁殖していたので、こいつらが芽や根を喰っているから、棚下の盆栽が弱っているに違いない!と、今まで見逃していた奴らを駆除する事に致しました

早速ダンゴムシ駆除の薬を数種類求めました

薬は、ダンゴムシを寄せ付けない忌避剤、誘引して食べさせて駆除するもの、直接ダンゴムシに散布して駆除するものなどがありました

ダンゴムシに直接散布するタイプが一番効果がありそうですが、発生している盆栽は山野草ばかりなので、ひ弱な山野草は薬害で植物が枯れてしまう心配があり、使えません

ダンゴムシは湿気と、腐食した植物が好きなので、日を当てる事が出来ないイワタバコなど以外の盆栽は、日除けを強くして湿気が少ない棚上に移動させ、枯れて腐った苔を全部取り除きました

棚上に移動した盆栽からは、ダンゴムシの姿は無くなりましたが、棚下に置いたままの盆栽は苔を取り除いても、中々駆除出来ません

暇がある度に温室に行って、ピンセットでダンゴムシを一匹ずつ捕まえて、潰して殺します

鉢にいる奴を大方やっつけても、暫らく放置していると、その内又大量にたかって元の木阿弥です

人力での駆除では、奴らの繁殖力に追い付かないのが現状です

夏が過ぎ去り、日に弱い盆栽を棚上に戻せる日まで、当分ダンゴムシとの死闘は続きそうです


大変ダァ

2012-09-10 | 日々の想い
携帯電話が無い!


ことの顛末は、こうである

昨夕は消防団の友人の、藍綬褒章受賞祝賀式に参加した

携帯電話はマナーモードにして上着の内側のポケット、胸ポケットではなく、その下にある名刺ケースや携帯を入れる浅めのポケットに入れていた

会場で携帯は一度も使わなかったけれど、パーティーが始まる前に一度遼くんのスコアをチェックしたから、会場に入った時にはポケットにあった事は間違いない

パーティー終了後、ホテルのシャトルバスに乗り地下鉄の駅まで行き、地下鉄を降りてからタクシーで自宅へ戻った

寝る時にはいつも携帯を枕元に置いているが、就寝しようとして、携帯を入れてあった筈の上着のポケットに無いことに気が付いた

大騒ぎして、上着の全てのポケットや、ズボンのポケット、いつも持っているショルダーバッグと、当日身に着けていたすべてを点検しても出てこない

ポケットが浅かったから、何処かで落としたに違いない・・・

その日の行動を思い返し、恐らくタクシーの座席で落としたのでは、と結論付けた

その夜は諦めてそのまま眠り、翌朝出勤して先ずはタクシーへの連絡方法を探った

乗ったタクシーは個人タクシーであったから、個人タクシー協会の連絡先を調べた

個人タクシー協会に電話して、忘れ物が無かったか聞き、それで出てこないようなら、最寄の警察署へ遺失物届けを出そうと、捜索手順を決めた

その前に、念のため一応ホテルにも聞いてみようかと、全く期待もせずに電話した





そうしたら、僕の予想は全く外れ、ホテルにあったと言うじゃありませんか?!

やれやれ、である

早速ホテルまで取りに行って参りました

昔のように電話帖を持ってないから携帯が無いと、そらで覚えている番号以外電話をかける事すら不可能なのです

ちなみに、そらで覚えている番号と言えば、自宅、会社、自分の携帯、消防署・・・位しかありません

現代人は如何に携帯に頼りきっているか、全ての連絡に携帯を利用している現在、携帯が無くなっては、お手上げだと言うことを、改めて思い知った次第です

惜しむが如く

2012-09-06 | 日々の想い
9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いてます

鈴虫達は全て最終脱皮も終わり、儚い自分たちの命を知っているかの様に、盛んに鳴いています

日中に鳴くことは殆ど無かったのに、最近は明るい昼間も鳴くようになっています



着いた当時は5mm程度の大きさで、当然メス・オスの比率は判りません

成虫になった現在、性別の比率を見ると、圧倒的にオスが多く、メスの比率は15%程しかありません

外敵も存在せず、餌の心配も無い飼育下の環境なので、淘汰される数も自然界で育つほど多くないから、こんな結果になったのだろうと思いますが、想像してた以上にオスの比率って高いのですね

自然環境下では、成虫に育つまでに淘汰されるオスの数は、もっと多いと思います

自然界では鈴虫のオスに厳しい試練が与えられているようで、同じオスとして同情を禁じ得ません

これから鈴虫のオス達は、交尾を終わりメスが産卵する10月ころまでに、すべてメスに食べられて短い一生を終えるのだそうです

そんな儚い自らの命を知っているかの如く、オス達は昼間も一生懸命に鳴いているのでしょう

オスが鳴くのはメスを誘う為なんですが、やがて誘ったメスに食べられてしまう運命を、果たして彼らは知っているのでしょうか・・・



現在飼育容器は会社に2個、自宅に1個おいてます

中には、それぞれ10数匹の鈴虫が入ってますが、上記の様にオスが圧倒的に多いので、全員のオス達が鳴き出すと、その鳴き声はかなり響くようです

僕のイビキが煩くて寝付けなかった家人が、鈴虫が居る筋トレ部屋隣の自分の部屋に非難したそうですが、今度は鈴虫の鳴き声が煩いと再び寝室に戻ってきた位の響き方だと申しますが、僕は家人が言う程鳴き声が気になりません

同じ鳴き声を聞いていても、虫嫌いの家人と僕とでは、どうも響き方が違うようです


鈴虫の声の限りを尽くしても
            長き夜あかずふる涙かな

                                源氏物語より

86・87・88番

2012-09-03 | 四国霊場巡り
皆さんには殆ど興味が無いであろう「四国霊場巡り」の記事ですが、今夏の旅行分ではこれが最後のアップとなります

高知で二夜のアカメチャレンジを終えて、高知から淡路へと向う

いつものルートである高知道→高松道→鳴門大橋と、高速道を使うルートである

高知の宿を10時過ぎに出て、お土産を買う為に途中徳島のそごうか、洲本の和菓子屋さんに寄って、3時頃淡路の宿へ着けば良い

時間は十分ゆとりがあるので、高速道路でも飛ばす事無く、淡々と走っていた

走っている時には、霊場巡りの事は全く頭に無かったのだが、高松を過ぎた辺りで突然、そうだ香川県にも霊場はあるのだから折角なので寄っていこうと思い立った

と言う事で、高松東ICの次の志度ICで、高速を下りてみた

下りて直ぐに、第86番志度寺への道標が目に付いた

86番と言う事は、志度寺を入れて後3つの霊場を巡れば、お遍路さんが正式の回り方をしているのなら、八十八箇所巡りが完了する最後のルートなのだ

偶然下りたICであるが、最後の三寺に巡り会えるとは、これをご大師さまのお導きと言わずして、なんと言えば良いのかと、思わず感慨に耽ってしまった


志度寺山門

志度寺は瀬戸内海に面した寺と呼んでよいほど、海の近くにあった

寺の駐車場の直ぐ横が防波堤になっている

残念ながら、それ以上の記憶は残って無いけれど、後で調べてみたら山門の仁王像は運慶の作品だそうで、国の重文に指定されているとか・・・

今回は全く行き当たりばったりの霊場巡りだったが、折角巡るのなら、次回からは事前に巡る寺を決めておいて、その寺の歴史や見所位はチェックしてから巡らなければ勿体無いと思った次第である


第87番 長尾寺

今まで巡った札所のお寺には、寺の脇や近所に無料の駐車場があった

しかし、この長尾寺はそれがなく、広い境内が駐車場になっていて、納経所では駐車場代とは書いて無いがそれなりの寄進を願うとの但書きがあった

記憶が定かではないけれど、2百円か3百円位だった気がする


右/志度寺 納経朱印、左/長尾寺 納経朱印

いよいよ最終の札所である

87番長尾寺から車で走っても4,50分かかる道程だったので、歩いて巡るお遍路さんなら、長い長い道程に感じるに違いない


山門をくぐり、本殿に至る階段


結願のお遍路さんが納めていった金剛杖

八十八箇所終着の札所だからだろうか

お参りを終って下りてくると、今迄の札所には余り無かった土産物屋とお休み処を兼ねた店が軒を連ねている

「ご接待だから、飲んで行って」と、店で売っているであろう、良く冷えたしょうがジュースの様なものを振舞われた

四国の人々、特にお遍路道周辺の人々は、昔からお遍路さんへの接待慣れしているから非常に親切であると、以前何かで読んだ事があるが、店の人に「接待」と言う言葉をかけられて、そんな事を思い出した


大窪寺 納経朱印

丁度昼飯時だったので、その店に入って天ぷらうどんを注文した

土産物屋で出されるうどんなので、味は全く期待してなかったけれど、流石「うどん県」と自称している香川県だけの事はある!と、改めてうどんに於ける香川の底力を感じる味だった



今度の旅と、5月の旅とで、丁度10箇所の霊場を巡った訳だ

八十八箇所全てを巡るには、まだまだ時間が掛かりそうである

同じ四国でも、愛媛県には釣り仲間の存在はあるが、未だ縁が無くて訪れた事は無い

が、その愛媛県には、第40番から第65番と、26箇所の霊場がある

八十八箇所を制覇する為には、今まで縁が薄かった愛媛にも足を伸ばす必要が出てきた

高知や淡路を訪れる折に足を延ばしぼちぼち巡るのか、それとも26箇所を一気に周る短期間集中で旅行を計画するのか、今の所全くの白紙ではあるが、折角乗り出した船だから熱が冷めるうちに決定したいと思っている