ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

週末の予定

2007-02-24 | 日々の想い
今週末は会社の慰安旅行で、伊豆に遠征できない
低気圧の影響で海は荒れ模様で、伊豆にも強風波浪注意報が出されているので、若し行っていても攻められる磯は限られるだろう(→と少し自らを慰めている状況です)

来週の週末も消防団行事で、又磯ヒラに逢いに行けない
遠征は週末の休日しか不可能なので、週末に予定が入っているとどうも精神衛生上宜しくないようだ
ロッドや玉アミ等の道具を眺めながら、ア~ァッと只深いため息をついている

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釣れない原因

2007-02-23 | 日々の想い
毎年暖冬だ、暖冬だと言われているが、今年は特にその傾向が顕著である
会社の前の桜が、今年は既に五分咲きである
一般に良く見られるソメイヨシノとは違う早咲き種らしいが、自分のブログを読み返すと昨年は3月8日に開花したようで、2週間位も季節が進んでいる事になる
この異常な暖冬は天変地異の前触れではなく、地球温暖化や5年ぶりのエルニーニョ現象が原因と思いたい


1月の初釣りでトントンッとアタリが出たので今年は順調かと思いきや、50クラスをタモ入れでバラシた悪い影響を引きずってバラシが続いており、未だにアルバムを飾る事が出来ないでいる
その原因は、現在磯ヒラに入れ込んでいるので、仕事や消防行事の無い週末は総て伊豆へ通う予定にしていて、確率の高いホームや近場へ通う時間が中々取れないからで、恐らく異常な暖冬のせいではないだろう
しかしこれだけ獲れない日々が続くと、時間の無いことや自らの腕前を呪うよりも暖冬に原因をぶつけたくなって来るのも、人情と言う物じゃなかろうか(笑)


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神様の采配

2007-02-22 | 平鱸(ヒラスズキ)
磯平鱸に挑戦し始めて、来月で1年が過ぎようとしている
殆ど進歩は無いけれど、伊豆へ向かったのは先回が10度目であり、磯に立った日数は延べ20日間以上にはなる

最初の伊豆行きでは、磯への往復が想像以上に難儀で、まさしく青息吐息の苦行を強いられる思いであり、勿論コツッとのアタリすらなかった
3・4度とそんな難行だけが続くのであれば、何処かで挫折していたかもしれないが、運良く2度目の遠征で初の獲物を手にする事が出来たので、途中で諦めて放り出す事もなく今に至っている

初めてボーグにアタックしてくれた平鱸は62cmと手頃なサイズで、途中でバレる事もなく又高場の磯ではなかったので、苦もなくランディング出来てしまった
サイズがもっとデカイのだったら、抵抗されてバレていたかもしれないし、小さければ悦びも少なく感激も大きくなかったかもしれない・・・、本当に良いサイズであった(笑)

3度目の遠征で早朝2投目に又ヒットがあり、ヒラって割と簡単じゃん!って思ったら釣れたのはヒラではなく尺超メバルでガッカリし、2日目にはヒットでアワセを入れた途端ノットがすっぽ抜け本当に悔しい思いをしたものだ
オーナーのアシストをして、玉の柄を折って取り逃がしてしまったのもこの時だった
これが春シーズンの最終で、来る秋シーズンまでにライン・システムやノット強度を改良し、ランディング装備を強化さえすれば、比較的容易にヒラを手に出来ると錯覚してしまい、心底秋が待ち遠しかった

待望の秋を迎え、11・12月とかなり入れ込んで通ったが、全く音沙汰なし
春磯では余り感じなかった風だったが、秋磯では強いアゲンストに向かって打ち込む事が多くなり、惚れ込んで購入した15ft「平狂い」も、風に負けて使いこなす事が出来ず実力のなさに落胆する

待ち望んだ秋も2ヶ月に亘って異常ナシ状態、それを打ち破ろうと13ftの新ロッド、セブンセンスMOSS投入を図り2度目の釣果を切望していた時に、虎の子のヒットを痛恨のバラシでチャンスを逃してしまう
次こそはと二週連続で望んだ遠征で、今までの最大魚がヒットしアミ入れまで行きながら、波に弄ばれ玉の柄がクラッシュし又しても、涙



神様の采配は実に大したものである
辛くて諦めないよう初めにご褒美を下さり、それで図に乗るとガァ~ンッとしっぺ返しが待っていて、しばらく辛抱の期間が続けば光明を垣間見せ、悔しさを募らせもっと腕を磨けとのたまう如くである
しかもオーナーという気の合う絶妙な先達を与えられ、今は磯平鱸を狙って伊豆へ通うのが愉しくて堪らない
体力が続く限りオーナーと二人三脚で、磯ヒラを追い続けるに違いない!

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初体験

2007-02-21 | 釣行記
今の時期雑誌やWEB上で良く見かける「バチぬけ」、しかしホーム木曽川では未だ見た事も無く、余り他のフィールドへ出掛ける方ではないので、言葉でしか知らなかった
水面にバチ(→ゴカイ等の管虫類のことを呼ぶそうです)がウヨウヨと蠢く様子を一度是非この目で見たい、出来ればバチパターンでのヒットと言うのも体験したいと常々思っていた


WEB上で知り合った知人から、「一杯抜けてるから今夜辺りどうですか?」と有り難いお誘いを受け、仕事後満潮時刻にあわせて名港某河川へ出掛けてきた
着いた時には未だ下げ出してなくて、水面を照らしてもポツポツ位しかバチの姿も見かけられない
下げが効き出し流れが出てきたら、所々でボシュッ、バフッとライズが出だした
誘ってくれた知人が、ライズの波紋を通すようにルアーを打ち込み誘ってみたが反応は無い
それを合図の様に、今まで固まって喋っていた知人やその仲間達がそれぞれに散らばってルアーを打ち込みだした


見ているとロッドを立てて、ルアーで引き波を立てるように比較的スローなリトリーブをしている
早速自分も彼らを真似て、先ずはファルコン128シャフトSB/Ironソリッドをリトリーブ
バチぬけのボイルに当れば簡単に釣れるだろうと予想していたが、意に反して誰からもヒット!の声が上がらない
水面は思い描いていた通りに、バチが至る所でニョロニョロと流れていて、投げる度にフックにそれらが引っ掛かってくる(→少々キモイです)
LB/SS、SB/SS、オスプレイ90LJ/SS、オスプレイ90シンペン、オスプレイ90ジャックMGを取替え引き換え一時間ほど攻撃したが、最後まで誰もが異常ナシ!であった

バチ道も又厳しい道であった・・・
お誘い頂いきご一緒下さり、皆さんありがとうございましたm(_ _)m
良い初体験となりました

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スタビライザー・インプレ

2007-02-20 | ギア
もう一度スネーク・スタビライザーに関して・・・
実物が届き実際にセットしてのインプレは前に書いたが、今度は実際に磯で試してみて気付いた事に触れてみたい
仰角が実際の取り込みに如何に便利かと言う事は、充分に解って貰えたと思うから今回は省略して、スタビライザーにロープを付ける利点や、取り付け方法や磯での使い方を少し書いてみる

そもそもスネーク・ジョイントに紐を結ぶ丸いワッカが取り付けられたのは、昨春取り込み中に柄が破損して、中の魚もろ共タモが水中に落下したアクシデントを経験して改良が加えられたのである
柄が破損しても結ばれた紐(→実際には60lbsのPEラインを使用していました)により高価なフレームを失う事や、中の魚を枯死させる事を防ぐ事が出来る様に改良された
しかし構造上、紐を柄の中に納めてセットする必要があり、これが意外と面倒であった
スタビライザーは柄の内部に紐を納めるのではなく、ロープを外部に取り付けられるようになって面倒が解消された
細い紐ではなくロープが付けられれば、そのロープはレスキュー用に転用出来る可能性もある
(→ロープの取り外しが簡単な様に、金具で取り付けた)
その為直径5mm長さ10mのロープを用意して、ロープの端を直接ワッカに結ぶのではなく、簡単に取り外しが出来る様に金具で取り付ける様にした
10mのロープは写真のように柄にらせん状に巻き付けて、余りはマジックテープ付きのロッドベルトで柄に固定した
(→もう一端も竿尻に金具で取り付けた)
ロープのもう一端にも金具を付けて、柄の竿尻に付いていた背負いヒモが付けられるワッカに固定した
スタビライザーはスネーク・ジョイント装着時の様に予め柄を伸ばし固定して、磯で待機させておく必要が無いので、収納した状態で足元に置いておいて、ヒットして取り込む時に、スルスル~ッと海面へ伸ばして使用する事が可能となった

今回ヒットは得られなかったが、磯で実際にヒットを想定して伸展させてみた
タモを海面まで届かせる為に柄を伸ばす時、ロッドベルトで柄に固定されたロープはワンタッチで開放可能で、少しの使い難さも感じなかった
竿尻に取り付けたロープの一端をライジャケのD管に掛けておけば、少々玉アミが離れた場所にあってもロープを手繰れば足元まで玉アミを引き寄せる事も出来ると考え試してみた
しかしこのアイデアはゴツゴツした岩場では引っ掛かって上手く行かなかった(笑)
堤防の様な平らな場所なら可能な気もするが・・・
伊豆から帰宅後、海水に浸かったアミや波を被った柄の塩分を洗い落とそうと風呂場へ持ち込む時にも、金具で取り付けたロープは簡単に外す事が出来て誠に便利であった

ヒラスズキに限らず、総ての魚種の取り込みに、スネーク・スタビライザーは大変有利です!
ただレスキュー転用を考慮するなら、海水に浮くロープを使用したりする方が実用的だろうし、長さも10mでは実際の使用時には短すぎる様な気もした

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御ヒラ様、微笑まず

2007-02-19 | 平鱸(ヒラスズキ)
17日夕方打ち合わせの時刻に少々遅れてしまったが、東名高速のバス停でニッシさんを拉致(笑)し、伊豆へ向かって車を飛ばした
歳に似合わずぶっ飛ばす乱暴な運転と、拉致された緊張も加わってか、途中ニッシさんが車酔いで体調を崩してしまった(汗)
彼は夕食も喉へ通らない状態であったが、一晩明けて何とか出撃に同行出来る位には回復した様でホッとした(→僕が無神経なだけで、実はまだ体調不十分だったそうでした、ホントにごめんなさい・・・)

4時を少し廻った時間に工房前でオーナーと落ち合いポイントへ向かった
昨日はウネリがあって大荒れだった海も、現場へ着くと予想以上の収まり方で凪ぎ状態、苦戦を強いられそうだ
夜明け前からファルコンを投げ始めたが、二度ほど海草でも引っ掛かった様なモワァ~としたアタリ?が在ったのみで異常ナシ!
後で聞いたところオーナーにも同じ様なアタリがあったそうで、多分イカだろうと言う話だった
その後磯伝いに移動しながら数箇所探ったが、この穏やかな海ではと早々に見切りを付けて引き上げる事にした
                 (→アイスジグで獲物を狙うニッシさん)
ホテルで一休み後、松崎漁港でメバルでもとアイスジグで遊んでみたが、肝心のメバルは生憎休日状態であった
工房でオーナーを交え暫しルアー談義で過ごし、夕まずめ狙いで東海岸へと向かった
朝よりも波っけがあるので期待して、完全に陽が落ちるまでファルコンを打ち込み続けたが、御ヒラ様は3人誰にも微笑む事はなかった
      (→強烈に吹き付ける風雨の中、果敢に攻撃を続ける)
翌朝は一転して強風波浪注意報が出される様な、荒れた天候である
少しは強烈な東風が避けられそうなポイントへ入ったが、それでも風圧でロッドを支えるのがやっとと言う状態で、ルアーの反応は殆ど手に伝わってこない
横殴りの雨にも耐えながら、朝が明けきらない内からすっかり明るくなるまで、まるで修行を積むかのごとく攻撃を続けたが、とうとう伊豆の御ヒラ様は最後まで無言であった

二周りも年齢差がある自分に拉致され、体調不良の中二日間も引張りまわされて、筋肉痛で足もパンパンに張ってさんざんだったニッシさん!本当にスミマセンでした
果たしてボーグファンになってもらえたのだろうか?・・・

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今夕伊豆へ

2007-02-16 | 日々の想い
今夕からOSDを通じ知り合ったニッシさんと一緒に伊豆へ遠征する
彼はOSDチーム戦常勝チームだった大阪の浩さんのリバー・レンジャーを打ち負かし、昨年見事に年間チャンプに輝いたオーシャン・ブリーズの代表である

スズキのオフにメバルを狙っていた彼に、伊豆でヒラの外道で尺超メバルを釣ったと話した事が切っ掛けで、1月に単独で伊豆に向かわれて伊豆に魅せられたようだ
足繁く伊豆へ通っている僕に、一度是非途中で拉致(笑)して欲しいと頼まれていて、今回同行する事になったのだ

マルスズキでは僕よりもずっと先輩の彼であるが、磯ヒラスズキは初挑戦らしい
今回もオプセル社山本オーナーにお世話になるのだが、オーナーの温かい人柄に惹かれボーグファンとなってくれる事を切に願っている
海況は微妙な処だが、彼にとって素晴らしい思い出となる伊豆遠征になるよう努めたい

御ヒラ様! どうか彼にも僕にも、微笑んで下さいね!!

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完璧だぁ~!

2007-02-15 | ギア
先日ブログに書いたスネーク・スタビライザーが届いたので、早速玉の柄に取り付けて試してみた
全く完璧である!

ランカーが掬い易くなる事を願って、昨秋ネットのフレームを60cmから70cmにサイズアップした
60cmの時には余り不便を覚えなかったスネーク・ジョイントだが、70cmになってフレームの直径も重量・容積も増えた途端に、玉の柄を伸ばす時にクルリと反転し易くなって扱い辛くなってしまった
反転を防ぐ為にポイントに着いたら、先ず柄をしっかり伸ばし固定してセットする必要がある
フレームも含め優に6mを超えるネットを、足場の良くない岩場に長々と横たえて置かなければならない事は、正直言って不便に感じていた
しかし高い岩場からでも掬い易くなる「仰角」は、ドライ・ランしなくてはならない磯では必需品なのだ

先回の釣行で70cmフレームが60cmよりも、ランカーを掬うのに遥かに有利である事は実証された(→柄が折れ、ドライ・ラン成功とは言えませんでしたが・・・)
70cmフレームを取り付けても扱い辛くならない様に、スネーク・ジョイントの改良は現場で体験してみて更に痛感されるに至ったのである
それを受けて山本オーナーが物理の理論とアイデアを駆使して産み出されたのが、今回リリースされたスネーク・スタビライザーなのだ

スタビラーザー取り付けによって70cmフレームでも、仰角をしっかりと保った状態のまま、スルスルーッと海面まで伸ばす事が出来る
これなら玉の柄を予め長く伸展固定してセットしておく必要も無い
ヒラのヒット後一連のファイト終了間際に、丁度グレ師が行なう様にスルスルーッと海面にネットを伸ばしてやれば事足りそうである
これでフレームが自身の重みで反転する事も無く、掬い易い仰角を保ったまま柄を伸ばす事が可能になったのだ、もう一度言ってしまおう完璧だぁ~!

現場体験に基づき、着実に改良を重ね、更に進化していく 
ルアーもギアも、彼が産み出した物は進化する事を、何時も怠らない!
その姿勢に魅力を感じ、僕は信頼して使い続けている

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横浜フィッシングショー

2007-02-13 | 日々の想い
10日に横浜フィッシングショーに行ってきた
フィッシングショーへ行くのは一昨年の幕張に次いで二度目の経験だが、初回はただ眺めるだけであったが、今回は会場で色んな人達と会うのが目的である

私用で10・11日に東京へ出掛けるので、始めは東京へ着いて後午後から行く心算でいたが名古屋を早く発ったので、東京へ行く前にそのまま車で会場へ向かった
駐車出来るかと心配していたが、着いたのが開場前だったので割りにスムーズに駐車も出来た

先ずはジップベイツのブースへ向い、ジップ・フィールドテスター吉田さんを訪ねた
吉田さんは師壱号さんが所属するイエローソルトウォータークラブ代表で、一度是非お目に掛かりたいと思っていたが、事前に10日だけ横浜会場に詰めていると聞いたので訪ねた次第である
吉田さんは大変に優しい感じの方で、初対面の自分にも気さくに話をしてくれて色々と淡路攻略のアドバイスも貰う事が出来た
(→トークショーで熱く語るRED氏)
次はアムズデザインブースへRED氏を訪ねた
RED氏は雑誌等で著名な人物だが、昨春初めて磯ヒラを釣った時このブログへレスしてくれたのを機会に相互リンクをして貰っている
こよなく御ヒラ様を愛する彼が、50を越す年齢に係らず磯ヒラに挑戦を始めた無謀さに共感?してカキコしてくれたらしいが、僕も彼が以前ボーグを使ったレポを雑誌で読んで気になっていた存在であった
初対面の彼は雑誌等のレポと変らぬ気さくで愉快で、それでいて釣に関しては真面目な魅力溢れる青年だった
(→ニッシさんとも会場で再会)
このブログにも良くコメントをくれる、ニッシさんも仲間と一緒に会場に居ると聞いていたので、携帯で呼び出し再開を果たした
開場早々から会場入りして夕方までジックリと、くまなく各ブースを見て廻るそうで、そのエネルギーがOSDチーム戦年間チャンプにもなった実力を養うのだろうなと感心してしまう(→来週一緒に行く伊豆遠征が楽しみです)


最後は横浜行きの最大目標であるBFT生SADAさんとの対面である
相互のレスやメールでの遣り取りはあるし、人となりは伊豆へ行く度にオーナーから伺ってはいるが、実際に会うのは初めてで非常に愉しみにしていた
48時間も不眠不休で竿を振り続けたタフネス、Mオーバー始め数々のランカーを射止めた達人等等色んな印象を彼に抱いていたが、初対面でガッチリ握手を交わした力強い肉厚の掌から直接に伝わってきたのは、想像通り包容力と情熱溢れる生SADAさんだった
互いに時間も無く非常に慌しい短時間の出会いではあったが、3月の伊豆、6月の新潟での再開を約束して横浜の会場を後にした

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完全なるヒラ師

2007-02-09 | 平鱸(ヒラスズキ)
先回の伊豆遠征での、自分のヒットからバラシまでの動画映像が山本オーナーから届けられた
オプセル社では現在販売中DVDであるBFT木村さん「黒鯛ルアーフィッシングの真実」の様な、磯ヒラ版のDVDも企画進行中であり、その為オーナーが磯へ入る時には撮影のアシスタントさんも必ず同行されている
たまたま自分のヒットシーンも撮影されていたので、今回その映像を送って呉れたのである


ヒットに興奮し頭の中で真っ白だった記憶が、映像を見る事で鮮明に蘇ってくる
玉アミで掬われた時に、寄せ波でアミもろ共ヒラの魚体が足場の岩の下に吸い込まれていく
その瞬間に玉の柄は折れていて、引き波に乗ってヒラは岩の下から排出され、再び水面から顔を出す状態で、たわんだロッドから伸びるラインの先にクリンチフッキングされている
アシストしてくれたオーナーは岩を駆け下り、離れた岩に置いてある自分の玉アミを取りに走る


又波が押し寄せ、再びラインの先のヒラが岩下に吸い込まれ、引き波でもう一度眼前に戻って来る
眼前で暫らく水面下スレスレに姿を晒していたが、代りの玉アミが戻る前に波でラインテンションが緩くなったのか、エラ洗いで簡単にフックを外されヒラは反転し水中へ消えて行ってしまった
さすがのクリンチフックも二度に亘り波に翻弄された為に、針穴が広がってしまったのだろうか、ヒラを掴みきれなくなってバラシに至ったのだ


映像で客観的に見ると、如何に自分がヒットに慌てオロオロしている状態かが良く解る
再び押し寄せるであろう波に、ヒラの魚体を弄ばれないように、もっとラインを巻いてロッドで堪えれば良いのに全くそれが出来てない
少しは経験を積んだ心算でいた自分の姿は、初心者のそれと変わりなく恥ずかしい限りである

道は遠いが自分の最終目標は、磯からヒラを単独でドライ・ランディング出来る完全なるヒラ師である

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