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林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

九州満喫きっぷと出雲の旅 28.

2014-11-12 | 鉄道・旅行
 28.八重洲地下街のモーニングと東京の朝-旅の終わり

6:00a.m.にモーニングコールをセットしたが、その前に目を覚ました。
洗顔、歯磨きなどして着替え、荷物の整理などして07:08に東京に到着する。
東京駅9番線ホームに到着した285系サンライズエクスプレスは、
岡山で「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」が連結し、
14両編成で山陽本線、東海道本線を一晩かけて東京までやってきた。
品川方の7両が「サンライズ出雲」である。



反対側の上越新幹線20番線ホームには北陸新幹線E7系が停車している。
この車両は初めて見た。
暫くはホームで旅の余韻に浸っていていたが、
意を決して地下におり、Xロッカーに旅行用バッグを預ける。
ここはSuica対応のレシート式のコインロッカーで、
一般的な鍵はなく、ボックスの番号が書かれたレシートが発行される。



出す時はボックスを指定し、支払をしたSuicaが
鍵代わりとなって解除される。
鍵をなくす心配がない代わりに、
レシートは大切に取っておかないとバックスのナンバーが分からなくなってしまう。
まだ、朝なのでまずは丸の内側に出て少し駅舎取材する。
去年11月にも新しくなった丸の内駅舎を取材したが、
既に日が傾きかけていたため、今回改めて取材することにした。
そのあと八重洲地下街に行き、「上島珈琲店・八重洲地下街店」の8:00a.m.開店を待って、
ここでモーニングセットのたまごとハーブ鶏のサンド540円を喰う。
セットのドリンクはホットコーヒーをチョイスした。



旅の終わりの余韻を楽しむにはちょうどいい。
美味しい珈琲でまったりして、ここから駅舎取材の再開である。
東京駅は1914年12月20日に開業したが、その時に創られたのが丸の内駅舎である。
設計は辰野金吾氏で、それまで皇居近くを蒸汽機関区車が走ることを嫌っていたため、
日本鉄道(現・東北本線)は上野、貨物線は秋葉原、
甲武鉄道(現・中央本線)は飯田町、総武鉄道(総武本線)は両国橋(現・両国)、
そして官設鉄道は新橋(現在の汐留付近)と分かれていた各列車の始発駅を、
丸の内に中央停車場を設けることで乗り換えの利便性を図ることを目的に計画された。
戦前は現在の丸の内中央口は皇室専用口として、
丸の内北口を降車口、丸の内南口を乗車口とした。
現在ではこのように乗車口と降車口を分けられたら大混雑になりそうなものだが、
当時はその計画に従って設計され、開業時に“東京駅”の名称に変更された。
現在での東京駅丸の内中央口からまっすぐ行幸通り、
厳密に云うと東京都道404号皇居前東京停車場線が延び、その先に皇居がある。
行幸通りの先の皇居には和田倉門があったが、関東大震災で崩壊、復旧されずのままになった。

丸の内中央口。



丸の内北口。



丸の内南口。



全景を撮ろうと行幸通り歩行者専用道路をバックしていたら、
ここまで下がらないと全景が撮れない。



広角側18mmのレンズではこれが限界だった。
行幸通りの歩行者専用部分は外国大使が皇居に信任状捧呈式に出席する際、
馬車に乗って通行する部分でもあり、
米国ケネディ駐日大使が2013年10月に信任状捧呈式に出席する時に、
テレビで中継された場所でもある。
さらに八重洲側も大きく変わった。



以前はデパートの大丸・東京店入ったビルが駅舎となっていたが、
ホームのある部分を低層の歩行者専用デッキ“グランルーフ”ができ、
その両サイドに新丸ビルを抜く高さの“グラントウキョウノースタワー”と、
“グラントウキョウサウスタワー”が建設され、
ノースタワーの低層部に大丸・東京店が移転したのである。



東京駅は開業してから近隣で工事をしていない時期が一度もなかったといわれるほど、
再開発に次ぐ再開発で、これからもまだ工事は永遠と続くのであろう。
今回は時間に制限がないため、ゆっくりとまわりを歩いた。
その東京駅南口の端っこはこんな感じ。



正面ばかり気にしていたが、駅端部も魅力的である。
近くには元中央郵便局の建物があったところには、
JPタワーという新しいビルが建ち、
その中の商業施設はKITTEと呼ばれている。
9:00a.m.の開業時間を待ち、東京中央郵便局で、
2円普通切手10枚を購入する。
消費税増税に伴う郵便料金の値上げで2円切手が必要になったのだ。
充分に東京駅を堪能し、ここからはSuicaで入場、
昼食用に駅弁屋祭で駅弁「福の島おとなのに幕の内」950円を購入、
XロッカーでSuicaを使用し手荷物を取り出し、
10:35東京駅始発の総武快速線津田沼行きで津田沼まで戻り、総武緩行線に乗り換えて帰る。
大久保駅での安全確認の影響で11分から12分の遅れが出ていた。

 -撮影結果-

2014.05.21. 撮影 98枚 保存 8枚
2014.05.22. 撮影 504枚 保存 49枚
2014.05.23. 撮影 1145枚 保存 84枚
2014.05.24. 撮影 1170枚 保存 95枚
2014.05.25. 撮影 898枚 保存 92枚
2014.05.26. 撮影 350枚 保存 16枚

 合計   撮影 4165枚 保存 344枚 保存率 8.3%
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九州満喫きっぷと出雲の旅 27.

2014-11-11 | 鉄道・旅行
 27.特急「サンライズ出雲」シングルでの帰京

川跡駅に17:12に到着した列車は1分の接続で電鉄出雲市に向かう。
充当されていたのは5000系だった。
一畑口から出雲大社前まで乗って、
そのあと松江しんじ湖温泉から折り返してきたのだろう。
17:22には電鉄出雲市に到着した。
予定より1本前の列車で戻ってしまったため、
出雲市駅での待ち合わせ時間が1時間33分となってしまい、
少し時間を持て余してしまった。
駅の待合してなどで時間を潰し、コインロッカーから荷物を取り出し、
出雲そば店「黒崎」に併設されている駅弁売り場で、
駅弁「出雲名産 かに寿司」940円を購入した。
これが最後の1個だということで、このあと直ぐに店仕舞いしていた。
駅弁の蓋には「八雲たつ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」と書かれている。
これは古事記で八岐大蛇を退治した素戔嗚尊が櫛名田比売を娶り、
新居を構えた須賀の地で読んだとされるもので、日本の俳句の始まりといわれているもの。
そのほか、アトネスいずもでお土産、デイリーインでビールやいいちこ、つまみなど買い、
出雲市から東京都区内の切符で入場する。



ホームに上がると既に285系「サンライズ出雲」は停車していた。



ここから285系に乗り込むのも何度目だろう。
本当はA寝台個室“シングルデラックス”を取りたかったのだが満席で、
仕方なくB寝台個室“シングル”で寝台券を購入した。
サンライズエクスプレスのB寝台個室には“シングル”と“ソロ”のグレードがあり、
本当に寝るスペースしかない“ソロ”と比べると、
“シングル”の方が居住スペースも若干広く、圧迫感も少ない。
天井も高く、“ソロ”では立ち上がることも出来ないが、
“シングル”では場所によっては1.8mの高さが確保されているため、
それ以下の身長の人だったら立つことが出来る。
立って腰を伸ばせるというのは、長時間の移動では意外と重要なものだ。
価格差も“ソロ”より1,000円高いだけである。
この違いは車両の構造上の違いで、
“シングル”に付随車に設置されているため、床下もぎりぎりまで使えるが、
“ソロ”は電動車に設置されているため、
床下には電動機やそれに付随する走行機器などがあり、
普通の電車と同じ床の高さしか取れないため、その分個室内の天井も低いのだ。
285系サンライズエクスプレスのシングルには3種類あり、
1階部分に設置された“階下室”、2階部分に設置された“階上室”、
車端部分に設置された“平屋室”がある。
理屈的にはE217系横須賀線・総武快速線のグリーン車と同じことである。
今回は7号車11番個室で、“平屋室”だった。
車端部に設置されているため、天井が高いのが魅力的である。
ただ、デメリットは台車の真上なので振動が一番来るところではある。
ドアの様子はこんな感じ。



柱のところについているのは暗証番号式のドアロックである。
室外に出る時には自分で4桁の暗唱番号を設定し、
戻ったらその番号を打ち込むとロックが解除される。
暗証番号はその都度設定することになっていて、
一度解除するとその番号は無効になる。
下車後にも暗証番号が記憶される心配はない。
室内はこんな感じ。



大半はベッド占めているが、それなりの床もあり、
のた窓と反対側には荷物スペースもあるため、
大きな旅行鞄が床を占拠してしまうこともない。
足元と壁側はこんな感じ。



足元の壁際にはそれなりのテーブルがあり、
このスペースだとノートパソコンも十分に置ける。
ビジネスユースも意識しているのだろう。
さらにドア側には鏡があり、その横にはAC電源もあり、
鏡の前で電気カミソリでシェービングも出来るようになっている。
足元のビニール袋はゴミ箱の代用で、そのまま捨てられるように工夫されている。
右側にはプラスチックのコップがあり、歯磨き用で使える。
枕元はこんな感じ。



室内の案内やシャワールームの案内などが書かれている。
以前は絵はがき大の案内が寝具と一緒に置いてあったが、
これも経費節減の一環なのだろうか・・・。
枕元の窓側の壁はこんな感じ。



コンソールパネルとなっていて、
室内の明かりやヒーター、ラジオ、アラーム機能付きのデジタル時計、
それに非常用のボタンもあり、これを押と車掌室に連絡が行くようになっている。
ラジオはNHK-FMのみで、選曲は出来ない。
出発して暫くして車掌が検札に来る。



検札のあと、出雲市駅で購入した駅弁をビールと共に喰い、
また小田川かまぼこ店の天ぷらと共に水割り済みの焼酎いいちこを飲んだ。
今回は「サンライズ瀬戸」と連結する岡山では取材せず、
11:00p.m.過ぎには寝てしまう。
翌朝、07:08定刻に東京に到着した。
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九州満喫きっぷと出雲の旅 26.

2014-11-10 | 鉄道・旅行
 26.出雲大社-2度目の参拝

出雲大社は正式には「いずものおおやしろ」と云うそうである。
その創建については古事記、日本書紀にも記されており、
日本の神社の中でも古くから信仰を集めてきたものの一つである。
古事記などによると、天津神の住む高天原から追放された素戔嗚尊の子孫である、
大国主が出雲の国を治めていたが、天照大神は自分の直系の子孫が治めるべきとして、
建御雷神を使わして国譲りを迫り、その条件として立てられたとするのが出雲大社である。
創建当時は十六丈、現在のメートル法に直すと約48mもあったという。
以前はその真偽が疑われていたが、2000年に柱のうちのひとつが見つかり、
発掘調査したところ、直径1mあまりの柱を3本重ねて1本の柱としたという、
出雲大社宮司家に伝わる「金輪御造営差図」の証拠が出てきたため、
古来出雲大社が実際に48mの高さを誇っていたという説が実現性を帯びてきた。
今は江戸時代に立て直された24mの大きさになっていて、
まわりを瑞垣という回廊に囲まれ直接見ることは出来ないが、
48mの時代なら誰でも直接本殿を見ることが可能であったに違いない。



堀川を越えたところに建てられたコンクリート製の大鳥居、
宇迦橋の大鳥居が出雲大社“一の鳥居”にあたる。
ここから神門通りを進むと国道431号と交差する交差点があり、
ここに木製の“二の鳥居”がある。



今日は出雲でマラソン大会があったようで、
走り終えたランナーたちの中にも、出雲大社へ参拝する人が多くいた。
そういえば、一畑電車で出雲大社に向かってくる途中も、
沿道を走るランナーの姿を多く目にしたし、
中には一畑口から電車に乗り込むランナーもいた。
マラソンって、電車乗ってもいいものなのだろうか・・・。
松の参道を進むと途中に鉄で出来た“三の鳥居”があり、
その先の荒垣の中に銅製の“四の鳥居”がある。



四の鳥居を潜るといよいよ拝殿が見えてくる。



失火によって昭和34年に建て替えられたという拝殿。
ここで祈祷などが執り行われるという。
拝殿を回り込むと瑞垣で囲われた本殿があり、
その正面には八足門がある。



ここからは先は中には入ることが許されず、通常はここで参拝する。
ここでの参拝の仕方は通常の神社と違って、
“2礼4拍手1礼”というのは、今ではよく知られている。
八足門の先には玉垣で囲まれた本殿がある。
しかし特別拝殿が許される期間を除いてはその姿を見ることは出来ない。
本当は瑞垣を左回りに進んで社殿を参拝すべきなのだが、
時間が遅いためか、警備員がロープを持って止めていた。
とほほ・・・。
本殿を右に行くと神楽殿がある。



日本一大きいとされる注連縄で有名である。
日曜日だったため、参拝する人が行列をなしていた。
出雲大社前駅まで戻り、16:59川跡行きに乗り込む。
時間までもう一度デハ52などを取材する。
川跡に17:10に到着し、松江しんじ湖温泉から来た列車に17:12に接続、
構内踏切を渡ってこれに乗り込み、電鉄出雲市まで戻る。
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ホームページ更新

2014-11-09 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第631回更新しました。

980.東武鉄道豊四季駅を公開いたしました。
758.JR奥羽本線大曲駅に画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第204更新しました。

駅名表示板コレクションに阪神電鉄本線西宮駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第188回更新しました。

「直流電気機関車 図鑑」にEF65形1078号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「旅の徒然に」を第401回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「弥彦の風、仙台の風」のデータを収載いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第252回更新しました。

国鉄一般形にキハ47 8の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第289回更新しました。

「試験用・事業用」の新幹線に「国鉄951形新幹線電車」を加筆いたしました。
「交流」の特急形に「883系『ソニック』第2編成」の画像を添付しました。
大手私鉄の南海電気鉄道に「30000系『こうや』」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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ホームページ更新

2014-11-08 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第630回更新しました。

979.東武鉄道春日部駅を公開いたしました。
639.JR東海道本線小田原駅に画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第203更新しました。

駅名表示板コレクションに阪神電鉄本線芦屋駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第187回更新しました。

「交直流電気機関車 図鑑」にEF510型513号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「旅の徒然に」を第400回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「弥生山陰純情物語」のデータを収載いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第251回更新しました。

国鉄一般形にキハ40-2118の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第288回更新しました。

「試験用・事業用」の新幹線に「国鉄941形新幹線電車」を加筆いたしました。
「交流」の特急形に「789系1000番台『スーパーカムイ』」の画像を添付しました。
大手私鉄の南海電気鉄道に「10000系『サザン』」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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新幹線単独駅~歩いて行こう・後編

2014-11-07 | 鉄道・旅行
新幹線未取材駅の他線接続状況ついて個別に検討していきたい。

東海道新幹線未取材駅は新富士、掛川、三河安城、岐阜羽島の4駅である。
新富士駅は単独駅であり、東海道本線富士駅との間に路線バスあり。
徒歩では約1,900mで片道40分以上はかかる。
掛川と三河安城は東海道本線と接続、
岐阜羽島は東海道本線との接続はないが、名鉄羽島線新羽島が隣接している。

山陽新幹線未取材駅は新倉敷、福山、新岩国、新下関の4駅である。
新倉敷、福山、新下関は山陽本線との接続駅である。
新岩国は隣接する他路線はないが、錦川鉄道御庄駅が約350m、徒歩7分の距離である。

東北新幹線未取材駅はくりこま高原、水沢江刺、新花巻、七戸十和田の4駅である。
新花巻は東北本線との接続はないが、釜石線と接続する。
他の3駅は新幹線単独駅で接続する他路線もない。
くりこま高原は石越から栗原市民バスの路線があり、距離は約10kmであり徒歩移動は困難である。
水沢江刺も江刺からバス路線があるが、距離は4.5kmで徒歩だと1時間半はかかる。
七戸十和田は新青森との間に路線バスがあり、
また一番近い青い森鉄道上北町まででも約12km離れており、徒歩移動は実質的に不可能である。

上越新幹線未取材駅は上毛高原の1駅である。
上越線後閑からバス路線があり、約3,000m、徒歩だと約60分の距離である。

北陸新幹線未取材駅は安中榛名の1駅である。
信越本線磯部と安中との間にバス路線があり、磯部までは約9500mで徒歩移動は実質的に不可能である。

ミニ新幹線の山形新幹線、秋田新幹線は当然のことながら在来線と接続している。
山形新幹線高畠は奥羽本線、秋田新幹線雫石、田沢湖は田沢湖線と接続する。

並行在来線と接続する駅に関しては「青春18きっぷ」での駅取材を検討しよう。
またバス移動で行ける駅に関しても、運転状況を確認して取材計画を立てていきたい。
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新幹線単独駅~歩いて行こう・前編

2014-11-06 | 鉄道・旅行
日本の新幹線はフル規格が6路線、ミニ新幹線が2路線ある。
また今年度末には北陸新幹線の延伸と北海道新幹線の開業も予定されている。
新幹線はその名の通り、在来線主要幹線の新線として敷設されるものであり、並行在来線が存在するが、
曲線を少なくするために並行在来線とは離れた部分に敷設されるところもあり、
そのため並行在来線と接続しない新幹線単独駅が存在する。

並行在来線が接続していなくても、私鉄や地下鉄などが近接した場所に駅を設置していて、
新幹線単独駅まで徒歩圏内という場合もある。
しかし新幹線の駅の中には他路線との接続もなく、駅からバス路線しかない場合もある。
さらには利用客減少で路線バスが廃止になり、陸の孤島となっている新幹線駅もある。

拙作「Station-駅から始まる物語」で「特別付録 新幹線駅一覧」を設置してから、
新幹線の未取材駅への関心が強まってきた。
そこで全路線の中で未取材駅を抽出し、その接続方法について検討していきたい。

東海道新幹線は東京から新大阪までの全17駅のうち、
未取材駅は新富士、掛川、三河安城、岐阜羽島の4駅である。
山陽新幹線は東海道新幹線との重複する新大阪を除いた全18駅のうち、
未取材駅は新倉敷、福山、新岩国、新下関の4駅である。
九州新幹線は山陽新幹線との重複する博多を除いた全11駅のうち、未取材駅はない。
東北新幹線は東京を除いた全22駅のうち、
未取材駅はくりこま高原、水沢江刺、新花巻、七戸十和田の4駅である。
上越新幹線は東北新幹線との重複する大宮を除く全10駅のうち、
未取材駅は上毛高原の1駅である。
北陸新幹線は上越新幹線との重複である高崎を除いた全5駅のうち、
未取材駅は安中榛名の1駅である。
また金沢延伸時には未取材は上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉、新高岡が追加される。
山形新幹線は東北新幹線との重複する福島を除いた全10駅のうち、
未取材駅は高畠の1駅である。
秋田新幹線は東北新幹線との重複する盛岡を除いた全5駅のうち、
未取材駅は雫石、田沢湖の2駅である。
また北海道新幹線が開業した場合、未取材駅は奥津軽いまべつ、新函館北斗の2駅である。
合計すると全98駅は未取材駅は17駅である。

全17駅の接続状況について個別に検討していきたい。
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千葉「和とら」

2014-11-05 | 飲食店
11月5日水曜日に退院後初めて千葉県がんセンターを受診した。
血液検査の結果、白血球の値は危険域を脱したため、
外出禁止や食事制限などの禁忌事項は解除となり、普通の生活しても良いことになった。
7月から続けてきた抗癌剤治療は今回の診察を持って正式に中断することとなった。
12月に造影剤を使用したCTスキャンを行い、
この結果で1月から新しい治療を開始するかどうか判断するとのこと。

千葉駅東口まで戻り、昼食に入ったのが「和とら」である。
診察が終わってから保険会社に提出する書類を受け取り、
処方箋が出たために院外薬局で処方されるのを待っていたりしたため、
千葉に戻ったら2:00p.m.近くになってしまった。
そこで一昨年の年末に一度行ったことのある「和とら」に行くことにした。
千葉駅東口からセンシティーの脇を抜け、京成千葉線の踏切の反対側にある。

メニューは醤油味の「黒とら」と塩味の「白とら」、
それに野菜炒めが大盛りに乗っている「うるとら」がある。
「うるとら」には醤油味と味噌味があり、うるとら味噌味・並780円、半熟玉子100円をオーダー。
一昨年来た時は「うるとら」は2:00p.m.以降の限定メニューになっていて、
仕方なく黒とら野菜らーめん750円をオーダーしたのだが、
今回は2:00p.m.を過ぎていたので「うるとら」をオーダーできた。



スーダーは濃厚だが豚骨の味がそれほど強くなく、背脂もそれほど気にならない。
野菜はもやしが中心でキャベツなどが入っている。
チャーシューは少し硬めで、ほかにメンマなどが入っている。
追加した半熟玉子も美味しかった。
退院してから今日まで感染予防として生肉、生魚、生玉子は禁止だったので、
半熟玉子も念のために遠慮していたが、今日から解禁になったので早速注文した。
ストレートの太麺が濃厚なスープに絡みつき、食べ応えがある。
ライスも注文すれば良かったかなと思った。
野菜の中には柑橘系の味覚が隠されているような気がした。
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九州満喫きっぷと出雲の旅 25.

2014-11-04 | 鉄道・旅行
 25.旧大社駅と出雲の阿国-出雲割子蕎麦の昼食

14:03に一畑口を出発した5000系は、14:37に出雲大社前に到着する。
出雲大社前で改札を出てまずはデハ52を取材する。



これは映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」に登場した、
デハニ50形のうちの一つで、本線走行シーンにも用いられたもの。
車内には主演の中井貴一さんや高島礼子さんの撮影時の写真も展示されている。
現在は静態保存されているが、映画撮影時は本線走行シーンにも登場しており、
車籍も残っているので復活運転を望む声もあるという。
そのあとまず出雲大社の方に向かい、
出雲そば「えにし」で三色割子そば1,050円を喰う。
店に着いた時は3:00p.m.をまわっており、かなり遅い昼食になってしまった
しかしそれでも席は満席に近く、偶然並ばずには入れたが、
そのあとの客はこの時間でも外で待たされていた。
今より早い時間だったらもっと待たされただろうから、
この時間に来たのは正解と云える。
このあとは逆方向に向かい、旧JR大社駅に向かう。



大社駅は大社線の終着駅であり、出雲大社への最寄り駅として機能していた。
大社線は出雲市から大社までを結ぶ7.5kmの非電化単線で、
国鉄第3次地方交通線として廃止が決定、
分割民営化後にJR西日本に継承されたものの、
1990年4月1日に全線が廃止された。
しかし大社駅は2004年に重要文化財に指定、
2009年には近代化産業遺産に認定されたため、敗戦後の保存されている。
ホームは国鉄によくある駅舎に接した単式1面1線と島式1面2線の計2面3線で、
島式ホームの3番線のところにはD51形774号機が静態保存されている。



D51形は貨物牽引車として日本で最も多くつくられた蒸気機関車であり、
子供の頃はよく父に連れられて総武線沿線でこの機関車に手を振ったものである。
しかし屋外に展示されており、しかも手入れも行き届いていないことから、
塗色は錆びて剥がれ、惨めな姿を晒している。
それでも戦前、戦中、戦後の物流の担い手として日本全国を駆け巡ったことは誇りである。
駅舎内には観光案内所や当時の料金表なども残されており、
また待合室の一角を使って国鉄時代の資料なども展示されている。
充分に旧大社駅を堪能したあと、再び出雲大社に向かって歩く。
堀川の手前の道の駅大社ご縁広場吉兆館に右折する交差点のところに出雲の阿国像が建っている。
これは前回出雲を訪問した時にも目撃していたが、今回はじっくりと観察する。



出雲阿国は「いずものおくに」と読み、江戸時代に実在した女性である。
決して女芸人のことではない。
出雲阿国は出雲大社勧進のために京都で踊りなどを披露して人気を集め、
人気が出すぎたために女歌舞伎が禁止され、
それが現在まで歌舞伎女人禁止に続いている、
いわば現代歌舞伎の創始者と云っても過言ではない人物である。
銅像の脇には解説文が設置され、そのことが書かれている。

   出雲阿国

  歌舞伎の始祖出雲阿国は出雲大社の鍛冶職中村三右衛門の娘と言われ、
 出雲大社の巫女として大人たちと共に出雲大社修理費勧進の旅に出掛かけ、
 天賦の才能を発揮して喝采を浴びました。
  子供の頃の阿国は、すでに「ややこ踊り」の名手として、
 京都の宮廷や公家の間で名声を博していたことが記録に遺されています。
 長ずるに及んで、当時の京都の若者の間で流行していたかぶき者の風俗を
 踊りや寸劇で表現するようになりました。
  その芸風も流行の小唄に合わせて男装で踊ったり、
 さらに観客を楽しませる進行役(猿若)を置くなど、きわめて斬新なものでした。
 かぶき踊りは、京都の間で大評判になり、
 阿国は「天下一」と称されるようになりました。
  やがて徳川幕府は、「女かぶき」は世の風紀を乱すものとして禁止令を出したので、
 その後は男性のみで演じることとなりました。
 これが、わが国を代表する演劇である「歌舞伎」として、今日に至っています。
  阿国は、晩年ふるさとの大社に帰り、尼となり智月尼と称し、
 連歌庵で連歌と読経三昧の生活を送り、静かに余生を送ったと伝えられています。

ここから堀川を渡ればいよいよ宇迦橋の大鳥居、これが出雲大社“一の鳥居”である。
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ホームページ更新

2014-11-03 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第629回更新しました。

978.東武鉄道葛生駅を公開いたしました。
155.JR東北本線盛岡駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第202回更新しました。

駅名表示板コレクションに阪急電鉄京都本線大宮駅を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第186回更新しました。

「蒸気機関車 図鑑」にC61形20号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「旅の徒然に」を第399回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「師走函館純情物語」のデータを収載いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第250回更新しました。

国鉄一般形にキハ40 2095の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第287回更新しました。

「試験用・事業用」の新幹線に「JR東日本E926形新幹線電車」を加筆いたしました。
「交流」の特急形に「789系『スーパー白鳥』」の画像を添付しました。
大手私鉄の南海電気鉄道に「9000系南海本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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2014-11-02 | 更新情報
「Station-駅から始まる物語」を第628回更新しました。

977.東武鉄道館林駅を公開いたしました。
827.南海電鉄浜寺公園駅に画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第201回更新しました。

駅名表示板コレクションに京福電鉄北野線帷子ノ辻電停を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第185回更新しました。

「直流電気機関車 図鑑」にEF210形169号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「林檎乃麗鉄道写真館」を第340回更新しました。

「鉄軌collection_2005」に1データを新規公開いたしました。

http://reiringono.gooside.com/


「旅の徒然に」を第398回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「秋風に誘われて」のデータを収載いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第249回更新しました。

国鉄一般形にキハ40-2115の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第286回更新しました。

「試験用・事業用」の新幹線に「国鉄925形新幹線電車」を加筆いたしました。
「交流」の特急形に「787系『有明』」の画像を添付しました。
大手私鉄の南海電気鉄道に「8200系高野線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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2014-11-01 | 更新情報
「REI RINGONO Home Page」を第421回更新しました。

「Diary」に「林檎乃麗日記 神無月2014」を公開いたしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez9t-sn/


「Station-駅から始まる物語」を第627回更新しました。

976.東武鉄道西小泉駅を公開いたしました。
31.京成電鉄京成幕張駅を加筆修正および画像追加いたしました。

http://ringono.nengu.jp/


「駅名表示板コレクション」を第200回更新しました。

駅名表示板コレクションに京福電鉄北野線宇多野電停を公開いたしました。

http://ringono.kt.fc2.com/


「REI RINGONO Railway Encyclopedia」を第184回更新しました。

「直流電気機関車 図鑑」にEF210形145号機を公開いたしました。

http://encyclopedia.shikisokuzekuu.net/


「旅の徒然に」を第397回更新しました。

「全国普通鉄道 乗り潰しの旅」に「長月北陸近畿純情物語」のデータを収載いたしました。

http://ringono.web.fc2.com/


「気動車」を第248回更新しました。

JR一般形にキハ120 341の画像を添付いたしました。

http://dieselcar.bokunenjin.com/


「電車」を第285回更新しました。

「試験用・事業用」の新幹線に「JR西日本923形3000番台新幹線電車」を加筆いたしました。
「交流」の特急形に「785系『すずらん』」の画像を添付しました。
大手私鉄の南海電気鉄道に「7100系南海本線」の画像を添付しました。

http://train.bokunenjin.com/
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