35.「つるぎ29号」自由席と敦賀の静態保存C58形212号機
越前たけふで駅取材し、道の駅越前たけふで会社へのお土産を購入した。
それでも少し時間が余ってしまったため、
改札外のセブンイレブン・ハートインJR越前たけふ駅店で、
自分へのお土産として北陸製菓のカニビーバーを購入した。
ここから敦賀までの新幹線切符で改札を入場した。
時間まで待合室で時間を潰した。
待合室は金ピカになっており、
新幹線単独駅で下車客も少ないことを見越して、
話題集めのためにこうした努力もしているのだろう。
相対式ホームで待合室を挟んで左右に階段が設置されていた。
ホームで15:49越前たけふ発の「つるぎ29号」を待った。
越前たけふから乗り込んだ「つるぎ29号」は、
12分で終点の敦賀に到着する。
今回も乗車時間が短いので自由席で移動し、指定は取らなかった。
敦賀には17:13に到着し、これで北陸新幹線は延伸区間も含めて完乗した。
帰りは17:13敦賀発の「かがやき514号」に乗車することにしていて、
敦賀での折り返し滞在時間は1時間12分である。
多めに時間を取ったのは本町第3公園に静態保存されている、
C58形212号機を取材するためである。
地図を見ながら歩いて行くと、「敦賀ヨーロッパ軒」の前を通った。
ここは以前に来たことのある店で、
昨日ソースカツ丼を喰った福井のヨーロッパ軒の分店が独立して、
設立されたのが敦賀ヨーロッパ軒である。
ソースに僅かな違いがあるようだが、
正直云ってそこまで認識したことはない。
美味しければそれでいいのである。
本町第3公園は敦賀から約600m、徒歩8分の距離だった。
公園の片隅に静態保存されていたC58形212号機を取材した。
平日だったこともあって、公園では子供たちが遊んでいた。
その中の一人が近づいてきて、
「何しているんですか?」と訊いてきた。
「ネットで公開するために撮影しているんだよ」と答えると、
すかさず「叩かれないんですか?」と訊かれた。
その質問に即答することが出来ず、
少し間を置いてから「叩かれるけど、それでも続けているんだ」と答えた。
小学校低学年くらいのその少女は、
「頑張って下さい!」と云って友達の輪の中に消えていった。
おいらは彼女に頭を下げて「頑張ります・・・」と呟いた。