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林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

北陸新幹線敦賀延伸乗り潰しの旅36.

2025-08-24 | 鉄道・旅行

 36.敦賀駅と「かがやき514号」グランクラスでの帰京-旅の終わり

敦賀駅から約600mの本町第3公園で、
静態保存されていたC58形212号機を取材し、
再び敦賀駅まで戻った。

JR敦賀駅は島式3面6線に中央ホームの米原方を切り欠いた、
計3面7線の地上ホームを有する北陸本線の駅である。
また敦賀から東舞鶴を結ぶ小浜線も接続している。
2024年3月16日に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸、
北陸新幹線のホームも設置されたとともに、並行在来線が分離され、
福井県内はハピラインふくいに転換された。

駅舎方から付番され、1番線、2番線は小浜線のホームとなっており、
起点駅のためホームは頭端式構造となっている。
中央ホームは3番線、5番線に付番され、
米原方面の5番線方を切り欠いて4番線が敷設されている。
3番線はハピラインふくい福井、大聖寺方面が使用、
5番線は北陸本線上下線及び近江塩津から湖西線直通する列車が使用、
切り欠きの4番線は当駅折り返しの北陸本線及び湖西線直通が使用する。
外側ホームは6番線、7番線に付番され、
6番線は北陸本線上下線及び近江塩津から湖西線直通する列車が使用、
7番線はハピラインふくい福井、大聖寺方面が使用する。
4番線及び7番線は普通列車専用、6番線は特急専用である。
また北陸新幹線が敦賀まで延伸すると、ホーム建設用地確保のため、
敦賀第一機関区及び客電車区の一部に建設されたため、
在来線西口からは200m以上離れている。
新幹線ホームは島式2面4線の高架ホームが設置され、
現在は敦賀が終点のために全ての列車がここで折り返す。
今後の新大阪方面への延伸を考え、島式2面4線で緩急接続にも備えている。
また、敦賀に接続する特急への乗り換えを考慮し、
新幹線ホームの直下に特急専用ホームを設置し、
新幹線からの乗り換えの便宜を図っている。
31番線、32番線は降車専用ホーム、
33番線は特急サンダーバードの京都、大阪方面が使用、
34番線は特急しらさぎの米原、名古屋方面が使用する。
ただし、一部の列車では31番線、32番線からの発車もある。

官設鉄道が1882年3月10日に北陸線から分岐して柳ヶ瀬線となる区間の、
洞道口(後の洞道西口)から敦賀までと、
敦賀から金ヶ崎(現・敦賀港)の区間、現在の敦賀港線の開通時に一般駅として開業する。
1985年4月1日の線路名称制定により東海道線の所属となるが、
翌年、1986年7月15日に福井から敦賀までの区間が開業し、
1897年9月20日に東海道線敦賀から金ヶ崎駅の旅客営業が廃止されと、
1902年11月1日の線路名称改訂により北陸線所属となった。
現在地に移転したのは1909年6月1日で、
同年10月12日の線路名称制定により北陸本線の所属となる。
1917年12月15日には小浜線が十村まで部分開業した。
国鉄分割民営化とともに1987年3月31日に、
敦賀港線の旅客営業が廃止、2019年4月1日には正式に廃止された。
駅前には都怒我阿羅斯等の銅像が建っている。
「都怒我阿羅斯等」は「つぬがあらひと」と読み、
日本書紀巻第六の項に崇神天皇の時代に、
大加羅国から額に角の生えた都怒我阿羅斯等がやってきて、
そのため笥飯の浦を角鹿(つぬが)と呼ぶようになり、
それが敦賀の語源になったそうである。
また「銀河鉄道999」のオブジェなどもある。

北陸新幹線延伸とともにやまなみ口の駅舎が新設されたが、
西口まちなみ口から改札外を通って行く方法がない。
普通なら東西自由通路が設置されていたりするが、
敦賀駅ではそういった設備がない。
昨日であればハピラインふくい1日フリーきっぷで、
在来線の改札内を通って移動も出来たが、
今日は帰りの切符はあるものの、
有効期間の起点駅であり、途中下車の対象ではない。
残念ながらやまなみ口の駅舎取材は断念するしかない。
いつかハピラインふくい1日フリーきっぷで取材する時に、
再度チャレンジすることにしよう。

敦賀駅の西口改札を敦賀から幕張までの乗車券で入場した。

新幹線ホームには跨線橋を渡り、新幹線改札まで行く。
約5分で新幹線改札口に到着する。
大人でも5分以上かかるのだから、子連れや高齢者、
更には身障者などは10分以上余裕を見ておく必要があるだろう。
もともと交通の要衝であり、また敦賀第一機関区の跡地に、
新幹線ホームを作った関係で、在来線島式3面6線に、
4本の側線を跨いで新幹線駅舎に行かなければならない。

既に停車していた「かがやき514号」に乗り込む。
今回も10月13日日曜日と同様、グランクラスを予約していた。
敦賀からグランクラスに乗り込んだ客はほかにいなかった。

グランクラス車内。

一人掛けのA列の座席。

二人掛けのB列、C列の座席。

車内に乗り込むと、先月同様、
アテンダントがウエルカムセットを持ってくる。
中にはお手拭き、290mlのミネラルウォーターと塩チョコなど。
この時に和軽食か洋軽食か訊かれ、
今日も和軽食をチョイス、飲み物はビールを注文した。

客が一人しかいないこともあって、
直ぐに和軽食とビールが提供された。

夕食としては物足りないが、ビールのつまみとしては十分である。

更にビールを追加してオーダーする。
ビールはYEBISUのプレミアムエールだった。

缶ビールをグランクラスのマークの入ったグラスに注ぐ。
途中、福井から何人か乗り込み、
金沢、富山でほぼ満席となった。
やはり敦賀から東京までは一部の鉄道マニアを除き、
それほど利用客はないのだろう。
敦賀から東京までは3時間10分で、
普通席ではちょっと辛いが、
グランクラスでビールの酔いとともに過ごすにはちょうどいい。
東京駅で、20:36始発の総武快速線に乗り込んでで津田沼まで行き、
総武緩行線乗り換えて帰宅する。

今回の旅で北陸新幹線の小松から敦賀までの延伸区間と、
並行在来線の福井県内を受け継いだ、
ハピラインふくいの全線を乗り潰した。
しかし今回の旅で521系の魅力も再発見した。
今度は521系取材を前提にした、
北陸新幹線並行在来線の旅も企画してみたい。


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