林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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青春の旅立ち-2023年夏東海道本線全駅取材の旅14.

2024-05-21 | 鉄道・旅行

 14.東海道本線美濃赤坂本線荒尾の駅取材

垂井を10:23出発した大垣行で終点の大垣まで行く。

ここからは東海道本線の通称“美濃赤坂支線”と呼ばれる、
大垣から美濃赤坂を結ぶ3.4kmの盲腸線の中間駅、
荒尾を取材するのが目的である。
終点の美濃赤坂は2004年10月2日に訪問済みだ。
木造の瀟洒な駅舎が魅力的な駅だが、
途中の荒尾は素通りだった。
今回は乗り潰しではなく東海道本線全駅取材なので、
前回素通りした荒尾に行くことにした。
大垣に到着したのは10:32で、
美濃赤坂支線の2両編成の313系に乗り込む。
美濃赤坂行きは10:38で隣の荒尾まで行く。

JR荒尾駅は単式1面1線の地上ホームを有する東海道本線線の駅である。
大垣から美濃赤坂に至る支線上にある唯一の中間駅で、
この支線は美濃赤坂支線と呼ばれ、全長1.9kmの盲腸線である。

美濃赤坂支線が開業したのは1919年8月1日で、
この時点では駅としては開業しておらず、荒尾聯絡所が設置されたのみである。
荒尾に駅が開業したのは1930年12月1日で、
荒尾聯絡所、のちの荒尾信号場は南荒尾信号場に改称された。
本線から分岐する南荒尾信号場と荒尾駅は約300mの距離である。
以前は本線からの直通列車の設定もあったが、
2012年3月17日のダイヤ改正からワンマン列車が、
大垣と美濃赤坂を往復するダイヤに変更された。
荒尾の取材時間は14分で、乗ってきた列車が美濃赤坂で折り返し、
大垣行きとなって荒尾に戻ってくる時間である。
単式ホームのため、取材には時間がかからず、
少し時間を持て余したので、駅前を散策する。

駅前には木々の生い茂ったこんもりした丘があり、
行ってみるとそこは末広稲荷神社があった。
更にこの丘の正面に回ってみると、御首神社があった。

ここは天慶の乱で討ち取られ、
京都でさらし首になっていた平将門の首が、
関東に戻ろうとし飛び立った。
首が戻ることで再び関東で戦乱が広がることを恐れ、
そこで美濃の国南宮神社の隼人神が矢で将門の首を射落とした。
首が落ちたここに建てられたのが御首神社である。

10:55の東海道本線美濃赤坂支線で大垣まで戻る。

ここで昼食を喰うことにして、去年10月19日日曜日に、
養老鉄道と樽見鉄道の乗り潰しの時に予定していながら、
お祭りと重なり早めに閉店して訪問できなかった、
とんかつ店「大垣・宝亭」に行き、豚ヒレカツ定食1,100円を喰った。
午後からは大垣から名古屋までの未取材駅の取材に入る。
11:56発の快速に乗り込み、穂積を目指す。

 ※参考:御首神社ホームページ http://www.mikubi.or.jp/

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