ノンハード、ハード事業の両輪の収益力強化。(JPモルガン証券)
JPモルガン証券は1月5日に富士通(6702)の投資判断を「Neutral」→「Overweight」に、目標株価を450円→550円に引き上げた。
収益源のサービス事業は国内での大型案件の増加、海外での新規顧客開拓などにより安定成長が期待できる。
マイナンバー制度(共通番号制度)やみずほ銀行のシステム統合投資などの大型投資が本格化することなどが期待材料。
ハード事業は、スパコン事業の拡大、データトラフィック増加に対応し光伝送装置、キャリアルーターなどの好調が持続すると期待できる。
最大の懸念材料は半導体事業だが、ファブライト化が進展しているため全体業績を大きく悪化させる要因にはならない可能性が高いと解説。(W)