2020年の映画⑫:『花戦さ』( 篠原哲雄 監督)
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイの内容紹介】
戦国時代の京都。
花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、
専好(野村萬斎)は名手とうたわれていた。
そのころ、織田信長(中井貴一)亡きあと
天下を手中に収めた豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政が人々を苦しめ、
専好の友であった千利休(佐藤浩市)が自害に追い込まれる。
専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。
*****************************
Amazonプライムにて。
映画館で公開当時、見ようと思って身に行けなかったもの。
先に低評価の感想ばかり目にしていたのであまり期待していなかったのだけど、
思ったよりよかった。
表情も含め、主人公の言動がひたすら気持ち悪いんだけど、
どうしても秀吉に屈することができずに死に向かって突き進んでいく利休、
彼と主人公の芸術家同士としての交流と、
芸術家として秀吉に立ち向かおうとする主人公、という展開は悪くなかった。
ヒロインも、まあ、いなくてもそこまで支障はないのだけども、
芸術家と秀吉の対立、という構図に花は添えていたと思う。
ストーリーはいまいち盛り上がらず、
タイトルの「花戦」の結末にも爽快感がないのだけど、
めずらしい人物にスポットをあてた分の楽しみが確かにあった。
華道を嗜んだことはないのだけども、
主人公の生ける花の良さはちゃんと伝わるのがすごい。
★★★☆☆3.5
【シネマトゥデイの内容紹介】
戦国時代の京都。
花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、
専好(野村萬斎)は名手とうたわれていた。
そのころ、織田信長(中井貴一)亡きあと
天下を手中に収めた豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政が人々を苦しめ、
専好の友であった千利休(佐藤浩市)が自害に追い込まれる。
専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。
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映画館で公開当時、見ようと思って身に行けなかったもの。
先に低評価の感想ばかり目にしていたのであまり期待していなかったのだけど、
思ったよりよかった。
表情も含め、主人公の言動がひたすら気持ち悪いんだけど、
どうしても秀吉に屈することができずに死に向かって突き進んでいく利休、
彼と主人公の芸術家同士としての交流と、
芸術家として秀吉に立ち向かおうとする主人公、という展開は悪くなかった。
ヒロインも、まあ、いなくてもそこまで支障はないのだけども、
芸術家と秀吉の対立、という構図に花は添えていたと思う。
ストーリーはいまいち盛り上がらず、
タイトルの「花戦」の結末にも爽快感がないのだけど、
めずらしい人物にスポットをあてた分の楽しみが確かにあった。
華道を嗜んだことはないのだけども、
主人公の生ける花の良さはちゃんと伝わるのがすごい。