レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

レイジング・サンダー

2023年07月21日 18時05分58秒 | アクション

「レイジング・サンダー」
原題:綻親陎/No Retreat, No Surrender 2
1987年 香港 110分
■監督:
 元奎(ユン・ケイ)
■出演:
 ローレン・アヴェドン
 マックス・セイヤー
 シンシア・ラスロック
 マシアス・ヒューズ
 黃正利(ウォン・チェンリー)

●あらすじ
テコンドーの達人スコットは婚約者に会うためバンコクを訪れる。
しかし、彼女はソビエト国家が組織した暗殺軍団に誘拐されてしまう。
スコットは、ベトナム帰りの旧友と共に、彼女を救うため決死の追跡を開始した!
(ビデオパッケージより)

★感想など
(思遠影業公司)シーゾナル・フィルムがハリウッド作品みたいな、
アメリカナイズされた映画を作っていた頃の一作。
なにせ英題があの「シンデレラ・ボーイ」の”2”になっているからね!
ちなみに「シンデレラ・ボーイ」は遥か昔にレレレに書いたけど覚えているかな?
内容の方は「ベスト・キッド」のパクリで、違う箇所はカラテを教えてくれる先生がミヤギではなくて
ブルース・リーの幽霊な事!
後は敵のボディーガードがジャン=クロード・ヴァン・ダムなところかな!
そんな素敵作品の監督も本作と同じ元奎(ユン・ケイ)だから、本作に単純に2と付けたんだろうな。
何せ内容の方は1ミクロンも関係ないからね!
本作はどちらかと言うと「ランボー」風味のアクション映画で、キャノン・フィルムズっぽい感じに仕上がっている。
爆破シーンも火力多めな上に沢山爆発させており、低予算ではなさそうな感じ。
そこに功夫シーンを混ぜてくるのがハリウッドとの違い。
全体的に80年代のB級アクション映画の及第点はいっているので、単純に楽しめる作品である。
しかしこれ知らない人が観たら、香港映画とは思わず絶対にハリウッド作品だと思うだろうね。
この頃は日本でも東映Vアメリカが似たような事をしていたけど、アジア人がアメリカで
現地スタッフ使ってハリウッド映画みたいなものを作るあの流れ。一体何だったんだろう?

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