レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ナンバー23

2009年04月29日 21時58分26秒 | ホラー

「ナンバー23」
原題:THE NUMBER 23
2007年 米 99分
■監督:
 ジョエル・シュマッカー
■出演:
 ジム・キャリー
 ヴァージニア・マドセン

●あらすじ
動物管理局に勤めるウォルターは、自分の誕生日に1匹の犬の捕獲に手こずり腕をかまれてしまう。
同じ日に、妻から“ナンバー23”という本をプレゼントされ、読み進むうちにウォルターは23という数字に取りつかれ始める。

★感想など
駄作!
23に取り付かれるというアイデア自体は悪くないが、23にする根拠が無理矢理過ぎる。
計算次第によって無理に23にしたかと思えば、逆にすれば23になるから32でもOKってどういう事だ?
アホか!
こういったミステリー物では、取り付かれるアイデアにそれなりに根拠性みたいな物と言うか
それを聞いた人が『なるほど』と思えるようなものでなければ、ただしらけるだけだ。
しかし最近はホントこう言った駄作が増えたねえ。
ミステリー風に作っている割には、ミステリー物のお約束を守っていない作品が。
表面だけそれっぽく作ろうとしてるから、余計にアラが目立ってしまうのだ。
この監督は、きっと本物のミステリーを読んだ事無いんだろうなあ。
とにかくこれは「パーフェクト・ストレンジャー」に続き、ミステリーに土下座しろな作品だ!
ただジム・キャリーの演技は良かったよ。
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上海グランド

2009年04月26日 18時37分23秒 | ドラマ

「上海グランド」
原題:新上海灘 SHANGHAI GRAND
1996年 香港 97分
■監督:
 潘文傑(プーン・マンキ)
■出演:
 張國榮(レスリー・チャン)
 劉徳華(アンディ・ラウ)
 寧靜(ニン・チン)

●あらすじ
1930年代の上海を舞台に、暗黒街に生きる二人の男と、一人の女の三角関係を描いたアクション・ロマン。
暗黒街でのし上がるホンとリク。
彼らの固い友情は、同じ女性を愛したことから揺らぎ始める。
さらに、身内の裏切りによって彼らは窮地に立たされ……。
L・チャンとA・ラウという香港の二大スターが、男の友情を哀切に演じている。

★感想など
周潤發(チョウ・ユンファ)の伝説的TVドラマ「上海灘」のリメイク。
と言ってもユンファの「上海灘」は観た事が無いんだが。。。
ユンファを尊敬していたレスリーが、ユンファの役を演じている。
元がテレビ・シリーズなせいか、ストーリーはちょっと駆け足な感じだ。
だが、この短い上映時間にしたのはいい感じ。
近年の作品なら平気で130分くらい超えそうだからね。
レスリーとアンディ・ラウと言う、名優同士の演技は安定感抜群。
しかし色々な役柄を演じているという点では、レスリーの方に軍配が上がるか。
まあどっちにしても、両者のファンなら観て損はないんじゃない?
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レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

2009年04月25日 23時14分18秒 | アクション

「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」
原題:ONCE UPON A TIME IN MEXICO
2003年 米/メキシコ 101分
■監督:
 ロバート・ロドリゲス
■出演:
 アントニオ・バンデラス
 サルマ・ハエック
 ジョニー・デップ
 ミッキー・ローク
 ダニー・トレホ

●あらすじ
それは伝説であった。
非道な軍人マルケスに立ち向かうギター弾きのガンマン、「エル・マリアッチ」と、
マルケスの愛人でマリアッチに寝返ったナイフ使いの達人、カロリーナ。
彼らはマルケスを葬ったかに見えた…だが、彼は生きていた!
祭礼の日とともに、マルケス将軍はクーデターを起こし、大統領を血祭りにあげようと画策していたのだ。
そして、それに乗じて欲望を満たそうとするCIA工作員サンズは再び伝説の男を呼び戻す。
かくして、三たびメキシコの地は流血と硝煙の臭いに包まれるのだ!

★感想など
待望の「デスペラード」続編。
だが、あの頃の熱気は帰ってこなかった。
とにかく勢いに溢れていた前作は、やはり監督が若かったから出来たのであろう。
映画作りが上手になった大人の監督になったゆえの弊害か。
バンデラスも大人になった感じで、落ち着いた演技。
と、なんだか「デスペラード」シリーズとしては、物足りない感じ。
アクションもちと喰い足りない。
本作ではワイヤーを導入してさらに可笑しなシーンを作ろうとしたっぽいが
香港映画のようになめらかに使えていないので、動きがぎこちない事この上ない。
前作のような無茶なアクションは、一回しか登場しない。
バンデラスがカロリーナと手錠で繋がれたまま逃げるシーンがそうで、ここだけは前作っぽい。
と言った感じで、前作の熱さを期待すると拍子抜けするが、そういった物を観ていない普通の人はビックリするかも。
ちなみにバンデラスは完全にジョニー・デップに喰われてました。
後ダニー・トレホの登場シーンが大幅増量されていたのが、気にいった。

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エラゴン 遺志を継ぐ者

2009年04月23日 00時53分45秒 | SF/ファンタジー

「エラゴン 遺志を継ぐ者」
原題:ERAGON
2006年 米 104分
■監督:
 シュテフェン・ファンマイアー
■出演:
 エド・スペリーアス
 ジョン・マルコヴィッチ
 ジェレミー・アイアンズ
 シエンナ・ギロリー

●あらすじ
かつてはエルフやドワーフが人間と共存する平和な土地だったが、今では邪悪なガルバトリックス王が支配する遥か彼方の帝国アラゲイシア。
農場に暮らす17歳の少年エラゴンは、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。
その石は、世界の命運を握るドラゴンの卵だった。

★感想など
イマイチだな。
ストーリーは練られていない感じだし、主人公はいけ好かないムカツク若者で感情移入出来ないし。
敵役も強いんだか弱いんだかでパッとしないし。
何より、肝心のドラゴンがいかん。
造型の出来が悪い。全然ドラゴンに見えない。
むしろワイバーンの方が近い!
だがドラゴンが喋る所はポイント高しかなあ。
でも、ちゃんとしたドラゴンを見たいなら、「ドラゴン・ハート」をオススメする。
あちらのドレイコもそんなに好きって感じではなかったが、本作のやつよりかはよっぽど良い。
ラストも続編作る気ありありな終わり方であったが、本作がヒットせず、続編以降が白紙状態なのも頷ける。
上記と同じ理由な映画と言えば、「ライラ 黄金の羅針盤」もあるが、そっちも観とくべきかなあ?
その件に関しては、ずっと迷っていたりする。
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TATARI タタリ/呪いの館

2009年04月19日 11時51分49秒 | ホラー

「TATARI タタリ/呪いの館」
原題:RETURN TO HOUSE ON HAUNTED HILL
2007年 米 81分
■監督:
 ヴィクター・ガルシア
■出演:
 アマンダ・リゲッティ
 エリク・パラディーノ
 セリナ・ヴィンセント

●あらすじ
『地獄へつゞく部屋』を1999年にリメイクした『TATARI タタリ』の続編として製作されたオリジナルビデオ。
かつて惨劇のあった病院で、唯一の生き残りだった姉が謎の自殺を遂げたことから、その真相を追う妹と元凶となった像をつけ狙う者たちが亡霊に襲われる恐怖を描く。

悪魔に取り憑かれたヴァナカット医師によって、患者たちが次々と虐殺された精神病院からただ一人生き残ったサラ。
だがある日、彼女は自ら命を絶ってしまう。
その報せを受けた妹のアリエルは、姉が自殺に至った真相を追うことに。
やがて、廃墟と化した精神病院に行き着くが、そこにはヴァナカットを狂わせた“バフォメットの像”という悪魔の彫像が残存し、
さらにそれが骨董品として値打ちがあるとされることから、金儲けを企むデズモンドとその一味も病院にやって来るのだった。
呪いを解くため一味より先に像を見つけて処分しようと激しい争奪を繰り広げるアリエル。
だが、そんな彼らに亡霊たちが襲いかかってくる…。

★感想など
こちらの方が面白かったかな。
亡霊を形あるように見せてくれる、昔ながらの手法。
オレ的にはこういう方が好きだし。
ストーリーははっきり言って、褒められた物ではないだろう。
特殊部隊とか、謎の像とかの要素が、前作の要素を消してしまっている。
だが舞台は前作と同じ物を使用したのだろうか?
そのせいか、Vシネながらも安っぽさを感じさせない出来。
本作と前作を見比べて、どちらの方が好きかという点で、レレレ好きかどうかが判るであろう。
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