「ナンバー23」
原題:THE NUMBER 23
2007年 米 99分
■監督:
ジョエル・シュマッカー
■出演:
ジム・キャリー
ヴァージニア・マドセン
●あらすじ
動物管理局に勤めるウォルターは、自分の誕生日に1匹の犬の捕獲に手こずり腕をかまれてしまう。
同じ日に、妻から“ナンバー23”という本をプレゼントされ、読み進むうちにウォルターは23という数字に取りつかれ始める。
★感想など
駄作!
23に取り付かれるというアイデア自体は悪くないが、23にする根拠が無理矢理過ぎる。
計算次第によって無理に23にしたかと思えば、逆にすれば23になるから32でもOKってどういう事だ?
アホか!
こういったミステリー物では、取り付かれるアイデアにそれなりに根拠性みたいな物と言うか
それを聞いた人が『なるほど』と思えるようなものでなければ、ただしらけるだけだ。
しかし最近はホントこう言った駄作が増えたねえ。
ミステリー風に作っている割には、ミステリー物のお約束を守っていない作品が。
表面だけそれっぽく作ろうとしてるから、余計にアラが目立ってしまうのだ。
この監督は、きっと本物のミステリーを読んだ事無いんだろうなあ。
とにかくこれは「パーフェクト・ストレンジャー」に続き、ミステリーに土下座しろな作品だ!
ただジム・キャリーの演技は良かったよ。