レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/無頭将軍 完全版

2012年04月27日 23時18分06秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/無頭将軍 完全版」
原題:黄飛鴻之無頭将軍/The Headless General
1996年 香港 330分
■監督:
 麥當傑(マイケル・マック)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 梁家仁(リャン・カーヤン)

●あらすじ
香港エンターテイメント界の雄、ツイ・ハークが製作を務める
スーパーカンフー時代劇“ワンチャイ”の続編TVシリーズ第3弾完全版。
広州に到着した将軍が首なし死体となって発見される。
七日以内に犯人を捕らえないと、広州は戦火にさらされることに。
広州提督の頼みを受けて黄飛鴻が犯人探しを始めるが
怪しげな宗教団体、二郎神宮が黄飛鴻の前に立ち塞がる。

★感想など
本作は今までのTVシリーズの中では一番面白かった。
まず脚本の出来が良いので、長尺のストーリーを割と飽きずに観ることができた。
功夫シーンは少ないがその分完成度が高いので、満足度は前二作より圧倒的に高い。
特にラスト2話の功夫シーンの出来は本当に良くて、寳芝林襲撃のシーンを蹴散らすシーン等は
「天地大乱」を思い出させるし、クライマックスの闘いに関しても映画版並の出来映えである。
そして主役の趙文卓も、本作からはなんだか黄飛鴻役がしっくり似合ってる感じ。
正直、李連杰と遜色ない感じには近付いてきた。
この辺も安心して観ることが出来たね。
前二作から違う役で登場する女優さんは、今回も登場。
名前調べてないんだが、カレン・モクを美人にした感じ。
本作ではストーリー上重要な役を演じており、美人度もNo.1。
次回はどういった役で出てくるのか、結構楽しみだなあ。
と言った訳で、すっかり楽しんでいる黄飛鴻TVシリーズ。
次の作品もOPだけ観たが、かなり期待出来そうなので凄い楽しみ。
趙文卓に抵抗ない人は、ほんとオススメですよ。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/八大天王 完全版

2012年04月22日 16時13分30秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/八大天王 完全版」
原題:黄飛鴻之八大天王/THE EIGHT ASSASSINS
1995年 香港 235分
■監督:
 李仁港(ダニエル・リー)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 劉洵(ラウ・シュン)
 太保(タイポ)

●あらすじ
ツイ・ハークが手掛ける大ヒットカンフーアクション。
同シリーズの『4』『5』で主演を務めたウィン・ツァオが本作でも続投。
動乱の中国で民衆の支持を集める、医師で武道家のウォン・フェイホンを疎ましく思う悪人たちは、
彼に8人の刺客を放つ。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
今回はアクションがメインなので、前回程功夫シーンが少ないと言う不満は少ないが
肝心の功夫シーンの出来が悪すぎる!
後から光を当てて撮っているから見えないシーンがあるし、相変わらずの画面寄りすぎと
変な所でカットを割ったりしてるから、観辛い事このうえない。
元彬の武術指導はどうにも面白くないのも低評価な一因だろう。
但し登場する八人は世界から集めました的な所が、ジミーさんの「片腕ドラゴン」を彷彿とさせ、ポイント高い。
「少林故事」でくまきんきんと恋愛ぽくなった女優さんが本作にも登場しているが、役柄が違うので一瞬混乱する。
シウラン役の女優さんは、王静瑩とかと同じブサ可愛い系。
こういった辺りがツイ・ハークの好みなんだろうか?
今回はお父さんがかなりナイスな役で、親子の絡みのシーンから最後までの流れはぐっとくるものがある。
しかし十三姨だけはどうにかならんもんか。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/少林故事 完全版

2012年04月19日 00時03分15秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/少林故事 完全版」
原題:黄飛鴻之少林故事/THE SUSPICIOUS TEMPLE
1995年 香港 235分
■監督:
 蔡晶盛(チョイ・チンシン)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 劉洵(ラウ・シュン)
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 劉家榮(ラウ・カーウィン)

●あらすじ
ツイ・ハークが手がける人気カンフーアクションシリーズの正当続編がDVDに。
主演はシリーズ第4作、第5作に出演したW・ツァオ。
恩師が危篤だと知った武道家ウォン・フェイホンは、少林寺へ急いで戻ることに。
しかしそこには不穏な空気が蠢いており…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
TV版第一弾の感想。
キャストが全くいつものメンバーなので、安心感が凄く高い。
十三姨役が關之琳でなく、妙にケバイ娼婦みたいになっているのはヒドク残念だが。
TVシリーズだけあって、ストーリーの進みが遅いね。
そういったかったるさが嫌いでTV物って観ていないんだが、本作をきっかけにいくつか観ようとは思っている。
敵役に梁家仁の名前を見た時には大いに期待したものだが、肝心の功夫シーンはこりゃ駄目だ。
手合わせしている時間がひどく短い上に、カメラワークが最悪過ぎる。
今後もこういったのが続くのかと思うと残念だ。
キャストの活躍ぶりから言うと、相変わらず主役の趙文卓よりも
弟子の鄭則仕や熊欣欣の方が目立っている。
特に今回は、くまきんきんが影の主役とも言えるかも。
彼はこのシリーズ出れば出る程、存在感が増していくなあ。
まあとにかく、TV版だからこんなもんと思えれば、意外と楽しめるかも。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナV 天地撃攘

2012年04月16日 22時58分13秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナV 天地撃攘」
原題:黄飛鴻之五龍城殲覇/ONCE UPON A TIME IN CHINA V
1994年 香港 89分
■監督:
 徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 鄭則仕(ケント・チェン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 王静瑩(ジーン・ウォン)
 劉洵(ラウ・シュン)
 董[王韋](トン・ワイ)

●あらすじ
黄飛鴻を主人公にした人気シリーズの長編第5作目。
北京を脱出し、広州に戻った黄飛鴻一行。
彼らは、横行する海賊を成敗できない政府に代わり、海賊退治に乗り出すことになるのだが…。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
これ結構面白かったぞ。
ストーリーは単純の極みだが、海賊退治の話が「プロジェクトA」っぽくて良かった。
と言っても本作の低予算っぷりは悲しくなるくらいだ。
功夫シーンは「天地覇王」よりはまともになっていた。
と言うよりも「天地覇王」がデタラメ過ぎたとも言える。
ラストの闘いなんてほとんどマンガで、趙文卓の黄飛鴻が「ストII」の竜巻旋風脚をまんまやってたりしたからね。
だが本作では、ほとんどの功夫シーンは熊欣欣がメインで頑張っている。
クライマックスまでほとんど熊欣欣しか印象に残らないくらい。
この辺は完全に李連杰版とは違う所。
キャストも今までのキャラ全部盛りって感じで、ぷち豪華さを感じる。
ストーリー的には十三姨と十四姨の三角関係を盛り込みながらのコメディ演出が目に付く。
本作では完全に關之琳の十三姨より、王静瑩の十四姨方が良かったなあ。
いじらしかったり、可愛かったりと、王静瑩の方が強く印象に残る。
こっちを選んでもいいんじゃないのって思うくらいにね。
まあ本作で多くの人が頂けないと思いそうなのは、黄飛鴻が銃を撃ちまくるところかね。
これ完全に「天地黎明」を引っくり返しちゃってるからね。
でもまあ本シリーズを作った徐克がそうしてるんだからいいか。
徐克としても、黄飛鴻は李連杰じゃなきゃ駄目だとか思いながらこれ作ってたのかね。
でも俺個人的には全然イケタ。
さあこれから趙文卓の黄飛鴻TVシリーズだ!
映画版二作で全然不安は感じていない。むしろ楽しみだったりする。
でも一本が長いんだよねえ。。。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナIV 天地覇王

2012年04月15日 22時53分29秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナIV 天地覇王」
原題:黄飛鴻之四王者之風/ONCE UPON A TIME IN CHINA IV
1993年 香港 97分
■監督:
 元彬(ユン・ブン)
■出演:
 趙文卓(チウ・マンチェク)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 莫少聰(マックス・モク)
 王静瑩(ジーン・ウォン)
 劉洵(ラウ・シュン)
 周比利(ビリー・チョウ)
 錢嘉樂(チン・カーロッ)

●あらすじ
ツイ・ハークによる黄飛鴻シリーズ第4作。
清朝末期、獅王戦に勝利したが金牌を朝廷へ返した飛鴻の元に副大臣がやってくる。
列強諸国が清との関係を有利にするために、再び開催させられる事になった獅王戦に参加してくれという依頼だった。
祖国のために参加を決める飛鴻だったが、
女だけの愛国集団“紅灯照”のドイツ薬局襲撃に巻き込まれドイツ軍に捕らわれてしまう……。
(Yahoo!映画より)

★感想など
完全に話が「天地争覇」から繋がってるね。
この点はつまんない前作を観ていて良かったって所か。
またもや獅子舞合戦かとうんざりするが、今回はほとんど怪獣映画なノリで
まともな獅子舞を使うのは香港側のみと言うデタラメさなので、以外に楽しく観ることが出来た。
でも本家李連杰も「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ」で似たようなデタラメなことをやってるから
やっぱり真面目な獅子舞が俺的に合わないだけかも。
さて話題の趙文卓の黄飛鴻であるが、以外に悪くないと言うのが本音だ。
これは別に黄飛鴻は李連杰のものだとか思っていないからかも知れない。
何せ前に観た「天地発狂」の黄飛鴻だって悪くないと思っていたくらいだし。
いちいち李連杰と比べて観ていない点が良かったのかも。
そりゃ比べれば色々と出てきますがね。まあこれはこれで別にいいんじゃないと思ってしまう。
これは一重に「天地争覇」の駄目さっぷりが、そう感じさせる要因かも。
流石に「天地大乱」の後にこれじゃあ、ひどい突っ込みを入れたかもしれんが。
ただ肝心の功夫シーンだけは、やっぱり李連杰の方が数段上と言うか
李連杰が別格なのはしょうがないと思ってしまう。
李連杰の功夫は神技と言っても過言ではない美しさがある。
が、これは他の役者がやっても李連杰レベルにはなれないので、別に趙文卓が悪い訳ではない。
ヒロインも今回だけは關之琳はお休みで、代わりのヒロインを王静瑩が演じている。
この人も割りと魅力的な感じで、個人的には關之琳より好みである。
と言った感じで、ワン・チャイ・シリーズの一作と捉えて酷評するよりか
低予算的な作りも普通の香港映画と思えば全然イケル出来映えなので
香港映画好きなら観てもいいと思うよ。
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