レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ネバーサレンダー 肉弾凶器

2008年11月30日 13時18分15秒 | アクション

「ネバーサレンダー 肉弾凶器」
原題:THE MARINE
2006年 米 92分
■監督:
 ジョン・ボニート
■出演:
 ジョン・シナ
 ロバート・パトリック
 ケリー・カールソン

●あらすじ
海兵隊員のジョン(ジョン・シナ)は、イラクでの決死の救出作戦の成功で英雄となる。
しかし、その行動が軍法に触れて除隊処分となり、故郷で愛する妻と静かな生活を始める。
そんな中、逃走中のダイヤモンド強奪団が妻を誘拐してしまう。
怒りに打ち振るえたジョンは妻を無事に取り戻すため、命がけで追跡を始めるのだが。

★感想など
主演のジョン・シナは、WWEのプロレスラーらしい。
WWEのレスラーは全然知らんので、私は初めて見たが。
そのせいで、ジョン・シナが若い頃のドルフ・ラングレンにしか見えんかった。
映画の内容もまんまそんな感じで、80年代に良くあったアクション映画な感じだった。
いわゆるスタローンやシュワルツェネッガーらの主演作品たち。
そういった意味では非常に懐かしく感じ、そこに関しては楽しく鑑賞出来た。
冒頭のイラクでのシーンなんてまさにそれで、主人公には絶対に銃弾が当らず
逆に主人公はトリガーさえ弾いていれば、相手が勝手に死んでいってくれる
「ランボー」以来の都合の良さとか!
(まあこの点に関しては「地獄のヒーロー」の方が凄いのだが)

後はこの映画、とにかく爆破シーンが多かった。
やたらに爆破シーンが盛り込まれ、しかも火薬の量も半端ないと来たもんだから、
爆破シーンだけはテンションが上がる。
だがこの映画はそんなに面白くはない!
まずストーリーが一本道どころか、30分で終わる話を無理矢理3倍にしてる感じなので、
展開の仕方も最悪だし、話の必然性なんてあったもんじゃない。
伏線になりそうな話も全く無視して進む所など、もうちょっとどうにかならんかったのかと突っ込みたい。
→悪役が強盗した現場に奥さんが居たような気がする。その後奥さんがさらわれるシーンで、その事を理由にさらえばいいのにとか。
悪役たちのキャラクターも全員足元が定まっていないような変な奴らばかりで
魅力を感じない辺りが問題だ。
だが、ロバート・パトリックを久々に見れたのは嬉しかったな。
もっと彼が出てる映画みたい。
後、奥さん役のケリー・カールソンがエロ可愛くて気にいった。
アクション等も結構こなしてたし、この人も他のが観て見たいな。

総じてレレレな映画であったが、これを作ったWWEフィルムには今後も期待したい。
自分とこのレスラーを主演にして、昔ながらの懐かしいアクション映画を作る。
このスタイルは非常に良いね!
是非もっと連発してもらいたいんもんだ。
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ベスト・キッド4

2008年11月28日 23時47分07秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「ベスト・キッド4」
原題:THE NEXT KARATE KID
1994年 米 107分
■監督:
 クリストファー・ケイン
■出演:
 ノリユキ・”パット”・モリタ
 ヒラリー・スワンク
 マイケル・アイアンサイド

●あらすじ
両親を事故で失って以来、反抗的で心を閉ざしている少女ジュリー。
戦友の未亡人から孫娘である彼女を預ることになったミヤギは、カラテを通して彼女との心の交流を試みるが。

★感想など
主人公がダニエルさんから、女の子に代わった第四弾。
しかしミヤギが女の子にカラテを教えるという、
まさにそのワン・アイデアのみの作品!
とにかく脚本がヒドいこれ。
主人公のヒラリー・スワンクは祖母とソリがあわず、ミヤギに預けられるが
成長した彼女は、ラストに祖母と会わないまま映画は終了してしまうのだ!
そこを描かないでどうする!
しかも途中で立ち寄る寺院の描写も意味不明。
別にあの坊さん達はいいんだが、果たしてこの映画に必要だったのか?
それでも描きたいのならいいのだが、その後再び登場して、ボーリングするのは何のつもりだ?
目を瞑って投げる”心眼ボーリング”!
それでストライク連発!
なんじゃそりゃ!
そして最大に頂けないのが、ラストの闘いの意味がかなり薄い事。
今回の敵役はマイケル・アイアンサイドで、彼はラストにミヤギと闘うという
夢のバトルは必見!
だがヒラリー・スワンクが闘う理由も、ファイティング・シーンもかなりしょっぱい!

トータルとして、かなり観ていて辛い作品と言えよう。
ミヤギさんもなんだか、ストーリーが進むに連れてどんどん元気が無くなっていくように見えるし。
本当にこのシリーズは、シリーズが進むに連れて駄目になっていく典型だなあ。
でも今「ベスト・キッド3」が超観たい気分だが!

PS.今度「ベスト・キッド」がウィル・スミスの息子主演でリメイクされるらしい。
  かなり不安なんだが。。。
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ハンニバル・ライジング

2008年11月26日 22時43分28秒 | サスペンス

「ハンニバル・ライジング」
原題:Hannibal Rising
2007年 米/英/仏 117分
■監督:
 ピーター・ウェーバー
■出演:
 ギャスパー・ウリエル
 コン・リー
 リス・エヴァンス

●あらすじ
1944年リトアニア。
名門家の血を引くハンニバル・レクターは、ドイツ軍の爆撃により両親を失い、幼い妹とともに山小屋でひっそりと暮らしていた。
そこへ、脱走兵のグルータスらがやって来て、山小屋を乗っ取り、妹を連れ去ってしまう。
終戦後、ハンニバルは孤児院へ送られるが、そこはかつてのレクター家の古城で、難なく脱走に成功。
長旅の末、パリの叔父を訪ねた彼を迎えてくれたのは、美しい日本女性レディ・ムラサキだった。

★感想など
ハンニバル・レクターの最新作。
これだけ原作を読んでいない。
逆に「レッド・ドラゴン」は原作だけ読んで、映画版は観てない筈。
そのうち観てみるか。

さて、本作の感想。
要はエピソードZEROなんだろうが、これがイマイチ面白くない。
ストーリーが割と一直線だからだろうか?
これ原作ではきっとレクターの内面について色々書いていて、そこが面白いんだろうなと思うが
映画版ではその辺が解り辛いというか、伝わり辛いからイマイチなのかも。
ちょっと長く感じてしまった。

主演俳優は、中々怪しい雰囲気を醸し出していてなかなかだったが、
やっぱり気品まで感じさせるアンソニー・ホプキンスには敵わないね。
そう言えば、アンソニー・ホプキンスってもうレクター博士役は演じないって言ったんだっけ?
まあ、彼にとってももう充分かも知れないしね。

後、もう忘れててあってるかどうか不明なんだが、「ハンニバル」の時に
こいつが最後の妹の仇だ! とか言って誰か殺さなかったっけ?
良く覚えていないから今度確認してみよう。

そしてもう一つパート2。
レディ・ムラサキ役のコン・リー。
この人の顔が、昔の知り合いにそっくりだったので、集中できんかったな。
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PTU

2008年11月25日 22時20分34秒 | 刑事/警察

「PTU」
原題:PTU
2003年 香港 88分
■監督:
 杜
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スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

2008年11月22日 13時55分00秒 | アクション

「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
原題:Smokin' Aces
2006年 米 109分
■監督:
 ジョー・カーナハン
■出演:
 ベン・アフレック
 アンディ・ガルシア
 アリシア・キーズ

●あらすじ
ラスベガスで人気のマジシャン、エースは、ギャングたちと付き合っているうちに、自らもギャング稼業を始めてしまった。
結果失敗し、あげくの果てに逮捕されてしまったエースは、終身刑を免れるためにFBIとの司法取引に応じようとしていた。
エースの裏切り行為にご立腹のマフィア界の超大物・スパラッザは、100万ドルの賞金を出し謎の暗殺者を調達する。
だがその噂はすぐさま広がり、世界中のプロの殺し屋たちがエースを狙いはじめていた。
一方、エースからマフィアの情報を期待するFBIは、エースの身を守れるのだろうか!?

★感想など
予備知識ゼロで観た作品。ゆえに登場人物もストーリーも全然知らない。
最近はこういった鑑賞作品が増えた。
さてそんな状態で観た感想。
まず登場人物多すぎ! 覚えきれるか!
次々に色んなヤツが登場しては、名前が出てきても誰が誰やらなまま進んでいく。
そんな状態でも、珍奇な事をしでかしてくれる奴は記憶に残る。
殺し屋なはずなんだろうが、チェーンソー振り回すモヒカンな北斗ライクな奴とか
向いのビルから銃ぶっ放すレズっぽい黒人女や、
拷問が得意な殺し屋だが、お笑い芸人のロバートの一人に似たやつとかは面白かった。
だが、ストーリーの方は途中から勢いが失速していく。
ホテルに全員が集まってしまうと、やる事は決まっているので、そこからがイマイチだった。
あと、ラストのどんでん返しは蛇足な感じも受ける印象。
他に、主人公のエースのキャラクターにもうひとひねり欲しい感じ。
ストーリー的には、こいつがどんどんとマフィアになっていく話の方が面白いかも。
と言った感じで、全体的にはイマイチな作品。
だがハマル人は強烈にハマルのかも? って感じ。
そう言えば本作を観ていて感じたのが、なんか作り方がタランティーノぽい。
こいつが本作に関わってるのかと思ったけど、そうじゃないのかな?
だとしたらタランティーノ風な映画作りが流行ってるんですかね?
どっちみちそれを狙ったとしても、只の二番煎じにしか映らないのが力不足な所だ。
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