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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

前科者 縄張(しま)荒し

2012年06月30日 00時01分02秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「前科者 縄張(しま)荒し」
1969年 日本 91分
■監督:
 小沢茂弘
■出演:
 若山富三郎
 梅宮辰夫
 島田正吾
 宮園純子
 三島ゆり子
 香川秀人
 尾崎弥枝
 名和宏
 川谷拓三
 天津敏
 八名信夫

●あらすじ
若山富三郎の『前科者』シリーズ第3弾。
昭和初期の軍港・横須賀を舞台に、銘酒屋と呼ばれる売春飲み屋の縄張りをめぐって、
島中一家に戦いを挑む松吉の活躍を痛快に描く。
「爆弾の松」の異名をもつ岩木松吉が、十年の刑を終えて出所し、昔仲間の中井をたよって横須賀にやってきた。
だが、中井は殺され、組は解散。
中井のシマは島中組が仕切り、背後には赤心会という海軍の御用機関が仕切っていた。
中井は彼らの謀略のために殺されたのだった…。
(東映チャンネルより)

★感想など
前作と監督が同じで、またもや昭和初期が舞台の作品。
この監督、俺的にはイマイチあわない。
要はどうにも面白くないってこと。
本作は「横紙破りの前科者」よりかは面白かったが、それでも第一作には全然及んでない。
梅宮辰夫のキャラが、いまいち話から浮いているのと
若き日の川谷拓三が見ることが出来るのが救いかな。
それと若山組を抜けた八名信夫ですかね。
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横紙破りの前科者

2012年06月30日 00時00分39秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「横紙破りの前科者」
1968年 日本 91分
■監督:
 小沢茂弘
■出演:
 若山富三郎
 中村玉緒
 待田京介
 春川ますみ
 天津敏

●あらすじ
若山富三郎十八番、痛快な型破りアクション。前科者シリーズ第2弾。
石工の木口竜平がゾッコン惚れ込んだ遊女は小づる。
彼女をさせようとしたが、土地の博徒に阻まれた竜平は組員を殺害して刑務所送りとなる。
それから数年後、出所した竜平は獄中で知り合ったヤスと組み香奠荒らしをする極道ものになりさがりながらも
一途に小づるの行方を探し求め、二丁拳銃を持ち暴れまくる。
遊女・小づる役には中村玉緒が共演。
(東映チャンネルより)

★感想など
現代ものだった前作とは打って変わり、昭和初期が舞台の作品。
本作のヒロインは弟のかみさんである、中村玉緒。
二役を演じて頑張っております。
作品全体のトーンが前作とは違っていて、思っている程の盛り上がりには欠ける。
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前科者

2012年06月30日 00時00分05秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「前科者」
1968年 日本 90分
■監督:
 山下耕作
■出演:
 若山富三郎
 菅原文太
 待田京介
 宮園純子
 春川ますみ
 遠藤辰雄
 天津敏
 山本麟一
 小松方正
 嵐寛寿郎

●あらすじ
御存じ若山富三郎の型破り血まみれ渡世を描いたエネルギッシュな男性アクション篇。
“尻斬り常”と異名をとる杉田常次郎は舎弟の修を連れて地元、大阪から大東京へのしてゆく。
自分の力だけを信じ、ドス、ガン、ライフル、ダイナマイト、ダンプカーを使っての殴り込み大暴れ!
菅原文太、嵐寛寿郎の豪華キャストも共演。
(東映チャンネルより)

★感想など
いやあ、これは面白い作品だったねえ!
若山富三郎の破天荒なキャラクターが楽しくてねえ。
それだけで最後まで楽しく観ることが出来る。
菅原文太が若山富三郎の子分として登場しているが、ほとんど印象に残らない。
つまりそれだけ若山富三郎に完全に食われてしまっている。
この二人は私生活でも親分・子分だったらしいから、その縁で文太も出演できたんだろうか?
このシリーズは若山富三郎以外では、待田京介と春川ますみがいい味を出している。
そこも要注目。
それと本作では若山富三郎が長ドスを持って暴れるシーンとか、歩いているシーン等も含めて
勝新太郎にそっくりな瞬間が多い!
やっぱり兄弟なんだねえと感じるところだね。
とにかく本作はオススメの一品である。
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荒野の隠し井戸

2012年06月28日 02時36分11秒 | 西部劇

「荒野の隠し井戸」
原題:WATERHOLE#3
1967年 米 96分
■監督:
 ウィリアム・グレアム
■出演:
 ジェームズ・コバーン
 キャロル・オコナー
 ブルース・ダーン
 クロード・エイキンス
 マーガレット・ブライ
 ジョーン・ブロンデル

●あらすじ
流れ者コールが偶然入手した地図がきっかけで、保安官にその娘、悪党、米軍が入り乱れ
金塊をめぐるドタバタ劇が展開するウエスタン。
ヒッチコック作品で名高いロバート・バークスが撮影を担当、本作が遺作となった。
米軍の倉庫からフォガース軍曹率いる4人組の悪党によって金塊が盗まれる。
捕まるのを恐れた悪党らは金塊をメキシコ国境近くの泉に隠す。
一方、流れ者の賭博師コールは、ひょんなことから
悪党の一人からその金塊の隠し場所を記した地図を手に入れ、
地図の示す泉に向かおうとするが足がない。
コールは保安官から馬を盗み泉を目指す。
保安官、保安官の娘、悪党、そして米軍はコールを追跡する。
(ザ・シネマより)

★感想など
隠し井戸なんて登場しません。
本作は正統派ウエスタンではなくて、コメディ・タッチの正にドタバタ劇。
主演のジェームズ・コバーンが軽妙な主人公を演じており、自由きままな所が魅力的だ。
コンビを組む保安官も自分のことしか考えていないが嫌味がない不思議なキャラクターで
自分の娘を犯されたと言うのに、まるでそのことについておかまいなしなのが凄すぎる。
おまけに娘も自分の処女を奪ったジェームズ・コバーンに惚れて後を追いかけてくるなど、
こちらも一筋縄ではいかないキャラクター。
基本的に西部の女って強いのが多いよね。
銃撃シーンがほとんどないなあとか思っていたら、ラストは派手過ぎるくらいの銃撃戦だった。
まあとにかく肩の凝らない一作である。
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黒帯 KURO-OBI

2012年06月24日 23時13分48秒 | 功夫/空手/武侠片

「黒帯 KURO-OBI」
2006年 日本 95分
■監督:
 長崎俊一
■出演:
 八木明人
 中達也
 鈴木ゆうじ
 小宮孝泰
 西冬彦
 吉野公佳
 大和田伸也
 白竜
 夏木陽介

●あらすじ
本物の空手家を起用し、真の強さを求めて葛藤する男たちの生き様を描いた本格空手アクション映画。
監督は「誘惑者」の長崎俊一。
昭和初期。柴原英賢の下で空手の修行に励む3人の男たち、義龍、大観、長英。
師の教えに頑なに従い、決して自ら攻めることのない義龍。
一方、守りに徹するだけでは強くはなれないと、戦いの武器としての空手を磨いていく大観。
そんな2人を見守り続ける長英。
しかし、師・英賢は突然の病に倒れ、一子相伝の証である“黒帯”を継ぐ者を指名することなく、
“黒帯を手にする者は、時が来れば分かる”との言葉を残して息を引き取ってしまう。
そんな中、空手を軍力に利用しようと憲兵隊が3人に軍への合流を命じるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
空手シリーズ第三弾。
と言っても、本作が一番古い作品だ。
ここまで観てきて、ひとつ解ったことがある。それは
西冬彦は李小龍が好きだってことだ!
本作の出だしで、いきなり「ドラゴン怒りの鉄拳」が入ってきたので確信した!
とか思いきや
本作の監督は西冬彦じゃないじゃん!
まあどうでもいいけど。
本作は主役の義龍の態度にとにかく腹が立つ。
もうちょっとなんとかならんかったのかと思うくらい。
ラストの闘いも、すぐにぐだぐだになってしまって駄目。
新しい何かを生み出したとは思えるが、全体的にイマイチ。
でもまあこの後の「KG カラテガール」とかは随分こなれてきているから、これからの作品には期待出来るだろう。
そういった意味では、西冬彦監督の最新作である「トーナメント」はちょっと期待している。
でもまああらすじを聞くと、相変わらずずっと闘ってる映画なんだろうなとは思うが。
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