レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』最終話「小向家、解散!」

2024年09月06日 23時01分01秒 | ドラマ

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』最終話「小向家、解散!」
2024年 日本 24分
■監督:
 中川和博
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 市川由衣
 佐月絵美
 矢柴俊博
 浅香唯
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 田中要次
 マギー
 与座よしあき

●あらすじ
リゾート開発に伴う立ち退きで、賛否の意見が真っ二つに割れた小向家。
家の中では喧嘩が絶えず、居ても立っても居られなくなったリコ(与田祐希)は家の蔵へと逃げ出す。
そこで見つけたのは、祖父・仁(森下能幸)が残したとあるプラモデルだった…!
やっさん(田中要次)から、そのプラモデルは祖父が現世に想いを託した“遺プラ”だと聞いたリコは、
家族全員でプラモデルを作ろうと提案する。
果たして、プラモデル作りを通じてバラバラになった家族の心は一つに戻るのか…
小向家のひと夏の物語、ここに完結――
(テレビ東京より)

★感想など
いよいよ最終回。
家族みんなでデンドロビウムを作ろうと言い出したリコが、最初全く作ってなかったには笑った。
あれ家族の誰かが絶対「リコ作ってないじゃん」って突っ込むと思ったんだけどな。
デンドロビウムの大きさとか、完成の苦労とかは、先にLINKL PLANETが作っている方を見ちゃったから
割と「おおっつ」てならなかったのは、いささか勇み足だったか。
でも最後に今までドラマで作ってきたプラモが、全部並べるのは良かったね。
ああやって他のキットと比較すると、いかにデンドロビウムが大きいかが良く分かるね。
さてドラマとしてはシーズン1には到底及ばなかったけど、別に嫌な感じは無かったので、別に良かったかな。
今回の収穫はLINKL PLANETの石田悠佳が可愛いと言うことだね。
全く観る気がしなかったシーズン2を、観てみようかなと言う気になってるくらいだし。
何でもシーズン1で矢島模型店で働いていたLINKL PLANETの子が出てくるようだから、ちょっと興味が出てきたんだよね。
アオとのLINKL PLANET共演シーンは、実現しているのかな?
何かそう考えると、観たくなってきたな(笑)
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キラー・クラウン

2024年09月03日 22時00分40秒 | ホラー

「キラー・クラウン」
原題:KILLER KLOWNS FROM OUTER SPACE
1987年 アメリカ 87分
■監督:
 スティーヴン・キオド
■出演:
 グラント・クレイマー
 スザンヌ・シュナイダー
 ジョン・アレン・ネルソン
 ジョン・バーノン

●あらすじ
小さな爆食エイリアンが大暴れする『クリッター』シリーズを支えたSFX界の名物兄弟キオド・ブラザーズが、
『ロボコップ』の特撮チームを揃えて初の製作・脚本・監督に挑戦。
1950年代に量産されたB級SF映画を、キッチュな80年代テイストで愛情込めてパロディ化。
ポップコーン銃とクリームパイ爆弾を武器に、人間綿菓子をストローで吸い、
パンチ一発で首をもぎ取るクラウン軍団のクレイジーな“人類食べ放題計画”を、
奇想天外で愉快なカルトホラーに昇華させている。

アメリカの静かな田舎町で、夜空を裂いて流れ星が落ちた。
デートのついでに墜落現場の探索に出かけたマイク(G・クレイマー)とデビー(S・シュナイダー)は、
森の中で妖しい光を放つ巨大なサーカスのテントを発見する。
しかも、テントの内部にはピンクの綿菓子状の繭に包まれ、トロリと溶けた山小屋暮らしの老人が!
警察署に駆け込んだマイクは宇宙人の侵略を訴えるが、鼻で笑われるだけ。
その間にも殺人クラウン軍団は街に出現、人間をお菓子に変える恐るべき作戦を進めていた。
(Amazonより)

★感想など
なんだか楽しい作品だった。
1950年代に量産されたB級SF映画を、キッチュな80年代テイストで愛情込めてパロディ化
とあるが正にそんな感じで、脚本も含めて画面から80年代的明るさが滲み出ている作品。
ピエロ型宇宙人である殺人クラウン軍団にしても、知能が高いんだかアホなんだか分からないビミョーな設定が中々良い。
人びとたちも全然残酷には殺されないし。と言うか殺される描写あったかなあ。
それくらいグロ描写は避けている。
それに加えて、妙なカット割りでシーンが切り替わるので、この作品TVムービーなのかなあと感じる作りだった。
まあ全体的に明るく馬鹿馬鹿しく楽しくなれる、拾い物の一品。
テレ東で放送するのにピッタリな作りは、レレレ好きなら全く問題ないであろう。
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新・仁義なき戦い 謀殺

2024年09月02日 21時44分34秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「新・仁義なき戦い 謀殺」
2002年 日本 110分
■監督:
 橋本一
■出演:
 高橋克典
 渡辺謙
 南野陽子
 遠野凪子
 伊原剛志
 高知東生
 小林健
 山田純大
 坂口憲二
 誠直也
 志賀勝
 隆大介
 石橋蓮司
 夏木マリ
 小林稔侍

●あらすじ
西日本最大の暴力団・佐橋組の傘下、大阪・尾田組の幹部、頭脳派の矢萩と武闘派の藤巻は、
対照的な生き方ながら親友同士で兄弟分でもあった。
本家の佐橋は組の若返りの為二人のどちらかを尾田組組長に昇格させようと考えていた。
だが、現組長の尾田は今の地位に固執し、2人を牽制して3番手の幹部を次期組長に指名。
怒り心頭の藤巻は巨大利権を求めて名古屋に進出、地元の竜紋会と抗争を始める。
事態の悪化を懸念する矢萩は不本意ながら藤巻の暴走を抑えに掛かる。
これをきっかけに2人の関係に亀裂が生じる。
まさしく尾田の思惑通りの展開となっていくのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
まず本作が2000年に制作された「新・仁義なき戦い」と、話が繋がっているとは知らなかった。
「新・仁義なき戦い」はかなり前に観たので細かい事は全部忘れているが、対して面白くなかった事は覚えている。
なんか布袋寅泰が在日コリアン役と言うのがフィーチャーされていた気がするが、
ストーリーにあまり上手く絡んでいなかった気がするんだよな。
それでいて本編の組のゴタゴタに主演の豊川悦司が巻き込まれていたんだかいないんだかみたいな話じゃなかったかなあ。
確か豊川悦司の役が幹部とかじゃなくて、チンピラみたいな下っ端じゃなかったっけかなあ?
それもあって話がつまらなかった気がする。
だがしかし本作は前作の事を知らなくても別に気にしなくて良いらしく、実際それでも問題なかった。
ストーリーも割と悪くなかったが、出ていた役者陣の演技が良かったので、結構面白かったよ。
まずイケイケの兄貴分渡辺謙と、実直で裏切らない弟分の高橋克典の関係は
千葉真一がイケイケ兄貴分、松方弘樹が弟分だった「沖縄やくざ戦争(1976)」を思い出した。
「沖縄やくざ戦争」の千葉真一は、基本が大友勝利で、そこに当時のカラテアクションをミックスした最高の役だった。
そんな無茶苦茶な兄貴分に苦労しながらも一生懸命ついていく弟分の松方弘樹の真面目さも良かったなあ。
まるでその「沖縄やくざ戦争」がベースになっているかのような、本作の二人。
とくに弟分役の高橋克典は、今まで観てきた東映やくざの中で一番実直だったと言っても過言ではない漢だった。
そこにまるで金子信雄のような嫌らしい組長を演じる小林稔侍も加わり
さらに元祖「仁義なき戦い」のBGMを一部アレンジして使用するなど、
全体的に「新・仁義なき戦い」と名乗って良い出来栄えだった。
突然鉄砲玉として敵対する組事務所に乗り込み、大暴れしてすぐ射殺される役に坂口憲二が出てきたり
渡辺謙の舎弟として山田純大が出ているの嬉しかったなあ。
南野陽子も相変わらず変わらない可愛さと言うか美貌を持っていたし。
ラストシーンが何か「仁義なき戦い 第一部」へのオマージュかなと思ったのは、きっと気のせいではないと思っている。
そういった意味で、東映やくざ映画のファンであれば、割と面白く感じられると思うよ。
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