
「呪われた海の怪物」
原題:Creature from the Haunted Sea
1961年 アメリカ 74分
■監督:
ロジャー・コーマン
■出演:
アンソニー・カーボン
ベティー・ジョーン・モーランド
エドワード・ウェイン
●あらすじ
革命後のキューバ。
前政府の金塊を強奪、国外逃亡を図るトスタード将軍とその側近達。
これを手引きするマフィアのレンゾとその情婦マリーベル。
レンゾの手下を加えた一行は、カストロ新政権の追っ手を振り切り、脱出用の船でカリブ海へ。
しかしレンゾは、金塊の独り占めを画策していた。
伝説の海の怪物をでっちあげ、襲われたように見せかけながら、
将軍とその部下を次々に殺害していく計画であった。
だが、彼の思惑に反し、その海には本当に怪物が存在していた・・・。
(Amazonより)
★感想など
ロジャー・コーマンがプエルトリコで他の映画を撮影していた時に、
余った時間を使って、同じキャスト、スタッフで6日間で作ったと言われている作品。
それ以外だと有名なのが本作に登場する怪物で、何せ本作自体について突発的に思いついたため
怪物の造形に使う材料も現地調達したらしく、ボディはレインコートにモップを貼り付け、
目玉はテニスボールにピンポン玉を貼り付けたため、完全にポンキッキのムックと言われていて有名である。
だが出来栄えはかなりダメダメで、いつものロジャー・コーマンらしさが感じられないのが残念。
こんな短い上映時間なのに、かなり長く感じてしまいました。